さまざまな暮らしに役立つ情報をお届けします。
説明 シロアリ(羽アリ)の発生・活動時期がわからなくて、困っていませんか?シロアリの防除作業をするなら羽アリが発生する前に施工を行った方がいいですし、駆除作業をするならシロアリが活動する時期に合わせた方が効果があるように思いますよね。しかし、その発生・活動時期がわからないという人は多いかと思います。今回は、シロアリ(羽アリ)の発生・活動時期についてご紹介いたします。
※当サイトは、アフィリエイト広告を掲載しています。
シロアリ(羽アリ)の発生・活動時期がわからなくて、困っていませんか?
シロアリの防除作業をするなら羽アリが発生する前に施工を行った方がいいですし、駆除作業をするならシロアリが活動する時期に合わせた方が効果があるように思いますよね。しかし、その発生・活動時期がわからないという人は多いかと思います。
そこで今回は、シロアリ(羽アリ)の発生・活動時期についてご紹介いたします。
最初に、シロアリの発生時期についてご紹介したいと思います。発生といっても、新しくシロアリの羽アリが飛んできて巣を作るパターンと、すでに巣を作っているシロアリが卵を産んで孵化させる2つのパターンがありますよね。
今回は、その2つのパターンに分けて発生時期をご紹介いたします。
シロアリは、繁殖が可能な状態になると一部のシロアリに羽が生えて巣から飛び立つようになります。このとき、雌雄の羽アリがペアで飛び立ちますが、この飛び立った羽アリが新しい巣で女王アリと王アリになり、繁殖行為を行います。
この羽アリが飛び立つ時期は、春から夏ごろで、4~7月の間に羽アリが発生します。この時期に羽虫が飛んでいたら、シロアリではないか確認したほうがいいでしょう。
シロアリの巣の中で、シロアリの女王は毎日産卵しています。
シロアリの女王は、卵をいつでも産めるように卵巣に雄の精子を蓄えられるようになっています。また、単為生殖(女王だけで生殖を行うこと)で卵を産めるようにもなっているので、雄がいなくても卵を産み続けます。
そして、産卵と同様に季節に関係なく一定期間経つと卵が孵るようになります。つまり、一度卵が孵ったらそこから毎日卵が孵るということです。
冬になると活動が鈍くなりますが、シロアリの女王は卵を産み続けて、産んだ卵も孵り続けるので冬場でもシロアリには注意が必要です。
シロアリや羽アリの発生時期について紹介しましたが、今度は活動時期についてご紹介したいと思います。
最初に、羽アリについてですが、羽アリは新しい土地に着くと自然に羽が落ちるようになっています。そのため、4~7月の巣立ち以降は羽アリの数は減っていきます。
とはいえ、羽が落ちた羽アリはシロアリの女王・王となって巣の中で繁殖していくので、シロアリがいなくなるわけではありません。また、虫は冬になると冬眠するイメージがありますが、シロアリについては冬眠しないという特徴を持っています。
冬になると自然に生息する動物や虫などは冬眠するイメージがありますが、実はシロアリは冬眠をしません。
低温になると活動は鈍くなりますが、餌となる木材を食べなくなる、産卵が止まるというわけではありません。
自然の中にいるシロアリなら、温かい地中に潜み、家の中にいるシロアリは暖房器具で温まった床下の中で柱をかじりながら冬を越すので注意しましょう。
シロアリや羽アリの防除・駆除をしたいけれど、いつやったらいいのか分からないという人もいるかと思います。
そこで、シロアリや羽アリの防除・駆除に適した時期についてもご紹介しておきたいと思います。
土壌処理や木部処理などのシロアリ防除施工を行う場合は、できれば「羽アリが飛ぶ4~7月まで」に行っておくのが理想的です。
「あまり早くやりすぎると効果がなくなるのでは?」と思うかもしれませんが、シロアリの防除施工・消毒は1度やると約5年はもつとされています。
シロアリの防除施工をやっている業者でも、施工後5年間は保証期間がついているところがほとんどです。
そのため、心配な人はできれば1~3月の冬の時期にはシロアリの防除施工をしておくといいでしょう。
前述の通り、シロアリは冬眠しない虫でしたよね。冬であっても、動きが鈍くなるだけで、繁殖や餌の捕食などは止まるわけではありません。
とくに、家の床下にいるシロアリは、暖房器具で空気が温められることで動きが鈍くなることもありません。
そのため、シロアリの駆除作業は冬であっても「見つけたらすぐに行う」のがおすすめです。
今回は、シロアリや羽アリの発生・活動時期、防除や駆除を行うのに適した時期などについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
シロアリは、冬でも冬眠しないので見つけたらすぐに駆除するのがよかったですよね。
また、防除施工も施工後5年の保証がつくことが多いので、羽アリが発生する4~7月までにやっておくのがオススメです。
シロアリの防除や駆除を業者に依頼する場合、業者によって料金や保証期間、施工に使う薬剤などが違うので、依頼を検討している人は事前に見積りを取って確認されてみてはいかがでしょうか。