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台所の排水溝からゴキブリが侵入する原因と対策

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台所の排水溝からゴキブリが侵入する原因と対策

説明 台所の排水溝からゴキブリが部屋の中に侵入してくるという話を、聞いたことはありませんか?単なる噂話や都市伝説と思っている人も多いですが、実はそれほど珍しいことでもありません。この記事を読んでいるということは、既にこのトラブルに遭って困っている可能性もありますよね。そこで今回は、台所の排水溝からゴキブリが侵入して困っている人に向けて原因や対処方法についてご紹介したいと思います。

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台所の排水溝からゴキブリが部屋の中に侵入してくるという話を、聞いたことはありませんか?

単なる噂話や都市伝説と思っている人も多いですが、実はそれほど珍しいことでもありません。この記事を読んでいるということは、既にこのトラブルに遭って困っている可能性もありますよね。

そこで今回は、台所の排水溝からゴキブリが侵入して困っている人に向けて原因や対処方法についてご紹介したいと思います。

台所の排水溝からゴキブリが侵入する原因

最初に、なんで台所の排水溝からゴキブリが侵入してくるのか原因を早く知りたいという人に向けてゴキブリが侵入する原因をご紹介したいと思います。

排水トラップがないとゴキブリが侵入してくる

通常、下水から排水溝までの間には排水トラップと呼ばれる「虫や臭い」が下水から上がってこないようにする水たまりがあります。

シンク下の配管を見て、S字やP字に曲がっている部分があればそこが排水トラップです。

大体の台所にはこの排水トラップがついた排水管がついていますが、この排水トラップが存在しない排水管が使われていることもあります。

排水溝に椀トラップがないとゴキブリが侵入してくる

先ほど排水トラップがない排水管があると説明しましたが、たとえ排水トラップがなかったとしても排水構内に椀トラップがあればまだゴキブリの侵入を防ぐことができます。

椀トラップとは、排水溝内に設置されているお椀型の部品のことで排水溝に設置することで封水と呼ばれる水たまりを作ることができます。

この封水が排水トラップと同じようにゴキブリや悪臭などをブロックしています。

しかし、この椀トラップがないという場合は封水もないということですのでゴキブリが侵入するようになります。

排水溝に封水がないとゴキブリが侵入する

椀トラップがあれば封水ができてゴキブリの侵入を防げると説明しましたが、椀トラップがあっても封水がなければゴキブリはスルスルと排水溝の中から部屋の中に侵入してしまいます。

なんで椀トラップがあるのに封水ができないの?

椀トラップがあれば封水ができるはずですので、なんで封水ができないか不思議に思いますよね。

例えば、排水溝が割れていて水がシンク下に漏れていたり、椀トラップがきちんとはまっていなくて水がきちんと溜まらないといったトラブルが起こると封水ができなくなります。

排水溝から侵入してくるゴキブリの種類

排水溝からゴキブリが侵入してくる原因についてご紹介しましたが、自分の部屋に現れたゴキブリが本当に排水溝から上がってきたのかまだわからないと心配している人もいますよね。

実は、排水溝から侵入してくるゴキブリというのは大体決まって「チャバネゴキブリ」という種類のゴキブリなんです。

排水溝から侵入してくるチャバネゴキブリとは?

チャバネゴキブリとは、名前の通り茶色いゴキブリのことです。米粒くらいの小さなゴキブリで、排水溝などの小さい隙間から家の中に侵入するという特徴があります。

ちなみに、1匹見たら100匹も200匹もわらわらと出てくるので虫が苦手な人にとっては地獄絵図に見えるでしょう。排水溝付近で見つけたときも、殺虫剤をかけると排水溝が「ざわざわっ!」といっぱい出てくるので覚悟しましょう。

台所の排水溝からゴキブリが入らないようにする方法

台所の排水溝からゴキブリが侵入する原因や、どんなゴキブリが侵入してくるのかをご紹介しましたが今度は、「どうやったらゴキブリに侵入されなくなるのか」についてご紹介したいと思います。

排水トラップありの排水管にする

もしも、現在使っている排水管が排水トラップのない真っ直ぐなタイプの排水管であればS字やP字型の排水トラップありの排水管にしましょう。

椀トラップがあれば悪臭や虫の侵入を防ぐことはできますが、破損したときに限って虫が侵入するなどのトラブルが起こるので排水トラップと椀トラップの二段構えにしておくと安心です。



椀トラップがない場合は設置する

賃貸マンションなどで稀に、椀トラップがなくなっている排水溝があります。ハウスクリーニング中に紛失していたり、前の入居者が取り外して持ち去っているとこういったことが起こります。

賃貸マンションなどで椀トラップなどの基本設備がなくなっていた場合は、管理会社に相談するかホームセンターやネットショップで椀トラップを購入して設置するといいでしょう。


※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。


排水管・排水溝の掃除をしておく

できれば、排水管や排水溝の掃除は定期的に行っておいたほうがいいでしょう。排水トラップや椀トラップがあれば下水からのゴキブリの侵入は防ぐことができますが、排水管や排水溝から腐敗臭がしていると別の場所からゴキブリを呼び寄せることになります。

液体パイプクリーナーや重曹など、直接排水管や排水溝を触らなくても掃除ができる道具がいっぱいあるので自分に合う掃除方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

>>>関連記事:排水管つまり解消にパイプクリーナー!使い方と効果 おすすめ



念のためシンク下の隙間も塞いでおく

実は、台所からゴキブリが侵入する経路はもう一つあります。シンク下の排水パイプと、キッチンの台の部分に「隙間」がありますよね。

その隙間からゴキブリが台所内に侵入して、備蓄などを食べて巣を作ることがあるんです。

この隙間は施工時点では完全に埋めることができないので、通常はカバーなどを取り付けて隙間を埋めていると思います。

もし、カバーがない場合は自分でホームセンターで購入して取り付けるかパテなどを使って隙間を埋めておくといいでしょう。

>>>関連記事:排水溝の隙間を埋める方法と得られる効果



ゴキブリが侵入するのは台所の排水溝だけじゃない

台所の排水溝からゴキブリが侵入するのを防ぐ方法をご紹介しましたが、実は台所以外の排水溝からもゴキブリが部屋の中に侵入することがあります。

たとえば、洗濯機の排水パン(排水溝)や洗面台下の排水パイプの隙間、お風呂場の排水溝などからも侵入することがあります。

こういった場所には通常排水トラップや封水ができるような構造になっていますが、なんらかの原因でそれらが機能しなくなっていることもあります。

もしも、この排水溝周りで虫がよく発生するという場合は排水設備に問題がないか調べてみるといいでしょう。

台所の排水溝からゴキブリが侵入する原因と対策まとめ

今回は、台所の排水溝からゴキブリが侵入する原因と対策についてご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか。

ゴキブリは一度家の中に侵入されると、短期間で何十匹も繁殖するので「家に入られないこと」がゴキブリ対策で一番重要です。

今回紹介した方法は、排水溝からの侵入防止対策でしたが他の箇所からの侵入対策が気になる場合は下記の記事を参考に対処してみてください。

>>>関連記事:マンションのゴキブリ対策とは!

>>>関連記事:害虫と部屋で遭遇しないための対策とは!

>>>関連記事:害虫がいるマンションの見分け方とは!

>>>関連記事:害虫がいるマンションの見分け方【周辺環境編】とは!

生活救急車 編集部
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