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雨漏りの検査方法と業者を呼ぶときに準備しておくと役立つこと

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雨漏りの検査方法と業者を呼ぶときに準備しておくと役立つこと

説明 どこから雨漏りしているのか検査をしたいけど、どんな検査方法があるのかわからなくなって困っていませんか?自分で検査できるのか、それとも業者を呼んで検査してもらうのがいいのか悩んでいる間にも被害が拡大するかもしれません。今回は自分でできる検査方法や、業者が行う検査方法、検査の料金相場や準備しておくと役立つことをご紹介します。

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どこから雨漏りしているのか検査をしたいけど、どんな検査方法があるのかわからなくなって困っていませんか?

自分で検査できるのか、それとも業者を呼んで検査してもらうのがいいのか悩んでいる間にも被害が拡大するかもしれないので焦りますよね。

そこで、今回は自分でもできる検査方法や、業者が行う検査方法、検査費用の料金相場や業者を呼ぶ前に、準備しておくと役立つことをご紹介します。

自分でできる雨漏り検査と業者が行う雨漏り検査

雨漏りを修理するには、まずその原因を的確に突き止めなければいけません。この原因を特定するために用いられるのが雨漏り検査です。

ここでは、自分でできる雨漏り検査と業者が行う雨漏り検査についてご紹介します。

自分でできる雨漏り検査の種類とやり方

自分でできる雨漏り検査は主に二種類あります。ひとつめは雨漏りしている箇所を目でみて検査する「目視調査」とホースで水をまいて雨漏り箇所をチェックする「散水検査」です。

自分でできる雨漏り検査・目視検査

雨漏り調査の方法はいくつかありますが、その中でも代表的な方法が目視調査です。これは雨漏り箇所を推測して、屋根に登ったり天井裏を覗いてみたり、雨水が浸入した形跡がないかを目で見て検査していく方法です。

自分でできる雨漏り検査・散水検査

目視検査と並んで代表的な検査方法です。これは文字通りホースで水をまいて、雨漏りの状態を再現する検査方法です。

注意点としては、水をかける順番です。上から順に水をかけていくと、雨漏り箇所が下の方にあった場合、特定が難しくなります。ホースで水をかけるときは、「下から順に」を心がけるようにしましょう。

他にも水をかける時間にも注意が必要です。状況によりますが、水をかける時間は30分前後が多いようです。時間が短すぎると、水が断熱材などに吸収されて水漏れが発見できないおそれがあります。逆に時間が長すぎると、大量に水漏れが発生するおそれがあります。

業者が行う雨漏り検査の種類とやり方

上記でご紹介した目視検査・散水検査以外に業者が行う代表的な検査方法として、専用の検査液を使用する発光液検査と赤外線カメラを使用して行う赤外線サーモグラフィー検査があります。

業者が行う雨漏り検査・発光液検査

発光液検査とは、発光塗料を混ぜた専用の検査液を、雨水が浸入していると思われる箇所に流し込み、屋根裏から紫外線を当てて発光した箇所から浸入口を特定する検査方法です。

散水検査でおおよその原因箇所を特定した後、雨漏り箇所が複数考えられる場合によく用いられます。原因箇所からどこへ染みだしているのかひと目でわかります。

基本的に検査液は変色しない、数日で発光しなくなるものがほとんどですが、念のため検査前に変色などの心配がないか、もしもの時に保証があるのかどうか確認しておくと安心です。

業者が行う雨漏り検査・赤外線サーモグラフィー検査

赤外線サーモグラフィー調査とは、建物を高感度赤外線カメラで撮影する検査方法です。散水調査の補助的な役割として行う場合もあります。

建物に雨水が染み込んでいれば、温度差が生じます。赤外線サーモグラフィー調査を行えば、温度変化で雨漏りを判断することができます。

ただし、他の検査方法と比べて高額な点、三脚を立てて撮影するので周囲が建物に囲まれていたり、金属屋根のお家には不向きな検査方法です。

検査業者を呼ぶときに準備しておくと役立つこと

ここまで、自分でできる雨漏り検査の方法や業者が行う雨漏り検査費用についてご紹介しました。ここからは、検査業者を呼ぶときに、準備しておくと役立つことをご紹介します。

雨漏りは火災保険が適用される

火災保険の適用の中には風災という項目があります。これは台風や強風、大雨、雹などの自然災害の影響で雨漏りが起きた場合、保険料が受け取れる場合があります。火災保険に加入している場合、まず保険会社に連絡をしてみると良いでしょう。

