さまざまな暮らしに役立つ情報をお届けします。
説明 家の近くに蜂の巣ができたけれど、寿命で勝手にいなくなってくれないかと気になっていませんか?すぐに死んでしまうなら、巣を見つけても放っておいたらいつの間にか消えているかもと思いがちですが、放置するのは危険です。そこで今回は、蜂は自然にいなくなるのか、寿命はどの程度なのかをご紹介します。
※当サイトは、アフィリエイト広告を掲載しています。
家の近くに蜂の巣ができたけれど、寿命で勝手にいなくなってくれないかと気になっていませんか?
実は、蜂は基本的に短命で、働きバチの場合は1~3ヶ月ほどで死んでしまいます。
すぐに死んでしまうなら、巣を見つけても放っておいたらいつの間にか消えているかもと思いがちですが、放置するのは危険です。
そこで今回は、蜂は自然にいなくなるのか、寿命はどの程度なのかをご紹介します。
日本の民家でよく遭遇する蜂の種類は、大きく分けて3種類です。ここではそれぞれの特徴をご紹介します。
日本に生息する蜂の中で最も被害件数が多く、攻撃性が高いといわれているのがスズメバチです。強力な毒を持ち、刺されるとアナフィラキシーショックや炎症が起こり、重症化する恐れもあります。
大型のスズメバチ属、中型のクロスズメバチ属、小型のホオナガスズメバチ属の3種類に分けられています。
特にオオスズメバチは、非常に凶暴な性格で蜂の中でも一番危険度が高いです。
他の蜂同様、巣を守るために襲ってきます。危害を加えなくても攻撃してくるように見えますが、それは近くに巣があることを人が気づけないからです。
周囲に蜂の数が増えたり、蜂が一定方向に飛んでいるのを見かけたら、付近に巣がある可能性が高いので注意しましょう。
基本的にはおとなしい性格で、巣に触れなければ攻撃を仕掛けてくることはほとんどありません。
毒性はスズメバチ同様、種類によってはかなり強くアナフィラキシーショックなどを引き起こすこともあります。
土の中・屋根裏・床下・壁の中・木の洞などの見えない場所に巣を作ることが多いです。巣の強度も高く、簡単には壊せないのも特徴です。
攻撃性は非常に低く、刺激しない限り安全です。他の蜂より寿命が長く、冬でも活動します。
スズメバチやアシナガバチと比べて常に働きバチの数が多いため、巣に危害が加わった時は一斉に攻撃してくる可能性があるので注意が必要です。
ミツバチの巣もまた発見しづらい家の壁の中や屋根裏などに作られることが多いです。また、他の蜂と異なり何年も同じ巣で生活します。見つけたらすぐに駆除しましょう。
蜂の寿命は、種類や役割によって異なります。冬を迎える11月には、ほとんどの蜂は姿を消しますが、死んでしまったのか、冬眠しているだけなのか気になりますよね。
ここでは、種類ごとの蜂の寿命をご紹介します。
スズメバチは4,5月ごろから活発に活動し始めます。女王蜂が1人で巣作り、エサ集め、子育てを行い、働き手を徐々に増やしていきます。
女王蜂が増やした働きバチは、卵の状態で5日、幼虫の状態で2週間弱、サナギの状態で2週間、計1ヶ月で成虫になります。成虫になってからの寿命は、個体差がありますが基本的に4~5週間程度です。
女王蜂の寿命は約1年~2年で、長い場合は3年生きるといわれています。女王蜂は死期が近づくと、次の女王蜂となる幼虫にエサを与え育てます。
成長した次の女王蜂は巣立ち、次の春まで冬眠します。
アシナガバチの活動期間は8月~10月です。ほかの蜂より寿命が少し短いため、10月になると姿を消します。
女王蜂が増やした卵が約3週間程度で孵化し、その後20日ほどで成虫になります。成虫になってからおよそ1ヶ月程度で寿命が来ます。
9月ごろには働きバチの数が最も増え、冬にかけて徐々に寿命を迎えて死んでいきます。
4月頃になると冬眠から目覚めた女王蜂は、1匹で巣作りをし、幼虫を育てます。
幼虫が成長し働きバチになると、巣作りやエサ集めを働きバチに任せ、卵を産むことに専念します。
9月頃には新しい女王蜂を育て、巣立つ頃に寿命を迎えます。巣立った女王蜂は春が来るまで冬眠します。
ミツバチは巣の中にはちみつを蓄えて生活し、さらに蜂球(ミツバチが集まり身体を震わせて熱を生む行動)を行うことで働きバチも冬を超えることができます。
ミツバチの働きバチ(メス)は生まれてからさまざまな役割を担い、一生を終えます。羽化してすぐは巣の掃除、その後は巣の警備、巣作りを行い、最後は外で花粉や蜜の採取をしておよそ1ヶ月ほどで寿命を迎えます。
