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説明 大学や専門学校に進学すると、通学用に原付やバイクを購入する人もいますよね。こだわって選んだバイクは、長く大切に乗っていきたいですよね。防犯をうっかり忘れて盗まれてしまう、なんてことは避けたいところです。大事なバイクを守るために、今回は原付バイクの鍵の種類と防犯性・用途についてご紹介します。
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大学や専門学校に進学すると、通学用に思い切って原付やバイクを購入する人もいますよね。
機能やデザインにこだわって一生懸命選んだバイクは、長く大切に乗っていきたいですよね。だからこそ、鍵などの防犯をうっかり忘れて盗まれてしまう、なんてことは避けたいところです。
大事なバイクを守るためにも、本体の鍵や後付けの鍵についてよく知っておき、しっかり管理することが大切です。
今回は、原付バイクの鍵の種類と防犯性・用途についてご紹介したいと思います。
メーカー、デザイン、燃費、排気量などバイクには数多くの種類がありますが、バイク本体に備え付けの鍵にも同じように種類があります。
もちろん、種類によって防犯性や用途がことなりますので、機能やデザインと同じように見比べて、自分が納得いく鍵を見つけましょう。
「シャッターキー」とは、エンジンキーを挿す鍵穴の部分についている本体備え付けの鍵のことです。
鍵についているキャップを穴に入れて回すことで、シャッターが閉まり鍵穴へのイタズラや不正にエンジンをかけられるのを防ぐことができます。
原付バイクのシャッターキーは六角形もしくは八角形の単純な形ですが、鍵の中には小さい磁石が内蔵してあります。
メーカー・車種にもよりますが、シャッターキーの近くに突起があるものは閉めるときはシャッターキーがなくても施錠できるようになっています。
ただし、開けるときはシャッターキーが必要になるので、イタズラでシャッターキーを閉じられてしまい、自分で開けられなくなるというトラブルに遭う人もいます。
また、メーカーによっては自分のシャッターキーで他人の原付バイクのシャッターキーの開け閉めができるものもあるので防犯面で少し頼りない面があります。
ハンドルロックとは、施錠する際にハンドルも固定して動かせないようにする機能のことです。
車にもついている機能ですが、原付バイクの場合はハンドルロックは非常に重要な防犯装置になります。
鍵を抜いておいても、ハンドルロックをかけていない状態だと「バイクを押して持って行ってしまう」という盗難被害に遭いかねません。
こういった被害に遭わないためにも、バイクから離れる際は、鍵を抜くだけではなくハンドルロックもかけておくようにしましょう。
イモビライザーとは電子式ロックの一種で、盗難防止システムとも呼ばれています。車体に登録されている電子チップのIDと鍵を照合して、情報が一致すればロックを解除してエンジンがかけられるようになります。
イモビライザー搭載キー以外ではエンジンがかからない、むやみに動かそうとするとアラームが鳴る、などの点で防犯効果が見込めます。
その反面、イモビライザー搭載キーを紛失してしまうと、キーの複製、IDの変更などで手間と費用が普通の鍵よりかかってしまうというデメリットもあります。
イモビライザーキーは業者に作成を依頼すると、非常に高額になるだけでなく、場合によっては対応できないと断られることもあります。
そのため、鍵を紛失したときなどに備えてイモビライザーキーの予備をメーカーから取り寄せておくなどの準備をしておくと安心です。
バイク本体に鍵が付いているから安心、というわけではもちろんありません。
シャッターキーのように他人が勝手に操作できる鍵があったり、ハンドルロックがあっても車に丸ごとバイクを載せて盗む窃盗団も存在します。
そこで、そういった本体備え付けの鍵の弱点を補うために「バイクに後付けできる」鍵の種類をご紹介したいと思います。
前後輪のタイヤの穴にワイヤーを通して円形につなぎ、ロックします。チェーンでできている場合は、チェーンロックと呼ばれます。
専用の鍵を使用するもの、ダイヤル式の暗証番号で解錠するものなどがあります。
自転車でもよく使用され、軽量で使いやすい特徴があります。
入手しやすく安価なものも多いですが、ワイヤーやチェーンが細いと、工具で簡単に切断できてしまうため、太いもの・硬度の高い素材が使われた切断されにくいものを選ぶようにしましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
バイク用のロックとして広く普及している鍵です。ワイヤーロックと同様に安価で入手しやすく、解錠方法もシリンダー・ダイヤル式の2種類があります。
使用方法はワイヤーロックと同様にタイヤの穴に通す形ですが、ワイヤーやチェーンロックよりも頑丈で、切断されにくい利点があります。
ただし、種類によっては重量や大きさの関係上、持ち運んで外出時に使用するのには向かないものもあります。
また、鍵とタイヤの隙間が大きいと、間に工具を挟んで簡単に破壊できてしまうため、なるべくタイヤのサイズにぴったり合うものを選んだほうがいいでしょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ブレーキレバーを握った状態で固定しておくことができる鍵です。小型で持ち運びがしやすく、数百円~5000円程度で購入することができます。
ブレーキをかけた状態でロックするため、バイクを簡単に動かせないこと、目につきやすい位置にあるため見た目の防犯効果もあります。
ただし、常にブレーキがかかっているため、長時間の使用はブレーキ機能を劣化させる原因となるので注意しましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
バイクの前後輪についているブレーキディスク部分に取りつける鍵です。ロックした状態でバイクを動かそうとすると、鍵がタイヤの部品にぶつかって回らなくなり、動かせなくなります。
ディスク部分を固定するので、バイクの持ち逃げ盗難を防ぐことができます。
小型で持ち運びがしやすいため、外出時の使用に便利です。
しかし、小型なだけにロックしていたことを忘れて、そのまま発進してホイール部分を傷つけてしまうことがあるため、心配な人はディスクロックとハンドルを結ぶワイヤーつきのものを選ぶと良いかもしれません。
また、この鍵はバイクのディスク部分に空いている穴に通してロックするため、「ディスクに穴が空いているか」「穴のサイズと購入するディスクロックのサイズは一致しているか」を購入前にきちんと確認しておきましょう。
ディスク部分に穴が空いていない、ディスクロックと穴のサイズが一致していないなどの場合は、取り付けができないので注意が必要です。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
鍵の本体に振動や衝撃があったときに、アラームを鳴らす仕組みになっている電子式の鍵です。備え付けのものとは別に、後付けできるものがあります。
ロックしている状態でバイクを動かそうとするとアラームが鳴るため、バイクに取り付ける警報装置として役立てることができます。また、さきほどご紹介しましたU字ロックやディスクロックにこの機能が付いているものもあります。
しかし、振動や傾きを感知して音を鳴らすため、ちょっとしたことで誤作動を起こす可能性があります。大きなアラーム音により周囲に迷惑をかけてしまわないように、取り扱いには注意したほうがよいでしょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
今回は、原付バイクの鍵の種類と防犯性・用途についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
せっかく買ったバイクですから、最後まで長く乗っていられるように、盗まれたりいたずらをされたりするリスクはできる限り減らしておきたいですよね。
大切なバイクが被害に遭わないようにするためにも、鍵についての知識をつけておくことは、バイクの管理のうえでもとても大切なことです。もしも、本体備え付け以外の鍵を持っていない人は、後付けできる鍵を1つ用意してみてはいかがでしょうか。