大阪府大阪市住吉区のローカル情報

大阪府大阪市住吉区の路面電車「阪堺電車」で大阪下町を旅する

現在でも府民たちに利用されている路面電車、別名「チンチン電車（チン電）」は、大阪府大阪市住吉区に車庫を置く、住吉名物の1つです。正式名称を「阪堺電車」といい、その名の通り、大阪市の恵美須町と堺市の浜寺駅までを結ぶ「阪堺線」の他に、天王寺駅前から住吉までを結ぶ「上町線」も存在します。車庫があるのは住吉区の我孫子道駅で、周辺は路面電車と同様、下町風情の残るレトロな雰囲気です。阪堺電車の車体には、様々な広告を搭載したラッピング車両が多く、眺めているだけでも飽きません。加えて、2013年からは新型の「堺トラム」の名で親しまれる低床車両が走るようになり、大阪の下町を新型車両が走る、ユーモラスな姿を見ることもできます。しかし、やはりおすすめなのは、実際に乗ってみることでしょう。時速約30㎞と自転車とほとんど変わらないのんびりとしたスピードで、大阪の町を進んでいきます。沿線には安倍晴明神社や住吉大社、さかい利晶の杜などの観光スポットが点在しており、車窓から眺めるも良し、全線一日フリー乗車券を使ってスポットごとに下車してみるのも良しです。特に鉄道好きにはたまらないひとときとなることでしょう。

大阪府大阪市住吉区と言えば、住吉大社がおすすめ！

大阪府大阪市住吉区で、定番と言える観光スポットは住吉大社です。「すみよっさん」という愛称で親しまれている住吉大社は、正月三が日の参拝者数は毎年200万人を超えると言われているほどです。大阪市民にとって、住吉大社は欠かせない場所であり、観光客の観光定番コースにもなっています。時期によっては、レンゲ畑開放、卯の花苑なども楽しめるため、自然が豊富な場所としても知られています。4つの本殿も見ごたえがあり、大きな神社だからこそ感じられる神秘的な雰囲気、荘厳さは住吉大社ならではのものといっても過言ではありません。住吉大社には、さまざまなパワースポットがあるため、ご利益を得ようとやってくる観光客も多いです。特に、撫でうさぎなどは女性高い人気を誇っています。自然が豊富なので、虫が多いと言われているため、虫よけスプレーは欠かせません。時期によっては露店なども出ているので、お祭り気分を味わうこともできるのではないでしょうか。

大阪府大阪市住吉区の春と言えば、万代池公園に行こう！

大阪府大阪市住吉区でおすすめしたい場所、それは「万代池公園」です。桜の名所としても知られているので、お花見シーズンには、さまざまな観光客で溢れています。ちなみに、聖徳太子の魔物退治の伝説が残っている場所でもあり、そういった意味でも観光スポットとなっているのです。春は桜、秋は紅葉、夏は緑、冬は水鳥、四季に応じた見どころがあるので何度訪れても飽きが来ません。むしろ、新しい発見が見つけられる場所として、何度も訪れる人が多いのです。絶景を眺めたいのであれば、やはり最初に訪れる季節は春をおすすめします。万代池の周囲700メートルにある桜並木の満開の姿は圧巻としか言いようがありません。水場の近くなので、少しひんやりとした感覚も万代池ならではと言ってもいいでしょう。阪堺上町線「帝塚山3丁目駅」から徒歩3分の場所にあるので、比較的分かりやすいと言えます。観光スポットとして人気の場所なので、ぜひ候補のひとつに入れておきましょう。

大阪府大阪市住吉区に行くなら吾彦山大聖観音寺に行こう！

大阪府大阪市住吉区でおすすめしたいのは「吾彦山大聖観音寺」です。あびこ観音として有名な場所なので、名前だけでも聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。あびこ観音は、日本で一番古い観世音菩薩の寺院であり、古い歴史を持つ場所です。厄除けで有名な場所でもあるので、全国各地から厄除けを求めてやってくる人が多い傾向があります。あびこ観音自体、場所として大きいところではありません。そのため、時期によっては大混雑の中で待ち続けないといけないという可能性もあります。厄除けを申し込むことで、お守りなどが自宅に送られてくるので手続きだけ行う人がほとんどです。厄年の厄除けとして訪れる人が多いので、毎年かなりの混雑が予想されています。御堂筋線「あびこ駅」から徒歩5分のところなので、厄除けに訪れる人、観光客などにも分かりやすい場所にあります。アクセスの良さも、観光スポットとして人気を集めている理由のひとつなのかもしれません。

