東京都町田市のローカル情報

東京都町田市「町田リス園」は癒やしのスペース

東京都町田市にある町田リス園は、小さな動物園です。1988年に当時の市長が、どこにもないオリジナルの動物園を作りたいとの願いのもとオープンしました。リスの飼育が主体ですが、このほかにもウサギやモルモット、様々な種類のカメ、カエル、鳥などの生き物がいます。園内には2500平方メートルのスペースが設けられており、その中には200匹ものタイワンリスが飼育されています。走ったり、エサを食べたりなど、リスの様子を身近で見ることができます。また、土日や祝日には、ウサギやモルモットに触れられる「ふれあい広場」も開催されています。販売コーナーではリスのぬいぐるみやキーホルダーなど、町田リス園のオリジナルグッズも販売されていて、人気を集めています。海外からの来園者も多く、外国人の間では「癒しの動物園」として話題になっています。また、この動物園は障がいを持つ人たちの働きの場としても活用されていて、園内の清掃作業やチケット売り、エサの用意など、さまざまな仕事で活躍しています。小さな動物に囲まれてホッとできる町田リス園に、ぜひ一度足を運んでみてください。

版画を専門とする東京都町田市の町田市立国際版画美術館

美術館は日本全国にたくさんありますが、東京都町田市には美術品の中でも版画という分野に特化した町田市立国際版画美術館です。版画に特化した美術館は日本国内でも数が少なく、貴重な美術館として人気があります。館内に展示されている版画は、ヨーロッパ中世ぐらいのものから現代まで幅広く、その数は27,000作品以上となっています。さらに町田市立国際版画美術館には、展示室に加えてアトリエや版画工房なども整備されているのが特徴です。版画が好きな人にとっては、ぜひ時間を作って足をのばしたい観光スポットとなっているこの美術館には、ミュージアムショップや喫茶室も内設されています。美術作品を楽しんだ後には、お土産として気に入った版画をモチーフにしたアイテムを購入したり、ゆっくりとお茶を飲みながらリラックスタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。この美術館への交通アクセスは、小田急線の小田原線町田駅から徒歩15分のロケーションにあります。駅からバスなどは出ていないので、お天気が良い日にのんびり歩きながら足を運んでみてください。

新東京百景の一つ、東京都町田市の薬師池公園

東京都町田市にある薬師池公園は、公園の中央に薬師池を持つ自然あふれる公園で、町田市立の都市公園に指定されています。日本の歴史公園100選や、新東京百景などにも選ばれるほど美しい景観が魅力で、地域の人々にとっては憩いの場所になっていますし、年間を通して多くの観光客が足を運ぶスポットとしても人気があります。薬師池公園の特徴は、園内は坂が多いという点です。ここは多摩丘陵に位置しているため、園の中は全体的に坂が多くなっています。北側は比較的緩やかな坂が多いものの、その他は斜面が急なので、足を運ぶ際には歩きやすい靴で来園するのが良いでしょう。園内には、アジサイ園や蓮田、梅林など植物を楽しめるスポットが充実していて、季節ごとに異なる景観を楽しめます。さらに、フォトサロンもあり、季節ごとに異なる雰囲気の写真撮影もできます。お茶屋さんや売店も完備されているので、歩き疲れたら足を休めて一息つくことも可能です。

東京都町田市は牛乳がおいしい

東京都町田市というと、閑静な住宅街が広がる街というイメージがありますが、ここは明治時代から牛乳の生産を行っていた場所でもあります。当時は、横浜で生活する外国人のための牛乳を作っていた場所でしたが、戦後には東京都内へ広く牛乳を供給する場所としても機能していました。現在でもその名残は残っていて、東京都で作られる美味しい牛乳として知られている「東京牛乳」の原乳の生産を行っています。東京都町田市では、そんな美味しい東京牛乳を楽しむことができます。市内には、東京みるく工房ピュアというショップがあり、ここではとれたての美味しい牛乳を楽しむことが出来たり、その牛乳を使って作られたイタリアンジェラートの販売も行っています。東京都町田市に足を運んだ際には、ぜひ立ち寄って美味しい牛乳を堪能してはいかがでしょうか。ちなみにこの工房は、JR横浜線の町田駅からバスが出ているので、バスを使って足を運ぶのが便利です。駐車場もあるので、マイカーで来店することもできます。

