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蜂の巣を自分で駆除するやり方【完全マニュアル】

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蜂の巣を自分で駆除するやり方【完全マニュアル】

説明 蜂の巣を自分で駆除しようと思っているけれど、やり方がわからなくて困っていませんか?家の敷地内で蜂の巣を見つけたら、巣が大きくなる前に自分でさっさと駆除したいと思いますよね。そこで今回は、蜂の巣を自分で安全に駆除する方法についてご紹介いたします。

蜂の巣を自分で駆除しようと思っているけれど、やり方がわからなくて困っていませんか?

家の敷地内で蜂の巣を見つけたら、巣が大きくなる前に自分でさっさと駆除したいと思いますよね。

しかし、あまり知られていませんが、日本では毎年、蜂に刺されて何人も人が死んでいます。何の準備も知識もない状態で、蜂の巣の駆除を行うのは大変危険です。

そこで今回は、蜂の巣を自分で安全に駆除する方法や自分で駆除をするのは避けた方がよい状況など、蜂の駆除のやり方についてご紹介いたします。

蜂の巣を自分で駆除する方法

蜂の巣を自分で駆除するには、非常に危険がともないます。毎年、死亡事故が起きるほどです。

そのため、一番最初に紹介する駆除を行う時の注意点をご紹介し、その後、具体的な駆除方法をご紹介いたします。

※少しでも危険を感じたり自信がない場合は、無理をせずに自分で駆除を行うのは取りやめて、専門の駆除業者にお願いするようにしましょう。
※通り道などに蜂が逃げて通行人を蜂が刺すような事故がないように、周囲の安全確保にも必ず配慮しましょう。

蜂の巣を自分で駆除する方法1.駆除を行う時の注意点

蜂は暗くなると活動が鈍くなりますので、駆除を行う時間帯は「夕方から夜間(日没後の2~3時間の間)」に駆除を行うのがよいでしょう。この時間帯なら、働き蜂も巣に戻っているので一気に駆除することができます。

太陽が高く昇っている日中に駆除を行うと、駆除作業中に遠くにいる働き蜂が次々と巣とは別の場所から戻ってきてしまい、刺される危険性が増します。

しかし、暗いと巣がよく見えなくなってしまいますので、日中の間に巣の位置関係などを把握しておきましょう。

蜂はにおいに敏感

蜂はにおいに敏感です。蜂の巣を駆除する時には、ヘアスプレーや香水などにおいのするものはつけずに駆除作業を行いましょう。洗濯洗剤や柔軟剤などの甘いにおいにも注意しましょう。

白色や淡い色の衣類を身につける

黒色や原色に近い色は蜂を刺激し、攻撃される恐れがあります。蜂の巣の駆除作業を行う場合は、白色や淡い色の衣類を身につけるようにしましょう。

蜂の巣を自分で駆除する方法2.安全に駆除するために必要な物

蜂の巣を自分で駆除するには、蜂から身を守るために準備する物があるので、ご紹介いたします。

防護服

防護服は蜂駆除専用の防護服を用意しましょう。しかし購入するとなると、1着だけで数万円(きちんとしたものだと10万円以上)かかってしまいます。ただし、自治体によっては、防護服の無料貸し出しを行っている自治体もありますので、市や区役所などの役場に確認してみるといいでしょう。

自治体での貸し出しがない場合は、民間のレンタルサービスを利用するといった方法もあります。

もし、防護服の用意できないときは、できるだけ白色に近く襟(えり)や袖口にすき間のない、作業着など厚手の長袖・長ズボンの服装にレインコートを上から着用しましょう。

注意点ですが、蜂用の防護服でもミツバチ用とアシナガバチ・スズメバチ用では生地の厚みが違います。

とくに、スズメバチの針はミツバチ用の薄い防護服では防げないので購入・レンタルするときはスズメバチの針にも耐えられるものか必ず確認しておきましょう。

手袋・長靴

安い防護服だと、手袋や長靴がついていないことがあります。もしも、防護服に手袋や長靴がついていなければ別途用意しましょう。

手には、蜂の針を通しにくい厚手の軍手や皮製の手袋を着用しましょう。足は長靴を履き、ズボンのすそは長靴の中に入れ、蜂が入り込まないように上からヒモなどでしばっておきましょう。

殺虫剤

蜂の巣に安全に近づくために、殺虫剤を使用します。ホームセンターやネット通販で蜂用のものが市販されています。

蜂とゴキブリ、ハエなどでは、それぞれに「一番良く効く」殺虫成分の種類が異なります。生命力の強いゴキブリを一瞬で退治できる殺虫剤でも、蜂を退治するのに数分かかるということもあります。

