大阪府堺市北区のローカル情報

大阪府堺市北区「大泉緑地」

大阪府堺市北区にある大泉緑地は、四季の花々を楽しんだり、自然の香りを感じながらのバーベキューを楽しんだりできるレジャー施設です。バーベキューは素材を持ち込んでおこなうのはもちろん、手ぶらでも楽しめるコースも人気です。施設内には4つのテーマからなる洋風の庭園を楽しめる「ふれあいの庭」、日本の庭園風景を楽しめる「かきつばた園」、BMX競技専用のモトクロスコースを配備した「サイクルどろんこ広場」、約600本のソメイヨシノが植えられ、春には見事な花を咲かせる「桜広場」、広大な芝生の広場でリラックスできる「大芝生広場」、カラフルな遊具が揃った「児童遊戯場」があります。児童遊技場にはいくつかの種類があり、お城や海をテーマに作られたものもあります。自然のなかで楽しむ空間を提供している施設ではあるものの、周りの目を気にせずお世話ができる赤ちゃんルームを設けているなど、時代に沿った過ごしやすいレジャー施設として地元の人に愛されているのも特徴です。

大阪府堺市北区と言えば、百舌鳥八幡宮がおすすめ！

大阪府堺市北区でおすすめしたい観光スポットは「百舌鳥八幡宮」です。広い境内と大阪府の天然記念物に指定されている大きなクスノキは全国から見に来る人がいるほどです。基本的に、普段は静かな神社ですが9月の豊作祈願祭、月見祭の時には多くの人でにぎわっています。その時期以外であれば、比較的静かな雰囲気の中で参拝することができるのではないでしょうか。大きな神社ではなくても、地元民、観光客からが大きく注目されている神社です。アクセスも、百舌鳥駅から徒歩で行ける範囲にあるので、土地勘のない人でも迷うことはなさそうです。百舌鳥八幡宮の名物と言えば、やはり狛犬ではないでしょうか。他の神社などで見る狛犬はどちらかといえば細身のものが多いのですが、百舌鳥八幡宮の狛犬はずんぐりとした体型でシーサーに似ていると言われています。百舌鳥八幡宮を訪れる人の中には、この狛犬目当てでやってくる人も少なくありません。ずんぐりとした体型が、狛犬の雄々しさだけではなく可愛らしさも見せてくれるからでしょう。

大阪府堺市北区でおすすめされているスポット・大泉緑地！

大阪府堺市北区には、子供向けの遊具などが多くある「大泉緑地」がオススメの観光スポットです。200種類、32万本の花木はどの季節に訪れても自然を感じさせてくれます。ちなみに、大泉緑地で有名な遊具として大きな滑り台があります。大人が何人も並んで一緒に滑れるほどの大きさなので、子供連れであれば楽しめるのではないでしょうか。敷地が広いので、ピクニックなどをしている人たちも見かけることが多々あります。お弁当を用意して、大泉緑地で食べるというのもいいかもしれません。公園で困ることナンバーワンである「トイレ」についても、要所要所にあるので訪れる人が「トイレで困った」ということもありません。自然だけではなく、動物もいるので、子供には特に人気が高いです。その中でも、羊の人気が高く、子供だけではなく大人にも高い評価がつけられています。ちょっとした動物園、植物園感覚で訪れられるのでぜひ観光の候補のひとつにいれてみてはいかがでしょうか。

大阪府堺市北区で歴史を感じさせる場所・百舌鳥古墳群！

大阪府堺市北区で定番観光スポットと言えるのが「百舌鳥古墳群」です。日本を代表する古墳群のひとつであり、現在は44基が残っていますが、かつては100基以上ありました。それぞれの古墳に説明の看板があるので、それらをじっくりと見て歴史を感じるのもいいでしょう。アクセスは百舌鳥駅から徒歩5分の場所にあるので、比較的良い場所と言えるでしょう。大仙公園、堺市博物館などもあるので、百舌鳥古墳群だけではなく、他の場所を目当てにやってきた人たちも一緒に観光して帰ることが多いです。自然が豊富な場所でもあるので、人混みに疲れた人たちの休憩場所としても知られています。大人数が暮らしている大阪府とは思えない、自然の豊富さ、ゆったりとした環境を楽しんでみましょう。百舌鳥古墳群で過ごすのもいいですが、市役所の展望台から百舌鳥古墳群を見下ろすのも違った景色が見えるのでおすすめです。観光スポットに悩んだ時は、ぜひ歴史を感じさせる百舌鳥古墳群を候補に入れて見てください。

