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ドアクローザーの油漏れの掃除・修理方法~賃貸でも自己負担?~

さまざまな暮らしに役立つ情報をお届けします。

ドアクローザーの油漏れの掃除・修理方法~賃貸でも自己負担?~

説明 ドアクローザーの中に入っている油は、ドアの開閉速度を調整するために入っているため、この油が漏れてしまうとドアクローザーによる開閉速度の調整ができなくなります。今回は、はじめてドアクローザーの油漏れに遭った人に向けて。油漏れが起こったときの自分でできる対処法や、修理・交換作業を業者に依頼したときにかかる料金などをご紹介いたします。

ドアクローザーからの油漏れでストッパーの調整が効かなくなり、困っていませんか?

ドアクローザーの中に入っている油は、ドアの開閉速度を調整するために入っているため、この油が漏れてしまうとドアクローザーによる開閉速度の調整ができなくなります。

こういったトラブルが起こったとき、「どうやって直したらいいの?」「扉の油染みを掃除する方法はあるの?」「賃貸だけで費用負担はどうなの?」など色々な疑問が浮かぶと思います。

そこで今回は、はじめてドアクローザーの油漏れに遭った人に向けて。油漏れが起こったときの自分でできる対処法や、修理・交換作業を業者に依頼したときにかかる料金などをご紹介したいと思います。

ドアクローザーの油漏れは修理ではなく交換で直す

最初にお伝えしておきたいのですが、「ドアクローザーの油漏れは修理できない」トラブルです。

なぜ修理できないのか気になると思いますので、まずはその理由からご紹介いたします。

ドアクローザーから油漏れする原因と交換しかできない理由

ドアクローザーは、内部に蓄えられている油の「油圧」によってドアの開閉速度を調整しています。

油が漏れているのであれば、その油を蓄えている部品だけを交換すればいいと思われる人もいますが、「その部品だけ」をメーカーが販売していないので修理対応ができません。

そのため、油漏れが起こっているときは、新しいドアクローザーへの交換で対処を行います。

ドアクローザーの油漏れを放置しても大丈夫?

ドアクローザーは扉の開閉速度を調子しているだけの部品ですので、「とくに修理しなくてもいいかな?」と思う人もいます。

修理するかどうかは自由ですが、例えば放置しておくと下記のようなトラブルに発展することがあります。

  • 【放置すると起こるトラブル例】
  • ・鍵は開いているのにドアが開けられない
  • ・ドアを開けたら閉められなくなった
  • ・開放状態からいきなりドアが閉まって指を挟んだ

とくに、ドアが開けられない・閉められないという状態ではじめて当社にお電話をいただくお客様がたくさんいらっしゃいます。

土日祝日や早朝・夕方などは予約が込み合っており、すぐの対応ができないこともあります。そのため、油漏れが起こったら早めに交換されることをおすすめします。

ドアクローザーの油漏れの掃除方法

ドアクローザーの油漏れトラブルに遭った際、「ドアに染み付いた油汚れ」も雑巾で拭いただけでは落ちなくて苦労されると思います。

とくに、素材によっては油を吸っていることがあり、油シミの取り方を知っていないとどうしようもないなんてこともあります。

そこでここでは、扉の素材別に「ドアに染み付いた油汚れの落とし方」をご紹介いたします。

木製扉の掃除方法

扉が木製のときの油汚れの落とし方をご紹介します。

  • 1.雑巾や油吸い取りシート(揚げ物油で使うもの)で扉についた油を乾拭きする
  • 2.油が少なくなったら水に濡らした雑巾を固く絞って、油シミがなくなるまで拭き取る
  • 3.油シミがなくならないときは、木製家具用の中性洗剤を使って掃除する
  • 4.シミがなくなったと思ったら、雑巾で乾拭きして完了

油をこまめに拭き取っていれば気になるようなシミはできないので、油漏れを発見したらすぐに油を拭きとっておきましょう。

木製家具用の中性洗剤は、ホームセンターやネットショップで売られています。売り場を見ていると、洗剤と一緒に「ワックス」も置かれていることがありますので間違えないようにしましょう。

