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説明 蜂の巣を見つけたけれど、どんな種類の蜂がいるのかわからなくて困っていませんか?どの種類の蜂がどんな見た目の巣を作るのかを知っておくと、巣を作られたときにどういった対処をすればよいかある程度判断することができます。そこで今回は、「丸い」「とっくり型」「細長い」それぞれの形をした蜂の巣を見分ける方法についてご紹介したいと思います。
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蜂の巣を見つけたけれど、どんな種類の蜂がいるのか、どのくらい危険なのかがわからなくて困っていませんか?
蜂の巣は、蜂の種類によって形や作られる場所が異なります。どの種類の蜂がどんな見た目の巣を作るのかを知っておくと、巣を作られたときにどういった対処をすればよいかある程度判断することができます。
そこで今回は、「丸い」「とっくり型」「細長い」それぞれの形をした蜂の巣を見分ける方法についてご紹介したいと思います。
蜂は、その種類によってさまざまな形の巣を作ります。
形だけではなく、色や大きさなどにも差がありますが、種類によってだいたい決まっています。そのため、場合によっては巣の外見から蜂の種類を特定することも可能です。
そこでまずは、蜂の巣の形から蜂の種類を見分ける方法をご紹介いたします。
蜂の巣が丸い形をしている場合は、スズメバチの巣である可能性が高いです。
巣の大きさはさまざまで、バレーボール程度のものや、大きなものでは1mほどになることもあります。
スズメバチにもさらに細かく種類がいますが、種類によって大きさや巣の色なども異なります。しかしいずれも危険な蜂なので、むやみに丸い巣に近づくのはやめておきましょう。
丸い形をしたスズメバチの巣は、完成して最大規模となっている「最盛期の巣」であることが考えられます。
初期の巣は半円やフラスコのような形をしていますが、徐々に丸く大きな形に変化していきます。巣が大きくなると、中にいるスズメバチの活動も活発になり、攻撃性も高まります。
巣に近づくだけでも刺されることがあるため、刺激しないように十分注意し、できるだけ早く巣の駆除を行いましょう。
丸い巣の真ん中から細い口の部分が伸びている、いわゆる「とっくり型」の巣を作る蜂は、コガタスズメバチとトックリバチの2種類です。
コガタスズメバチは巣を刺激すると激しく攻撃するのに対して、トックリバチはおとなしい性質の蜂です。
巣の形は同じですが、その中でもそれぞれ特徴があるので、見分けることは可能です。
コガタスズメバチの初期の巣は、とっくりの形をしています。巣が大きくなってくると、丸い形に変わります。
この時期のコガタスズメバチの巣は、横方向に縞模様が付いていることが特徴です。巣の材料によっては、かなりはっきりとした縞模様になることもあります。
また、コガタスズメバチは軒下や植え込みなどの開放空間によく巣を作ります。そのため、「開けた空間にできた、縞模様のあるとっくり型の巣」は、コガタスズメバチの巣と考えられます。
トックリバチの巣は泥で作られていて、とっくりの口の部分が短いことが特徴です。
トックリバチの巣には、幼虫が1匹と、幼虫が育つための餌だけが入っています。大きさも4cmくらいと小さく、コガタスズメバチの巣と見分けることは簡単です。
トックリバチは、巣を作り終えたらそのまま飛び立ち、子育てや巣の見回りなどはしません。トックリバチの巣には危険性はほとんどないので、見つけても特に対処をする必要はないでしょう。
蜂の巣は、主に丸・とっくり・半円といった形をしていますが、まれに細長い形の巣を見つける人がいます。
細長い蜂の巣は、地形に沿って蜂の巣を作った結果そうなった場合や、巣の見方によって細長く見えているケースなどがあります。
アシナガバチの巣は、通常は半円形やシャワーヘッドのような形をしています。
しかし、まれに細長い巣をつくることもあるようです。営巣する地形が横に広げられないような場所だったときは、巣の形が縦に伸びる可能性が考えられます。
オオスズメバチやミツバチの巣は、巣盤(ミツバチは「巣板」)という薄い巣の層を何重かに重ねる構造となっています。
