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雨漏り修理にかかる時間と作業の流れ

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雨漏り修理にかかる時間と作業の流れ

説明 雨漏りの修理を業者に依頼するとき、修理にどれくらいの時間がかかるのか気になりますよね。工事の規模や天候状況によっては、長い時間がかかることもあります。そのため、大体の目安を把握しておきたいと思います。そこで今回は雨漏りの修理期間の目安や、修理中にやっておくといいことをご紹介します。

雨漏りの修理を業者に依頼するとき、修理にどれくらいの時間がかかるのか気になりますよね。

工事の規模や天候状況によっては、長い時間がかかることもあります。そのため、大体の目安を把握しておきたいですよね。また、雨漏りの修理が終わるまでの間に保険の申請など進めておくといいこともあります。

そこで今回は雨漏りの修理期間の目安や、修理中にやっておくといいことをご紹介します。

雨漏り修理の一般的な流れについて

雨漏りを修理業者に依頼した場合、実際に現地の調査をしてから工事方法を決めます。雨漏り箇所の特定はとても難関といわれているので、時間を要する場合もあります。ここでは作業完了までの簡単な流れをご紹介します。

雨漏り修理の作業工程

作業といっても、修理箇所は屋根や外壁などさまざまです。雨の影響を受けやすい屋根から初めに行い、次に外壁、室内という順番に作業をします。

1.現場調査・作業内容決定(半日~1日ほど)

雨漏り箇所の特定方法には、以下のようなものがあります。


  • ・目視調査
  • ・散水調査
  • ・解体調査
  • ・赤外線サーモグラフィー調査
  • ・ファイバースコープ調査

いろいろな方法がありますが、大体半日~1日ほどで調査が終わります。

2.足場を組む(約1日)

屋根などの作業で必要な場合、足場を組み立てます。一般的な大きさの家であれば、約1日で足場が組めますが、大きい足場が必要な場合は1日以上かかることもあります。

また、業者によっては足場を組まずにロープやワイヤー、安全帯を使って職人さんを上から吊るして外壁塗装を行う足場なし工法を使う業者もあります。

足場の資材代や足場を組むための作業代、時間などが節約されるというメリットがありますが、宙ぶらりんで塗装を行うので仕上がりにムラが出る・職人さんの技術力に仕上がりが大きく左右されるというデメリットがあります。

※建物1階にある外壁のコーキング充填やサッシ枠交換で雨漏りが直る場合は、足場を組むことはありません。基本的に、建物の高い場所の塗装や、屋根修理などを行うときに足場は組まれます。

3.屋根工事・防水工事

水が侵入すると各部に広がってしまうことがあるため、初めに行われます。雨漏りの状態・箇所や原因、屋根に使われている屋根材の種類によって異なりますが、下記のような作業があります。


  • ・防水コーキング(1週間~10日前後)
  • ・瓦の修理(部分修理:半日、全体修理:5日~1週間)
  • ・屋根の塗装(2週間程度)
  • ・屋根材の張替・葺きなおし(1週間程度)

雨漏りがするからといって、必ずしも屋根の工事が必要というわけではありません。外壁だけが原因であれば、外壁のみの修理工事だけで済みます。

4.外壁工事

屋根の工事が完了したら、続いて外壁の工事に取り掛かります。以下が主な外壁修理作業です。


  • ・ひび割れ補修(1週間程度)
  • ・外壁塗装塗り替え(1週間~2週間)
  • ・外壁材の張替(2週間~4週間)
  • ・サッシの水切りコーキング(3週間前後)

外壁工事についても、屋根だけの問題であれば必ずするというわけではありません。(もちろん、外壁と屋根の両方で問題が起こっていることもあります。)

原因箇所が、屋根と外壁のどちらにあるのかは、最初の見積り・調査の段階でしっかり確認しておくと安心です。

5.内装工事

屋根や外壁などの外の工事が終了し、雨水の侵入を防いだら以下のような天井のクロスや天井材(板)などの内装工事を行います。


  • ・クロス張替え(1日~1日半)
  • ・天井修理(部分修理:3日程度、全体修理:2週間程度)

