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説明 巣がないところに、アシナガバチがたくさん集まって困っていませんか?建物の壁や木の幹など、巣ではないところに蜂が集まっていると不思議に思いますよね。もしかしたら、巣を作られるのでないかと心配になる人もいると思います。そこで今回は、アシナガバチが集まっている原因と巣作りの可能性についてご紹介したいと思います。
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巣がないところに、アシナガバチがたくさん集まって困っていませんか?
住処である巣に多くのアシナガバチがとまっているのは普通ですが、建物の壁や木の幹など、巣ではないところに蜂が集まっていると不思議に思いますよね。
「近づくと刺されてしまうかもしれない」「もしかすると、巣作りの準備をしているのではないか」と不安になることもあるかと思います。
そこで今回は、アシナガバチが集まっている原因と巣作りの可能性についてご紹介したいと思います。
アシナガバチは、巣で集団生活をする蜂です。そのため、普段は巣やその周辺に集まって過ごしています。
しかし、まれに巣がないところにアシナガバチが集まっていることがあります。この原因として、まず「これから巣を作ろうとしている」ことを思い浮かべる人は多いと思います。
もちろん、巣作りのために集まっているときもありますが、時期や条件によっては別の原因が存在する場合もあります。
そこでまずは、アシナガバチが集まっている原因についてご説明いたします。
4月~6月ごろは、アシナガバチが巣作りをする季節です。この時期に、軒下や庭木など雨風や直射日光の当たらない場所に蜂が集まっていた場合は、女王蜂と働き蜂が巣作りを進めている可能性があります。
アシナガバチの巣は、最大でも20cm程度とスズメバチやミツバチと比べると小さめです。作り始めの巣はもっと小さいので、集まっている蜂に隠れて見えないことも考えられます。
アシナガバチが集まっている中心をよく観察して、もし巣ができているのを発見した場合は、巣が大きくなる前に早めに駆除することをおすすめします。
外的な要因で巣を壊されて住処がなくなってしまったアシナガバチが、避難して集まっていることがあります。
巣をなくしたアシナガバチは、多くの場合そのまま外で死んでしまいます。
しかし、時期や状況によっては巣を作り直そうとする場合があります。巣の駆除を行った後などに、巣のあった場所の近くでアシナガバチが集まっていた場合は、しばらく注意しておいたほうがいいでしょう。
巣が破壊される原因には、さまざまなものがあります。アシナガバチが集まっている原因がわからないときは、直近に巣が壊れるような出来事が起こったかどうか確認してみると判断の助けとなるかもしれません。
アシナガバチの巣は、スズメバチの巣と比べると頑丈なつくりとなっています。
多少の雨風ではなかなか壊れませんが、台風のような激しい天候に見舞われると、壊れたり飛ばされて落ちることがあります。
7月ごろであれば、蜂が巣を修復しようとする可能性がありますが、9月以降になるにつれ、修復の可能性は低くなっていきます。
アシナガバチの巣を駆除したときに、生き残った蜂が戻ってくることがあります。
アシナガバチは巣へのこだわりが強く、場所をよく記憶しています。そのため、一度巣を作った場所にもう一度巣を作り直すために、駆除した場所の近くに集まって様子を見ていることがあります。
8月~9月ごろになると、スズメバチが活発に狩りを行うようになります。そのときに、アシナガバチの巣をスズメバチが襲うことがあります。
スズメバチに巣を襲われても、アシナガバチはほとんど反撃しません。スズメバチが幼虫やさなぎを狩り終えて、飛び去って行くまでじっと待っています。
幼虫やさなぎがいなくなって、壊滅状態になった巣は放棄されます。そうして住処のなくなったアシナガバチが、集まって過ごしていることがあります。
巣の穴(部屋)の数に対して蜂の数が増えすぎたため、巣に入りきれなくなった働き蜂たちが外で固まっていることがあります。
これが原因でアシナガバチが集まっていた場合、かなり近い場所に巣が作られている可能性があります。
日陰になっている場所などをよく探してみて、巣がどこかにないかチェックしておきましょう。
木の幹に集まっている場合は、樹液をなめている可能性が考えられます。
アシナガバチは、幼虫の餌としてイモムシなどの昆虫を獲りますが、成虫は樹液や花の蜜を食料としています。そのため、樹液が出ている木の幹に集まってくることがあります。
樹液に集まっている場合は、単純に食事をしているだけなのでその場所に巣を作られることはあまりありません。
しかし、アシナガバチには行動範囲があまり広くない種類もいます。そのため、樹液の近くを探すと巣が見つかるというケースも考えられます。