月見祭で有名な大阪府堺市北区の百舌鳥八幡宮

大阪府堺市北区にある、約1万坪もの広さの境内を持つ神社が百舌鳥八幡宮（もずはちまんぐう）です。大阪府の天然記念物に指定される樹齢800年のクスノキの大木と、中秋の名月の前後に開催される月見祭で知られています。百舌鳥八幡宮の創祀は、欽明天皇（532～571年）のころと伝えられています。この地で神功皇后が、万代までの天下泰平のご誓願を立てられたのが由来です。そのことから、この地は「万代（もず）」という名前で呼ばれるようになりました。平安時代には48の僧坊と360人の社家を擁する大寺院になりました。のちに大阪夏の陣や災害により荒廃してしまいますが、江戸時代にも大阪城代の交代の際はこの神社に参拝していたと伝えられています。ふだんは人気も少なく静かな百舌鳥八幡宮ですが、毎年、中秋の名月のころに行われる月見祭の際には、堺市内外から多数の人が集まります。「ふとん太鼓」という独特の形状をした山車が繰り出し、「べーラべーラベラショッショイ」というかけ声が響き渡る祭りです。2日間で10万人もの見物客が訪れます。

遊具で遊んだりバーベキューを楽しむこともできる大泉緑地

大阪府堺市北区には、大泉緑地があります。およそ200種類32万本もの樹木が植えられた、大きな森林公園です。園内には子供が遊べる遊具がたくさんある広場があり、小さなお子さん連れのファミリー層にも人気があります。また、バーベキュー可能なエリアが多いという点でも有名です。事前に予約をして食材を用意してもらえるプランもありますし、席だけ予約して食材はもちこむこともできます。予約をしなくても自由にバーベキューができるエリアがあるのも人気です。バーベキューに関しては利用可能エリアや時間などの規定があるので、事前に調べてから行くといいでしょう。園内では定期的にイベントを開催しています。ヨガイベントや工作体験など、中には無料で参加できるものがあるので、興味がある方はHPなどをチェックして申し込んでみるといいでしょう。大泉緑地は2018年の台風21号の影響で、倒木などの被害がありました。そのため、園内では処理が完了しておらず、立ち入り禁止となっている危険個所があります。危険な場所へは立ち入らないようにしてください。

広大な森林公園の大泉緑地

大阪府堺市北区にある大泉緑地は、広大な敷地の緑地公園です。面積が97haという広さで、約200種32万本というかなりの数の樹木が植えてあります。桜の木も1,500本もあるため、花見の季節には多くの人でにぎわっています。大泉緑地は森林だけでなく、多くの施設があります。まず公園と言えば子供の遊具が浮かびますが、大泉緑地には「わんぱくランド」という大型の遊具を備えたエリアがあります。ジャングルジムやすべり台などたくさんの遊具があり、子供に大人気です。そのほかにも、木製遊具の「冒険ランド」や、海がテーマの「海遊ランド」などいろいろな種類があるため子供たちも飽きずに遊ぶことができます。またBMX競技専用モトクロスコースの「サイクルどろんこ広場」は本格的なBMXコースとなっており、しばしばBMXの大会が開かれるほどです。そのほかにも野球場、スケート広場やテニスコート、グラウンドなどのスポーツ施設や、野外炉（バーベキュー場）などさまざまなエリアがありますので、一日中楽しめる公園となっています。

日本一美しいと言われる大阪府堺市北区の土師ニサンザイ古墳

大阪府堺市北区にある「日本一美しい前方後円墳」と言われるのが、土師ニサンザイ古墳（ミサンザイ古墳）です。百舌鳥八幡宮の南側にあり、百舌鳥古墳群の南東端に位置しています。「ニサンザイ」や「ミサンザイ」という名前は、「ミササギ（陵）」が訛ったものと考えられており、今も宮内庁によって第18代反正天皇の陵墓参考地として管理されています。ニサンザイ古墳は5世紀後半ごろに築造されたと考えられます。全長300メートルの墳丘で、後円墳の径170メートル、前方部の幅224メートル、高さ24.6メートルという巨大な前方後円墳です。百舌鳥古墳群では3番目、日本では7番目の大きさになります。左右対称の均整が取れた見事な形で、墳形にもほとんど崩れがないことから、「日本一美しい前方後円墳」として有名です。ニサンザイ古墳の周囲は護岸工事がされており、土手の上を歩きながら巨大古墳を間近で見ることができます。堺市には多くの古墳が残っていますが、そのなかでも人気の観光スポットです。

