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説明 徘徊対策をやりたいけれど、どんなグッズが有効か分からなくて困っていませんか?徘徊の仕方は人それぞれですし、まったく情報がない状況では、効果的なグッズを選ぶのは難しいと思います。そこで今回は、認知症による徘徊対策で使われるグッズやサービスなどについてご紹介いたします。
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徘徊対策をやりたいけれど、どんなグッズが有効か分からなくて困っていませんか?
徘徊の仕方は人それぞれなので、「とりあえず徘徊対策グッズを使えばOK」とはなりません。状況に合った徘徊対策グッズを選ぶ必要があります。
しかし、どんなグッズがあるのか、どんなグッズが適しているのかなど、情報がない状態からグッズを選ぶのは難しいと思います。
そこで今回は、認知症による徘徊対策で使われるグッズやサービスなどについてご紹介いたします。
まずは、「そもそもどんな徘徊対策グッズがあるのか分からない」という方に向けて、認知症の徘徊対策グッズについて詳しく紹介いたします。
それぞれについて解説しておりますので、ご家族の方の状況に合わせて適切なものがないかチェックしてみてください。
徘徊対策グッズは種類が豊富なので、どれを選べばいいのか悩んでしまうこともあるかと思います。
グッズを選ぶ前に、どのような徘徊の仕方をするか、よく観察して特徴を知っておくと、グッズに求める効果が明確になります。
【例えば】
グッズに求める効果 | 徘徊するのを防止したい | 外出しようとしたら知らせてほしい | 徘徊時の居場所が分かるようにしたい |
---|---|---|---|
効果的なグッズ |
|
人感センサー | GPS |
徘徊の仕方は人それぞれで、「これさえ使っていれば安心」ということはありません。そのため、複数のグッズを組み合わせて使うことも効果的な徘徊対策です。
色々なグッズを比較・検討してみることをおすすめします。
電子錠とは、リモコンキーやカードキー、暗証番号などで施解錠を管理する錠前です。
電子錠はオートロックやセキュリティアップなどの特徴が主ですが、「外に出にくくする」などの徘徊対策に役立つ特徴も持っているタイプもあります。
製品ごとに仕様が違うので、徘徊対策に有効な電子錠を探す必要はあるものの、中には一台で「人感センサー」や「開けにくい錠前」などいくつもの徘徊対策グッズの役割を担ってくれるものもあります。
買い物などの短時間の外出すら不安で仕方ない、夜中の徘徊が心配で眠れないという方は導入してみてはいかがでしょうか。
徘徊を防止するだけでなく「出かけてしまったときの対策」を考えたいという方もいるかと思います。
GPSはそんな万が一に備えられる徘徊対策グッズです。スマホなどから位置情報を把握することができるので、すぐ迎えにいくことができます。
状況に合ったGPSを探してみましょう。
人感センサーとは、動きや人通りを感知して、音や光で知らせてくれる徘徊対策グッズです。
送信機と受信機に分かれており、送信機が感知した異常を受信機に伝えてくれるシステムになっています。
マットタイプやマグネットタイプ、屋外に設置できるタイプなど、様々な人感センサーがあるので、目的に応じて選んでみてはいかがでしょうか。
また、距離ができるとアラームが鳴るタイプの人感センサーもあります。こちらに関しては、一緒にいるときにはぐれてしまって起きる徘徊の防止に有効です。
玄関や勝手口だけでなく、窓の鍵を開けて出かけてしまう場合は、窓枠に内鍵をつける方法が有効です。
窓の内鍵には、暗証番号で開けるものやシリンダー付きのものがあり、窓を開けるにはその都度解錠が必要になります。
暗証番号や鍵の管理を徹底すれば、簡単に開けられなくなるので、効果的な徘徊対策が可能です。
掃き出し窓などのサイズの大きい窓や認知症の方が過ごす部屋の窓などに、内鍵を取り付けてみてはいかがでしょうか。
両面シリンダーとは、室外側と室内側の両方が鍵穴になった錠前のことです。解錠するには鍵が必要になるため徘徊を防止できます。
また、両面シリンダーに似たものとして、着脱式サムターンという錠前の「つまみ」の部分が取り外せるようになっているものもあります。解錠するには外したサムターンが必要になるので、ふいに出かけられる心配がなくなります。
自分が外出中の徘徊を防止したい方や、夜中に徘徊に出ないか不安な方におすすめの徘徊対策グッズです。
5つの徘徊対策グッズについて紹介してきましたが、ここで紹介した対策グッズの簡単な比較を早見表にまとめておきたいと思います。
対策グッズ | 電子錠 | GPS | 人感センサー | 窓の内鍵 | 両面シリンダー |
---|---|---|---|---|---|
導入難易度 | 中 | 低 | 中 | 中 | 中 |
費用目安 | 4.5~8万 | 2~10万 | 1~5万 | 2~3万 | 2~5万 |
期待できる効果 | サムターンによる開錠防止 | 徘徊時の位置特定 | 徘徊前の警報 | 窓からの外出防止 | サムターンによる開錠防止 |
複数の対策グッズがありますが、どれか1つだけ導入するのではなく、複数の対策を組み合わせるのがおすすめです。
何を組み合わせるかは予算やご家族の認知症の具合によって異なりますが、例えば下記のような組み合わせをするのがおすすめです。
上記の組み合わせであれば、玄関や窓の施錠をしっかりして鍵を自分で保管しておけば閉め忘れなどがない限り外に出られる心配はありません。
ただ、家事や介護で忙しいときに鍵の閉め忘れをしてしまう可能性もあるので、それをカバーするためにGPSを準備しておくという組み合わせです。
徘徊対策グッズも万能ではないので、時には家族が気を付ける必要があります。しかし、どんなに気を付けていても徘徊が防止できないケースもあるでしょう。
そういったケースが不安な方は、徘徊対策グッズを使うほかに、徘徊対策サービスなどの人の協力が得られる方法もおすすめです。
ここでは徘徊対策サービスについて紹介いたします。
夜間の徘徊を防止するには日中に活動してもらって夜中にぐっすり眠れるようにすることも重要です。
デイサービスでは、家族ができない時間の介護を行うだけでなく、施設内でのレクリエーションなどで活動的になれるため、夜間の徘徊対策に役立ちます。
家族がケアできない部分をサポートしてくれるので、家を空ける時間が長い方や一人での介護が負担になっている方は検討してみてください。
ホームセキュリティ会社が提供している高齢者の見守りサービスも徘徊対策に使われます。
提供している会社によって内容は変わりますが、認知症の方が家族の知らないうちに徘徊してしまった際に、GPSで位置確認をしたり送迎をしてくれるサービスなどがあります。
自分で居場所を把握できるようにしつつ、対応が難しいときはサポートしてもらいたいと考える方は、保険として加入してみるのもいいでしょう。
今回は、徘徊対策をしたいと考えている方に向けて、徘徊対策グッズや徘徊対策サービスの紹介をいたしました。
徘徊の問題は、自分一人だけ、家族だけで解決しようとすると、介護疲れなどを引き起こす原因になりかねません。
徘徊対策グッズを活用したり、見守りサービスなどの人の協力を得たりして、徘徊対策の負担を軽減できる工夫がおすすめです。
生活救急車では、内鍵や電子錠の取付、鍵の交換などのご依頼を承っております。徘徊対策に有効な鍵を取り付けたい方はお気軽にご相談ください。
GPS(SECOM)を持ってますが、夏になり薄着の為に仕舞う所がありません。 ズボンのポケットだと出してしまうのですが。。。