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説明 梅雨の時期になると何となくカビ臭い・・・なんてことはありませんか?もしかしたら、雨漏りによるカビが原因かもしれません。居心地のいいお部屋を保つためにも、早めになんとかしたいですよね。ここでは、雨漏りとカビ発生のメカニズムや、対処法をご紹介します。
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梅雨の時期になると何となくカビ臭い・・・なんてことはありませんか?
もしかしたら、雨漏りによるカビが原因かもしれません。居心地のいいお部屋を保つためにも、早めになんとかしたいですよね。
ここでは、雨漏りとカビ発生のメカニズムや、対処法をご紹介します。
雨漏りがおきると湿度が上がるため、カビが発生しやすい環境が整うことになります。
カビは天井裏など見えない場所からどんどん増えていきます。増えたカビは不快なにおいを放ち、健康被害を招くこともあるので日頃からカビが生えづらい環境づくりを心がけておきたいですよね。
そこでまずは、カビが発生する環境・条件などを交えて、雨漏りでカビが発生する理由などからご説明したいと思います。
カビは湿度が高い場所に発生します。カビが繁殖しやすい環境は温度25度前後、湿度80%以上と言われています。
雨漏りが起こると天井と屋根の間に水がたまり、湿度が上がります。湿度が高い状態で気温が上昇することで、カビが繁殖しやすくなります。
特に木造の場合、水分を吸収しやすく、カビ発生のリスクが高くなるので注意しましょう。
特に水場の周りには湿気が多いので、カビが大量に発生することがあります。雨が降った後に、水場近辺でカビ臭い感じがしたら雨漏りがしていないかチェックしておくといいでしょう。
カビは建物の劣化を進めるだけでなく、健康被害をもたらす危険性もあります。アレルギー反応を起こしやすいダニも、カビが原因で発生することもあるんです。
参考までに、カビが原因で起こる不調・悪影響についてご紹介したいと思います。
一見、カビが関係ないと思われる症状でも、病院で検査を受けたらカビが原因だとわかることもあります。
症状が当てはまるからといって必ずしもカビが原因というわけではありませんが、症状の一例をご紹介したいと思います。
近年では、空気汚染による健康被害である、シックハウス症候群の原因の一つとしてもカビが挙げられています。主に目のかゆみや鼻炎、頭痛や吐き気などから、倦怠感や睡眠障害などの精神的なものがあり、症状はさまざまです。
不調を感じたら、病院で検査されたほうがいいでしょう。
ダニはカビと同じく、高温多湿の環境で繁殖します。
さらに、ダニはカビをエサにして増えるため、カビが発生していると、ダニも一緒に発生する可能性があります。
ダニの死骸やフンなども、アレルギーの原因になるので注意が必要です。
カビ臭いときは、もしかすると家のどこかで雨漏りが起こっている可能性があります。
ざっと目で見てカビが生えていなくても、普段は目に見えないところに潜んでいる可能性もあります。
とくに、壁の内部や天井の裏はカビが発生しやすい場所でありながら、自分で発見するのが困難です。気づかないうちに、カビが大量発生しているなんてこともあります。
そこで、部屋がカビ臭いときに雨漏りが起きていないかチェックする方法をご紹介したいと思います。
雨漏りは天井から起きていると思われがちですが、意外なところからも発生しています。以下のポイントをチェックして、気になるところがあれば早めに対処しましょう。
これらの症状がみられる場合、雨漏りが発生している可能性があります。もっと詳しく調べたい場合は、専門業者に依頼しましょう。
どこから雨漏りをしているのか、修理業者に調査を依頼した場合、業者によって使用される調査方法がことなることがあります。
雨漏りの調査は有料になるので、見積り書に書かれている調査方法がどういったことをするのか知っておきたいという人もいますよね。