スタッフ猫はみんな元捨て猫「保護猫とカフェ ニャンとぴあ」

大阪府堺市北区に「保護ねことカフェ ニャンとぴあ」という猫カフェがあります。カフェの名前にも入っていますが、こちらのスタッフ猫はみんな元は捨て猫でした。人間のスタッフも、保護猫活動をしているボランティアです。スタッフ猫はみんなとても人懐っこくて、多くのお客さんを癒しています。営業は原則毎日しており、1ドリンク付きで1時間500円からと猫カフェの中でもかなりリーズナブルな価格設定です。猫好きな方には、とても人気があるお店となっています。不定期ですが猫の譲渡会なども行っているので、保護猫に興味がある方は参加してみるといいでしょう。他にも獣医師による猫セミナーや猫を上手に撮るための撮影講座も開催されています。自分も保護猫活動の役に立てるかも、何か役に立てることはないか、情報収集がしたいなどでも来店してみると良い出会いがあるかもしれません。ただし、お店自体では猫の保護や引き取りなどはしていないので、保護・引き取り目的では利用しないようにしてください。

布団太鼓で有名な百舌鳥八幡宮

「百舌鳥八幡宮」は大阪府堺市北区にある神社です。その歴史は古く、なんと欽明天皇の時代である532～571年頃に創建され、神功皇后を祀ったと伝えられています。百舌鳥八幡宮の境内には樹齢800年の大楠があり、大阪府の天然記念物に指定されています。幹囲りは5.2mにもなり、樹高は25mと大型で、境内の中でもひと際大きな存在感を放っています。境内は開けていて比較的明るく、参拝すると清々しい気持ちになると評判が高く、社殿は府内屈指の大きさを誇ります。また百舌鳥八幡宮の秋祭りは有名で、歴史は300年以上もあります。稲の豊作の祈りと満月を祝うお祭りで、氏子9町大小の「ふとん太鼓」が有名です。太鼓を収めた台座上に5段の座布団に似たものが積み重ねられていることからふとん太鼓と呼ばれています。太鼓が収められている台座や座布団部には華麗な装飾が施されており、その高さは約4メートル、重さは3トンにもなるため迫力満点となっています。

大阪府堺市北区にある自然がいっぱいの大泉緑地

大阪府堺市北区にある大阪四大緑地の1つが大泉緑地です。1941年（昭和16年）の防空緑地計画に由来する緑地の1つで、敗戦による中断などがありながら、1972年（昭和47年）にオープンしました。大泉緑地は、未開設の敷地も合わせると、全部で123ヘクタールという広大な敷地を持ちます。甲子園球場の23倍もの広さですから、徒歩だと1周するだけで1時間ぐらいかかってしまうほどです。この広大な公園に年間250万人もの人が訪れます。約200種類、合計32万本もの植物が植えられており、大芝生広場、大花壇、名前の由来である大泉池などがある自然と親しめるスポットです。大阪みどりの百選にも選ばれており、1万株ものカキツバタを集めた「かきつばた園」はよく知られています。園内には大型の遊具公園が3か所もあり、休日には子どもたちが遊ぶ声があちこちで聞かれます。また、有料エリア1か所と無料エリア3か所の計4か所のバーベキュー場があり、こちらも休日には多くの人で賑わいます。

