さらに条件を追加する
LIBRARY

家に入った野良猫を捕まえる方法と手続きについて

さまざまな暮らしに役立つ情報をお届けします。

対応カテゴリ
サブカテゴリ
家に入った野良猫を捕まえる方法と手続きについて

説明 家に野良猫が入り込んだけれど、どうやって捕まえたらいいのかわからなくて困っていませんか?駆除業者なども、猫は対応できないので自分で捕まえるしかありませんが、どうしたらいいのか分からない人は多いと思います。そこで今回は、家に入った野良猫を捕まえる方法と、捕まえた後の手続きについてご紹介したいと思います。

家に野良猫が入り込んだけれど、どうやって捕まえたらいいのかわからなくて困っていませんか?

庭や軒下、屋根裏など、知らない間に野良猫がいついているという経験をしたことがある人もいるかと思います。

業者に捕まえてもらおうにも、ネズミやイタチといった害獣と異なり、猫は「愛護動物」に定められており、駆除業者では対応ができません。

屋根裏などに入ってしまったときは、自分で捕まえて外に出してあげなければなりません。

しかし、猫を捕獲した経験がないとどうすればいいか戸惑ってしまいますよね。そこで今回は、家に入った野良猫を捕まえる方法と、捕まえた後の手続き(家猫にしたり、保護団体に連絡したりなど)についてご紹介したいと思います。

※よく捕獲のお電話をいただきますが、生活救急車では猫の捕獲などは対応いたしかねます。お電話いただきましても、ご対応ができませんことをご理解ください。

家に入った野良猫を捕まえる方法

野良猫は素早く、警戒心が強いことが多いです。素手で捕まえるのは難しいだけではなく、猫も自分もけがを負う危険性があります。

野良猫を傷つけず安全に捕獲するには、捕獲器を使うのがおすすめです。

そこでまずは、家に入った野良猫を捕獲器で捕まえる方法についてご紹介したいと思います。

捕まえる前に知っておきたい法律のこと

「猫を捕獲するのは動物愛護法違反」という情報を聞いたことがある人もいるかもしれません。実際に、猫は愛護動物であるため、むやみに傷つけることは禁じられています。

しかし、それでは猫を捕まえることができず、困ってしまいますよね。そんなときは、市役所や役場に問い合わせてみましょう。許可をもらえば、捕獲ができるケースがあります。

野良猫を衰弱させる・傷つけるのは違法

先ほどご説明しましたとおり、愛護動物である猫をみだりに傷つけると、法律で罰せられる可能性があります。

そのため、野良猫を捕獲してから餌を与えなかったり、捕獲の際や捕獲後に暴力などで傷つけて衰弱させた場合、動物愛護法違反となる可能性があります。

反対に、そういった行為がなければ問題にならないという見解もあります。しかし、法律の適用条件はケースバイケースであることが多いので、詳しく確認がしたいときは弁護士や市役所・役場に相談することをおすすめします。

捕獲器を準備する

捕獲器は、インターネットショップで5,000~18,000円程度で購入することができます。小さすぎると入れないので、捕獲する猫の体より少し大きめのものを選ぶのがおすすめです。

自治体、動物愛護センター、保護センターなどで、捕獲器を数百円でレンタルできる場合があります。また、一部の動物病院でも貸し出しているところがあります。捕獲器の購入が難しい場合は、いずれかに問い合わせて捕獲器を借りられないか聞いてみましょう。

捕獲器を設置する

捕獲器を準備したら、野良猫を見つけた場所や、野良猫の通り道に捕獲器を設置しましょう。

捕獲器の中には餌を置いて、猫をおびき寄せます。においの強いペットフードや、マタタビ、かつお節などがあると効果的です。

また、捕獲の際は、肌を露出しない服装をしたうえで軍手などをはめて、引っかかれたり噛みつかれたりしたときのけがを防止しましょう。

捕獲器は出しっぱなしにしない

設置した捕獲器は、放置しないようにしましょう。目が届いていないと、捕獲器にかかった野良猫が首や尻尾を挟む事故が起こる可能性があります。

また、目を離している間にかかった猫が、悪意を持った誰かに連れていかれたり傷つけられたりすることもあるため、捕獲器を設置するのは定期的に見守れる間だけにしておきましょう。