そこで、ご参考までに、雨漏り修理の業者が使う調査方法をご紹介いたします。
依頼者の話をもとに、雨漏りの原因とみられるところを目で見て確認する方法。屋根材の割れなどは特定できますが、防水紙など劣化は見つけにくいです。
外からホースで水をかけ、雨漏り箇所を特定します。
雨漏りの箇所を予測し、紫外線に反応する液体を塗り、紫外線を照射する方法。漏水していると青白く光り、雨漏りの経路を確認できます。
赤外線カメラで撮影すると、水で濡れて温度が低いところは青く見えるため、雨漏りの経路を特定できます。
中には目視調査のみで、雨漏りの原因と経路を特定してもらえないケースもあります。どのような調査をするのか、しっかり説明を受けてから依頼すると安心です。
雨漏りの修理を業者に依頼する場合、見積りから修理までの間にある程度時間が空きますよね。
その間も、部屋がカビ臭くなっているとストレスが溜まりますし、生活に支障がでることもあります。
そこで、雨漏りで部屋がカビ臭くなったときに「自分でできる対処法」をいくつかご紹介したいと思います。
室内にカビのにおいが充満していると、とても不快ですよね。個人差はありますが、においが原因で気分が悪くなったりすることがあります。
そこでまずは、今すぐできる「カビのにおい対策」からご紹介します。
窓やドアを開けて、空気の入れ替えをします。室内全体に新鮮な空気が入るように、2ヶ所以上の窓を開けましょう。さらに扇風機やサーキュレーターで室内を乾燥させると、より効果的です。
部屋に残ったカビの臭いは、消臭剤を使って対策しましょう。香りを発する「芳香剤」は、カビのにおいと混ざって芳香成分が混ざるので「無香料」タイプを使うのがおすすめです。
また、炭は臭い成分や湿気を吸着する効果があります。湿気が多い場所やカビ臭い場所に置くと効果的です。
ここまでは、簡単に自分で行える対策でしたが、これでもカビ臭さが取れないという場合は「壁紙」の張替えを検討してみてはいかがでしょうか。
費用は掛かりますが、広範囲にカビが発生している場合は、壁紙を張り替えるのが一番効果的です。
ただ、壁紙を張りかえるとなると、自分でやるにはちょっとハードルが高い気がしますよね。
DIYなどで、自分でできる張替え方法などが紹介されていますが、自分でできそうにないときは業者に張り替えてもらうまで待ったほうがいいでしょう。
雨漏りが現在進行形で、目に見える形で起こっている場合。
業者を呼んで修理するまでの間、その雨漏りを放置しておくわけにもいきませんよね。
そこで、誰でもできる簡単な応急処置の方法をご紹介したいと思います。
天井からの雨漏りには、雨漏りしている箇所の下に新聞やレジャーシートを敷き、その上にバケツを置いて床が濡れるのを防ぎます。窓やサッシからの雨漏りは、ぞうきんを置いて水を吸い取ります。
こちらはあくまで応急処置です。長く雨漏りを放置するとカビの増殖や、また別の場所から雨漏りが起こることもあります。雨漏りの修理は、早めに行ったほうがいいでしょう。
雨漏りの修理だけでは、カビはなくなりません。雨漏りの修理と同時にカビの除去も行いましょう。
木材に繁殖したカビは、漂白剤やアルコールでの対策が可能です。ただし、木材の内部にカビの根が深く根付いている場合は、市販の漂白剤などでは対応できないこともあります。
また、カビ除去専用の薬品などの取り扱いは難しく、希釈などを間違えると木材を傷めてしまうこともあります。
そのため、強力な薬品などを使わないと取れそうにないカビが発生しているときは、家のカビ除去ができる業者に作業を依頼したほうがいいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
雨漏りにより発生した湿気が原因で、カビを発生させてしまうこともあるんです。カビは健康的にも環境的にも、さまざまな被害を及ぼします。
こちらの記事では簡単な雨漏りチェックや、業者が行う専門調査をご紹介しました。雨漏りが見つかったら、カビの除去を。修理は同時に行うことをお勧めします。