全国の住吉神社の総本山である大阪府大阪市住吉区の住吉大社

大阪府大阪市住吉区には、地物との人々からは「すみよっさん」と親しまれている、住吉大社があります。全国に約2300ある住吉神社の総本山で、古墳時代から続く歴史ある神社です。住吉大社は、正月の初詣スポットとして全国から毎年200万人以上が訪れます。また、毎年7月にある住吉祭というお祭りも大阪中が賑わう一大行事です。屋台や神輿、花火などで街中が賑わいます。最近では、パワースポットとしても住吉大社が人気です。古代から禊祓や守護の神として崇敬されてきただけあって、その御利益はかなりのものと言われています。その一つが「五大力」のパワーで、「五」「大」「力」と書かれた小石を3つ探してお守り袋に入れると願いが叶うそうです。また、占い方がちょっと変わった「おもかる石」も有名です。まず霊石を持ち上げて重さを確かめてから、石を戻し祈りを込めます。次に、もう一度持ち上げた時に軽いと感じると願いが叶うそうです。このほか、4つの社を巡って心願成就する「初辰まいり」などもあります。

初詣に200万人が訪れる大阪府大阪市住吉区の住吉大社

大阪府大阪市住吉区にある住吉大社は、住吉神社の総本社として有名で、地元の人々からは「すみよっさん」の呼び名で親しまれている神社です。特に初詣に出かける人が多く、大晦日の夜には大勢の人々が集まります。お正月の三が日に参詣する人の数は、毎年2百万人にものぼるほど、大阪の人々の信仰を集めています。大阪を代表する神社といってよいでしょう。敷地は約3万坪あり、とても広い神社です。境内には4棟の本殿、摂社と末社が27社、その他名所旧跡があり、住吉造りといわれる建築様式の本殿は、国宝に指定されています。また、第三本宮正面の門前には角鳥居と呼ばれる鳥居があり、その前に広がる池に反橋が架かっています。この橋は太鼓橋とも呼ばれ、住吉大社のシンボルともいえる名所。この橋を渡るだけで、お祓いになると信じられています。このほかにも日本三舞台の1つで国の重要文化財である石舞台、五、大、力の文字が描かれた石が拾える五所御前など、見どころが一杯です。最寄り駅は、南海電鉄南海本線の住吉大社駅です。

阪堺電車、あびこ道車庫のイベントに行ってみよう！

大阪市と堺市を結ぶ路面電車、「阪堺電車」が大阪の下町を走っています。地元の人からは「ちん電」という愛称で長く親しまれてきたのです。変わりゆく大阪の街並みのなかで、ちん電が走るとどこか昔の面影を思い出させてくれるレトロで可愛らしさもある電車です。その阪堺電車の車庫「あびこ道車庫」が大阪府大阪市住吉区にあります。あびこ道車庫では、毎年「路面電車の日」（6月10日）を記念してイベントが行われています。そのイベント「路面電車まつり」では、車庫見学や阪堺電車のグッズ販売があります。その他にも忘れ物傘・駅弁の販売や部品販売があり電車好きにはたまらないイベントでしょう。さらには、子供向け電車と綱引きや縁日など子供も楽しめます。その他にも「阪堺オクトーバーフェスト」というイベントも開催されます。こちらのイベントは、車庫の一部を開放して、アルコール類、軽食の販売があります。阪堺電車の昔の車両や現役車両などの写真も展示します。電車を眺めながら飲酒ができるとは、電車好きにはたまらないイベントでしょう。

日本最古の観音霊場の大阪府大阪市住吉区にある吾彦山大聖観音寺

地下鉄御堂筋線あびこ駅のすぐそばにある大阪府大阪市住吉区の吾彦山大聖観音寺は、日本最古の観音霊場です。厄払いのお寺として大阪では非常に有名で、遠く大阪府外からも厄除けに訪れる人が少なくありません。地元では、吾彦山大聖観音寺より「あびこ観音」という名前で親しまれています。この「あびこ」という名前は、約1500年前、この地で勢力を誇っていた依網吾彦（よさみのあびこ）の名前に由来するそうです。その当時、あびこは朝鮮との交易が盛んで、渡来人も多く住んでいました。それを知った百済の聖明王が観世音菩薩像を当地に贈り、それを祀るために546年（欽明天皇7年）に小さなお堂が建てられました。これが今のあびこ観音のそもそもの始まりです。あびこ観音の正式な開基は、聖徳太子が観世音菩薩のお告げを受けて観音寺を建てた607年（推古天皇14年）とされています。江戸時代に最盛期を迎えましたが、明治に入って火災に遭い一度は焼失しました。しかし、今も山門の後ろに樹齢800年を超えるクスノキの大木が残っており、歴史の面影を感じさせています。