リス園で知られる東京都町田市

東京都町田市の薬師池公園の近くには、町田リス園があります。園内ではたくさんのリスが飼われており、放し飼いの広場もあります。エサを購入し直接エサをあげることもできる、体験型の観光スポットです。ショップでは、リスをモチーフにしたかわいいグッズが販売されているので、おみやげも手に入ります。緑が多くゆっくり散策できる場所で、子供からお年寄りまで幅広い層が楽しめます。町田ぼたん園は数多くのぼたんとシャクヤクが植えられており、関東最大級の規模を誇ります。見頃の季節である4～5月は多くの観光客が訪れ賑わうスポットです。薬師池のすぐ近くののんびりとした雰囲気の園内は、静かな時間を過ごすのに最適な場所です。町田市の芹が谷公園の敷地内には国際版画美術館があり、江戸時代から大正時代にかけての美人画から花鳥、役者絵など色々な版画を目にすることができます。芹が谷公園は非常に敷地の広い公園で、噴水などもあることから子供と遊んで過ごすのにもおすすめのスポットです。

リスと触れ合うことができる「町田リス園」

東京都町田市には「町田リス園」があります。元は障がいのある子供たちに働く場所を与えたい、ということから始まり、1988年に開園しました。現在では約20名ほどの障がい者の方が勤務しています。タイワンリスが200匹も放し飼いされた広場では、実際にタイワンリスと触れ合うことができます。ヒマワリの種が100円で販売されているので、それを購入すればエサやり体験もできます。ただし遅い時間に行くと「リスお腹いっぱいです」の看板がたてられ、あまりエサを食べてくれないこともあるので注意してください。反対に朝早めの時間に行くと、リスもお腹が空いているようなのでたくさんのリスが群がってくることが多いです。リスの他にも、ゾウガメやプレーリードッグもいて、あまり広くない園内ながら十分に楽しめます。入園料も大人で400円と高くなく、子供から大人まで気軽に楽しめる場所と言えるでしょう。毎週火曜日が休園となっています。動物たちの体調を考慮して連休中でも休園となる日があるので、事前に開園しているか問い合わせてから行くといいでしょう。

可愛らしいリスたちと触れ合える東京都町田市の町田リス園

東京都町田市にある「町田リス園」は、リスを中心とした小動物の飼育を行う小規模動物園です。伊豆大島の「りす村」の協力のもと、約400匹のリスを譲り受け、1988年(昭和63年)に授産施設としてスタートしました。町田リス園の見どころは、外周約200メートルの「放し飼い広場」です。この広場には、タイワンリスが200匹ほど放し飼いになっており、来園者が直接リスと触れ合えるようになっています。1袋100円のひまわりの種で餌やりもOKです。リスたちの元気に走り回る姿や餌を食べる可愛らしい仕草など、子どもから大人まで夢中になって楽しめます。なお、可愛らしい姿のリスですが、爪はけっこう鋭く、かなり活発に動き回るため、触れ合う際は長袖長ズボン着用がおすすめです。町田リス園には、リス以外にもリクガメ、ウサギ、モルモットなどの小動物も暮らしています。彼らもとてもおとなしい動物で、ウサギやモルモットなら抱っこもOKです。ほかにも、インコやプレーリードッグ、ウーパールーパーなどの動物がいます。

東京都町田市の「薬師池公園」は江戸時代の生活が感じられる公園

東京都町田市にある「薬師池公園」は、東京都指定名勝、新東京百景、日本の歴史公園100選に指定・選定された公園です。中心に池を設け、四季を彩る花や新緑、紅葉などが美しい風景をつくりだしています。また薬師池公園には自然だけでなく、江戸時代の古民家が2棟移築されており、それらを通して当時の生活を感じることができます。池のほとりには茶屋があり、抹茶や甘酒を飲むことができます。フォトサロン北側にある「自由民権の像」という市制施行40周年記念で建てられたモニュメントも見どころです。薬師池はもともと水田用水池として開拓された歴史があります。天正18年まで拓かれた後、宝永5年に泥砂で埋まってしまいますが、労働者によって3年かけて泥砂が取り除かれます。ところが、文化14年に再度泥砂で埋まります。そこで溜池を掘り直して広大な池にしたものが現在の薬師池です。薬師池公園の開園時間は年中無休の6:00～18:00です(6月～8月は6:00～19:00)。

