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雨漏りでキノコが生えたときの対処法~放置してても大丈夫?~

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雨漏りでキノコが生えたときの対処法~放置してても大丈夫?~

説明 雨漏りが原因でキノコが生えてしまったのを見つけたら、多くの人は驚くと思います。しかし、雨漏りが原因でキノコが生えることは、ありえることです。そんな状況に遭遇したら、どうしたらいいのか戸惑いますよね。そこで今回は、雨漏りでキノコが生えたときの対処法についてご紹介したいと思います。

雨漏りが原因でキノコが生えてしまったのを見つけたら、多くの人は驚くと思います。そんなマンガのような状況が起こるなんて、にわかには信じがたいと思うかもしれません。

しかし、雨漏りが原因でキノコが生えることは、カビの発生と同様にありえることです。雨漏りの修理を行うときにキノコが発見されるケースもあります。

そんな状況に遭遇したら、どうしたらいいのか戸惑いますよね。

そこで今回は、雨漏りでキノコが生えたときの対処法についてご紹介したいと思います。

雨漏りでキノコが生える原因

キノコには「じめじめと湿った場所を好む」「胞子を飛ばして繁殖する」といったイメージを、多くの人が持っていることと思います。

そのため、家の中に雨水が入り込んで木材などを湿らせる雨漏りが、キノコが生える原因となることもなんとなく想像できるかもしれません。

しかし、キノコが生える過程やキノコが生える環境条件などさらに詳しい情報については、なかなか触れる機会がないかもしれません。そこでまずは、雨漏りで繁殖するキノコの特性についてご説明したいと思います。

キノコが生える過程

キノコは木材腐朽菌という菌類の仲間です。名前の通り、木材の栄養分を分解して腐らせる特性を持っています。この木材腐朽菌が成長してキノコになるまでの過程で、木材を腐食させています。


  1. 1.キノコが胞子を飛ばす
  2. 2.胞子が木材に付着
  3. 3.環境が適合していれば、発芽して菌糸を形成し、成長する
  4. 4.成長した菌糸が子実体(キノコ)になる

上記の過程のうち、成長する3の間に、木材の腐食が起こっています。

キノコが生える環境条件

キノコに成長する菌である木材腐朽菌は、高温多湿の環境を好みます。雨漏りによって、キノコの栄養となる木材が湿った状態が続くと、繁殖条件を満たしてキノコの発生につながります。

ただし、水だけでは発生しません。栄養となる木材が湿った環境にあることが、繁殖の条件となります。

住宅では、雨漏りや水漏れで住宅の木材が濡れている状態が続いていると繁殖することがあります。およそ2週間以上、木材の湿度が高い状態が続くと、木材腐朽菌が成長するといわれています。

たとえば梅雨や台風シーズンなどで雨漏りが続いたとき、キノコが繁殖する環境条件となる可能性があります。また、日の当たらない北側は、一度濡れると乾きにくいため木材腐朽菌が繁殖しやすくなります。

雨漏りで生えたキノコを放置してても大丈夫?

カビやシロアリと違って、毒ではなければキノコは無害というイメージを持っている方もいるかと思います。

しかし、じつは雨漏りが原因のキノコは家の木材の状態としてはあまりよくありません。ほかの有害生物が発生する可能性もあるので、できる限り早期に対処したほうがいいでしょう。

キノコを放置すると起こるトラブル

雨漏りでキノコが生える条件は、栄養となる木材が木材腐朽菌の繁殖できる状態になっていることです。つまり、木材にキノコが生えるということは、雨漏りによって家の木材が長い間濡れている状態であると言えます。

さらに、キノコの木材腐朽菌は、成長の過程で木材を腐食させるため、放っておくとどんどん繁殖して家の木材を腐らせてしまいます。

それだけではなく、木材を分解して腐朽させたときに発生する物質(セルロースなど)は、シロアリの栄養になります。キノコを放置しておくとシロアリの発生に繋がることがあるので、注意が必要です。

上記のようなこともあるので、雨漏りでキノコが生えてしまったときは早めにキノコの除去と雨漏りの修理をしたほうがいいでしょう。

雨漏りで生えたキノコは毒キノコや不食キノコ?