クロスの張替えや天井材などは、水を吸うことで変色・剥がれを起こしたり、カビが生えるといったことがあります。必須ではありませんが、見栄えが気になる人は内装工事も検討するといいでしょう。

6.その他補修工事

出窓からに雨漏りは、外壁のひび割れなどの影響を受けて起こりやすいので、こちらも忘れずに調査、修理を行いましょう。


  • ・出窓の修理工事(半日~14日)
  • ・物置の屋根修理工事(2日程度)

屋根は雨漏りすると、広範囲に広がってしまう可能性があるので、初めに検査が行われる場合が多いです。しかし原因や被害レベルによって、優先順位の高いものから行うこともあります。

近所の方への工事の挨拶などをされる場合は、作業の順番やかかる日数を予め把握しておくとご近所様への説明がしやすくなります。

雨漏りの修理にかかる時間・作業日数の目安

業者に修理を依頼するにも、気になるのが修理期間ですよね。修理方法によって、完了までの時間は変わってきます。また、特に雨が降りやすい梅雨の時期は、雨天時の工事ができないため、より多くの時間を要することがあります。

雨漏りの修理内容と施工期間の目安

場所や内容によって、施工期間が大幅に変化する場合がありますが、おおよその施工期間の目安をまとめてみましたので参考程度にお使いください。

屋根

葺き替え

1週間

塗装

2週間

カバー工法

1週間

外壁

塗装

1週間~2週間

重ね張り

10日

張り替え

2週間~4週間

通常時よりも雨漏りの修理に時間がかかるケース

大体の目安を紹介しましたが、「通常時よりも雨漏りの修理に時間がかかるケース」ももちろんあります。

例えば、8~10月の台風シーズンなどは色々な家で雨漏りが起こるので、修理業者の予約がいっぱいになります。

そのため、見積りや資材の手配だけを先に行って、修理作業は先に予約が入っていた家の修理が終わってからになることもあります。

ニュースになるような台風被害が起こったときは、半年以上待たないと修理できないこともあるので、早めに依頼をしておいたほうがいいでしょう。

雨漏りの修理作業中にやっておいたほうがいいこと

雨漏りの修理作業中に、あわせて行っておいたほうがいいことがあります。

雨漏りが起きている場合、二次被害で起こりやすいのがカビです。カビと雨漏りの修理は、同時に行っておくといいでしょう。

また、自然災害が雨漏りの原因だった場合、火災保険が適用される場合があります。カビの除去や火災保険の申請は、見落としがちなことなので、それぞれ詳しくご説明したいと思います。

カビの除去

雨漏りとセットと言っても過言ではないのがカビです。雨漏りはカビが発生しやすい環境を作り上げます。

また、カビは家だけではなく、健康にも被害を及ぼすこともあるので、早めの対策が大切です。雨漏りを修理しただけではカビはなくなりません。カビの除去も併せて行いましょう。

カビの除去・対処方法

カビができてしまったらまず初めは換気から行いましょう。室内に発生した軽いカビは住宅用の中性洗剤で落とすこともできます。以下の方法でカビの除去ができます。ぜひ参考にしてみてください。


  • 【準備するもの】
  • ・塩素系漂白剤(濃度4%以内)
  • ・マスク
  • ・ゴーグル(水泳用でOK)
  • ・スプレーボトル
  • ・白いきれいな雑巾

  • 1.部屋は換気を行い、ゴーグルとマスクをつけておきます。
  • 2.次亜塩素酸ナトリウムと水で4倍に薄めて、スプレーボトルに入れます。
  • 3.天井のカビや汚れ部分に軽く吹き付けて、30分ほど放置します。
  • 4.30分経ったら、白いきれいな雑巾で液を拭き取ります。

※壁紙・クロスの種類や状態によっては、漂白剤を使うことでボロボロになることがあるので注意しましょう。

クロス表面についた、軽度のカビであれば上記の方法で除去することが可能です。ただし、水に弱い素材や柄がついているものには向いていません。

そういったものを使っている場合は、新しい壁紙・クロスへの張替えを検討しましょう。

乾燥除菌とは

雨水に濡れてしまった木材を乾かす『乾燥除菌』、という方法を使ってカビの防除を行うことができます。作業期間は、一般的に3日程度です。

乾燥除菌は、雨漏りの修理業者で対応していないこともあります。そういったときは、水道業者やハウスクリーニング業者(建物の特殊なクリーニングをする業者)を中心に乾燥除菌をやっていないか聞いてみるといいでしょう。

