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説明 「ゴキブリは一匹いたら百匹はいる」という話をよく聞きますが、実際、百匹のゴキブリの大群を見たことがある人ってあまりいませんよね。それはゴキブリが普段は人の目につかない場所に隠れて過ごしているせいかもしれません。今回は、ゴキブリが普段はどこに隠れているのか、1匹いたら何匹くらいいるのかなどについてお話したいと思います。
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家の中にゴキブリがでてきてしまい、不安になっていませんか?
「ゴキブリは一匹いたら百匹はいる」という話をよく聞きますが、実際、百匹のゴキブリの大群を見たことがある人ってあまりいませんよね。
しかし、それはゴキブリが普段は人の目につかない場所に隠れて過ごしているせいかもしれません。
今回は、ゴキブリが普段はどこに隠れているのか、1匹いたら何匹くらいいるのかなどについてお話したいと思います。
※ゴキブリの実写画像は一切掲載しておりません。説明などでイラストを用いることはありますが、ゴキブリ感がでないように注意しております。
最初に、一番気になっている「ゴキブリは一匹いたら何匹いるの?」についてお話したいと思います。
日本本州の民家などでは、主に2種類のゴキブリが出没します。全身が真っ黒で硬い羽を持つ「クロゴキブリ」と、茶色の小さい体でワラワラと集団で移動する「チャバネゴキブリ」です。
この二種類のゴキブリは、非常に繁殖能力が高く、1回の出産でたくさんの卵を産みます。
上記が1回の産卵でゴキブリが産む卵の数です。一生で産む卵の数が多くて少なく感じてしまいますが、「ゴキブリが20匹以上ワラワラ密集している姿」を想像してみてください。
おぞましいですよね。たった1回の産卵で、ゴキブリが20匹以上増えてしまいます。
また、生まれてきたゴキブリもチャバネゴキブリなら2ヶ月、クロゴキブリなら1年くらいで産卵ができるようになります。
そして、今度は生まれてきたゴキブリの数(+生存している親ゴキブリの数)×20~40個のゴキブリが生まれてくることになります。
「一匹いたら百匹はいる」と言われていますが、実際はもっといる可能性もあるということですね。
先ほど、一匹いたら百匹以上いる可能性があると説明しましたが、「家の外で発見した」場合に限っては1匹だけの可能性もあります。
例えば、窓の外側やベランダなどに1匹だけ止まっていた場合などは、家の中にはおらず、「その家の近辺に生息しているゴキブリ」がたまたま1匹だけ飛んできただけかもしれません。
家の中にはいませんが、その近辺でゴキブリが繁殖できるような場所があるということなので、家の外からゴキブリが入ってこないように注意したほうがいいでしょう。
家の中でゴキブリを一匹見つけてしまい、他にもゴキブリがいるのではないかと不安になった場合。
そういったときは、ゴキブリの駆除を早めにやっておくのがおすすめです。専門業者でなくても、自分でゴキブリを駆除する方法はたくさんあるのでご紹介したいと思います。
築年数が10年以上にもなると、天井裏や床下、壁の中などの見えない場所でゴキブリが繁殖して巣を作っていることもあります。
そんな状態で、殺虫剤を使って見つけたゴキブリを手当たり次第駆除するというのは、非常に大変ですよね。また、人の手では駆除できない場所もあります。
そういったときに使われるのが、「くん煙剤」と呼ばれる煙を使った駆除薬です。薬剤が入った容器に水を入れることで、殺虫成分が含まれた煙が家中に広がってゴキブリを駆除してくれます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
くん煙剤は即効性、効果範囲の広さに優れた駆除薬ですが、駆除薬の臭いが家具についてしまうというデメリットがあります。そのため、高価な家具はくん煙剤使用前に移動させる、カバーを取り付けておくといった準備が必要です。
また、カバーを取り付けておいても家の壁紙や床材などに臭いがついてしばらく取れないということもあるので臭いに敏感な人は別の方法を使ったほうがいいかもしれません。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ベイト剤とは、簡単にいうと「毒餌」のことです。ゴキブリが好きな食べ物に殺虫剤を混ぜて、ゴキブリを駆除する方法です。
最近のベイト剤は、毒餌を食べたゴキブリが糞をすると、その糞を食べたゴキブリも死ぬような成分が配合されたものがあるので、ゴキブリの巣を効率よく駆除できるようになっています。
くん煙剤と違って即効性はありませんが、家具や家に薬剤の臭いがついたり、使用前にカバーをかけるなどの手間がないので使いやすくなっています。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ベイト剤を使用するときに注意したいのが、「ペットや赤ちゃんの誤飲」です。餌と間違えてペットが食べたり、赤ちゃんが口に入れて病院に運ばれる事故が起こる可能性があります。
ベイト剤はゴキブリの餌場や通り道に設置するため、目線の低いペットや赤ちゃんの目につく場所に設置することになります。
最近は誤飲できないように大きめのプラスチック容器に入っているベイト剤もありますが、中身が出てくることもあります。
設置するときは棚の中や隙間の奥などペットや赤ちゃんの手が物理的に届かない位置に設置したほうがいいでしょう。
ゴキブリは、暗くて狭い場所を好んで移動します。食器棚の裏側や、冷蔵庫の裏側、排水管の中や換気扇の隙間など、とにかく細い隙間を移動します。
そのため、家の隙間は徹底的に塞ぐ・なくす対策をとるのがゴキブリが出ない家をつくります。
とくに、家の外と繋がっている隙間、たとえばエアコンの配管と壁の隙間、換気扇、外壁のひび割れ、勝手口の建てつけによってできた隙間などは、外から新しいゴキブリが入ってくるときに使われてしまうので注意しましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
今回は、ゴキブリが一匹いたら何匹いる可能性があるのか、ゴキブリを家の中で見つけたときにできる駆除方法などについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
ゴキブリは、繁殖能力が高く、短期間でたくさんの卵を産みます。そして、卵から孵った赤ちゃんゴキブリは2~12ヶ月ほどで新しいゴキブリを産むようになるので、さらに多くのゴキブリが生まれてくることになります。
もしも、家の中でゴキブリを一匹見つけたら、今回紹介したような駆除方法を使って自分で早めにゴキブリを退治することをおすすめいたします。
外で一匹のゴキブリ死骸をみた。