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押入れの天井・四隅からの雨漏り原因と対処法

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押入れの天井・四隅からの雨漏り原因と対処法

説明 押し入れの雨漏りの原因のほとんどは屋根に問題があることが多いといわれています。屋根は家の中でも日光や雨などの自然現象の影響を直に受けるため劣化も進みやすくなります。このためずれや割れが生じて雨漏りが起きてしまいます。今回は押し入れの天井から雨漏りが起きる原因と対処法についてご紹介します。

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押し入れから雨漏りが起きて困っていませんか?

押し入れの雨漏りの原因のほとんどは屋根に問題があることが多いといわれています。屋根は家の中でも日光や雨などの自然現象の影響を直に受けるため劣化も進みやすくなります。このためずれや割れが生じて雨漏りが起きてしまいます。

押し入れの雨漏りをそのままにしておくと中にしまっている物にも影響が出てしまうので早めに対処したいですよね。

そこで今回は押し入れの天井から雨漏りが起きる原因と対処法についてご紹介します。


押し入れから雨漏りが起きる原因は屋根にある?

押し入れの中は常に目に見えない分雨漏りが発生していることに気が付きづらいのが特徴です。そんな押し入れから雨漏りが起きる原因は、屋根に問題がある場合がほとんどです。

屋根の問題によって生じた雨漏りは、壁や柱を伝って押し入れの天井に雨水を発生させます。屋根に起きる問題は、以下のようなことがあります。

原因1.経年劣化

屋根は直射日光や雨など、家のどの部分よりも環境の影響を受けやすいため劣化も早くなります。屋根にも寿命はあるため、定期的なメンテナンスが必要です。

種類によりますが屋根の寿命の目安は以下になります。

屋根の種類 メンテナンス推奨年数 寿命
日本瓦

20~30年

50~100年

スレート

7~8年

15~25年

トタン屋根

10~15年

10~20年

防水シート

20~30年

20~30年

長く使い続けるためにも、定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスを怠ってしまうと、以下のような症状が起こります。


  • ・スレート、瓦の浮き、ずれ、割れ
  • ・漆喰の崩れ
  • ・コーキング剥がれ
  • ・雨樋の雨仕舞の不備
  • ・棟板金の浮き

原因2.自然災害

地震や台風、強風などの自然災害が原因で屋根に被害が出て、雨漏りが生じることがあります。主な症状は、


  • ・瓦、スレートの浮き、ずれ
  • ・漆喰の崩れ
  • ・雨樋の破損
  • ・板金の破損

などです。大きな自然災害が起きた後は注意が必要です。

原因3.初期の施工不良

悪質な業者による手抜き工事によって、雨漏りが起こることがあります。しかし、施工不良による症状は何年か経過した後に出る場合が多く、経年劣化と勘違いされやすいです。

手抜工事は


  • ・コーキングがされていない
  • ・防水テープ・防水シートが貼られていない
  • ・塗装の重ね塗りが行われていない

などの事案が多いです。このようなことが雨漏りの原因だった場合は、手抜工事をされていた場合があります。


押し入れから雨漏りが起きたときの対処法

押し入れから雨漏りが起きたら、一刻も早い修理が必要です。押し入れの雨漏りは見つけにくい場合が多く、見つけたころには広がってしまっていることもよくあります。すぐに修理が行えないときは、少しでも被害を抑えるために応急処置を行っておきましょう。

ここでは雨漏りの対処法をご紹介します。

雨漏りは原因調査が最も重要?

雨漏りの修理に欠かせないのが原因調査です。これがしっかり行われていないと、修理自体無駄なものになりかねません。

自分で行える簡易調査や、業者に依頼する専門的な調査があります。

雨漏り調査の方法には以下のようなものがあります。

散水調査

よく使われる調査方法。屋根に水をかけて、雨漏り箇所を特定する。

発光液調査

発光塗料が混ぜられた特殊な液体を雨漏りが疑われる場所に流す方法。

赤外線サーモグラフィー調査

建物を赤外線カメラで撮影し、調査できます。表面の温度差を色で判断し雨漏り箇所を特定する方法です。

解体調査

部分的に解体して原因を調べる方法。

屋根の応急処置を行う

押し入れからの雨漏りの原因が屋根だったときは、応急処置を行っておきましょう。屋根の上の作業は大変危険なので、必ず晴れた日に2人以上で行ってください。

自信がない場合は作業をやめ、簡単な室内の応急処置のみ行っておくのがおすすめです。以下の方法で雨漏りの応急処置を行っておきましょう。

ブルーシートを使った応急処置

屋根の上にブルーシートをかけておくことで、一時的に雨漏りを止めることができます。しかし、あくまで応急処置のため原因調査を行い、修理するまでの方法だということを覚えておきましょう。

屋根に上る作業は、危険を伴う可能性があります。高所が苦手な場合は、無理をしないようにしましょう。作業を行う日は雨の日、猛暑の日は避けて必ず二人以上で行ってください。


  • 【準備するもの】
  • ・ブルーシート
  • ・大きめの砂利を詰めた土のう袋
  • ・テープ

  • 1.晴れた日に2人以上で必ず行う。
  • 2.大きめのブルーシートを屋根の広範囲にかぶせる。
  • 3.風で飛ばされないようにテープや大きめの砂利を詰めた土のう袋を置いてしっかり固定する。

室内の応急処置

屋根上の作業に自信がないときは、これだけでも行っておきましょう。押し入れの中のものは、すべて他の場所に移動しておくようにします。そのままにしておくと、カビが発生する原因になるので注意が必要です。


  • 【準備するもの】
  • ・バケツ
  • ・新聞紙(ビニールシート)
  • ・雑巾

  • 1.雨漏りが起きている場所の真下にビニールシートを敷き、その上にバケツを置く。
  • 2.バケツの中に雑巾などを詰めておき、水がたまって跳ね返るのを防いでおく。

業者に依頼して雨漏りを修理する

自分で行う応急処置だけではいずれ再発してしまうことが多く、そのまま放置しておくことで広がってしまったり、また別の被害を招いてしまうこともあります。

雨漏りを根本から解決するためには、専門的な原因調査とその結果に対する適切な修理が必要です。雨漏りの原因箇所の特定はプロでも難航することが多く、素人ではなかなか判断ができません。

このため雨漏りの修理は、専門的な知識を持った業者に依頼することがおすすめです。

押し入れの雨漏りをそのままにしておくと

押し入れの雨漏りは目につかない分、気が付かないうちにどんどん被害が広がっている場合があります。

壁紙についた雨染みは、時間が経過するにつれて黒ずみに変化し見栄えが悪くなります。

また、中にしまってある洋服や布団が水浸しになるだけでなく、湿った状態が続くことによりカビが発生することもあります。

カビが発生すると、健康的にも被害が発生してしまうので放置するのは危険です。

カビは健康被害だけでなく、ダニを発生させます。ダニはアレルギー、ぜん息、皮膚炎、結膜炎などを発症する原因にもなります。

雨漏りを放置することで起こるさまざまな悪循環を防ぐためにも、速やかに修理を行うことが大切です。

押入れの天井・四隅からの雨漏り原因と対処法まとめ

今回は、押し入れから起こる雨漏りの原因と対処法についてご紹介しました。

押し入れからの雨漏りは、屋根の劣化が原因で起こる場合がほとんどです。

屋根は自然災害の影響や経年劣化で瓦やスレートなどのひび割れ、ずれが生じます。それによって雨漏りが発生してしまいます。

生活救急車では、雨漏りの調査・修理も承っております。他社比較のための見積りも対応しておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。


生活救急車 編集部
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