どこかレトロな雰囲気が魅力！大阪府大阪市住吉区の帝塚山エリア

大阪府大阪市住吉区の帝塚山は、レトロなチンチン電車が走る街です。船場の商人の別邸が集まっていたことも知られる、市内の高級住宅街です。本格的な和風建築のお屋敷からレトロモダンな洋風建築のお屋敷まで、さまざまな建築様式の住宅が並び、どこか懐かしい雰囲気があります。ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏も、新婚時代に奥さんのエリーさんと帝塚山に住んでいました。大阪で唯一のチンチン電車、阪堺電車が走っているのも、レトロな雰囲気に一役買っています。帝塚山三丁目駅から姫松駅の区間には、老舗など昔ながらのお店のほか、おしゃれなお店やギャラリーなどもあり、新旧の魅力が混じり合ったエリアです。また、久保田の坂と呼ばれる、昔ながらの石畳みの坂道も帝塚山では有名な観光スポットです。久保田鉄工所の創業者である久保田権四郎氏の大豪邸があったことから、地元の人が久保田の坂と呼んでいましたが、アスファルトの道がほとんどの大阪では、石畳の道はなかなか見られない風景です。帝塚山エリアへのお出かけは阪堺電車上町線・帝塚山三丁目駅、南海高野線・帝塚山駅下車が便利です。

住吉大社にある目を引く鮮やかな赤い橋「反橋」

初詣は住吉大社というほど昔から地元民に根付いている神社「住吉大社」が大阪府大阪市住吉区にあります。この境内に「反橋」という橋があり、別名「太鼓橋」と呼ばれています。夜はライトアップもおこなわれており、関西夜景百選に選ばれています。本殿と対岸の入り江を結ぶために、慶長年間に豊臣秀頼の母・淀君が寄進したと言い伝えらえています。反橋という名前の通り、最大傾斜は約48度にもなります。小さい子供だと怖がって行き来できないほどの湾曲が迫力を感じます。この湾曲を「虹」に例えていて、虹は天界と地をつなぐ掛け橋という意味合いでこのような反橋が作られたのです。この橋を渡らずに本殿へ行くこともできますが、この橋を渡ることでお祓いになるとの信仰があり、多くの参拝者がこの橋を渡り、本殿にお参りします。また、この橋は、川端康成の数少ない大阪を舞台にした小説『反橋』の舞台となったとも言われていて、『反橋』の一節が刻まれた川端康成文学碑が置かれています。

聖徳太子の伝説が残る大阪府大阪市住吉区の万代池公園

帝塚山3丁目駅から東へすぐの場所にあるのが、大阪府大阪市住吉区の万代池公園です。公園の名前の由来である周囲700メートルの万代池を中心として、4.3ヘクタールの総面積を持つ自然豊かな公園として親しまれています。ちなみに、「万代池」は「まんだいいけ」「ばんだいいけ」どちらの読み方でもかまいません。万代池公園が開園したのは1940年（昭和15年）ですが、万代池には古くからの伝承が残っています。その昔、この池には魔物が住み着いており、付近の住民を悩ませていたそうです。それを聖徳太子が人を遣わしてお経を上げたところ、以降、魔物は現れなくなりました。その時のお経が曼荼羅経だったことから曼荼羅池と呼ばれるようになり、それがいつしか訛って万代池になったとのことです。現在の万代池公園の周囲は大きな邸宅が立ち並ぶ閑静な住宅街です。公園の目の前に幼稚園があり、子どもたちの声が聞こえてきます。公園にも幼児向けの遊具があり、休日には遊びに訪れる親子が多いです。また、池の周囲には桜の木が植樹されており、春には花見客でたいへん賑わいます。

