電子錠が電池切れして鍵が開かないときの対処法

電子錠の電池が切れてしまい、鍵が開かなくて困っていませんか？

電子錠の場合はリモコンキーをもちろん、カード式やタッチパネル式でも電池を使って鍵の開け閉めを行います。電池が切れてしまうと、鍵が開かなくなってしまい中に入ることができなくなってしまいます。

しかし、電池が切れてしまった場合でも、非常用の開錠法を使うことで自分で鍵を開ける方法があります。

そこで今回は、電子錠が電池切れで開かない時の対処法と事前にできる電池切れ対策をご紹介します。

電子錠が電池切れで鍵が開かないときの対処法

鍵を持ち歩かなくてもいい利便性・防犯性の高さから、一般家庭の玄関にも電子錠を取り付けられる機会が増えています。

反面、電池が切れてしまうと鍵の開け閉めが出来なくなるデメリットがあります。万が一の電池切れに備えて、残量が少なくなった場合お知らせしてくれる機能はありますが、気付かなかったり忙しくてついつい忘れてしまい、電池切れになってしまい鍵が開かなくなってしまうケースがあります。

ここでは、電子錠の電池が切れてしまって鍵が開かない場合の対処法についてご紹介します。

電子錠が電池切れで鍵が開かないときの対処法1.電池を交換する

一つ目の方法は、電池を新品に交換する方法です。リモコンキーの電池切れの場合や、鍵本体の電池を外側から交換できる機種の場合に有効な方法になります。

リモコンキーの電池交換

リモコンキーの電池は単3電池、もしくはコイン型のリチウム電池が使用されていることが多くあります。単3電池やコイン型のリチウム電池はスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで比較的手に入れやい種類の電池になります。

• 【リモコンキーの電池交換方法】
• 1.リモコン裏面のねじを取り外しカバーを外す（機種によってはカバーをスライドさせる・リモコンの側面の溝にマイナスドライバーを差し込んでカバーを外す場合もあります）
• 2.古い電池を取り外し、新しい電池をセットする
• 3.リモコンのカバーを元通りに取り付けて完了

※機種によってリモコンカバーの外し方・使用する電池の種類は異なります。事前に使用している電子錠の取り扱い説明書やメーカーのホームページで確認をしておきましょう。

電子錠本体の電池交換

電子錠の機種によっては、ドアが閉まった状態でも外側から電池交換が可能な機種があります。リモコンキーと同様、単3電池を使用している場合もありますが、リチウム電池が必要な機種もあります。

リチウム電池は家電量販店やホームセンターで販売されていることが多く、コンビニによっては取り扱いのない場合がありますので注意しましょう。

• 【電子錠本体の電池交換方法】
• 1.電子錠本体のパネル部で決められたボタンの入力操作を行う
• 2.1を入力後、ボタンを押し続けた状態で、本体の底部の電池カバーを取り外す
• 3.古い電池を取り外し、新しい電池をセットし電池カバーを戻して完了

※機種によって交換可否・操作方法・使用する電池の種類は異なります。事前に使用している電子錠の取り扱い説明書やメーカーのホームページで確認をしておきましょう。

電子錠が電池切れで鍵が開かないときの対処法2.非常用電源端子で解錠

外側から電池交換ができない電子錠の場合でも、非常用電源端子と9V四角アルカリ乾電池を使用して、解錠することが可能です。

9V四角アルカリ乾電池は家電量販店やホームセンターで入手可能です。コンビニでは店舗によって取り扱いが無い場合がありますので、注意が必要です。

• 【非常用電源端子を使用しての解錠方法】
• 1.9Vの四角アルカリ乾電池を用意する
• 2.電子錠本体底面の非常用電源端子に、9V四角乾電池を接触させる
• 3.9V四角乾電池を接触させた状態で、カードキーをかざすもしくはパスワードを入力する

※機種によって非常用電源端子の有無・使用する電池の種類は異なります。事前に使用している電子錠の取り扱い説明書やメーカーのホームページで確認をしておきましょう。

電子錠が電池切れで鍵が開かないときの対処法3.非常用鍵穴で解錠

普段はカバーなどに覆われて確認はできませんが、電子錠によっては本体に非常解錠用の鍵穴が付いている機種があります。

非常解錠用の鍵穴が付いている機種の場合は、リモコンに内蔵されているキー、もしくは通常のキーを鍵穴に差し込み回して解錠します。

電子錠が電池切れで鍵が開かないときの対処法4.鍵屋を呼んで解錠してもらう

ご紹介した1～3の対処法で解錠できない場合、鍵屋を呼んで鍵を開けてもらいましょう。

賃貸物件の場合の注意点

賃貸物件にお住まいの方の場合は、鍵屋に依頼する前に管理会社もしくは大家さんに連絡を行いましょう。

物件によっては契約している業者がいる場合がありますので、自己判断で業者を呼ばずに指示をあおぐようにしましょう。

事前にできる電子錠の電池切れ対策

ご紹介したように電子錠は便利で防犯性が高い反面、電池が切れてしまうと鍵が開かなくなる危険性があります。

いざ電池が切れてしまったときに慌てないように、事前にできる対策をご紹介します。

事前にできる電子錠の電池切れ対策1.早めの電池交換

機種によって異なりますが、電池の残量が少なくなってきた場合、解錠操作時に電子錠本体のパネル部が点滅したり、アラーム音を鳴らして電池交換時期をお知らせしてくれます。

お知らせ後に、電池交換をせず使い続けると電池切れを起こし鍵が開かなくなります。早めに電池交換を行うようにしましょう。

事前にできる電子錠の電池切れ対策2.電池の種類を事前に確認しておく

電子錠本体・リモコンキー・非常用電源端子用の電池の種類を、できれば事前に確認しておくようにしましょう。

電池の種類によっては、近くのコンビニでは取り扱っていない場合があります。また、時間帯によっては、家電量販店やホームセンターが閉まっている場合もありますので注意しましょう。

事前にできる電子錠の電池切れ対策3.非常解錠鍵穴用の鍵を携帯する

非常解錠用の鍵穴がある電子錠の場合、外出時には解錠用の鍵を携帯することをおすすめします。

万が一、電池切れが発生した場合でも非常解錠用の鍵があれば、鍵を開けることができるので安心です。ただし、鍵を紛失しないように注意しましょう。

電子錠が電池切れして鍵が開かないときの対処法まとめ

今回は、電子錠が電池切れで開かない時の対処法と、事前にできる電池切れ対策をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

鍵を開け閉めするときの手間の少なさや、防犯性の高さなどが電子錠の魅力です。しかし、今回ご紹介したように電池が切れてしまうと鍵が開かないデメリットもあります。

電池切れになる前に、定期的に電池を交換する・電池切れした場合の解錠方法などを事前に確認しておきましょう。

万が一、電池切れで鍵が開かなくなってお困りの場合は、生活救急車へご相談下さい。電子錠の鍵開けのご依頼も承っております。お見積もりは無料で対応させて頂いておりますのでお気軽にお電話下さい。

生活救急車 編集部

生活救急車が運営するレスキューなびでは、暮らしのお困り事に役立つ情報として、トラブル解決に導くノウハウや当社の事例をお届けいたします。
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