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説明 ドアを開けるときに重くて困っていませんか?ドアクローザーが付いていないドアと比べると重いのは当たり前なのですが、それでも明らかに重たいときは何か不具合が起きているかもと不安になりますよね。ドアの開閉のトラブルの原因で多いのが、ドアクローザーの問題です。そこで今回は、ドアクローザーが重くなる原因と調整・修理方法をご紹介します。
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ドアの開閉が、以前よりも重い感じがして困っていませんか?
ドアが重いと原因はドア本体にあると思いわれがちですが、実はドアクローザーが原因かもしれません。
ドアクローザーのことを普段から気にかけている人は少ないですが、ドアの開閉に大きくかかわっている装置です。
このドアクローザーに起こるトラブルはどんなものがあるか知っておくことで、ドアの開閉が重く感じるというトラブルを解決できる可能性があります。
そこで今回は、ドアクローザーが重いと感じる原因や調整・修理方法をご紹介します。
普段見慣れているドアの上の装置が、どのような役割をしているか知らない人も多いと思います。
ドアクローザーはドアの開閉に大きくかかわっており、仕組みや種類を知っているとトラブルが起こったときにも対処がしやすくなります。
そこでここでは、ドアクローザーの種類や役割についてご紹介します。
ドアクローザーは、扉の上部に取り付けられているドアの動きを制御する装置です。開けられたドアを自動的にゆっくりと閉める役割をしており、ドアが勢いよく閉まることで起こる事故や騒音を防いでいます。
ドアクローザーは、装置内部の油圧によってドアの開閉速度を調節しています。
開けたときの力をバネにため、油の粘性を利用してゆっくり閉める仕組みです。アームの動きで調整しているように見えますが、油圧によってコントロールされています。
ドアクローザーの寿命は環境や使い方によって異なりますが、一般的には10~15年といわれています。
ドアクローザーは「パラレル型」、「スタンダード型」の2種類があります。それぞれメリット・デメリットがあるため、取り付けの際にはよく検討しましょう。
ここではドアクローザーの種類、特徴をご紹介します。
ドアが開く方と逆側に設置されているのが「パラレル型」です。アームが室内に取り付けられているため、ホコリや砂など外気の影響を受けず、近年の住宅では使用率が高いのが特徴です。
ただし室内に設置することで景観が悪くなってしまうため、気になる場合はスタンダード型を取り付けるといいでしょう。
ドアが開く方向と同じ方に設置されているのが「スタンダード型」です。室外に設置することで景観を損ねることはありませんが、外気の影響を受けて汚れやすくなるのがデメリットです。
また、スタンダード型はドアが開いた状態で、アームの動きがドアに対して垂直になります。そのため、ドアから90度の位置に壁や障害物があると設置することが難しいうえに、ドアを180度開くことができません。
ドアが重いと感じる原因は、ドアクローザーにトラブルが起こっている可能性があります。ここではドアが重くなる原因をご紹介します
もともとドアクローザーがついていなかったドアに新しく取り付けると、以前に比べてドアが重く感じる場合があります。
これはドアクローザーがドアを閉めようとしている力であるため、故障ではありません。
ただ、あまりにも重く感じるという場合は「ドアクローザーの調整がきつすぎる」という可能性もあります。
ドアクローザーの横に開閉速度を調整するネジがついているので、重すぎるときはこのネジを緩めてみましょう。
ドアの大きさによって、ドアクローザーの力は異なります。ドアの大きさとドアクローザーが合っていないと、ドアを開けるときに重く感じることがあります。
ドアクローザーは製品によってドアを引っ張る力を設定しています。重い鉄の扉に弱い力の物では閉まらなくなってしまい、軽いドアに強い力の物を取り付けてしまえば今度は開かなくなってしまいます。
ドアクローザーがドアの重さに適合していない場合は、新しいドアクローザーへの交換が必要になります。
通常のドアクローザーは、ドアが勢いよく閉まるのを防ぐ機能しかついていません。
しかし、中には「バックチェック機能」と呼ばれる、強風などによってドアが開いてしまうのを防ぐ機能が備わっている物もあります。
そのため、一般的なドアクローザーに比べこの機能が働いている制御区間内(ドア開き角度70~80度)は、油圧が働き重く感じることがあります。