厄除けのお寺として有名な大阪府大阪市住吉区の吾彦山大聖観音寺

大阪府大阪市住吉区の我孫子にある吾彦山大聖観音寺は、546年に創建された、日本で最も古い観音霊場のお寺です。厄除けのお寺としても知られており、地元の人からはあびこ観音の呼び名で親しまれています。昔、我孫子に住んでいた依羅吾彦（よさみのあびこ）という一族に、百済の聖明王から観音像が贈られました。この観音像を祀るために御堂を建てたのが始まりと伝えられています。その後、聖徳太子がこの地を訪れたときに、観音さまのお告げを受けて、吾彦山大聖観音寺が創建されたといいます。毎年、2月の始め頃に、節分厄除大法会が行われ、護摩が焚かれます。とても有名な行事で、御本尊の聖観世音菩薩のご開帳があり、大勢の人々が厄除開運、祈願成就を祈るために訪れます。また、境内には樹齢700年の大楠があり、お寺のシンボルともなっています。吾彦山大聖観音寺へのアクセスは、大阪市営地下鉄御堂筋線・あびこ駅下車徒歩3分、JR阪和線・我孫子駅下車徒歩5分です。

住吉区帝塚山散歩

大阪市内の高級住宅地と言えば「帝塚山」。大阪府大阪市住吉区にある帝塚山は、「聖天山風致地区」に指定されています。風致地区とは、土地の風致を維持するため定める地区と定義されています。そのため、建築物への様々な厳しい規制が設けられているために今も景観が守られています。帝塚山が醸し出す美しい街並みはこういった努力を重ね作られてきたのです。この近辺は、万代池を覆うように広大な敷地をもつ「万代池公園」や、高級住宅街にふさわしい個人店や小規模な名店が点在しており、買い物も楽しめます。国の史跡にも指定されている「帝塚山古墳」も住宅街のなかにあり、見どころです。墳丘には、葺石、埴輪を備え、周濠の跡も確認されています。築造時期は4世紀末～5世紀初めと考えられており、大伴金村の墓と伝えられていますが年代が合わず合致しないため、被葬者不明となっています。古墳内は立ち入り禁止ですが、前方後古墳として原形をとどめる市内唯一の古墳になるので、その周りを見学するのもおすすめです。

大阪市民に愛されるすみよっさん・大阪府大阪市住吉区住吉大社

大阪府大阪市住吉区の住吉大社といえば、日本全国に約2300ある住吉神社の総本山です。大阪市民からは「すみよっさん」「すみよしさん」という愛称で昔から親しまれています。住吉大社の境内は約3万坪。広い境内の東西南北どこからでも、国宝に指定されている本殿に向かうことができます。4棟からなる本殿は、江戸時代後期に造営されたもの。その名もズバリ「住吉造」という建築様式で建てられています。住吉造は、出雲大社の大社造、伊勢神宮の神明造と並ぶ、神社の伝統的な建築様式です。本殿と並んで住吉大社の見どころスポットとなっているのが「反橋（そりはし）」です。反橋は、アーチを描くいわゆる太鼓橋。朱色に塗られた、長さ約20m、高さ約3.6mの美しい曲線を描く反橋は、豊臣秀吉側室の淀君が、我が子秀頼公の成長を祈願して奉納したものと言われています。反橋は住吉大社のシンボルマーク。多くの人々から愛され、大阪生まれの川端康成も「反橋」という小説を書いているほどです。

大阪府大阪市住吉区のレトロな温泉・銭湯

大阪府大阪市住吉区には、昔懐かしいレトロな銭湯や温泉が多数存在しています。大阪御堂筋線「我孫子駅」から徒歩10分のところにある「錦温泉」は、設備が充実し、料金が良心的だと人気です。下町の銭湯とは思えないほどお風呂の種類が多く、スチームサウナ、フィットネスバス、遠赤外線サウナ、スクリューバスなどいろいろな種類を楽しめます。食事も充実していて、お風呂上がりにゆっくりできます。「朝日温泉」は、柔らかい軟水の温泉です。本格フィンランド式サウナ、露天ぶろなど施設が充実しているのはさることながら、人気の理由は、定期的に行われる銭湯ライブです。生演奏だけでなく、落語や寄席なども行われます。手作りワークショップなども開かれ、子供たちも楽しめる銭湯です。「辰巳温泉」は、昔ながらの銭湯です。落ち着いた雰囲気ですが、超音波気泡風呂、電気風呂、露天風呂、サウナなどのお風呂を楽しめます。泉質は軟水です。住吉大社を詣でた後は、ゆっくり銭湯めぐりをしてみるのも一興です。