東京都町田市に残る古墳群

東京都町田市の東部には6世紀から7世紀の古墳時代後期に作られたと思われる横穴古墳が多く見つかっています。中でも「下三輪横穴古墳群」は4個並んだ横穴の左から、第一号及び第三号の内部の壁面に彫刻のある貴重な市の文化財です。近辺には昔ながらの谷戸も残っていて、鑑賞する楽しみがありますが、周囲の田畑、樹林は民有地になっていますので、立ち入り禁止です。少々わかりづらい場所にありますが、案内板の通りに行けばたどり着きます。第一号横穴は羽子板状で、玄室に通ずる道と玄室の区別はありません。左の側壁の一部は東日本大震災の時に剥離しました。第三号横穴には、4方向に傾斜する屋根面をもつ建物を模したと思われる彫刻があり、死者は天界、あるいは地獄へ行くという現代の死生観とは異なり、死者は死後もなお現世にあるという当時の人々の未来観によるものではないかと考えられています。当時の思想や生活を知るにはいい場所です。ハイキングがてら足をのばしてみるのもいいかもしれません。アクセスは鶴川駅の4番乗り場から、鶴川女子短期大学行きバスに乗り妙福寺前で下車後、徒歩12分です。

自然と歴史が楽しめる東京都町田市の薬師池公園

町田リス園の向かい側にある東京都町田市の公園が「薬師池公園」です。「日本の歴史公園100選」、「東京都指定名勝」、「新東京百景」に選ばれる町田市を代表する自然公園で、桜、梅、椿、花菖蒲、ハスなど四季折々の花々が楽しめます。なお、自然も素晴らしいですが、薬師池公園内にある江戸時代に建てられた古民家も見どころです。17世紀後半に建てられた「旧永井家住宅」は国の指定重要文化財であり、もともと町田市小野路町にあったものを1975年(昭和50年)に園内に移築復元したものです。多摩丘陵地にあった典型的な農村家屋で、多摩地方の歴史が感じられます。また、江戸時代末期に建てられた「旧荻野家住宅」も見ものです。こちらは町田市三輪町にあったものを園内に移築復元しました。東京都の有形文化財に指定されています。医院兼住居として使われていた建物で、基本は農村家屋ですが、間取りなどに町家の特徴があり、当時の医家の様子がわかる貴重な例として大切にされています。

東京都町田市の「町田市立国際版画美術館」で版画を楽しもう

東京都町田市にある「町田市立国際版画美術館」は、展示された国内・海外の版画作品が見られる美術館です。常設展示されているものもあれば、企画展示されるものもあるため、様々な魅力ある美術作品を楽しむことができます。展覧会のスケジュールは公式サイトで確認できます。スケジュールは年度単位で掲載されているため、余裕を持って観光の計画を立てることができます。また町田市立国際版画美術館では版画を体験できるイベントも行っています。専門スタッフが実技指導を行い、体験者は気軽に版画制作を行うことが可能です。版画体験以外にも様々なイベントが開催されているので、そちらも要チェックです。展覧会と同様、公式サイトでスケジュールを確認できます。また版画の専門的調査研究、情報提供、美術製作・研究・発表を目的とした施設・設備提供、刊行物出版など、学術的な活動も行われています。これらは一般向けではありませんが、学生や専門家には役立つはずです。

