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スズメバチの駆除を自力でやる方法

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スズメバチの駆除を自力でやる方法

説明 スズメバチの巣ができてしまい、駆除をしたいけどどうやっていいのかわからなくて困っていませんか?専門業者に駆除を依頼するのが安全ですが、中には自力での駆除を検討されてる方もいらっしゃると思います。そこで今回はスズメバチの駆除を自力でやる方法をご紹介します。

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自宅の軒下や庭などにスズメバチの巣ができてしまい、駆除をしたいけどどうやっていいのかわからなくて困っていませんか?

専門の業者に依頼して駆除してもらうのが安全で確実ですが、中には自力での駆除を検討されてる方もいらっしゃると思います。

そこで今回はスズメバチの駆除を自力でできる条件や、自力で行うスズメバチの駆除方法、駆除した後の注意点やスズメバチに刺されてしまった場合の対処法などをご紹介します。

※スズメバチの駆除は、専門家でも怪我をすることがあります。スズメバチに刺されると死亡するリスクもありますので、基本的には業者への依頼を強くすすめます。

スズメバチの駆除が自力でできる条件

スズメバチの巣を見つけたら、安全のためにも巣が大きくなる前に駆除をするのがいいとされていますが、スズメバチの巣の駆除は非常に危険がともないます。

とくに、プロの駆除業者であってもスズメバチの駆除では怪我をすることがあるので、個人での駆除作業は状況を見ておかないと最悪の場合、病院に緊急搬送なんてことになりかねません。

そこでまずは、スズメバチの駆除が自力でできるかどうか、判断するためのポイントや基準についてご紹介いたします。


スズメバチの駆除を自力でできるかチェック

スズメバチは攻撃性が高く、巣に近づくと警戒音を発して攻撃してきます。スズメバチの巣の特徴は、初期はフラスコを逆さまにした様な形で、完成すると丸い形でまだらな模様になります。

自力で駆除できる巣の大きさ

巣の大きさが15cm以下の場合は、自力で駆除を行える範囲の大きさと言えるでしょう。

15cmを超える大きさになると働き蜂が羽化して、急激にスズメバチの数が増えて危険度が増します。

刺される危険性が高くなりますので、15cmを超えた場合は、業者に依頼する事をおすすめします。

自力で駆除できる巣の場所

巣がある場所が、軒下や庭木の枝幹(しかん)などの、低い位置にあれば自力での駆除も難しくはありません。

しかし、屋根裏や土の中などの閉鎖的な場所に巣がある場合は、狭く刺される可能性が高くなりますので、業者に依頼した方がよいでしょう。

スズメバチの駆除を自力でやる方法

スズメバチの駆除が自力でできるかどうかの判断基準などをご紹介しましたが、ここからは、駆除を行うにあたっての注意点や必要な物、駆除の手順をご紹介します。

※少しでも危険を感じたりした場合は、無理をせずに自力での駆除は中止して、必ず専門の業者に依頼するようにしましょう。

自力でスズメバチの駆除を行う時の注意点1.駆除を行う時間帯

スズメバチの駆除を行う時間帯ですが、日中は絶対に避ける様にしましょう。日が高い時間に駆除を行うと、駆除中に次々と働き蜂が巣に戻ってきてしまい、刺される危険性が高くなります。

暗くなると活動が鈍り、外出していた働き蜂も巣に戻っていて一気に退治できるので、夕方から日没後の2~3時間の間に駆除を行うようにしましょう。

しかし、暗くなると巣がよく見えなくなってしまうため、日中の間にスズメバチに注意をしながら下見を行い、巣の位置関係を把握しておき、対策を立てるようにしましょう。

自力でスズメバチの駆除を行う時の注意点2.服装の色・におい

スズメバチは黒色に向かって、攻撃してくる習性があります。駆除を行う際には、黒っぽい服を身に着けず、白もしくは淡い色の服装を身に着けるようにしましょう。

また、スズメバチは甘い香りに近寄ってくる習性があります。フローラルな香りの柔軟剤を使った服を着ているときや甘いジュースやお菓子を食べた後に駆除をするのは避けましょう。

自力でスズメバチの駆除を行う時の注意点3.準備する物

スズメバチの駆除では、「服装」「駆除のためのスプレー」「巣を落として撤去する道具」を前もって準備しておく事が大切です。

防護服

スズメバチ専用の防護服がもっとも安全ですが、購入すると数万円の費用がかかります。自治体によっては、無料で貸し出しを行っているところもありますので、問い合わせてみましょう。

用意できない場合は、作業着や厚手の服を着るといった方法もありますが、スズメバチの針は他の蜂よりも大きく、首まわりなどの厚着がしづらい場所や隙間ができる場所を刺される可能性もあります。