火災保険が適用される雨漏り修理や申請の手順などについて、下記のページで紹介しているので気になる人はチェックしてみてください

>>>雨漏り修理で火災保険を使うときのやり方と適用条件について

自分でできる雨漏りの応急処置のコツ

雨漏りは放っておくと、床や天井が濡れて建物が腐ってカビが発生したり、大事な家財が水に濡れてダメになったりなどの被害が大きくなってしまいます。

業者を呼ぶ前に、できるだけ被害を小さくおさえたいですよね。

そこで、自分でできる応急処置のやり方をご紹介したいと思います。まずは、一番大事な「家の中の雨漏りの応急処置」からやってみましょう。

天井から雨漏りしているときの応急処置

雨漏りしている箇所の下に、新聞紙やレジャーシートをしき、そこにバケツをおいて水で床が濡れるのを防ぎます。ある程度、水がたまってくると水しぶきが起こり周囲にはねてしまいますので、バケツの底にいらなくなったタオルや雑巾、新聞紙を入れておくとよいでしょう。

他にも、糸をたらした釘を天井の一番雨漏りしている部分に突き刺し、たらした糸の端をバケツの中に入れておくと飛び散りやシミの広がりを少なくする方法や、ビニール袋を押しピンなどで天井に固定し、一番下になる部分に穴をあけてバケツに誘導させる方法もあります。

屋根裏をのぞくことが可能な方は、どこから雨漏りしているのかチェックし、雨漏りしている箇所にバケツを置いたり、レジャーシートやブルーシートをしいたりして、室内に浸入してくるのを防ぎましょう。

窓やサッシから雨漏りの応急処置

窓枠やサッシまわりから雨漏りするケースもあります。窓やサッシから、雨漏りがしているときは、ビニールシートやごみ袋をしいて、雑巾やいらなくなったタオルで水を吸い取るようにしましょう。

カーテンは濡れ続けるとカビがはえてしまいますので、早めに取り外してしまうか、濡れないように短くまとめておきましょう。

屋根の雨漏りの応急処置

ここからは、屋根の雨漏りの応急処置について、ご紹介します。

ただし、屋根の応急処置は高いところでの作業になります。雨が降っている最中や少しでも不安な方、高いところが苦手な方はやめておきましょう。

屋根から落ちてケガをしたり、新たに雨漏りの原因を作ってしまったりしないように注意しましょう。

もし、作業をする際は、落下防止器具を使う、屋根に上がるときの補助やケガをしたときにすぐに連絡ができるように二人一組(一人が屋根にのぼり、もう一人は地上待機)でやるといった準備をしておきましょう。

ブルーシートをかぶせる

ホームセンターなどで購入できるブルーシートは屋根の応急処置として大変便利です。雨漏りの浸入箇所を特定するのは難しいので、大きめのブルーシートを広範囲にかぶせるとよいでしょう。

その際、ブルーシートが風と飛ばされないよう、テープや砂利をつめた土嚢袋などのおもりを置いてしっかり固定しましょう。

防水テープで雨の浸入口をふさぐ

トタン屋根や陸屋根(ろくやね)のような傾斜のない平面状の屋根の場合、防水テープで雨の浸入口をふさぐことができます。

方法としては、まず雨漏りしている箇所周辺を雑巾などできれいにします。ほこりや砂、油などがあるとテープの粘着力がばくなり、すぐにはがれてしまいます。きれいにしたら、雨水の流れる方向の下流から上流に向かって空気が入らないようにテープを貼っていきます。

広範囲に貼ると雨漏りの経路が変わって、別の箇所から雨漏りが発生したり、見栄えも悪くなったりするので原因箇所付近だけに貼ります。

コーキングで原因箇所の隙間を埋める

コーキング剤とコーキングガンを使い、原因箇所の隙間を埋めることも雨漏りの応急処置としては有効です。

まずは、雑巾で原因箇所のほこりなどをきれいにふき取って下さい。その後、コーキンク剤がはみ出て余分なところにつくのを防ぐためマスキングテープを周りに貼ります。それから、コーキング剤の接着力を高めるプライマーという液体を塗布します。

プライマーを塗布した後は、よく乾かしてから原因箇所にコーキング剤を塗っていきます。塗り終わった後は、コーキング剤が乾く前にマスキングテープをはがします。コーキング剤が乾いたら完了です。

雨漏りの検査方法と業者を呼ぶときに準備しておくと役立つことまとめ

今回は、自分で行える雨漏りの検査方法と業者が行う雨漏り検査方法、業者を呼ぶときに準備しておくと役立つ火災保険の補償や応急処置の方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

自分で雨漏り検査を行ってみてもわからないことはありますし、検査中に屋根から落下してケガをしてしまう危険性もあります。また、雨漏り箇所を見つけても修理ができるかどうかは別問題です。

しっかりとした修理を行うには、専門の業者に依頼することをおすすめします。どんな業者に依頼したらいいかわからないときは、生活救急車へご相談下さい。現地でのお見積りから親身にご対応しております。

生活救急車 編集部
生活救急車 編集部
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