クロスの張り替え

クロスを張り替える前に、ボードにもカビが発生していないか確認してから行いましょう。ボードのカビを除去せず上から新品のクロスを張っても、一時的には隠れますが、再発の原因になります。

業者に依頼する場合でも、カビのもとを断ってからの張り替えをおすすめします。

カビ発生を防ぐ方法

カビが発生する前に、以下のような対策を行うことも大切です。

1.換気をこまめに行う

部屋にこもったままの湿気を外に出します。雨の日は湿気を部屋に取り込んでしまって逆効果になるので、晴れた日に行いましょう。

2.家具と壁の間に隙間を広く開ける

湿気は小さな隙間に溜まりやすく、そこにさらにホコリが集まってきてしまうと、カビが生える環境が出来上がってしまいます。

3.除湿器を置く

冬場や梅雨などの湿気が発生しやすい時期は、除湿器を使って湿度を減らしましょう。

4.結露対策を行う

結露でできた水分は、窓を伝い落ちることで壁や床に染み込みやすくなります。結露の発生自体を止めるために、結露防止シートを使うこともおすすめです。

このようにカビを事前に防ぐ方法もあるので、是非、試してみてください。

火災保険の申請

雨漏りの原因が自然災害の影響であった場合、火災保険が適用されることがあります。ここでは火災保険がどのように適用されるのか、ご紹介いたします。

火災保険が適用される場合・されない場合

火災保険は建物と家財の損害を補償するもので、火災のほかに以下の自然災害に適用されます。


  • ・落雷
  • ・爆発
  • ・破裂
  • ・風災(台風など)
  • ・雪災
  • ・雹災

一方、火災保険が適用されない雨漏りの原因は以下です。


  • ・建物の経年劣化による雨漏り
  • ・施工不良による雨漏り
  • ・雨漏りの原因が自然災害によるものだと判断できない場合
  • ・被害にあってから3年以上経過している場合

火災保険が適用されるまで

一般的に下記のような流れで行われます。

※詳しい手順や手続きにかかる時間は、契約している保険会社に確認しましょう。

【1.保険会社に連絡】
保険請求期間は被害発生から3年未満なので、できるだけ早めに連絡しましょう。連絡後保険会社から連絡があり、保険請求書を送付してもらいます。

【2.保険会社による現地調査】
保被害状況や損害金額により、保険会社が現地調査を行うことがあります。

【3.専門業者に見積書を出してもらう】
被害を証明するための写真や書類を提出するため、修理業者に作成の依頼をする。

【4.必要書類の準備・提出】
一般的に以下の書類が必要となります。


  • ・保険金請求書
  • ・印鑑証明書
  • ・不動産登記簿謄本
  • ・損害明細書
  • ・修理見積書
  • ・被害箇所の写真

【5.書類審査後、保険金の支払額が決まる】
書類審査で保険金の支払額が決定し、振り込まれます。火災保険請求から支払いまでの期間は保険会社によって異なりますが、手続きの不備などがない場合1週間程度で支払われることが多いようです。

このように、雨漏りでも保険が適用される場合があります。自然災害の影響が疑われたら、契約している保険会社に連絡をとってみることをおすすめいたします。

雨漏り修理にかかる時間と作業の流れまとめ

今回は雨漏り修理の期作業期間と内容をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

業者や作業内容・台風などの繁忙期間かどうかによって変わりますが、一般的に1~2週間で完了することが多いようです。

しかし悪天候での作業はできないため、雨が多い時期の作業は思ったより時間がかかることがあります。

既に雨漏りが起きていることがわかっているのであれば、できるだけ雨の少ない時期に行っておくことがおすすめです。

また雨漏りは台風などの自然災害が原因だった時、条件を満たせば火災保険が適用されます。火災保険を取り扱った業者もあるので、原因があやふやな場合、調査を依頼してみるのもいいかもしれません。