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説明 水漏れの後始末の仕方が分からなくて困っていませんか?水漏れの修理が終わったあとに、しっかりと後始末をしていないと思わぬ二次被害を招くことがあります。今回は、水漏れの後始末の基本のやり方や二次被害の内容についてご紹介したいと思います。
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「水漏れは修理できたけど・・・床とか腐らない?」
床がびしょびしょになる位の大量の水漏れが起こった場合。水漏れ箇所をそのまま放置してしまうのは心配ですよね。
「一応、ぞうきんで綺麗に拭いたんだけど・・・」
床に残った水気などは拭き取ることができても、既に床材が水を吸っている場合や、床下にまで水が落ちている場合はカビや腐敗の原因に繋がります。
水漏れ後の後始末ができていないと、「シロアリ」「腐朽(腐敗)」「カビ」といった二次被害が気になります。
「そうよね・・・でも、どうしたらいいの?何をやったらいいの?」
はじめてのトラブルだと、後始末のやり方などがわかりませんよね。
そこで今回は、水漏れの後始末について自分でできるものなのか、業者に依頼しなければいけないのか、どうやって後始末をすればいいのかなどをご説明したいと思います。
最初に、水漏れの後始末の「基本的なやり方」をご紹介いたします。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
これだけです。消毒用エタノール(スプレー)などがなければ、トイレやキッチンのお掃除シートで拭くといった方法もあります。
トイレの汚水などが漏れた際は、雑菌などが繁殖しないように消毒できる掃除用具を使いましょう。
「え?拭いて消毒するだけ?それしかできないの?」
そうなんです。
床下まで水が漏れてしまった場合などは、床材を剥がす・床下にもぐるなどをして専用の機材を使って乾燥させるといった作業が必要になります。
そのため、個人でできる後始末というと「水を拭いて、除菌する」といったことになります。
「じゃあ、大量に水が漏れている場合はどうしたらいいの?水道屋さんに頼んだら、何かしてくれるの?」
いいえ、水道屋では対応ができないトラブルになります。
このようなトラブルは、建物の「乾燥除菌」を実施している業者を探しましょう。
水漏れの後始末の方法や業者依頼の判断などを説明しましたが、実際、放置しておくとどうなるのでしょうか?
「そのうち乾くから大丈夫よね?築浅だし・・」
こぼれた水の量が少量で、下の階などに水が漏れていないのであれば、それほど気にすることはありません。
しかし、下の階にまで水が漏れている場合や、床を拭いても湿っているような場合は築浅であっても乾燥除菌などをしておいた方がいいでしょう。
「う~ん・・具体的にどんな二次被害があるの?」
具体的には、「シロアリ」「腐朽(腐敗)」「カビ」といった二次被害があります。
水漏れとシロアリは、直接関係が無いように感じますよね。実際、水漏れしたからシロアリが寄ってくるというわけではありません。
シロアリは、元々、湿った木材を好んで巣にしたり食べ物にしたりします。
そのため、水漏れで床材などが湿ってしまうとシロアリが寄ってきやすくなります。
「そういえば・・雨漏りした家はシロアリが寄って来やすいって聞いたことある!」
そうですね。水漏れよりも、雨漏りの二次被害というイメージが強いと思います。
規模も雨漏りの方が大きいので忘れられがちですが、水漏れも木材を湿らすので後始末をきっちりとしたほうがいいでしょう。
木材が湿ったままだと、木材腐朽菌が繁殖して木材を腐敗させてしまいます。
そのため、水漏れなどで床材が濡れてしまった場合は乾燥させて湿気を取り除く必要があります。
「木材って、どれくらいの期間で腐るの?」
湿度や温度などの環境条件によって異なりますが、1~3年ほどで腐って元の形が保てなくなります。
湿度や温度が高く、菌にとって活動しやすい環境になるほど、腐敗が早くなります。床下まで水が漏れているような場合は、注意しましょう。
水漏れの二次被害の中で一番分かりやすいのが、「カビ」だと思います。
水で湿度が高くなると、カビが発生します。カビが発生すると、カビ臭や床材などの変色が起こるのですぐに気づくことができます。
「壁紙が黒くなっているのって・・もしかして・・」
おそらく、カビですね。雨漏りや水漏れを放置した場合、カビが1ヶ月くらいで繁殖します。
目に見えるようになっている頃には、壁紙の裏側にはカビがびっしり繁殖しています。
目視で確認できる程状況が悪化している場合は、業者にしっかり点検してもらった方がいいでしょう。
大丈夫だと思って放置していたけれども、気づいたらカビや腐敗が進んでいたとなると、リフォームが必要になります。
そのため、心配な人は日頃から水漏れの二次被害の前兆がないかチェックしておくといいでしょう。
上記のような前兆が見られたら、早めに修理業者を呼んで点検と修繕をしたほうがいいでしょう。
マンションで上階から水漏れに遭った場合は、最初に管理会社に連絡をしましょう。
下の階には水が漏れていないけれども、天井の中に水が溜まっていてカビが繁殖していたなんてこともあります。
このような場合は、修繕費用などで火災保険を使うのか、相手が修繕費用を払えるのかなどのお金に関するトラブルに発展することがあります。
大抵の人は火災保険やマンションの組合保険に加入していると思われていますが、稀に加入していなくて修繕費用が払えないという人もいます。
そのような場合は、あなた側の保険を使わなければいけないかもしれません。今、自分が加入している保険の内容について時間があるときに確認してみてはいかがでしょうか。
関連記事:キッチン水漏れの保険適用までの手順『あなたの損害を補償してもらう』ために知っておくべきこととは!
もしも、水漏れの被害に遭ってしまったら、必ず後始末をしっかりとしておきましょう。
軽度な水漏れであれば基本的な後始末で充分ですが、床が湿る・階下まで水が漏れているといった重度の水漏れであれば床材の乾燥除菌を業者に依頼した方が安心です。
水漏れ後の後始末が不十分だと、「シロアリ」「腐朽(腐敗)」「カビ」といった二次被害が起こる可能性があります。
目で確認できるような状況になっていると、水で湿っていた床材以外にも広範囲のリフォーム・修繕が必要になり費用が高額になってきます。
そのため、重度の水漏れの場合は早めに住宅の乾燥除菌をしている業者に連絡することをおすすめいたします。
調べてもなかなか思う答えが無かったので、本当に助かりました。
後は、フローリングの底抜けやクロスの張り替えは内装業者に頼めば良いのですね
先日 洗濯機が壊れ洗面所、廊下、リビングが水浸しになってしまって その後が心配で検索しました。 水浸し後の処置の仕方がわかりやすく 助かりました。
とても参考になりました!! ありがとうございました!!