10月ごろにアシナガバチが集まっている場合は、巣での活動を終了して巣立った後の可能性があります。
この時期に集まっているアシナガバチは、越冬の準備をしている女王蜂か生殖活動を終えたオスの蜂であることが多いです。
すでに役割を果たしてその年の活動を終えているので、この状態でアシナガバチが巣を作る心配はほぼありません。寒くなれば、自然といなくなるでしょう。
ここまで、アシナガバチが集まっている原因をご紹介させていただきました。
アシナガバチはおとなしい種類の蜂で、巣を襲ったりこちらから手を出さない限り積極的に刺そうとはしません。
しかし、「蜂がぎっしりと密集している様子はちょっと怖いし、できるなら追い払ってしまいたい」というひともいると思います。
そこでここからは、アシナガバチが集まっているときの対処法をご紹介いたします。
夏の終わりから秋口くらいの、巣作りの時期を過ぎたころに集まっているアシナガバチは、何らかの理由で巣がなくなったり、巣から出て行った蜂です。
これから巣を作って活発に活動を始めるという可能性はほぼないため、放置しておけば自然と解散していくことがほとんどです。むやみに手を出さず、いなくなるのを待つ方法が最も安全といえます。
ただし、巣作り途中や、巣から働き蜂があぶれていることが原因だった場合は、放置してもいなくなる可能性は低いです。蜂が集まっているところの近くに巣があるときは、巣の駆除で対処しましょう。
木酢液やハッカ油からは、アシナガバチの苦手なにおいが発生します。アシナガバチが集まっている付近に木酢液やハッカ油を散布すると、においでアシナガバチが逃げていく可能性があります。
アシナガバチに直接散布すると、刺激を与えてしまい攻撃されるおそれがあるため、周囲に静かにかけるようにしましょう。
また、市販の虫よけネットを設置する方法もあります。吊り下げ式の容器の中に蜂を寄せ付けない薬剤が入っており、設置することで忌避効果を発揮します。
木酢液は、ホームセンターなどで市販されているものを水で1:1に薄めて使用します。
ハッカ油は、市販のものを20滴~30滴と、無水エタノール10ml、水90mlを混ぜ合わせて使用します。
それぞれ、スプレーの容器に入れて散布しましょう。薬剤を使用していないので、庭木などの植物にかけても影響はありません。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
集まっている蜂が数匹~数十匹程度であれば、自分で殺虫剤をかけて駆除することもできます。
防護服か、肌を露出しない厚手の服装を用意して、市販の殺虫スプレーを蜂が固まっているところに1分ほど噴射しましょう。スプレーに驚いて散らばった蜂にも、同じように吹き付けます。
殺虫剤に怒って攻撃されるおそれもあるので、駆除するときは避難する場所を確保しておきましょう。また、蜂に襲われそうになった場合は無理をせず駆除を中止して、身の安全を優先しましょう。
あまりにも大量に集まっているときは、自力ですべて駆除するのが難しいことがあります。そういったときは、専門業者への駆除依頼も検討しておきましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
今回は、アシナガバチが集まっている原因と巣づくりの可能性をご説明いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
アシナガバチが集まっている原因は、巣を作っている途中、巣が壊れたので逃げた、巣から出て行った、などがあります。巣作りの時期に集まっている場合は、巣を作られる可能性があるため、必要に応じて駆除を行いましょう。
蜂の数が多いときは、業者に相談すると安全に駆除できます。
生活救急車では、蜂や蜂の巣の駆除を承っておりますので、お困りの際はお気軽にお電話ください。まずは、現地でのご相談・お見積りから対応させていただきます。
ロウバイの葉っぱ2枚に沢山の蜂が集まっています。頭上にあり下を通っても 動きませんがやがて葉は散るのにと思います
今年は猛暑だったから、このとうりか不安はある。取りあえず近くに巣があるか見てみます
ポーチライトにいます。大人しくしています。怖いですが、いなくなるのを待ちます。なんか、可哀想だから。
庭ほうきに50匹位集まっいてびっくりしました。 殺虫剤をスプレーしたらあっという間に死んでしまいました。 蜂の名前もわからなかったのでネットで調べました。 分かりやすく説明してもらい感謝です。
突然、プランター栽培の唐辛子の葉の裏にハチが密集! 中学生の息子は、巣を作るから早く駆除を! と言いましたが。。 原因を色々探して見てたら、こちらの情報が。。9月に入ったばかりなので、もう巣作りの時期ではなさそうなので、少し様子を見てみます。 ありがとうございました!
10月なのに巣を作っているのかと驚いたがそうではなく、わかりやすい説明で良かった。