捕獲器がないときは・・・

捕獲器の入手や貸し出しが困難なケースも考えられます。また、過去に捕獲器で捕まったり、捕まりそうになった野良猫は、警戒して捕獲器に近づかないことがあります。

そういった事情で捕獲器が使用できない場合は、猫用のキャリーケースや段ボールでも代用できます。餌やマタタビを入れたキャリーケースや段ボールのふたを開けておいて、猫が入ったら手動で扉を閉めるという簡易的なものですが、うまくいけばこの方法でも野良猫を捕獲できます。

野良猫を捕まえたらどうしたらいい?

野良猫を捕まえた場合、その後にどうすればいいのか悩んでしまいますよね。

里親を探すにしても、自分が飼って家猫にするにしても、手続きなどが必要なのか、そのまま飼っても大丈夫なのかなど分からないことが多いと思います。

そこでここからは、野良猫を捕まえた後の手続きなどについてご紹介いたします。

動物病院へ連れていく

家猫にするときも里親探しをするときも、保護したら一旦は動物病院へ連れていきましょう。ノミやダニ、寄生虫の駆除や、ワクチンなどを打つ必要があります。

また、何らかの病気にかかっていないか調べるために、血液検査なども行っておくといいでしょう。

診察料を負担してくれる自治体や保護団体もある

初診料1,000~3,000円、ノミ駆除2,000~5,000円、検査費5,000~10,000円程度が目安です(あくまで目安です)。

すべて合わせるとなかなかの高額になりますが、自治体や保護団体によっては費用を一部負担してくれるところがあります。問い合わせて確認してみましょう。

自分の周囲で里親になってくれる人を探す

自分では飼えないので里親を探して引き取ってもらいたい、という場合はまず自分の周囲にいる人で引き取れる人がいないか探してみましょう。

友人や知人、親戚などに聞いてみたり、動物病院やペットショップに里親募集の張り紙を貼らせてもらったり、SNSで募集するのも有効な方法です。

また、ネット上には多数の里親募集サイトがあります。捕獲した猫の情報を登録して、インターネットを通じ譲渡のやり取りをすることができます。

猫を保護する団体へ連絡する

自分の周囲では里親が見つけられなかった場合は、動物愛護センターや、保護猫活動をしているNPO・ボランティア団体へ連絡しましょう。

地域ごとに活動団体があるので、お住まいの地域をカバーしている保護団体に、野良猫を保護した旨を伝えます。その後保護した野良猫を預けて、代わりに里親を探してもらいましょう(数万円の運営費を寄付することが必要な場合があります)。

保護を受け付けていない団体もある

保護猫活動を行っている団体の中には、猫を一時預かりするためのシェルターをもたない「中間支援団体」や、「子猫のみ」など保護に条件を付けている団体も存在します。

どの団体に連絡すればいいかわからないときは、自治体が運営している動物愛護センターに相談してみましょう。保護を受け付けている団体を教えてくれたり、預かりを仲介してくれることもあります。

野良猫を保護して家猫にするときの準備

野良猫を保護しているうちに、「もう、うちの子にしようかな」と思う人もいます。しかし、野良猫を家猫として飼うにはいろいろな準備が必要となります。

まずは、野良猫が実は飼い猫ではないかどうかを確認しましょう。近所の家や動物病院、里親サイトなどを見て回り、「迷い猫」として届けられていないことがわかってから飼う準備を進めましょう。

必要な道具を用意する

猫を家で飼うには、寝床や餌、トイレの用意が必要となります。色々と揃えるものが多くて戸惑ってしまう人は、ペットショップの店員さんと話しながら必要なものを買い揃えていくと安心です。