世界遺産に登録された百舌鳥古墳群

大阪府堺市北区には、百舌鳥古墳群があります。百舌鳥古墳群は、世界遺産の古墳群です。以前は100基以上の古墳があったとされていますが、第二次世界大戦に宅地開発が急激に進んだことで、半分以上が壊されてしまいました。現在では44基の古墳が残されていて、このうち19基が国の史跡指定となっています。主な古墳としては、仁徳天皇陵古墳と履中天皇陵古墳があり、これらは日本最大の前方後円墳です。特に仁徳天皇陵古墳は、世界3代墳墓の1つとなっています。1つずつ古墳の周りを歩いてみるのもいいですが、市役所の展望台から見るのも楽しめます。高い場所から見ると、大きな古墳を上から見下ろすことができるので違う見方ができるでしょう。堺市では百舌鳥古墳群を含む観光スポットを巡る、バスツアーも開催しています。歴史に詳しくない方や、土地勘がない方でも楽しめるので、こちらに参加してより古墳の知識を深めたり観光スポットを楽しんでみたりするのもいいでしょう。

1000年以上の歴史がある金岡神社

「金岡神社」は、大阪府堺市北区にある神社です。歴史は古く、仁和年間（885～889年）頃に五穀豊穣や庶民の安全を祈願するために住吉大神をお祀りして創建されたといわれています。金岡神社という名前になったのは986年頃に一条天皇の御代勅命によるものとされています。金岡神社はお祭りが年に2回あります。5月3日の画神祭、10月10日の大祭です。金岡神社の入り口には赤く目立つ鳥居があり、鳥居の両横には狛犬があります。狛犬は寛政5年（1793年）に建立された歴史ある狛犬です。狛犬は他にも拝殿前や透かし塀内にもあります。境内にある本殿は右御殿、中御殿、左御殿の本殿三社殿となっており、御祭神は住吉大神の他に天照大神や素盞鳴命、菅原道真公などをお祀りしています。ご神木は楠で、境内に楠の大木があります。樹齢は900年と推定され、堺市指定保存樹木に指定されています。また同じく境内には白龍大神もあり、入り口には石の鳥居があります。

西日本の奇祭・大阪府堺市北区百舌鳥八幡宮のふとん太鼓

大阪府堺市北区にある百舌鳥（もず）八幡宮は、神功（じんぐう）皇后を祀る神社です。神功皇后は69年間という長い期間、摂政を務めた女帝だと言われています。神話の時代の伝説上の人物です。1月1～3日には、厄除け開運祈願祭が行われ、天下泰平五穀豊穣を祈願して弓を射る奉納礼射式、珠算のはじき初め、家内安全などを祈願するお焚き上げが行われます。また、秋に開催される月見祭が有名です。月見祭の最大の名物は300年の歴史を持つ「ふとん太鼓」です。一般的に、お祭りといえばお神輿や山車（だし）を担ぎますが、お神輿のかわりに重ねた座布団を担ぐのがふとん太鼓です。「なんだ座布団か」と思うかもしれませんが、この座布団、ただの座布団ではありません。朱色の座布団を5枚重ねたふとん太鼓は、なんと重さ約3ｔ、高さ約4ｍ。約70人が一緒に担ぎます。百舌鳥八幡宮の本殿へと続く急な階段を上り下りする様は、だんじり祭りにも負けない勇壮さがあります。一度は見に行きたい日本の奇祭です。

学生たちが守り抜いた大阪府堺市北区「いたすけ古墳」

堺市は歴史のある街です。日本史を語るうえで重要な「百舌鳥古墳群」は堺市内の東西、南北4kmにわたって広範囲に広がっています。大阪府堺市北区には、44基残っている古墳のうち8番目に大きな前方後円墳「いたすけ古墳」があります。百舌鳥古墳群のほぼ中央に位置するいたすけ古墳からは、円筒はにわ、形象はにわなどが見つかっています。珍しいことにいたすけ古墳には、半分朽ちたコンクリートの橋がかかっています。なぜ、半分壊れた橋が古墳にかかっているのかというと、橋は昭和30年代に古墳を壊して宅地にする計画があり、古墳を崩して土砂を運ぶために橋がかけられたという経緯があったのです。現在では考えられないことですが、高度成長期時代、国内の貴重な古墳や遺跡を取り壊して住宅地などを造成するのは決して珍しいことではありませんでした、ところが、同志社大学の教授や生徒が中心になって古墳の保存活動を推進したおかげで、いたすけ古墳はすんでのところで破壊を免れました。いたすけ古墳に足を運べば、文化と歴史を大切にしようと働きかけた若者たちがいたことに思いをはせることができるでしょう。