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説明 シロアリがいると、木をかじる音や警戒音・警報音と呼ばれる音が聞こえるという話を聞くことがありますよね。しかし、それがどういった音なのかわからなくて、心配になっていませんか?今回は、シロアリの出す音について、どういった音なのか、警戒音・警報音とは何なのかなどについてご紹介したいと思います。
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シロアリの出す音(警戒音・警報音)のようなものが聞こえてきて、不安になっていませんか?
シロアリがいると、木をかじる音や警戒音・警報音と呼ばれる音が聞こえるという話を聞くことがありますよね。しかし、それがどういった音なのかわからなくて、心配になっていませんか?
今回は、シロアリの出す音について、どういった音なのか、警戒音・警報音とは何なのかなどについてご紹介したいと思います。
最初に、シロアリ自身が出すとされている音についてご紹介したいと思います。
シロアリが出す音を調べていると、「警戒音・警報音」という単語を目にしませんでしたか?警戒音・警報音とは、シロアリが攻撃を受けたときなどに頭を振って床を叩いて出す音のことをいいます。
人の耳には、「カタカタカタ」と聞こえるようです。壁や床の中から、この警戒音・警報音が聞こえてくるようであればシロアリが本当にいるか検査をしたほうがいいでしょう。
「シロアリがいると柱をかじる音が聞こえる!」という話がありますが、その可能性は耳がいい人でもかなり低いでしょう。
シロアリは確かに木材をかじりますが、湿った木材のように「やわらかい木」を好むので捕食する音は人間の耳ではほとんど聞こえないといわれています。
シロアリの検査をするときに、この捕食音や警戒音・警報音を検知して巣の場所などを探す方法もありますが、それは人間の耳ではなく専用の「機械」を使って行われます。
柱をかじる音が聞こえる場合は、ネズミやイタチなどの害獣の可能性を検討したほうがいいでしょう。
ここまでは、シロアリ自身が出す音について紹介しましたが、ここからは「シロアリがいる家でよく鳴る音」についてご紹介したいと思います。
紹介する音が鳴るからといって、必ずしもシロアリがいるというわけではありませんが、シロアリがいることで鳴りやすくなる音があるので念のためご紹介いたします。
シロアリは床下から侵入して、近くにある木材を食べてしまいます。そのため、シロアリがいる家では、床がきしんだり、しなったりするようになります。
もしも、家の中を歩いていて床がきしむ・しなる音がするようであれば、床下にシロアリが侵入している可能性があります。
経年劣化や雨漏りなどの原因も考えられますが、心配な場合は検査をしてみるといいでしょう。
もしも、床がきしむ・しなる音がしてシロアリがいないか不安というときは、家の「基礎」に蟻道ができていないかチェックしてみましょう。
蟻道とは、シロアリが地上に出るときに作るトンネルのことです。黒アリも蟻道を作りますが、シロアリと黒アリが作る蟻道を見分ける方法があるので、気になる人は下記記事をチェックしてみてください。
シロアリに食べられた木材は、中がスカスカになるので叩くと「コンコンコン」と軽い空洞音がします。もしも、床下や壁の柱を叩いてみて空洞音が鳴るようであればシロアリに柱を食べられている可能性があります。
床下や基礎のコンクリートに蟻道がないかなどを確認して、シロアリの検査や駆除を検討してみるといいでしょう。
今回は、シロアリが出す音や、シロアリがいると出やすくなる音などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
シロアリは体が非常に小さく、捕食音や警戒音・警報音などは人間の耳で確認するのは困難です。
ただし、床のきしむ・しなる音や柱を叩いて聞こえる空洞音などは人間の耳で確認することが可能です。
音だけではシロアリがいるかはわかりませんが、蟻道などを確認することでシロアリの存在に気づけることもあります。
もしも、今回紹介したような音が聞こえる場合は、蟻道がないかチェックしてみてはいかがでしょうか。