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説明 賃貸マンションやアパート選びで、「ゴキブリが出ない部屋」を探しているけれど、具体的にどこをチェックすればいいのかわからなくて困っていませんか?「絶対に出ない」物件はありませんが、「出にくい部屋」の条件はあります。今回は、ゴキブリが出にくいマンション・アパートの特徴を一挙まとめてご紹介します。
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賃貸マンションやアパート選びで、「ゴキブリが出ない部屋」を探しているけれど、具体的にどこをチェックすればいいのかわからなくて困っていませんか?
自分でゴキブリを退治できる人はあまり気にしないかもしれませんが、ゴキブリが苦手な人にとって「ゴキブリが出ない部屋」という条件は非常に重要ですよね。
ゴキブリは外から飛んでくることもあるので「絶対に出ない」とは言えませんが、「ゴキブリが出にくい部屋」の条件というものはあります。
そこで今回は、ゴキブリが出にくいマンション・アパートの特徴を一挙まとめてご紹介したいと思います。
人間が生活している以上、ゴキブリはどんな場所にも発生する可能性があります。しかし、マンションやアパートによっては、ゴキブリが発生しにくい条件は存在します。
まずは、ゴキブリが発生しにくいマンションやアパートの特徴をご紹介したいと思います。
高層階になればなるほど、地上階の部屋に比べてゴキブリの発生するリスクは減ります。
ゴキブリは下から上への飛行能力が低いため、高い階数の部屋の場合、窓から直接侵入される事がほとんどない点が、理由のひとつとしてあげられます。
他にも階数が高いほど、ゴミ捨て場や排水口から遠くなりますのでゴキブリが自分の部屋にまであがってくる可能性が下がります。
しかし、人の身体や衣服、荷物についてあがって来たり、通気口などからあがってくることもありますので、絶対にゴキブリが出ない訳ではありませんので注意が必要です。
先ほど紹介した2階以上の部屋であっても、窓のすぐ外に高い木や電柱などがあれば、注意が必要です。
高い木や電柱をつたって、開いている窓からゴキブリが侵入する可能性が考えられます。
飲食店やコンビニなどの店舗は食べ物が豊富で、ゴキブリが発生しやすい環境です。
とくに、マンションの1階が飲食店やコンビニの場合、お店の中で繁殖したゴキブリが居住スペースまで上ってくることもあります。
また、おしゃれなカフェやケーキ屋さんだとゴキブリが出ないイメージを持っている人がいますが、カフェもケーキ屋さんでもゴキブリが繁殖する環境は揃っています。
ラーメン屋さんでも、おしゃれなカフェでも、ゴキブリが苦手な人は1階に店舗が入っていない物件を選んだ方が安心です。
公園や森林には、エサが豊富で湿度もあることからゴキブリが潜んでいるケースがあります。近くにそういった自然環境がないかも重要です。
他にもマンションやアパートのゴミ集積場が近くにある場合、ゴキブリの発生原因に繋がりますので注意が必要です。
木造のアパートなどは構造上、隙間ができやすい上に雨などの湿気がたまりやすいなど、ゴキブリが発生しやすい環境になってしまうことがあります。
築浅であれば入居して数年は問題ないはずですが、築10年20年と時間が経過するに連れて外壁に隙間ができたり、湿気が溜まったりでゴキブリが寄って来やすくなります。
ゴキブリが苦手な人は、木造かどうかもチェックしておいた方が安心です。
新築や築年数が浅い物件の場合、ゴキブリとの遭遇率は下がります。築年数が経過している物件は、経年劣化による壁のひび割れや網戸の劣化、サッシのズレなどにより、ゴキブリの侵入リスクが高くなるからです。
また築年数が経過している物件の場合、過去の入居者の生活状況などによって、ゴキブリの卵が残されている可能性も考えられます。
ゴキブリの卵は薬剤での駆除が難しく、卵が孵化してから駆除することになるので入居前に薬剤を撒いても、タイミングが悪ければ入居後にゴキブリの幼虫と遭遇することもあります。
>>>ゴキブリの卵が孵る場所と駆除法~死ぬときに産む卵も処理~
ゴキブリは目に見える食べ物以外に、ホコリや塵などのハウスダストもエサにします。長期間人が住んでない部屋は、ハウスダストがたまるので、ゴキブリが繁殖するのに最適な環境になります。
もし、物件探しで気になった部屋の真下が空き部屋になっていた場合は、不動産会社の人にどの位の期間、空き部屋なのか確認しておくか、実際に部屋を見てゴキブリの卵や糞が落ちていないかチェックしてみましょう。
いくら自分の部屋を清潔にしていても、周囲の環境がゴミだらけだとそこでゴキブリが繁殖してしまいます。
特にマンションの共有部にゴミを出している住人がいる、道路にゴミが捨てられていて悪臭もしているというような物件は避けた方がいいでしょう。
マンションやアパートの場合、玄関ドアに直接穴が開いている「ドアポスト」が設置されているケースがあります。このドアポストに新聞や郵便物がはさみこまれている間は、ゴキブリの侵入経路となってしまいます。
できれば、ポストは玄関とは別の場所に設置されている物件を選ぶ方が安心です。
どうしてもドアポストがついている物件しかないというときは、ドアポストを塞いで別箇所に後付けのポストを取り付けるという方法もあります(必ず大家さんに許可をもらいましょう)。
隣の部屋や上下の部屋の住人が、ベランダにゴミを放置していないかもチェックが必要です。
ゴキブリはある一定数を超えると繁殖、エサの維持のため移動する習性があります。隣や上下の部屋で増えたゴキブリが新たな巣を求めて侵入してくる可能性があります。
部屋の下見をする際は、隣上下のベランダにゴミが置かれていないか必ずチェックしておきましょう。