雨漏りで生えたキノコ自体が、有害なものでないかどうか気になりますよね。実は、建築物の木材に生えるキノコにはさまざまな種類があります。


  • ・ナミダタケなどのイドタケ科
  • ・カワラタケなどのタマチョレイタケ科
  • ・キララタケなどのヒトヨタケ科

一例ですが、上記のような種類のキノコが家の木材に発生することがあります。イドタケ科・タマチョレイタケ科は硬くて食べられないなどの不食キノコ、ヒトヨタケ科は強くはありませんが毒性があるキノコです。(同じ科のキノコでも、無毒なもの有毒なものがあります。)

また、キノコは家の木材から栄養を吸収するので、木材に防腐剤などの薬剤が使用されていると、その薬剤も一緒に吸い取って成長します。

間違っても、マンガやテレビ番組の真似をして、家に生えたキノコを食べるなんてことがないようにしましょう。

キノコの胞子の危ない話

キノコの豆知識になりますが、キノコの胞子は、風に乗って遠くまで飛んでいくこともあるため、上記で紹介した以外にもさまざまな種類のキノコが繁殖する可能性があります。

ほとんどのキノコは、生えているだけで人体に害をなすということはありません。毒キノコであっても、胞子を吸うだけでは影響はなく、食べなければ無害です。

しかし、中には人間の肺に入り込んで感染症を引き起こすキノコもあります。

例えば、スエヒロタケというキノコは、胞子を吸い込むと、肺の中で菌糸をつくり気管支炎のような症状がおきます。

キノコの判別は、スーパーでキノコを販売して見慣れている人であっても間違えることがあるくらい難しいので、間違っても家に生えているキノコを食べるなんてことはやめましょう。

雨漏りでキノコが生えたときの対処法

雨漏りしているところにキノコが繁殖していたら、できるだけ早く対処する必要があります。キノコの除去はもちろん、再び同じ場所にキノコが繁殖しない対策も行ったほうがいいでしょう。

ここでは、雨漏りでキノコが生えたときの対処法についてご紹介いたします。

キノコを除去する方法

まずはキノコを金属製のヘラなどで削り取ってから、塩素系の薬剤で殺菌します。

その後、キノコが繁殖している部分に腐朽菌を防除する専用の薬剤を散布し、腐朽菌を死滅させます。その後、キノコにより腐朽した木材を修理交換します。

キノコの再発生を防止する

せっかくキノコを除去しても、また胞子が繁殖してキノコが生えてしまっては意味がありません。キノコを除去した後は、同じ場所にまた生えてこないように対策をしておく必要があります。

大事なのは、家の木材をキノコが生えるような環境にしないことです。そのため、まずは雨漏りをしている箇所を修理するのが先決です。家の中に雨水が侵入しないようにして、木材をなるべく濡らさない環境をととのえましょう。

キノコの発生によって腐朽してしまった木材は修理交換する形になるかと思いますが、交換する木材を湿気や腐朽に強いものにしたり、防腐剤を使用したりすることで再発防止が期待できます。

雨漏りでキノコが生えたときの対処法まとめ

今回は、雨漏りでキノコが生えたときの対処法についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

雨漏りしている場所にキノコが生えていると、繁殖することでどんどん家の木材が腐朽し、劣化してしまいます。そうならないためにも、雨漏りがおこっているときには早めに修理を行うことが重要です。

しかし、いざ修理を依頼するとなると、どんな業者に相談したらわからない、ということもあるかと思います。そんなときは、お気軽に生活救急車へお電話ください。

まずは、現地にて、お見積りや修理作業のご相談からご対応します。