ドアが重くなることに抵抗がある方は、この機能がついていない通常のドアクローザーを選ぶといいでしょう。
ドアクローザーが重いと感じるとき、原因が分かれば自分で解決することができます。
自分で修理や調整が行えれば業者に依頼する費用を抑えることができるため、一度挑戦してみてもいいでしょう。
重いと感じたら、まずは以下の方法を試してみてください。
ドアクローザーのバックチェック機能や開閉速度の調整は、本体横に取り付けられている速度調整ネジを緩めたり・締めたりすることで可能です。
細かい調整方法は製品によって異なるため、今使っているドアクローザーの取扱説明書や公式ホームページなどで確認して行いましょう。
また、緩めすぎるとドアが強風などによって開いてしまう可能性もあります。調整するときは、少しずつドアの動きを確認しながら行ってください。
寿命によってドアクローザーが重いときや、ドアとドアクローザーの大きさが合っていないときは本体の交換を行うのがおすすめです。
ドアクローザーの寿命は基本的に10~15年ですが、使い方や環境によってはこれより早く故障してしまうこともあります。
ここでは、ドアクローザーの交換方法をご紹介します。
ドアクローザーの交換でいちばん重要なのが部品選びです。もともと設置されていたものと同じものを用意できれば、いちばん簡単に作業を行うことができます。
しかし、見た目が似ていても製品の規格が違うものはあり、部品選びを失敗すると「ネジ穴が合わない」「新しく穴を開ける作業が必要になる」といったことも起こるので注意しましょう。
不安なときはホームセンターに、取り外したドアクローザーを持って行って見比べながら部品を選んだほうがいいでしょう。
ドアクローザーの交換は高所の作業になるため、自分では交換しにくいなどのデメリットがあります。
確実に交換するには業者に依頼するのがいちばんですが、どのくらいの費用がかかるのか、事前に知っておきたい人もいるかと思います。
そこでここでは、ドアクローザーの修理・交換を業者に依頼したときの費用をご紹介します。業者に依頼する際のご参考になれば幸いです。
ここでは、生活救急車が実際に対応したドアクローザーの修理・交換事例をご紹介します。
※作業当時の料金のため、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
玄関ドアクローザーから油が漏れており、扉の閉まる速度がかなり早い状態でした。経年劣化による不具合でしたので、新しいドアクローザーに交換いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関 ドアクローザー交換 | 16,500円 |
玄関 ドア加工 軽作業 | 8,800円 |
RYOBI ドアクローザー 部品代 | 9,900円 |
合計 | 35,200円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
ドアクローザーから油がポタポタ落ちており扉が勢いよく閉まる状態とのご相談をいただきました。経年劣化による使用期限切れによる症状が起こっていたため、別メーカーの製品に交換いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関 ドアクローザー交換 | 16,500円 |
RYOBI 部品代 | 25,300円 |
合計 | 41,800円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
玄関ドアクローザーの経年劣化により誤作動を起こし、扉が勢いよく閉まる状態とのご相談をいただきました。枠のカバーを外し、加工とアジャスターかさ増しを行い、RYOBI万能型203Pに交換いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関のドアクローザー交換 | 16,500円 |
交換に伴う加工 軽作業 | 8,800円 |
RYOBI 部品代 | 25,300円 |
合計 | 50,600円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
今回は、ドアクローザーが重い原因と調整・修理方法をご紹介しました。
ドアクローザーはトラブルが起こっていたり、ドアと適合していないと重く感じてしまうことがあります。
スピードの調整や本体の交換は自分で行うこともできますが、改善されないときやDIYに自信がないときは、業者に依頼することもご検討ください。
生活救急車でもドアクローザーの調整・交換作業を承っております。出張料・見積もり料は無料ですので、お困りの方はお気軽にご相談ください。