金属製扉の掃除方法

金属製の扉の場合は、木製扉のときよりも比較的簡単に掃除ができます。

  • 1.雑巾や油吸い取りシート(揚げ物油で使うもの)で扉についた油を乾拭きする
  • 2.乾拭きした表面がベトベトするときは、中性洗剤を水で薄めて雑巾などに染み込ませて拭く
  • 3.シミがなくなったと思ったら、雑巾で乾拭きして完了

金属製の扉の場合は扉の表面にある油を拭き取るだけなので、木製扉よりも簡単に拭き取ることができます。

ただし、油を拭き取ることができても扉表面の酸化・腐蝕でついてしまったシミは直すことができません。そのため、木製扉同様に油漏れを見つけたらこまめに拭き取るようにしましょう。

樹脂性扉の掃除方法

樹脂製の扉の場合も、金属製の扉と同様の方法で掃除することができます。

  • 1.雑巾や油吸い取りシート(揚げ物油で使うもの)で扉についた油を乾拭きする
  • 2.乾拭きした表面がベトベトするときは、中性洗剤を水で薄めて雑巾などに染み込ませて拭く
  • 3.シミがなくなったと思ったら、雑巾で乾拭きして完了

樹脂製の扉も、変色が起こりやすいので油漏れを見つけたらこまめに拭き取るようにしましょう。

賃貸物件でドアクローザーの油漏れの対処法

賃貸物件の場合は、戸建てと違っていきなり自分で修理するということができません。

とくに、勝手に交換してしまった場合などは費用負担で金銭トラブルに発展することもあるので注意が必要です。

そこでここでは、賃貸物件でドアクローザーの油漏れが起こったときの対処の流れについてご紹介いたします。

賃貸物件の場合の費用負担

まず気になる費用負担についてですが、賃貸物件の場合は、ドアクローザーの油漏れは基本的に大家さんが負担されることが多いようです。

そのため、経年劣化などでいきなり油が漏れてきたような場合は、まず大家さんや管理会社に連絡をして状況を伝えれば修理業者の手配などをしてくれます。

ただし、例外もあります。自分でドアクローザーを修理しようとして壊してしまった、賃貸契約書に特記事項があるなどの場合は、入居者が費用を負担することがあります。

後々トラブルにならないように、賃貸物件で油漏れを発見したら大家さん・管理会社に連絡するようにしましょう。

自己負担になるときは自分で業者探し

なんらかの理由で、ドアクローザーの修理・交換費用を自分で負担することになったときは「自分で業者を探す」のがおすすめです。

管理会社から業者を手配すると、その手間賃を管理会社が入居者に気づかれないように請求することがあります。

例えば、費用負担が入居者負担になるのに修理作業した業者ではなく、管理会社から作業費用の請求があったときは、業者を手配したことによる手間賃が割り増しされている可能性があります。

割り増しされているかどうかは、管理会社にしか分からないことですので、自己負担になるときは自身で業者を探して支払いもきっちり自身で行うのが安心です。

自分でドアクローザーを交換する方法

ドアクローザーの油漏れの場合は、ドアクローザーを交換することになります。交換方法は業者に依頼するか、自分で交換するかのどちらかになります。

中には自分で交換をしようとお考えの方もいらっしゃると思いますので、ドアクローザーを自分で交換する方法をご紹介します。

ドアクローザーの種類は2種類

ドアクローザーには「パラレル型」と「スタンダード型」という2種類のタイプがあります。パラレル型は扉の内側に取り付けられるドアクローザーで、玄関などでよく見られます。スタンダード型はパラレル型と逆で、扉の外側に取りつけられています。

一般のご家庭の場合、パラレル型を取り付けられることが多いと思いますので、パラレル型を想定してご説明します。また、取り付ける部品は同じ型の物を選ぶと、新しく穴を開ける必要もなく取り付けも簡単に行えます。

