洗面台の水が止まらない？原因と修理方法を紹介

洗面台の水が止まらないトラブルで困っていませんか？

洗面台の水が止まらない主な原因は、ゴムパッキンの劣化が多いですが、蛇口の種類によっては別の故障の可能性もあります。

そこで今回は、洗面台の水が止まらない原因の調べ方や自分でできる修理方法についてご紹介したいと思います。

洗面台の水が止まらない原因と修理方法について

洗面台の蛇口は一般的に10年を経過すると、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。

洗面台の水が止まらない原因は、部品の劣化が原因の場合がほとんどです。劣化が原因のときは新しい部品に交換することで解決することができます。

ここでは洗面台の水漏れが止まらない原因と、その原因に対する修理方法をご紹介します。

ゴムパッキンが原因で水が止まらない場合の修理方法

ハンドルをひねって水を出すタイプの蛇口が水漏れする原因は、「ゴムパッキンの劣化」が原因です。

この蛇口のゴムパッキンは、「ケレップ（コマ）」と呼ばれる部品とセットになっているため、ケレップを交換することで水漏れが改善されます。

ケレップは吐水口へ水が出るのをせき止めている部品で、スピンドル（蛇口のハンドルを操作すると上に上がる部品）を上げることで一緒に上がり、水がでます。

このスピンドルやケレップにはパッキンがついており水をせき止めていますが、劣化することにより水漏れが起こります。

ゴムパッキン・ケレップ（コマ）の交換方法

ゴムパッキンの交換は自分で行うことができます。パッキン自体もホームセンターやネットショップで簡単に手に入れることができるので、自分で作業に挑戦してみるのもおすすめです。

以下の手順で交換を行いましょう。

• 【準備するもの】
• ・ドライバー
• ・ウォーターポンププライヤー

• 1.洗面台下の止水栓を閉める。
• 2.ドライバーでハンドル部分のネジを外し、カバーやハンドルを取り外す。
• 3.ウォーターポンププライヤーを使って、蛇口の根元のカバーナットを外す。
• 4.スピンドルやケレップなど交換したい部品を取り外す。
• 5.部品を交換し、分解したときと逆の手順で組みなおす。
• 5.止水栓を開いて、水漏れが止まったか確認する。

バルブカートリッジが原因で水が止まらない場合の修理方法

レバーの上下で水を出すタイプの蛇口は、バルブカートリッジという部品の劣化が原因で水漏れが起こります。

このバルブカートリッジとは、水量・水温を調節して出すことができる部品です。レバーを左右に動かすことでバルブカートリッジ内のディスクが動き、水やお湯の量を変えることができます。

また、このレバーは水を出したり止めたりする切替を行っているため、劣化・故障すると水漏れが起こります。

バルブカートリッジの交換方法

ゴムパッキン同様、バルブカートリッジの交換も自分で行うことができます。

以下の手順で行いましょう。

• 【準備するもの】
• ・ドライバー
• ・ウォーターポンププライヤー

• 1.洗面台下の止水栓を止める。
• 2.レバーにフタがついている場合は取り外し、ネジを取ってレバーを分解する。
• （フタがついていないときはレバーについている小さな穴にドライバーを差し込んでネジを外す。または軽くレバーを上に引っ張って外す。）
• 3.カートリッジを固定している部品をプライヤーを使って取り外す。
• 4.古いカートリッジを取り出し、新しいカートリッジを入れる。
• 5.分解したときと逆の手順で組みなおす。
• 6.止水栓を開け、水漏れがないか確認する。

シャワーホースや止水栓からの水漏れが止まらない場合

上記の原因以外で「水漏れで水が止まらない」場合は、以下のような状況があります。

• ・洗面台下の止水栓から水漏れが起こっていて止まらない
• ・シャワーホースの蛇腹から水が漏れて止まらない

このような場合は、いくらパッキンやカートリッジを交換しても水漏れは止まりません。止水栓やシャワーホースの修理交換が必要となります。これらの交換方法は、下記のページに詳しく記載してあるため、参考にしてみてください。

• 【止水栓からの水漏れ】
• >>>元栓・止水栓からの水漏れ原因と応急処置について

• 【シャワーホースからの水漏れ】
• >>>シャワーホース・水栓からの水漏れ原因と修理方法とは！

ただし、水栓本体の継ぎ目やハンドル部分から水漏れが起こっている場合は、ゴムパッキンやカートリッジの交換で修理することができます。

10年を超えた蛇口は交換がおすすめ

カートリッジやパッキンを交換しても、10年以上経過した蛇口は次々に別の場所から不具合が起きる可能性が高いため、蛇口全体の交換が推奨されています。

一つ一つ修理するより思い切って蛇口の交換を行ったほうがコスパが抑えられることがあるので、検討してみてもいいかもしれません。

洗面台の水が止まらない修理を業者に依頼した場合の料金

洗面台の水が止まらなくなってしまったときに、自分で直せない場合は水道業者に依頼して解決する方法があります。

しかし、業者に依頼したときの料金が大体いくらくらいかかるのか知っている人は少ないと思います。最近では悪質な料金を請求する業者も増えているため、何社か相見積もりを行うことがおすすめです。

正確な料金は現場を確認してからご提示いたしますが、目安の料金が知りたいという方のために、おおよその料金と生活救急車で実際に対応した事例をご紹介します。

• ※料金合計=作業料金+材料費+（追加作業+時間外料金）
• ※高速のサービスエリアや離島など、有料道路を通らなければ行けない場所は別途3,300円（税込み10%）がかかります。
• ※上記料金は標準価格であり、トラブル状況によって作業内容が異なる場合があります。最終価格は、作業前にご提示するお見積り書の価格となります。

生活救急車で洗面台の水漏れ修理をした場合の料金事例

ここでは生活救急車で実際に対応した水漏れ修理の事例をいくつかご紹介します。

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

洗面台水漏れ修理

洗面台水栓の水が止まりきらず、パッキンなど部品交換が可能ならばお願いしたいとのことでした。水栓内部のカートリッジの経年劣化が水漏れの原因でしたので、カートリッジを交換いたしました。

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

洗面台のSトラップ交換

洗面台の排水管から水が漏れるとのことで訪問しました。経年劣化により配管のトラップ部がかなりさび付いて金属が薄くなっている状態でした。新しい配管に交換致しました。

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

水漏れによる洗面台水栓交換

洗面台の水栓から水が漏れるとのことで訪問しました。経年劣化により水栓本体の下部から水が漏れている状況でした。新しい水栓に交換致しました。

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

洗面台の水が止まらない原因と修理方法まとめ

今回は洗面台の水が止まらない原因と修理方法をご紹介しました。

洗面台の水が止まらない原因のほとんどがゴムパッキンやバルブカートリッジなどの内部部品の劣化です。劣化が原因の場合は、劣化した部品を交換することで水漏れを止めることができます。

自分で修理を行っても水漏れが止まらない場合は、他に原因がある可能性が高いため、特定できないときは業者に依頼することで解決することができます。

生活救急車でも水漏れの修理作業を行っております。原因がわからない・改善されないなどでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

生活救急車 編集部

生活救急車が運営するレスキューなびでは、暮らしのお困り事に役立つ情報として、トラブル解決に導くノウハウや当社の事例をお届けいたします。
株式会社小学館が発信するライフハックサイト「@DIME」でレスキューなびのお役立ち記事が紹介されました。
生活救急車はフジテレビの「世界の何だコレ！？ミステリー」「林修のニッポンドリル」「おたすけJAPAN」など、数々の"開かずの金庫"のテレビ番組でも取り上げられたことのある会社です。

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