  • ・ケージ
  • ・猫用トイレとトイレ用の砂
  • ・食器(餌用と水用)
  • ・キャットフード
  • ・飲み水
  • ・毛布やタオル
  • ・ブラシや爪きり
  • ・猫用シャンプー

子猫の場合は、猫用ミルクも用意しておきましょう。人間用のミルク(牛乳)は消化不良を起こすことがあるので、猫用のミルクの方が良いです。

準備が済むまでは、ケージに入れておく

保護するまでずっと外で暮らしていた野良猫は、ノミやダニだけではなく各種感染症のウイルスを保持していることがあります。ほかの猫や動物を飼っているときは、接触にはとくに注意が必要です。

寄生虫の被害や病気の感染のリスクを減らすためにも、動物病院での検査や治療といった準備が済むまでは、猫をケージに入れておきましょう。

動物病院で診察を受ける

一時保護のときと同様に、動物病院で各種治療や健康診断を行います。最初にしっかり予防や対策をしておいたほうが安心です。

ノミ・ダニ・寄生虫の駆除

野良だった猫は、高い確率でノミやダニを保有しています。そのまま家に入れてしまうと、布団や家具について人体にも影響するため、しっかり駆除してから飼うようにしましょう。

また、ノミやダニだけではなく、寄生虫や感染症、その他の病気などにかかっている可能性もあるため、血液検査などで健康状態を詳しくチェックしてもらうと安心です。

ワクチンの接種

猫を感染症から守るために、ワクチンを接種します。「3種混合」「7種混合」などがありますが、数字が大きいほど対策できる感染症の種類も多くなります。

費用の相場は、3,000~8,000円程度です。ワクチンの種類が多いほど、費用がかかります。また、接種後は副作用が出ることがあるので、ワクチンを打った後に体調を崩した場合は、もう一度動物病院を受診しましょう。

避妊去勢手術

猫は交尾をすると妊娠する確率が高いので、避妊手術を検討する人が多くいます。家猫として飼いやすくなるなどのメリットもありますが、肥満になりやすい、かわいそうといった負の面もあるので、去勢をするときはよく考えてから行いましょう。

手術の費用は、避妊手術は20,000~40,000円程度、去勢手術は10,000~20,000円程度が相場です。自治体や獣医師会が助成金を出してくれるケースもあるので、事前に確認しておくといいでしょう。

猫の飼育登録(地域による)

犬とは異なり、猫を飼うときは特に登録などを必要としません。ただし、自治体によっては登録が必要となります。登録の際は、猫の体にマイクロチップを埋めて飼い主や猫の情報を記録します。

また、登録制度がない地域でも、動物病院でマイクロチップを埋めて任意で登録することは可能です。

マイクロチップ登録しておくと、飼っている猫が迷い猫になったときに、マイクロチップの情報を読み取って飼い主の情報を知ることができます。猫の脱走などの対策をしたいときは登録をしておくのがおすすめです。

家に入った野良猫を捕まえる方法と手続きまとめ

今回は、家に入った野良猫を捕まえる方法と手続きについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

野良猫を捕まえるには、安全に捕獲できる可能性の高い捕獲器を使うのがおすすめです。捕まえた後は一時保護をし、動物病院で治療を受けさせてから里親を探しましょう。

家猫として飼いたいときは、ケージなど必要な道具をそろえて、ワクチン接種や避妊去勢手術などをしっかり行い、最後まで健康に飼えるように準備をすることが大切です。

愛護動物である猫は、業者による駆除ができませんが、その代わり保護のためのサポートを受ける手段も数多くあります。行政の情報などを参考にしながら、できるだけ負担の少ない方法で飼育や里親探しをしましょう。

※よく捕獲のお電話をいただきますが、生活救急車では猫の捕獲などは対応いたしかねます。お電話いただきましても、ご対応ができませんことをご理解ください。