大量のゴミをためこんだいわゆる「ゴミ屋敷」は、その地域のゴキブリ繁殖工場になっている可能性があります。
ゴミ屋敷があると、夏場はゴキブリに限らず害虫全般に悩まされる可能性があります。また、ゴミの腐敗による悪臭トラブルもよくあることです。
部屋の下見をするときは、周辺にゴミ屋敷がないか必ずチェックしておきましょう。
マンションやアパートに、隣接している建物がないかどうかもチェックが必要です。
マンションの高層階であっても、商業ビルや別の古いマンションが隣接していると、そのビルやマンションからゴキブリが飛んでくることがあります。
また、自分が住む建物が新築・築浅であっても隣の建物が築20年、30年経っているとそこからゴキブリが移って来ることもあるので注意しましょう。
繁華街が近くにあると、繁華街で繁殖したゴキブリが下水道や建物をつたってあなたが住もうとしている建物まで移動してくることがあります。
新築であっても、ベランダや開放されている通路、非常階段にゴキブリが飛んでくることもあります。
繁華街が近くにあると便利ではありますが、ゴキブリが苦手な人は避けた方が安心です。
物件の外壁の配管や換気扇にも注意が必要です。接地部と外壁との間に隙間が空いている場合、その隙間からゴキブリが侵入するケースがあります。
下見をするときは、玄関やベランダなどの屋外に出て隙間が空いていないかチェックしておきましょう。
もし、糞や足跡がついていた場合、すでにゴキブリが巣を作って生息している可能性が高くなります。
マンション・アパートの共有部分やお部屋の中、キッチンやシンクの下、浴室や洗面所の水場などにゴキブリの糞や足跡がついていないかも忘れずにチェックしましょう。
とくに、自室の水まわり・配管まわりは重点的にチェックしておいた方が安心です。
先ほどはマンションやアパートの外観や、周囲の環境などからゴキブリが出ない物件のチェックポイントをご紹介しました。
ここからはお部屋の中にゴキブリが侵入しないために確認するチェックポイントをご紹介します。
ゴキブリは玄関が開いていても閉まっていても侵入してきます。人の出入りの時について侵入したり、ドアポストから入るといった場合もあります。
他にはドアの横や下にすき間が開いているとゴキブリの侵入口になってしまいますので、そういったすき間が開いていないかもチェックしましょう。
玄関からの侵入の対策方法としては
などがあげられます。
隙間テープはホームセンターやインターネット通販で100円~500円程度で購入ができます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
窓からゴキブリが侵入してくるケースも多いです。夏場などにちょっと窓を開けているすきにゴキブリが入ってきたなんて場合もあります。
窓のチェックポイントは、網戸が取りつけられているかどうかチェックしましょう。網戸が取りつけられている場合でも、網戸とサッシの間にすき間が開いていないかどうかも忘れずにチェックしましょう。
網戸が取りつけられていない場合は、網戸を取りつけてゴキブリの侵入を防ぎましょう。網戸とサッシの間に隙間がある場合がありますので、すき間テープを使って隙間をふさぐのが良いでしょう。ゴキブリだけではなく、蚊や小バエといった害虫にも効果が期待できます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
賃貸マンションやアパートの物件によっては、エアコンが備えつけられている物件があります。エアコンのホースや室外機を通じてゴキブリが侵入してくる場合があります。
通常、この排水ホースはむき出しでお部屋の外に出されています。この排水ホースが、ゴキブリの侵入経路になります。排水ホースがむき出しになっていないかどうかチェックしてみましょう。
エアコン回りでは他にも、エアコンのホースの通し穴(室内と室外をつなぐ穴)もチェックが必要です。
通常は「パテ」とよばれる粘土で穴がふさがっているはずですが、経年劣化で取れたりひび割れたりしている場合、ゴキブリの侵入経路になってしまいますので、しっかりふさがっているかチェックしましょう。
排水ホースには市販されている防虫網や防虫キャップ、もしくはホースの先にストッキングを輪ゴムでくくりつけ穴をふさぐといった対策が有効です。
エアコンのホースの通し穴(室内と室外をつなぐ穴)は、すき間をパテで埋めるとよいでしょう。「パテ」はホームセンターなどで1,000円前後で購入できます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
経年劣化などによって、外壁との接地部にすき間が開いてしまっている場合があります。忘れずにチェックしましょう。
エアコン回りと同様にすき間が開いている場合は、パテで埋めてしまうのがよいでしょう。
また、換気扇用のフィルターを取りつける、換気扇を付けっぱなしにするといった対策も有効です。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
キッチンの排水口まわりは、代表的なゴキブリの侵入経路といえます。まずは、シンク下の排水口まわりをよくみて、隙間がないかチェックしましょう。
他にも賃貸物件の場合、シンク下やコンロ下の収納部が、建物の基礎部分とつながっている場合があります。ここに隙間があると外からの侵入が簡単になってしまいます。もし、隙間があった場合、接合部に隙間防止テープを貼っておくのがよいでしょう。
また、排水管の形も重要です。S字型の排水管の場合、S字のトラップ部分に水がたまることでゴキブリの侵入を防ぐことができます。
排水管の周辺やシンク・コンロ下などに隙間がある場合は、ホームセンターなどで購入できる排水管用の隙間防止テープやパテなどで念入りに隙間を埋めましょう。
