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説明 一度、蜂の巣を作られてしまった人は、時期がくると以前巣ができた近辺に予防策を施されているかと思います。しかし、去年初めて巣を作られたという人は、どんな予防策を行ったらいいかわからなくて困りますよね。そこで今回は、はじめて蜂の巣予防をする人に向けて、蜂に巣を作らせない方法と、蜂の巣予防グッズなどをご紹介いたします。
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蜂に巣を作らせないための予防策をお探しではありませんか?
蜂に気に入られてしまった場所は、毎年同じ時期に巣を作られることがあります。一度巣が作られてしまった人は、時期がくると、以前巣ができた近辺に予防策を施されているかと思います。
しかし、去年初めて巣を作られたという人は、どんな予防策を行ったらいいのかわからなくて戸惑ってしまうかもしれません。
しかし、はじめて蜂の巣対策をする人でも、予防に最適な時期の把握、道具の準備などをしっかりしておけば、蜂の巣づくりを防ぐことが可能です。
そこで今回は、はじめて蜂の巣予防をする人に向けて、蜂に巣を作らせない方法と、蜂の巣予防グッズなどをご紹介いたします。
蜂の巣の予防で重要なことは、予防策そのものだけではありません。
「いつ」「どこに」行うか、ということも同様に予防の効果に大きくかかわってきます。
そこでまずは、蜂の巣の予防策をするときの大まかな流れについて、ご説明したいと思います。
蜂は、主に春先から巣作りを始めます。そのため、効果的な予防を行うには、「予防時期」を巣作りの時期に合わせることが重要となります。
巣作りの時期は、だいたい4月~6月までの間です(蜂の種類によって多少前後します)。女王蜂が巣作りのために活動を始める少し前の、4月あたりから予防を始めて、7月くらいまで継続的に対策を行うと、巣作りの可能性を低減することができます。
予防策を行う際は、まず予防すべき場所がどこかを調べましょう。
以前、蜂の巣を作られたことがある場合は、その場所を重点的に行うことをおすすめします。過去に蜂の巣を作られた場所は、その場所が蜂にとって快適に住める場所だと判断されたということでもあるためです。
蜂の巣は、直射日光のあたらない、雨風が防げる乾燥した場所によく作られます。具体的には、以下のような場所があります。
予防策を施す際は、上記のような場所を中心に実施するといいでしょう。
蜂の巣は、蜂にとって居心地のいい場所によく作られます。そのため、その場所を蜂にとって快適ではない環境に変えることで、蜂の巣を予防できる可能性があります。
また、その場所に蜂が侵入できないように対策を行うことも効果的です。
庭木や植え込みを剪定して風通しを良くする、屋根裏や床下に防虫ネットを張って侵入できないようにする、といった予防策を行いましょう。
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アシナガバチは、すでにほかの蜂の巣がある場所に巣作りするのを避ける傾向にあります。
上の方を切ったペットボトルに新聞紙をかぶせると、色や形がアシナガバチの巣に似たダミーの巣を作ることができます。このダミーの巣を吊り下げておくことで、「すでに巣が作られている」と錯覚させて、巣作りを諦めさせられることがあります。
軒下や玄関先など、手を加えることのできない場所に巣を作られることもあります。そんなときは、忌避効果のあるものを使用し、巣を作られそうな場所に蜂が近づけないようにする方法が効果的です。
忌避効果のある殺虫剤を散布したり、虫よけを設置して、巣を作りに来た蜂が近づけないように対策しましょう。
散布するタイプの忌避剤は、しばらくすると揮発して効果が落ちてしまいます。そのため、定期的に散布する必要があります。
また、雨が忌避成分を洗い流してしまうので、雨のあった翌日は忌避剤を散布し直しておきましょう。
巣作りの時期は、7月くらいまで続きます。「いつもは蜂が出る時期でも蜂を見なくなった」という場合でも、巣作り期間が終わる夏ごろまでは予防を続けたほうが安心です。
もし巣を作り始めていても、早い段階で対応すれば、自分で駆除できる可能性もあります。
蜂の対策グッズというと、殺虫剤を思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、目の前にいる蜂を駆除するだけではなく、蜂を近づけないようにしたり、蜂の巣を予防するための製品も数多く販売されています。ホームセンターやネットショップで取り扱っているので、予防策の準備をするときに購入しておきましょう。
ここでは、市販されている蜂の巣の予防グッズをいくつかご紹介させていただきます。
蜂が苦手とする、ピレスロイド系の成分が入ったスプレータイプの殺虫剤です。