冬になると活動量が減るため、寿命が少し伸びるといわれています。
オスのミツバチは働かず、女王蜂との交尾を行いそのまま死んでいきます。交尾ができなかったオスは冬になると、巣を追い出されて死んでしまいます。
ミツバチの女王はローヤルゼリーを食べて育つため、働きバチ、オス蜂に比べて大きく、特に腹部は2倍ほどの大きさです。
毎年春になると新しい女王蜂が誕生し、産まれて1週間後にオスと交尾をします。
夏にかけて大量に産卵し、翌春に新しい女王が生まれると、古い女王は半数ほどの働きバチを従えて巣を出ていきます。
他の女王蜂と異なり、ミツバチは冬を超えることができるため、寿命が3~4年と長いです。
どの種類の蜂も冬になると寿命を迎えて死んでしまうか、活動をやめ冬眠します。
ミツバチの場合、巣の中で冬を越しますが、アシナガバチやスズメバチはほとんどの蜂が死んでしまい、残った女王蜂は巣ではなく、木の皮の隙間や土の中で寒さをしのぎます。
11月ごろにはほぼいなくなりますが、それまで放っておくと夏に近づくにつれて数がどんどん増え、巣が大きくなると蜂の警戒心も強くなり、攻撃性が高まるので危険です。
蜂の巣を見つけたら、すぐに駆除を行いましょう。
蜂の巣が近くにあると怖いですよね。放っておいたらいつか刺されそうで、不安になってしまうと思います。
駆除したいけど、自分でやるのはハードルが高いし、どうするのが最善策なのかわからない人はこれから紹介する方法を試してみてください。
自分で駆除するときは、蜂の巣が見えていて手の届く範囲で行いましょう。
1.昼のうちに蜂の巣の場所、巣の穴の位置を確認しておく。(できるだけ巣に近づかず、遠くから観察する。)
2.蜂は暗闇では飛べないため、時間は21時頃に行う。
3.必ず防護服を着用する。
4.懐中電灯を点滅させ、巣から2~3mの位置まで近づき巣の穴の位置を確認する。
5.巣の表面に殺虫剤を撒き、周りの蜂を駆除する。そのあと巣の穴から噴射する。蜂が出てこなくなるまで、3~5分ほど撒き続ける。
6.巣に近づいて、入り口から中にスプレーを撒く。
7.ライトを地面に置き、光に残りの蜂を集め殺虫剤をかける。
8.周囲には違いないことを確認し、ゴミ袋に巣を入れて処分する。
9.地面に落ちている死んだ蜂は、1日ほど針の部分が反射的に動くため、触らないようにする。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
自分で駆除を行うのが不安な場合は無理をせず、専門の業者に依頼することをおすすめします。
自治体によっては蜂の駆除を格安で行ってくれるところもあるようなので一度問い合わせてみるといいでしょう。
しかし、自治体が依頼する場合の駆除は、プロが行うとは限らないため、駆除しきれていないこともあり、再発してしまうケースもあります。
また、蜂の駆除が立て込んでいるときは、すぐに対応してもらえないこともあります。緊急を要しているときは、プロの業者に依頼するといいでしょう。
今回は蜂の寿命や、いなくなる時期についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
日本に生息する3種類の蜂は基本的に短命で、冬にはほとんど姿を消してしまいます。
しかし、自然消滅する冬まで蜂を放置すると、夏には蜂の数が非常に多くなり危険度が増してしまいます。
家の近くや、敷地内に蜂の巣を見つけたらすぐに駆除が必要です。小さいうちは自分で駆除が可能ですが、大きくなるにつれて危険を伴う可能性が高くなります。
生活救急車では、蜂の巣駆除のご依頼を承っておりますので、お困りの際はお気軽にお電話ください。まずは、現地にて駆除方法やお見積りのご相談から対応させていただきます。
簡潔で良く理解できた。ミツバチが大きなスズメバチの攻撃を受けた場合の働きバチの防御の仕方を知りたかったが??
たいへん参考になりました☺ありがとうございます☺
アスファルトの道路、約幅4メートルの所を歩いて居て、刺されて居ました‼️
自然が多い所のマンションの高層階のベランダにオオスズメバチだと思いますが日中4、5匹飛んで来ており旋回しながら窓にぶつかったりしています。とても恐怖ですが、もう少し我慢をすればいなくなるのが判り安心しました。
スズメバチにこの夏巣を作られ困っていました。冬になったので撤去したく、蜂はどうしているか知りたく、検索致しました。
簡潔でわかりやすく、よくわかった。直接関係は無いが、知識としてわかって良かった。