そのため、できる限り防護服を用意することをおすすめします。


※自治体によっては、防護服の貸し出しがされていることもあります。まずは、お住まいの自治体窓口に問い合わせることをおすすめいたします。


頭を保護する物

3,000円程度で購入できる防蜂ネットが一番安全です。用意が出来ない場合は、厚手の帽子やヘルメットを着用し、目をゴーグルで保護して下さい。

首元をタオルで覆い隠すのを忘れないようにしましょう。



手袋・長靴

手には、蜂の針を通しにくい皮の手袋や厚手の軍手を着用します。足はズボンの裾の下に長靴を履いておきましょう。

蜂が入り込まないように裾の上から、ひもで縛っておきましょう。

殺虫剤

殺虫剤は「ピレスロイド系」の成分が含まれている、蜂専用のスプレータイプの殺虫剤を用意しましょう。

ピレスロイドは蜂に限らず、大体の殺虫剤で使われている成分ですが、ときどき入っていない殺虫外があるので念のため確認しておいたほうがいいでしょう。

ホームセンターやネット通販などで、購入出来ますので多め(2~3本位)に用意しておきましょう。


※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。


長い棒

ススメバチの巣を落とす時に使用します。なるべく長さのあるものを用意しましょう。

ゴミ袋

棒で落としたスズメバチの巣をゴミ袋に入れて、燃えるゴミとして廃棄します。

懐中電灯

懐中電灯の光を直接スズメバチに当てると、光にめがけてスズメバチが向かってきます。必ず赤いセロファンをかぶせて、使用する様にしましょう。

自力で行うスズメバチの駆除手順1.巣の表面に殺虫剤を噴射する

ゆっくりと巣に近づき2~3mほど離れた場所から、巣の表面に向けて殺虫剤を噴射します。

この時、巣の内部からスズメバチが飛び出してきて、大きな羽音がしますが、ひるまずにそのまま2~3分は続けて殺虫剤を噴射して下さい。

そのまま殺虫剤の残量に注意しながら、巣の入り口付近目がけて殺虫剤を噴射します。

自力で行うスズメバチの駆除手順2.巣の中に殺虫剤を噴射する

手順1の殺虫剤の噴射によって、巣の中にいるスズメバチにも効果を発揮しているので、危険性は低いですが、慎重に巣の中に向けて殺虫剤を噴射しましょう。

巣の中からススメバチが飛び出して来る場合がありますが、素早く飛び立てないので、落ち着いて殺虫剤の噴射を続けましょう。

自力で行うスズメバチの駆除手順3.巣を落とす

用意した長い棒を使い巣を落とします。蜂が向かってきても、手で払ったり大声を出したりしないように注意しましょう。なかなか、落とせない場合は無理をせずにあきらめるようにしましょう。

自力で行うスズメバチの駆除手順4.巣をゴミ袋に入れる

落とした巣は持参したゴミ袋に入れます。念のため、ゴミ袋の中に殺虫剤を噴射してから閉じましょう。ゴミ袋の入れた巣は燃えるゴミとして、処分します。

また、駆除の時に殺虫剤で死んだスズメバチが落ちていると思いますが、むやみに手で触らないようにしましょう。スズメバチは死んでいても1日ほど反射的に針の部分だけが動いて、刺されてしまう可能性がありますので注意しましょう。

スズメバチを自力で駆除した後の注意点

スズメバチの巣は駆除して終了というわけではありません。再び巣を作られないために、駆除した後の対策をしっかりと行う必要があります。

戻り蜂に注意する

スズメバチの巣を駆除した翌日に、巣のあった場所にスズメバチが戻ってくることがあります。

これは「戻り蜂」といって、駆除を行った時に巣にいなかったスズメバチや、殺虫剤から逃れたスズメバチが巣があった場所に戻ってきます。巣を取り除いた後、1週間は飛び回ることがあります。

戻り蜂対策を行う

戻り蜂対策としては、駆除後、少なくとも1週間の間は巣があった場所に殺虫剤をこまめに噴射して、再び巣を作られないように気をつけましょう。殺虫剤の効果は雨が降ると消えてしまいますので、雨が上がった後に再度殺虫剤をまくのを忘れないようにしましょう。

>>>蜂の巣を駆除したのに戻ってくる

巣を作らせない予防対策にも

スズメバチが巣を作る春先に、定期的に殺虫剤をまいておくことで、巣を作らせない予防にもなります。殺虫剤の他にも、ハッカ油や木酢液のにおいをスズメバチは嫌がりますので、定期的にまいておくと予防効果があります。


※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。


スズメバチに刺されてしまった場合

スズメバチの駆除を自力で行った時に、運悪くスズメバチに刺されてしまう場合があります。スズメバチに刺された場合、適切に応急処置を行うことで、症状の緩和につながります。

スズメバチに刺された時の応急処置

スズメバチに刺された場合の、応急処置の流れをご紹介します。


  • 【スズメバチに刺された時の応急処置】
  • 1.その場から身を低くしてゆっくりと離れる
  • 2.傷口を指で強くしぼりながら流水でよく洗う
  • 3.傷口を水でよく冷やす
  • 4.傷口に虫さされの薬を塗る

※上記はあくまで応急処置です。スズメバチに刺されたときは、病院で医師の治療・診断を受けましょう。重症の場合は、救急車を呼びましょう。

スズメバチの駆除を自力でやる方法まとめ

今回はスズメバチの駆除を自力でできる条件や、自力で行うスズメバチの駆除方法などをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

スズメバチの駆除を自力で安全に行うためには、巣の大きさや場所、時期などの条件確認やしっかりした準備を行うことが必要です。

しかし、スズメバチは蜂の中でももっとも駆除に危険が伴う作業のため、基本的には専門業者への依頼をおすすめします。

生活救急車では、スズメバチや巣の駆除を承っております。作業内容のご相談や他社比較のための見積りも対応しておりますので、お困りの際はお気軽にお電話ください。


生活救急車 編集部
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良く解りました、やってみます。

とても分かり易い説明で大変参考になりました。 ありがとうございました!

具体的なサイズなどが挙げられていて、参考になりました。

ありがとうございます。寒くなってきましたので、挑戦してみます。

参考になりました。細心の注意を払いながら除去作業します。

参考になりました 有難うございました。