ドアクローザーの交換手順1.ドアクローザーを取り外す

まず、取り外し・取り付けに必要な道具は以下になります。


  • ・プラスドライバー
  • ・脚立

※今回は同じ型のドアクローザーとの交換を想定しています。違うドアクローザーに交換する場合は、穴あけ用の「電動ドリル」や型紙をドアに貼るための「テープ」などが必要になります。

  • 【ドアクローザーを取り外す手順】
  • 1.連結部分のネジを取り、リンクとアームを外す
  • 2.ドア枠についているネジを取り、ブラケットを外す
  • 3.ドアクローザー本体をドアに固定しているネジを全て取り、本体を外す

ドアクローザーの交換手順2.新しいドアクローザーを取り付ける

続いて、新しいドアクローザーを取り付けます。

  • 【ドアクローザーを取り付ける手順】
  • 1.ブラケットをドアの枠に取り付ける
  • 2.スライド板(取り付け板)をドアに取り付ける
  • 3.ドアクローザー本体にアームを取り付ける
  • 4.ドアクローザー本体をスライド板(取り付け板)に取り付ける
  • 5.リンクとアームを連結させれば、交換完了

以上がドアクローザーの交換の手順になります。

※ドアクローザーの形やメーカーがことなる場合や、自分で交換するのは自信がないといった場合は、無理に行わず専門の業者に依頼して交換をしてもらうのをおすすめします。

ドアクローザーをなるべく長持ちさせる方法

ドアクローザーの寿命は10~15年とご紹介しましたが、なるべくなら長く使用したいですよね。ドアクローザーをできるだけ長く使用するには、


  • ・日ごろから不要なドアの開け閉めはしない
  • ・ドアを無理にしめない
  • ・ドアの閉まるスピードに違和感を感じたら調整する
  • ・アームがさびたら油をさす

といった対処を行うことで、長く使用できることにつながります。

ドアクローザーの交換の目安

ドアクローザーは分解や油の注入などを行うことができないため、故障した場合は新しいドアクローザーに交換しなければいけません。交換が必要になる症状や目安の一例としては


  • ・ドアクローザーから油が漏れている
  • ・速度を調整しても、すぐにドアが閉まるのが早くなる
  • ・15年よりも長く使用している

があげられます。これらに当てはまる場合、ドアの挟まりなどの事故の原因につながることもありますので、なるべく早めにドアクローザーを交換することをおすすめします。

ドアクローザーの調整方法

ドアの閉まるスピード調整はドアクローザーの側面にある「速度調整弁」で調整することができます。扉の閉まる速度が速くなった場合などは、油漏れチェックを行い、油漏れがない場合は速度の調整を行いましょう。

閉まる速度が早くなった場合の調整方法

本体の油漏れチェツクを行い、漏れが確認できた場合は、本体の交換を行います。油漏れがなければ、ドアクローザーの側面にある速度調整弁で調整します。調整弁は「プラスドライバー型」「マイナスドライバー型」「専用スパナ型」などがあります。

調整方法は調整弁を右(時計回り)に回すと扉の閉まる速度が遅くなり、左(反時計回り)に回すと扉の閉まる速度が速くなります。

※調整弁をゆるめ過ぎると油もれを起こしドアクローザーが使えなくなりますので、なるべく少しずつ回し様子を見ながら調節しましょう。難しいと感じる場合は無理して行わないようにしましょう。

扉がしまる直前に早くなる場合の調整方法

この場合は、取り付けミスの可能性がありますので、リンクとアームの位置を確認しましょう。

ドアクローザーはドアを閉じた時は


  • ・パラレル型の場合はリンクとドアは平行
  • ・スタンダード型はリンクとドアが垂直

になっているのが正しい状態です。ドアに対してリンクが斜めになっている場合は、位置調整が必要です。

調整方法は


  • 1.リンクとアームの連結を外す
  • 2.アームを手前に引き、リンクがドアと平行になる長さに調整してリンクとアームを連結する

という手順で行います。

ドアが開いた位置で止まらなくなった場合の調整方法

ドアをストップさせるには、リンクを止めている壁枠側の「ストップねじ」をゆるめ、ストップさせたい位置でドアを止めて、金具同士がカチッと接する所でネジを締め直して調整できます。