殺虫剤の中に忌避成分が含まれているため、巣作りされそうな場所に吹き付けておくと蜂が寄ってきにくくなり、巣作りの防止効果が期待できます。
殺虫剤でもあるので、予防と駆除の両方に使えます。巣の駆除もできますが、「スズメバチの巣には使用しない」という注意書きがある点に気を付けましょう。スズメバチは、巣から離れて飛んでいるものにだけ使うことができます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
この製品も、蜂の殺虫と忌避効果のあるピレスロイド系の成分が含まれています。
蜂が巣を作りそうな場所にスプレーして近づけないようにしたり、作りかけの巣の拡大を防止する効果があります。
殺虫剤としても使用でき、効き目がある蜂は、アシナガバチ、ミツバチ、クマバチなどです。スズメバチやスズメバチの巣の駆除には使用できないため、注意しましょう。
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木酢液(もくさくえき)は、木を焼いた煙を集めて冷やし、液体にしたものです。
木酢液からは、植物が焼けたようなにおいが発生します。火を嫌う蜂などの昆虫は、本能的にこのにおいを避ける傾向にあるため、蜂の予防に使用することができます。薬剤を使っていないので、庭木にかかっても悪影響がありません。
予防策として使うときは、ホームセンターなどで販売されているものを、水で1:1に薄めて使います。バケツやペットボトルに入れて設置したり、巣を作られそうな場所にスプレーで散布して使用します。
設置する場合は約1ヶ月、散布する場合は約2週間ほど効果が持続します。
木酢液を使う場合、ペットを飼っている家は注意が必要です。
木酢液のにおいは、犬や猫といった動物も苦手としています。実際に、木酢液が猫よけとして使われていることもあります。ペットがいる家で使う場合は、ペットに影響が出ないかどうかあらかじめ確認しておきましょう。
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予防策を行っていても、残念ながら、絶対に蜂の巣が作られなくなるとは限りません。
蜂の巣ができてしまった、予防対策中に蜂が寄ってきた、などの状況を想定した準備をしておくと、より安心できると思います。
ここからは、蜂を自分で駆除する場合に、準備しておいたほうが良いものをご紹介いたします。
自分で駆除するときは、まず蜂に刺されないように装備を整えることが大切です。防護服を用意して、蜂に襲われたときの対策をしましょう。一般的な衣服や作業服では、防護に限界があります。
駆除のときの蜂被害は、袖口や襟から蜂が入り込んで刺されるといったケースが多いです。そのリスクを減らすためにも、駆除は防護服を着て行うのが理想的です。
ネットショップで購入することができますが、安いものは生地が薄くて蜂(とくにスズメバチ)の攻撃を防げない可能性があります。
きちんとした専用のものは数万円程度からと高額ですが、安全性を考慮して、できるだけしっかりしたつくりのものを揃えるようにしましょう。
駆除するのがスズメバチの場合は、防護服を貸し出してくれる自治体もあります。駆除の際は、問い合わせて確認してみましょう。
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蜂を自分で駆除するときは、動きを止めつつ退治ができる殺虫スプレーを使用しましょう。
ピレスロイド系の成分が含まれていれば駆除できますが、「蜂用」の表記がある殺虫剤のほうがより効果的です。
蜂は近づいてくるものに威嚇したり、攻撃したりするため、駆除する際はできるだけ距離をとるようにしましょう。
安全のためには、最低3m以上は離れていたほうがいいでしょう。そのため、殺虫剤もなるべく遠くまでスプレーが届くものを選んだほうが、安全に駆除できる可能性が上がります。
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今回は、蜂に巣を作らせない方法についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
蜂の巣の予防は、巣作りが本格化する前に行うと効果的です。4月~6月ごろから、蜂にとって快適な環境をつくらない、蜂を近づけさせない、などの方法で予防策を行いましょう。
蜂の巣予防のグッズは、殺虫スプレーや木酢液などが販売されています。予防策を行う際は、ホームセンターなどで購入しておきましょう。
もし蜂の巣が作られてしまったときは、なるべく早く駆除することが大切です。しかし、巣の駆除には危険が伴うので、できるだけ業者に相談したほうが安全です。
生活救急車では、蜂の巣の駆除・防除を承っておりますので、ぜひご相談ください。まずは、お見積もりからご対応させていただきます。