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説明 マンション・アパートに出る「小さい虫」。見かけるたびに退治しているのに、一向に数が減らなくて困っていませんか?一気に駆除したくても、小さい虫の名前や効率のいい駆除方法がわからないと苦労されると思います。そこで今回は、マンション・アパートに出る「小さい虫」の名前や駆除方法、予防方法についてご紹介いたします。
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梅雨に近づき、湿度が高くなるにつれて、小さな虫が部屋に増えてお困りではありませんか?
人体に影響がある虫は少ないものの、大量発生したら気持ち悪くてぞっとしますよね。また、できることなら、家の中に虫は入れたくないと思います。
あらかじめ、虫が発生している場所や種類を知っていれば、駆除や予防策を実践して虫の発生・侵入を防ぐこともできます。
そこで今回は、そんな不快な小さな虫の種類や対策方法をご紹介します。
気付いたら大量発生している小さい虫は、どれも同じように見えますが実は種類が豊富に存在します。
ここでは、部屋に発生しやすい小さい虫の種類と、見分けるための特徴をご紹介します。
シバンムシは非常に小さく体長は1cmもない2~4ミリ程度で、世界に2000種類以上生息している種類の多い虫です。
25度以上の気温と、70%以上の湿気を好み、5~9月の梅雨から夏にかけて発生します。繁殖スピードが非常に早く、駆除してもなかなか減らない厄介な虫です。
シバンムシは主に、穀物製品や乾物などに発生します。穀物製品では、小麦粉、パスタ、そうめんビスケットなどで、乾物は香辛料、干し椎茸、ペットフードなどです。使いかけの小麦粉などは特に注意が必要です。
日本で最も発生数が多いのが「タバコシバンムシ」と言われています。タバコの葉を食害することからタバコシバンムシと名付けられましたが、タバコに限らず植物素材のものなら大抵なんでも食べてしまいます。
体長は1~2mm程度で、畑や植木鉢、プランター、野山で大量発生することがあります。水分を含んだ腐葉土から発生するとも言われていますが、キノコや有機肥料の中からも出てくることがあります。
午前中に発生することが多いですが、寿命が短いので数時間で死んでしまいます。1年中発生していますが特に梅雨の時期に大量発生します。
チャタテムシはダニと間違えられることが多いですが、ダニは肉眼では見えません。そのため畳や障子などに這いまわっている茶色い虫がいたら、チャタテムシの可能性が高いでしょう。
涼しい環境が苦手で、蒸し暑く湿度が高い場所を好むため、夏から秋にかけて多く発生します。畳、押し入れ、本棚などの薄暗い場所や、ダンボール、食べ物などにも付着している場合があります。
人を刺したり危害は加えないものの、チャタテムシを捕食するツメダニが二次発生してしまうことによって、アレルギーを発症する原因になります。
小さいからと言って放置してしまうと、いつのまにか大量に繁殖してしまったり、アレルギーの原因や別の虫の餌になって害虫をひきつけてしまいます。
小さい虫でも、見つけたら早めの駆除を心がけましょう。
シバンムシは繁殖スピードが速いうえに、シバンムシアリガタバチという、刺されたら腫れなどを引き起こす害虫が発生することがあります。
シバンムシを見つけたら、なるべく早めに駆除を行いましょう。
シバンムシが発生したら、まず初めに原因箇所の特定が必要です。食べ物などの発生源が特定できたら、すぐに廃棄します。廃棄した後は、原因箇所付近の清掃も忘れずに行いましょう。
家中にシバンムシが大量発生している場合は、駆除剤を使います。ゴキブリなどの害虫駆除剤を使って撃退できます。また燻煙剤を使用すれば、見えないところまで隅々に潜むシバンムシも同時に駆除が可能です。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
一般家庭では使われませんが、フェロモントラップという捕獲方法もあります。フェロモンを利用して雄のシバンムシを集めて捕獲する方法ですが、工場などで発生数の調査をするときに使われます。
アフィリエイトサイト(商品を紹介して広告料をもらうサイト)などで「これが使える!」などと紹介されていることがありますが、一般家庭で使うようなものではないので注意しましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
生態や駆除方法の研究が進んでおらず、謎の虫といわれているのがクロバネキノコバエです。確実に除去するのは難しいですが、以下の方法で数を減らすことができます。
キンチョールなどの殺虫剤を使用すれば、虫の量を一気に減らすことができるのでおすすめです。死骸がたくさん出ますが、掃除機で吸い込むか、ガムテープでペタペタと押さえると簡単に回収できます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ハエですが、蚊取り線香も効果があります。蚊取り線香も、殺虫剤と同様に死骸がたくさん出るので掃除機やガムテープを使って駆除後に掃除しておきましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
日本の家屋でよく発生している虫が、チャタテムシです。
そこら中にいるので全滅させるのは困難ですが、家の中で大量発生したチャタテムシの数を減らすためにできる駆除方法をご紹介します。
タンスの中など除湿や消毒の効果が見られない場所には、殺虫剤を使って一点集中攻撃ができるのでおすすめです。また、部屋の中に大量に湧いてしまった際は、くん煙剤を使って一気に処理できます。