蜂は反撃してくるので、素早く退治できる殺虫剤が必要です。殺虫剤を購入するときは、蜂駆除用の殺虫剤を用意するようにしましょう。

長い棒

蜂の巣に直接手で触れるのは危険ですので、長い棒を使い蜂の巣を落とします。離れた場所からでも使用できるように、長めのものがよいでしょう。

ゴミ袋と虫取り網

落とした蜂の巣はゴミ袋に入れて処分します。虫取り網があれば、網の内側にゴミ袋を入れ、棒で叩き落すことで蜂の巣を袋に入れやすくなります。

蜂の巣を自分で駆除する方法3.殺虫剤を巣に噴射する

準備がしっかりとできたなら、蜂の巣の駆除作業を行います。まずは、蜂の巣から2~3mほど離れた場所から巣の表面に向けて殺虫剤を噴射します。

この時、中から蜂が飛び出してきて、大きな羽音を立てたり威嚇(いかく)をしてきたりしてびっくりするとは思いますが、ひるまずに2~3分は続けて殺虫剤を噴射し続けて下さい。

殺虫剤の残量に注意しながら、巣の入り口あたりを狙って殺虫剤を噴射します。

蜂の巣を自分で駆除する方法4.巣の中に向かって殺虫剤を噴射する

殺虫剤の噴射によって、巣の中にいる蜂の大群も弱っているので危険性は低いですが、注意しながら巣に近づきましょう。そして、入り口から巣の中に向かって殺虫剤を噴射して、残っている蜂を駆除しましょう。

巣の中から蜂が飛び出してくることがありますが、殺虫剤の効果で動きが鈍っているので、慌てずに殺虫剤の噴射を続けましょう。この時に、巣の周囲にまだ残っている蜂がいる場合は、殺虫剤を噴射して駆除しましょう。

蜂の巣を自分で駆除する方法5.巣を落とす

蜂の巣から蜂が出てこなくなり、まわりにも蜂がいなくなったら、長い棒を使って巣を落とし、袋の中に巣を入れます。念のため、袋に巣を閉じ込めた後も殺虫剤を注入しておくといいでしょう。

巣を落とした後は、巣があった場所にも戻り蜂対策として殺虫剤をまいておきます。こうすることで、逃げ出した蜂が戻ってきて同じ場所に再び巣を作るのを予防することができます。

巣を落とすことができないときは、無理をせずにゆっくり後退して、別の日にやり直すか、業者依頼を検討しましょう。

蜂の巣を自分で駆除する方法6.ゴミ袋を閉じる

蜂の巣は可燃ごみとして出すことができるので、巣を回収した後は自治体指定の袋に入れて可燃ごみに出しましょう。

殺虫剤で周囲に落ちた蜂は死んでいる場合でも、筋肉の収縮運動で毒針に刺されるおそれがありますので素手で触らず、ちりとりとほうきやトングなどで回収します。

ゴミ袋に入れた後も、袋の中で蜂が暴れているようなら防護服を来た状態で袋の中に殺虫剤を注入して完全に駆除するようにしておきましょう。

蜂の巣を自分で駆除する方法7.戻り蜂対策

駆除を行う時に留守にしていた蜂や殺虫剤から逃れた蜂が、巣があった場所に戻ってくる可能性があります。このような蜂は「戻り蜂」といい、巣を駆除した後1週間程度は飛び回るといわれています。

戻り蜂対策としては、駆除後1週間は巣があった場所に殺虫剤をこまめに噴射しておくといいでしょう。殺虫剤には蜂を近寄らせない作用のある成分も含まれていますので、蜂が寄り付きにくくなります。