ドアクローザーから異音がする場合の調整方法

ドアクローザーからきしみ音などの異音がする場合の原因に、ネジがゆるんでいる可能性が考えられます。確認する場所は「ブラケット取り付け部分」「本体の取り付け部分」「リンクとアームの連結部分」「ストップジョイント部分」の4か所のネジを確認し、ゆるみがあればドライバーで締めましょう。

ネジがゆるんでいない場合は、アームやリンク、ブラケットの連動部分にグリスを塗布しましょう。

※この時にクレ556などのCRCを使用するとグリスが落ちてしまい、さらに大きな異音が発生する可能性がありますのでやめましょう。

グリスを塗布しても改善しない場合は、ドアや建具自体のゆがみが原因の可能性があります。その場合は、リフォーム業者などに相談することになります。

ドアクローザーの修理・交換の費用・料金相場

ドアクローザーの修理や交換を業者に依頼するとき、どれくらいの費用がかかるのか、料金相場はどれくらいなのかが気になると思います。

そこで今回は、生活救急車でドアクローザーの修理や交換作業をする場合の料金表をご紹介したいと思います。

作業内容 作業料金
ドアクローザー修理・調整

8,000円~

ドアクローザー交換

15,000円+部品代

ドアクローザー新規取付

30,000円+部品代

  • ※価格は税抜きです。
  • ※高速のサービスエリアや離島など、有料道路を通らなければ行けない場所は別途3,000円(税抜き)がかかります。
  • ※夜間・早朝(20:00~07:59まで)の作業は、別途8,000円(税抜き)の時間外料金がかかります。
  • ※上記料金は標準価格であり、トラブル状況によって作業内容が異なる場合があります。最終価格は、作業前にご提示するお見積り書の価格となります。

生活救急車で実際に対応した料金事例

料金表だけですと、実際に作業をした際の部品代がわかりません。

しかし、部品代は使う部品によって異なり、使う部品はトラブルの内容や作業箇所の状態によって異なるため、現地で確認するまで何の部品を使うのかがわかりません。

そのため、参考例として生活救急車で実際に対応したご依頼の料金事例をご紹介したいと思います。

※正確な見積りは現地見積りになります。料金事例に載っている部品が使えるかどうか(そもそも必要か)などは、現地の無料見積りで対応しております。

ドアクローザーのストッパーが効かなくなった修理の料金事例

  • 項目内容 料金(税込)
  • 玄関ドアクローザー調整 軽作業 8,640円
  • 合計 8,640円

>>>この料金事例の詳細はこちら

部品を購入したが取り付けられないため取り付けのみ依頼の料金事例

  • 項目内容 料金(税込)
  • 交換 ドアクローザー 16,200円
  • 合計 16,200円

>>>この料金事例の詳細はこちら

油漏れで壊れたドアクローザー交換の料金事例

  • 項目内容 料金(税込)
  • 交換 ドアクローザー 16,200円
  • 部品代 16,200円
  • 合計 32,400円

>>>この料金事例の詳細はこちら

油漏れとネジ穴破損によるドアクローザー交換の料金事例

  • 項目内容 料金(税込)
  • 交換 ドアクローザー 16,200円
  • 部品代 24,840円
  • 合計 41,040円

>>>この料金事例の詳細はこちら

ドアクローザーの油漏れの掃除・修理方法まとめ

今回はドアクローザーの油漏れの修理について、賃貸物件の場合の費用負担や自分でドアクローザーを交換する方法や調整方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

急に扉の閉まるスピードが早くなったりした場合は、ドアクローザーから油が漏れていないかチェックしてみましょう。油が漏れていると、ドアクローザーを丸ごと交換する必要があります。

自分で交換するのはちょっと自信がないなどの場合は、業者に相談するのがおすすめです。「どこに相談すればいいかわからない」というときは、お気軽に生活救急車へご相談ください。