チャタテムシは、高温多湿の場所に発生しやすいです。そのため気温25度以下、湿度55%以下の場合成長しないといわれています。湿度がぐんと上がる梅雨などは、除湿を行うことでチャタテ虫の大量発生を予防できます。
湿度が高い場所に発生するカビも、チャタテムシの発生源になります。先ほどと同様に除湿を行い、カビの発生を抑えましょう。
また、カビが発生してしまったら、エタノールで菌を消毒してカビが繁殖できないようにし、チャタテムシがカビを食べられなくしましょう。
できることならば、自分の部屋の中に虫が出ないように日頃から予防をしておきたいですよね。
そこでここでは、マンション・アパートの部屋それぞれに適した虫の予防方法をご紹介いたします。
台所は調理で出る生ゴミや、排水溝からの腐敗臭で色々な虫が発生しやすい場所です。
そのため、台所については特に虫対策を重点的に行ったほうがいいでしょう。
生ごみを放置すると腐敗したときの臭いで、コバエやゴキブリなどをおびき寄せてしまいます。
生ごみは虫たちのエサとなり、さらに卵を産み付けて大量発生する可能性があります。やってしまいがちですが、三角コーナーなどに生ごみをそのまま放置しないようにしましょう。
これらを最低限行うことで、虫発生の予防につながります。
排水溝の中には、洗剤や食べかすなどの汚れが溜まりやすく、放置しているとヌメリとなって悪臭や雑菌の繁殖につながります。
このヌメリは、コバエやゴキブリなどの餌となり、不快害虫の楽園になります。毎日するのは大変ですが、下記の対策を1週間に1回くらいするのがおすすめです。
排水溝は、下水道からゴキブリのような不快害虫が上がってくる場所なので清潔に保っておいた方がいいでしょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
湿気が多い場所を好む虫にとって、お風呂場は絶好の繁殖スポットです。一度発生してしまうと厄介なので、虫が住みにくい環境を作るための方法をご紹介します。
虫の好む環境を作らないために、湿度がなるべく低くなるようにしておきましょう。
お風呂から上がったら、浴室全体に冷たい水をかけ、そのあと乾燥させると浴室の湿度を効率よく下げることができ、虫が住みにくい環境になります。
排水溝にたまった髪の毛や皮脂汚れ、シャンプーなどの残りかすが排水溝にたまり、カビや雑菌が発生します。そのまま放置しておくと、虫が寄ってきてしまいます。
排水溝を分解して掃除するのが一番ですが、面倒な場合は液体パイプクリーナーを使って掃除をする方法がおすすめです。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
どうしても虫が入ってきてしまうのが玄関や窓です。侵入を防ぐのは難しいので、まずは寄せ付けない対策が必要です。
戸建てと違って、マンションやアパートでは玄関・窓まわりの対策方法が制限されてしまいますが、それでもできることはあるのでご紹介いたします。
マンションやアパートの玄関の照明をLED電球に変えると、白熱電球に比べて寄ってくる虫が少なくなると言われています。
ただし、まったく寄ってこなくなるわけではなく、LED照明の強さなどによっても効果が変わるのでLED電球で虫予防をするときは別の防除法とも組み合わせるのがおすすめです。
また、賃貸物件で自室前の電球などを変えたいときは、必ず管理会社や大家さんから許可をもらうようにしましょう。自室前の電球でも、共有設備になるので注意が必要です。
市販の虫よけグッズや、虫よけ効果のあるハーブを玄関や窓付近に置くことで、虫が近寄りにくくします。
ペパーミント、ハッカ、レモングラスなどは、大抵の虫が嫌う香りです。本物の植物をおかなくても、アロマオイルで対策が可能ですので試してみてはいかがでしょうか。
今回紹介した、シバンムシ、クロバネキノコバエ、チャタテムシであれば、きちんと網戸をしていても窓枠や網戸の小さな隙間から部屋の中に入ってくることもあります。
網目が大きい網戸や、経年劣化で網戸と窓枠に隙間が空いているようなときは、網戸と窓枠専用の防虫スプレーで対策をするのがおすすめです。
防虫スプレーは、製品によりますが数時間から2~3日ほどで効果が切れるものが多いので定期的にスプレーするようにしましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
今回はマンション・アパートの小さい虫の種類と駆除方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
小さい虫は遠くから見たら全部同じように見えますが、実は様々で、コバエだけでも2000種以上存在します。
虫は湿気を好み、これから始まる梅雨は、特に発生しやすくなります。さらに、繁殖スピードがとても速いため、早めの対処が必要です。
もしも、害虫がたくさん発生して自分では駆除ができないというときは、業者依頼を検討されると思いますが、業者によって料金体系が異なるので複数業者に相見積もりをしておいたほうがいいでしょう。
生活救急車では、料金確認や他社比較のための現地見積りも承っております。お困りの際は、お気軽にお電話ください。まずは、現地でのお見積り・ご相談からご対応いたします。
換気をしたいのに まどを開けたいのに 開けると小さな虫が入ってくる。 だから開けられない 対策を知ることができて嬉しかったです ありがとうございます
今年になって、やたら虫が発生する!なんだこいつ!と思ったら、シバンムシのようです。駆除します。
駆除とともにしっかり予防にてっすることが大切なんですね
初めてわかったなぞの虫。チャタテムシでした。ツメダニは困るので湿気に気を付けます。