ただし、雨が降ると殺虫剤の効果が消えてしまいますので、雨が上がった後に再度、殺虫剤をまくのを忘れないようにしましょう。

蜂の巣を自分で駆除しない方がいいケース

先ほど、蜂の巣を自分で駆除する方法をご紹介しましたが、状況によっては自分で駆除を行うのが非常に難しく危険なケースがあります。

蜂の巣がどういう状況の場合は、自分で駆除しない方がいいのかについてご紹介いたします。

蜂の巣を自分で駆除しない方がいいケース1.蜂の巣の大きさ

蜂の巣の大きさによって、駆除の難易度が変わってきます。一般的には個人で安全に対処できる蜂の巣の大きさは直径15cmまでといわれています。

直径15cmとは、千円札の横幅と同じ長さです。

15cmを超える蜂の巣の場合、働き蜂が羽化して蜂の数が急激的に増える時期になっていて、巣にいる蜂が非常に攻撃的になっています。

蜂の巣を自分で駆除しない方がいいケース2.蜂の巣の場所

蜂が巣を作る主な場所は、軒下・窓枠・木の枝幹(しかん)・建物の天井などの「開放的な場所」や、屋根裏・床下・土の中などの「閉鎖的な場所」などがあります。

蜂の巣が開放的な場所で、手の届く低い場所にあるなら比較的安全に駆除ができるでしょう。しかし、閉鎖的な場所にある蜂の巣の駆除は、蜂が密集しやすく刺される可能性や危険度が高くなります。

また、屋根裏や床下などの蜂の巣の駆除を行う場合、壁や床板をこじ開けたり外したりする必要がありますので、一般の人には難しい作業といえます。

蜂の巣を自分で駆除しない方がいいケース3.蜂の種類

日本の家屋に巣を作る蜂は、「ミツバチ」「アシナガバチ」「スズメバチ」の3種類がほとんどです。蜂の種類によって、駆除の危険度が大きく変わってきます。

ミツバチとアシナガバチは比較的安全に巣の駆除を行えますが、スズメバチの場合は他2種類と比べて大きな危険がともないます(他の2種類も刺されて死亡するケースがあるので、油断しないようにしましょう)。

スズメバチの巣は自分で駆除できない訳ではないですが、他の2種類よりも針が強力で薄い防護服なら貫通してしまい、巣や個体に近寄るだけで攻撃してきます。

そのため、スズメバチの巣については、なるべく専門の業者に駆除を依頼することをおすすめします。

蜂の巣を作らせない予防対策

蜂による被害を防ぐためには、蜂の巣を作らせないことが重要です。ご紹介したように蜂の巣ができてしまうと、駆除を行うには手間と危険が伴います。

ここでは、蜂の巣が作られやすい場所ごとに、巣を作らせない予防対策をご紹介します。

蜂の巣を作らせない予防対策1.換気口

換気口や通気口などは、普段から見えにくい場所ですので注意が必要です。

屋根裏や床下などへの侵入経路にもなりますので、蜂が入れないように網目の細かいネットなどでふさぐとよいでしょう。

蜂の巣を作らせない予防対策2.軒先

木造建築の一戸建ての軒先やマンション、アパートなど集合住宅のベランダの軒先は、蜂が巣を作りやすい場所ですので注意が必要です。

殺虫剤や木酢液をふきつけておくと予防になります。

蜂の巣を作らせない予防対策3.庭の木

生い茂った庭の草木や垣根は視界が悪く、気付いたらいつの間にか蜂の巣ができているケースがあります。

4~6月ごろの巣が作られる時期に、庭木の手入れや剪定(せんてい)を行い、見通しが悪くならないようにしましょう。

蜂の巣を作らせない予防対策4.雨戸の戸袋

戸袋とは雨戸を開けた時に、雨戸が収納される場所のことです。

戸袋のすき間や上に蜂が巣を作るケースもありますので、巣が作られる時期は雨戸の開閉や、戸袋の掃除を行い、巣が作られていないか確認しましょう。

蜂の巣を作らせない予防対策5.物置や倉庫

人の出入りの少ない物置やあまり使われていない倉庫などは、蜂が巣を作るには格好の場所になってしまいます。

巣を作らせない対策としては、すき間があればすき間をふさぐ、殺虫剤や木酸液をふきつける、こまめに空気の入れ替えを行うなどがあります。

蜂の巣を作らせない予防対策6.エアコンの室外機

エアコンの室外機の中に蜂が巣を作ることもあります。特にエアコンを使用しない時期に巣を作りやすいので、注意が必要です。

蜂の巣がないか、室外機の周囲に蜂が飛んでいないかを定期的に確認するようにしましょう。

蜂の巣を自分で駆除するやり方【完全マニュアル】まとめ

今回は、蜂の巣を自分で駆除する方法や自分で駆除をするのを避けた方がよい状況などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

蜂の巣の駆除は、大変危険がともなう作業です。自分で駆除を行う場合はしっかりと準備して、安全に注意を払いながら行うようにしましょう。

少しでも危険を感じたり、自信がない場合は無理をせず専門の駆除業者への依頼をおすすめします。

生活救急車でも、蜂の巣駆除作業を承っております。お困りの際はお気軽にお電話ください。まずは、現地での巣の確認、駆除方法のご相談、お見積りから対応させていただきます。