鍵交換・鍵紛失時の鍵開けに火災保険は使える？

家の玄関の鍵を紛失したり、壊してしまったとき、鍵交換や鍵開けといった作業が必要になりますよね。

鍵交換はともかく、鍵開けなどは鍵屋でないとピッキングなどの開錠ツールを所持することができないので業者に依頼しなければなりません。

そして、鍵屋に鍵開けや鍵交換などの作業を依頼すると出張費や作業料金、部品代などがかかります。急な出費になるので、なるべく安く抑えたいですが緊急出張サービスの多くははじめて利用する人にとっては高額に思えますよね。

しかし、そういった緊急時の作業でも「火災保険」に入っていれば緊急時の損失を補償してもらえる可能性があります。今回は、緊急時の鍵交換・鍵開けに使える火災保険について詳しくご紹介したいと思います。

※当記事で紹介している保険の内容は、急に変更されることがあります。サービス内容などを補償するものではなく、正確な内容についてはご自身で保険会社にお問い合わせください。

火災保険は鍵交換や鍵開けに使えるの？

一番気になるのが、「火災保険はなんでも鍵交換や鍵開けの補償がついているのか？」ですよね。最初に申し上げると、「全ての火災保険に補償がついているわけではない」というのが答えになります。

ただ、最近の火災保険の場合は特約などを入れてなくても基本プランの中に鍵開けや鍵交換の補償が組み込まれているので臨時の鍵トラブルに遭った際は加入している火災保険の連絡先に電話して内容などを確認してみるといいでしょう。

大手火災保険の鍵開け・鍵交換サービス内容

火災保険によっては、鍵紛失時の鍵開け・鍵交換サービスが基本プランの中に入っていることがあると紹介しましたが保険会社やプランによってサービスの内容は少しずつ異なってきます。

全ての火災保険の紹介はできませんが、人気の大手保険会社の火災保険に付随している鍵開け・鍵交換サービスを参考例としてご紹介したいと思います。

※既にプランの内容が変わっている可能性があり、内容を補償するものではありません。正確な情報は、必ず各保険会社にご確認ください。

損保ジャパン日本興亜「THE すまいの保険」

損保ジャパン日本興亜の「THE すまいの保険」の「すまいとくらしのアシスタントダイヤル」には、「かぎのトラブル応急サービス」があるようです。鍵のトラブル以外にも、水まわりのトラブルや法律相談サービスなども対応されているそうです。

URL:THE すまいの保険（ご相談・その他サービス）

東京海上日動「緊急時助かるアシスト」

東京海上日動の「緊急時助かるアシスト（オプション）」には、「カギのトラブル対応サービス」があり、鍵を紛失・盗難された場合に緊急開錠のサービスがついているようです。また、盗難の場合は鍵とシリンダー錠の交換が1年間に1回の限度でついているようです。

URL:緊急時助かるアシスト

あいおいニッセイ同和損保「住まいの現場急行サービス」

あいおいニッセイ同和損保の「住まいの現場急行サービス」には、「現場での30分以内の一時的な応急修理費用（出張料・および作業料）」が無料になるサービスがついているようです。部品の交換台や30分を超える応急修理・作業の延長料金は自己負担になるようです。

URL：住まいの現場急行サービス

AIG損保（旧富士火災海上保険）「住まいのホットライン」

AIG損保（旧富士火災海上保険）の住まいのホットラインには、鍵開けや水まわりのトラブル、ガラス破損の緊急トラブルの出動サービスがついているようです。こちらも、30分程度の作業量は無料で30分を超える作業については自己負担になるようです。

URL:損害サービスパッケージ（住まいのホットライン）

鍵紛失や盗難被害など火災保険が役立つ場面

火災保険には、火災以外のトラブルでもいろいろと使う機会があるのにほとんどの人は火災以外で火災保険を使う機会がないと感じていますよね。

そこで今回は、火災保険が役に立つかもしれない場面について参考例をご紹介したいと思います。

※すべての火災保険にサービス内容が付随しているわけではなく、内容を補償するものではありません。ご加入の火災保険の内容については、各保険会社にご確認ください。

空巣・盗難被害にあったときの補償

空巣や盗難被害に遭った際、火災保険の内容によっては「鍵交換」「割られたガラスの交換」「盗まれた家財」などが補償されることがあります。

また、鍵については防犯性の高い鍵や補助錠の設置サービスが受けられることもあるようです。保険の内容によってサービス内容が異なるため、気になる場合は保険会社に確認しましょう。

台風や大雨などの水災にあったときの補償

台風や大雨などで、床上が浸水したり家財が流されてしまったときなども火災保険で補償されることがあります。

ただし、保険の内容によって補償額や補償範囲が違ってくるので注意しましょう。また、水災といっても津波などを補償するのは地震保険になるのでその点も注意しておきましょう。

子供がうっかりガラスを割ってしまったときの補償

小さいお子様がいらっしゃる家庭では、おもちゃなどがうっかりガラスに当たって割れてしまうこともあります。

そういったとき、ガラスの交換費用を火災保険で補償してもらえることがあります。保険の特約内容などによっては、ガラスだけでなくテレビなどの電化製品、対人自己での損害賠償金などが補償されることもあります。

ただし、補償の範囲や金額については加入される保険の内容によって異なるので正確な内容についてはしっかりと保険会社に確認しておきましょう。

鍵交換・鍵紛失時の鍵開けに火災保険は使える？まとめ

今回は、鍵交換・カギ紛失時の鍵開けに使える火災保険の内容や、火災以外で使える火災保険のサービス内容などについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

保険の内容によって補償内容は異なりますが、火災保険に入っているのであれば一度保険会社に補償などがないかを確認してみるといいかもしれません。

※当記事で紹介している保険の内容は、急に変更されることがあります。サービス内容などを補償するものではなく、正確な内容についてはご自身で保険会社にお問い合わせください。

生活救急車 編集部

生活救急車が運営するレスキューなびでは、暮らしのお困り事に役立つ情報として、トラブル解決に導くノウハウや当社の事例をお届けいたします。
株式会社小学館が発信するライフハックサイト「@DIME」でレスキューなびのお役立ち記事が紹介されました。
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