この巣盤(巣板)を横から見ると、細長い形の巣に見えます。土の中に埋まっていたり、戸袋の中に巣ができていると巣の一部や側面しか確認できないので、巣が細長く見える可能性があります。
蜂の巣の形で蜂を見分けるには、巣に近づく必要があります。おとなしい蜂なら比較的簡単に確認できますが、スズメバチなどの攻撃的な蜂の巣に近づくのはとても危険です。
巣の形がよくわからない、巣の形だけでは蜂の種類を判断できないというときは、巣が作られた場所を調べると特定できることがあります。
ここでは、蜂の巣がある場所から蜂の種類を見分ける方法についてご紹介いたします。
軒下や庭木など、開放された空間に巣を作る蜂は、アシナガバチやスズメバチです。
スズメバチの中でも、人の生活圏によく巣を作るのはキイロスズメバチという種類です。アシナガバチとは異なり非常に攻撃性が高く、危険な蜂です。
先ほどご紹介した通り、スズメバチの巣は丸い形をしています。軒下などにある丸い巣には、なるべく近づかないようにしましょう。
屋根裏や戸袋、木の穴といった閉鎖空間に巣を作る蜂は、スズメバチやミツバチです。
蜂は天候の影響を受けない場所に巣を作る種類が多く、そのため屋根のある人家は営巣場所とされやすい面があります。
床下や土の中によく巣を作るのは、スズメバチです。
スズメバチの中でも、とくにオオスズメバチは低い場所を好んで巣を作るので、巣の存在に気付かずにそばを通って襲われるケースが多くなっています。
蜂の巣を見つけたら、できるだけ早く巣を駆除することが望ましいです。
形や大きさから初期の巣と判断できた場合でも、放置しておけばすぐに巣が大きくなり危険性が増してしまいます。
刺されるなどの被害が出る前に、適切な対応を行いましょう。ここからは、蜂の巣を見つけたときの対処法についてご紹介いたします。
まずは、巣に近づかず刺激しないように注意して行動しましょう。
様子を見る場合も、双眼鏡などを使って遠くから確認したほうが安全です。蜂に気付かれない場所から巣の状態を観察し、蜂の種類や巣の規模などを確認してからその後の対処を行いましょう。
蜂の巣を駆除する責任を持つのは、基本的にその土地や建物の所有者・管理者となります。
持ち家の場合は自分で駆除する形となりますが、賃貸住宅の共用部分などの場合は大家さんや管理会社に連絡して駆除してもらうことができます。ただし、ベランダなどの専有部分の蜂の巣は入居者負担となる可能性があります。
公園など公共の土地に蜂の巣ができた場合は、役所に連絡をしましょう。駆除の必要があると判断されれば、役所側で対処されます。
巣が大きくなったり、住人やペットが刺されてしまう前に、早めの駆除を行うようにしましょう。
蜂の巣の駆除は危険を伴うので、自信がない人は駆除業者に依頼して確実に駆除してもらったほうが安全です。
春先にできた作り始めの巣はまだ働き蜂の数が少ないため、場合によっては自力での駆除も可能です。
ただし、初期の巣であってもスズメバチの巣の駆除は危険性が高いです。スズメバチの巣は無理に自分で駆除するのは避けて、専門の業者に相談しましょう。
今回は、蜂の巣の見分け方をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
蜂は、種類によって作る巣の形が異なります。丸い・とっくり型・細長いなど、環境や時期でもさまざまな形をとることがあります。
蜂の巣を見つけたら、なるべく早く駆除を行うようにしましょう。スズメバチの駆除は役所で引き受けてくれることがありますが、場合によっては自分で駆除することになる可能性もあります。
また、大きな蜂の巣を自分で駆除するのは危険なので、業者に相談することをおすすめします。
生活救急車では、蜂の巣の駆除を承っておりますので、お気軽にご相談ください。まずは、現地見積もりからご対応させていただきます。
写真と説明がわかりやすくスッキリしました
蜂が飛んで来たら逃げるので蜂の種類が分かりません。黄色かなとは思うのですが。
珍しいトックリ蜂 の巣だと分かりました。
今までの巣とは違って丸い形の巣なので心配しました。人のこぶし位の巣ですからスズメバチ系のハチだと思います。
殺虫剤が良く効きます!涼しい朝や雨の日は巣に集まっているから一吹きでOK
とても分かりやすい