排水管がS字型でない場合は2,000円~3,000円程度で購入できますので、取りかえることをおすすめしますが、賃貸物件の場合は管理会社や大家さんに、まずは相談するのが良いでしょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
浴室は湿気と水気が多く、人間のフケや髪の毛、垢などゴキブリのエサが豊富にあり繁殖しやすい環境にあります。浴室にゴキブリのフンや卵が落ちていないか、チェックしておきましょう。
浴室におけるゴキブリ対策としては、まずは「こまめな換気でゴキブリの活動を低下させる」ことです。特に冬場であれば、こまめな換気で浴室を低温に保つのが効果的です。
ゴキブリは約15℃以下で成長・活動能力が低下すると言われています。また、乾燥にも弱いため、入浴後はしっかりと換気を心がけましょう。
他にも、浴室の換気扇や排水口からゴキブリの侵入を防ぐために、網目が1.5mm以下のネットを張るといった対策も有効です。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
洗面所も湿気と水気が多く、汚れや髪の毛がたまりやすくゴキブリが好む水場です。浴室と同様に、洗濯機の設置パン内にフンや卵が落ちていないか、洗面台の下の排水パイプと床の接地部にすき間が無いかをチェックしましょう。
すき間がある場合は、すき間テープなどでふさぎましょう。他にも浴室同様、十分な換気を行い気温と湿度を低く保つことが大切です。
また、洗面台や洗濯機下の排水口からの侵入を防ぐために、ネットを張るなどの対策を行いましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
意外と見落としがちになりますが、押入れやクローゼットの隙間などもしっかりチェックしておきましょう。築年数が古い物件になると、押入れやクローゼットの壁板に穴が空いていたり、少し外れて隙間ができていることがあります。
まゴキブリが巣を作っている場合もありますので、フンや卵が落ちていないかも確認しておきましょう。
隙間がある場合や穴が開いている場合は、パテや隙間防止テープなどでふさぐのが良いでしょう。
また、湿気がこもらないように定期的に空気の入れ替えを行うなども対策としてあげられます。
今回は、ゴキブリが出にくいマンション・アパートの特徴やゴキブリの主な侵入経路、侵入を防ぐ対策をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した、ゴキブリが出にくい賃貸物件の条件を簡単にチェックリストにまとめてみました。
チェックポイント | チェック |
---|---|
2階以上の物件である |
|
窓のすぐ外に木や電柱がない |
|
1階に飲食店やコンビニがない |
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公園やゴミ集積場が近くにない |
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木造以外の建物構造の物件である |
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築年数の浅い物件である |
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真下が長期間空き部屋になっていない |
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マンションの共有部、付近の道路が清潔である |
|
ドアにポストが付いていない |
|
隣上下のベランダにゴミが置かれていない |
|
家の近くにゴミ屋敷がない |
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隣接している建物がない |
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繁華街が近くにない |
|
外壁の配管・換気扇に隙間が空いていない |
|
ゴキブリの糞や足跡がついていない |
|
玄関ドアにすき間が開いていない |
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窓に網戸が取りつけられている |
|
網戸とサッシの間にすき間がない |
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エアコンの排水ホースがむきだしではない |
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ホースの通し穴がふさがっている |
|
通風口・換気扇の接地部にすき間がない |
|
キッチンの排水口・シンク下・コンロ下の収納部にすき間がない |
|
S字型の排水管である |
|
浴室にフンや卵が落ちていない |
|
洗面所にフンや卵が落ちていない |
|
洗面台・洗濯機の下の排水口にすき間がない |
|
押入れ・クローゼットにフンや卵が落ちていない |
|
壁板に穴が開いてたりすき間が出来ていない |
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これから物件を探すという人は、下見の際に使っていただいてゴキブリが出ない新居探しに使ってみてください。
アパートを探す時に使わせていただきます
現在、新居を探しているのでとても参考になりました!
今度家を借りる時に役立てたいと思います。
ゴキブリが嫌いで良く調べるてる人、(僕もですが。)が見たら基本的な知識だとは思いますが、知らない人にはもちろん役に立つと思いますし、知ってる人も、チェック方式だと考えが纏まりやすいので、非常に見やすかったです。
次の住まい探しに役立てたいです。