東京都町田市の昭和の名残を残す商店街

最近では大型ショッピングモールが増えてきていますが、東京都町田市には今も昭和レトロな雰囲気を味わえる商店街がります。西のアメ横と称される「町田仲見世商店街」です。戦後の闇市から発展して、少なくとも60年以上続いているここは、狭い通路の左右にこじんまりしたお店が立ち並んでいます。町田駅はすっかりきれいになりましたが、駅前のここは昔のままです。アーケード街になっていて、濡れずに歩くことが出来るのはありがたいでしょう。30年前から若いデザイナーさんがお洒落な服を販売していたり、占いの館があったり、靴の修繕屋さんがあったりします。それでも古いだけではなく、新しいお店もあってカフェやクレープ屋さんもあります。飲食店も結構おいしいお店がたくさんあり、昼時などはあちこちで行列が出来ます。昔に比べるとだいぶ新しい店が増えましたが、その新しさと古さの融合が、どこか東南アジアあたりの商店街を思い起こさせます。昔の「町田仲見世商店街」をご存知の方は「変わってしまった」と少し寂しく思われるかもしれませんが、かわいい雑貨屋のそばに新鮮な魚を買える魚屋があったりと、歩くだけでも楽しい商店街です。

市内最古の仏像が安置される東京都町田市の福王寺薬師堂

東京都町田市にある薬師池公園内の北西に位置する、緑に囲まれた小さなお寺が福王寺薬師堂です。通称「野津田薬師堂」と呼ばれるこのお寺は、天平年間に聖武天皇の勅書により行基菩薩によって創建されたと伝えられています。現在の建物は1883年(明治16年)に再建されたものです。寺伝によると、福王寺薬師堂はもともと高野山真言宗華厳院の建物だったと言われています。室町時代に一度荒廃してしまいましたが、1576年(元亀4年)に興満によって再興され、その際に福王寺薬師堂と改称したそうです。福王寺薬師堂には、千年以上前に行基菩薩によって彫られたと伝えられる木造の薬師如来坐像があります。町田市内で最も古い仏像です。ケヤキの一木造りの素朴な姿に遠い歴史を感じさせます。なお、多摩地域の古代史に関連する貴重な遺物ということで、町田市指定の有形文化財です。ほかにも、鎌倉時代に作られたと伝えられる日天子像、室町時代作と伝えられる月天子像など貴重な文化財があります。

東京都町田市の「町田天満宮」には菅原道真公が祭られている

東京都町田市にある「町田天満宮」は、菅原道真公が祭られている神社です。菅原道真公が神として崇められるようになったのは、藤原一族に病死者・発狂者が出たり、雷が襲ったりしたのがきっかけです。これらの出来事は生前冤罪で左遷させられた道真公の祟りだと考えられ、その怨念を鎮めるために祭られるようになりました。雷を起こすなど、自然現象を司る神は農民にとっては重要な存在です。そのため、道真公は農耕の神としても崇められるようになります。また生前、冤罪に遭ったことから冤罪を救う神、生前学問や書道に秀でていたことから学問と書道の神としても崇められています。町田天満宮のお祓いの受付時間は10:00～16:00です。毎日予約不要で受け付けていますが、神社の行事によっては受付時間が変わることもあります。初穂料・祈願料は御祝い用のし袋に包み、5,000円以上を納めます。このようにお祓いや参拝のルールが細かく決まっているので、行く前に公式サイトで確認しておくといいでしょう。

団地のはずれにある東京都町田市の弥生遺跡

東京都町田市には、きれいな住宅地のそばに突如として縄文・弥生時代の遺跡公園があります。高台の、市立博物館の隣にある「本町田遺跡公園」です。1967年から1968年に発掘調査が行われ、縄文前期と思われる住居の跡が4軒と、弥生中期と思われる住居の跡が７軒発見されました。その一部は保存し、状態を保たれており、現在は縄文・弥生時代の各住居が１軒復元され、竪穴式住居の内部を見学することもできます。おそらく想像より大きな住居に驚くでしょう。きれいな住宅地のそばにあるこの竪穴式住居遺跡を見ていると、今も昔も人が住みやすいと感じる場所は同じなのだと実感できるのではないでしょうか。小さな公園ですが、芝生がきれいで散歩するだけでも気持ちのいい場所です。隣にある博物館には展示もされていますし、駐車場やトイレがあるのもポイントが高いでしょう。見学は無料で火曜から日曜の9時から16時半までです。ただ、復元住居の修繕工事の為、住居内を見学できない期間があるので、注意が必要です。