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高齢者がいる家にオススメのトイレや浴室のドアノブ・カギとは!

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高齢者がいる家にオススメのトイレや浴室のドアノブ・カギとは!

説明 高齢の方ほど、ドアノブやカギに関するトラブルは増えるもの。一緒に住んでいる家族も、トイレや浴室などのカギがかけられる部屋で倒れた場合、扉が開けられなくて困りますよね。そういったトラブルに備える方法を、当社カギタレントの玉置恭一に聞いてみました。

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高齢者がいる家にオススメのトイレや浴室のドアノブ・カギとは!

最近は、バリアフリーが当たり前になり、病院や駅などだけでなく、古いマンションや戸建て住宅でも、改修工事が行われるようになりましたね。バリアフリーと言うと、ハウスメーカーやリフォーム業者の出番です。しかし、カギ屋にもバリアフリーを依頼されるケースが増えてきました。

「さっき、おばあちゃんが自分でお風呂場から出られなかったんです。ドアノブが固くなっていて、力が足りなかったみたいで・・・。簡単に開け閉めできるものって、ありますか?」

ご高齢の方がいらっしゃる家では、トイレや浴室のドアノブ・カギの交換をされるケースが増えています。力が弱くなると、古くなったドアノブやカギが開けられなくなることがあるようです。家全体のリフォームなどを考えていらっしゃる方は、“ついでに”交換をすればいいのですが、ドアノブやカギだけの交換をリフォーム業者に頼むと、時間とお金がかかってしまう為、緊急対応と部分的な作業があたり前のカギ屋に電話が来るようです。

家族が、いつも一緒にいる家なら何とかなりますが、留守がちな家だとトラブルが起こったときに大変ですよね。そこで、今回は、「高齢者がいる家にオススメのトイレや浴室のドアノブ・カギ」をご紹介したいと思います。


【ドアノブ】高齢者がいるならレバータイプがオススメ!

あなたの家のドアノブは、丸い玉座タイプのものですか?もしそうなら、レバータイプに交換されることをオススメします。玉座タイプのものは、「握って回す」という動作が必要なため、握力が弱くなった高齢者には、大変な作業になります。

しかし、レバータイプならばどうでしょうか。レバーは、上から体重をかけるだけでいいため、玉座ほど力を使う必要はありません。また、浴室で古い玉座を使っている家では、部品が徐々に錆びていき、普段は開けられていたのに急に玉座を開けられなくなったというトラブルも起こる可能性があります。そのため、古い玉座を使っているならば、交換されることをオススメします。

【カギ】非常解錠装置と大きなツマミが必須!

比較的、新しい家では、ドアノブなどの室内のカギに非常解錠装置はついているかと思います。非常解錠装置とは、コインなどを差し込んで外からカギを開ける装置のことです。

非常解錠装置がないとどうなるの?

非常解錠装置がないと、冒頭で言っていたような「内側からカギがかかっていて、自分ではどうしようもない」状況に陥ります。反対に、非常解錠装置があればカギ屋を呼ばなくても自分ですぐに扉を開けることができます。

ただし、ドアノブやカギの故障が原因で扉が開けられなくなることもり、そういった場合は非常解錠装置を使っても扉は開けられません。そのため、部品の劣化には注意が必要です。

非常解錠装置の利便性を知っていただいたところですが、そもそも、カギを自分で開けられないのは、ツマミが小さいことが原因かもしれません。

大きなツマミにすると何が変わるの?

例えば、ジャム等のビンの蓋を開ける時、タオルを使うと簡単に開けられるようになりますよね。あれは、蓋に触れている面積が大きくなるため、素手のときよりも、蓋に大きな力が加わるようになるからです。それと同じで、大きなツマミにすると、ツマミに触れる面積が増えて、カギの開け閉めが楽になります。

バリアフリー関連の商品は、以前に比べ、種類も機能も豊富になっています。まだ、家全体のバリアフリーは無理でも、小さなところから対策を始めたいと思っている方は、トイレや浴室のドアノブ・カギから考えてみてはいかがでしょうか?

カギの専門家に聞いてみました!

当社のカギのタレントで、テレビにも出ている【玉置 恭一】に、高齢者がいる家にオススメのドアノブ・カギについて聞いてみました。

私「高齢者がトイレや浴室で倒れたときのことを考えて、すぐに外から開けられる商品はありますか?」

玉置「まずは、非常解錠装置つきのドアノブだね。非常解錠装置は、そういったトラブルを考えて取り付けられているからね。今、売られているドアノブのほとんどに付いているよ。もし、非常解錠装置が付いていないなら、早めに交換したほうがいいと思う。」

私「なるほど。私の実家も祖父のためにリフォームしましたが、非常解錠装置は当たり前のようについていました。それでは、力が弱くなって扉の開け閉めがしづらくなったときの対応策はありますか?」

玉置「ドアノブをレバーハンドルに、交換するといいよ。トイレや浴室のドアノブを玉座から、レバーハンドルに交換する依頼はよくあるからね。バリアフリーでも、よく使われているよ。あと、サムターン(ツマミ)を大きめのものにする方法もよく使われているよ。」

私「サムターンって、大きくできるんですね。」

玉置「大きくできるよ。ただし、玄関などのサムターンを大きくすると、確かに開け閉めはしやすくなるけど、外側から不正解錠しやすくなるから注意が必要だね。不安な人は、室内だけ交換するようにしたほうがいいよ。」

まとめ

高齢者がいる家で、ドアノブの開け閉めがしづらいといった悩みがあるなら、レバーハンドルへの交換がいいようです。玉座と違い、上から体重をかけるだけで扉が開くので、握力が弱っている方にオススメです。

また、古いドアノブを使っていて、非常解錠装置がついていなければ、早めに交換されることをオススメします。非常解錠装置がついていれば、内側からカギがかかっていても、外側からコインなどを使って開けることができます。

また、カギを内側から開けづらいという場合は、ツマミを大きなものにする方法があります。ただし、この方法は、外側からの不正解錠に弱いため、玄関などの外から中に入る場所では、交換をする際は十分に注意が必要です。不安な人は、室内のみ対策することをオススメします。




生活救急車 編集部
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