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説明 キッチン・台所の蛇口のトラブルで困っていませんか?簡単な故障であれば、自分で修理できる場合もあります。とはいえ、初心者の方であれば原因の調べ方や修理できなかったときの業者選びで苦労されることもあります。そこで、今回は蛇口トラブル初心者の方に向けて、修理方法や業者選びについてご説明したいと思います。
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「キッチンの蛇口が空回りしちゃう!」
「台所の蛇口から水が漏れてる!」
「蛇口が折れたから修理したいけど、どうしたらいいの?交換ってどうやるの~!」
あなたは、キッチン・台所の蛇口のトラブルで困っていませんか?
キッチン・台所の蛇口は、毎日使う場所だからこそ故障したときは早めに直したいですよね。また、可能であれば自分で直したいと思う人も多いです。
「でも、自分で直すっていっても原因がわからないし・・・道具とかって、何が必要になるの?」
初めて蛇口の修理を行う際は、原因の調べ方や必要な道具もわかりませんよね。でも、業者に頼む前に自分で直せないか試してみたいと思いますよね。
そういった方たちに向けて、今回は、キッチン・台所の蛇口の修理方法や故障の原因の調べ方、業者の選び方などについてご紹介いたします。
最初に、キッチン・台所の蛇口が故障した際によく起こる「症状と原因」についてご説明いたします。
蛇口の修理を行う際は、故障した原因によって対応が異なります。
下記の中から、自分の状況に合う症状がないか確認してみてください。
キッチン・台所の水道の蛇口を開けると変な音がする場合と、閉めたときに変な音がする場合で原因が違ってきます。
それぞれについて、分けてご説明します。
蛇口を開けたときに「キィーン!」と甲高い音や「ブーン」「ガタガタ」と蛇口が振動するような音がする場合。
こういった異音がする場合は、蛇口内の部品の劣化・損傷が原因で音が鳴っている可能性があります。
特に、劣化・損傷すると異音の原因になるのが「ケレップ(コマ)」と呼ばれる水の出入りを調整している部品です。
このケレップ(コマ)が摩耗していたり、損傷していると水を出しているときに部品が振動して変な音が鳴るようになります。
緊急を要するわけではありませんが、このままケレップ(コマ)を放置しておくと「水漏れ」のトラブルに繋がります。
このケレップ(コマ)については、自分で部品を買ってきて交換するといったことが可能です。下記の項目で説明していますので、参考にしてみてください。
キッチン(台所)の蛇口を閉めたときに、「カン!」「ゴン!」「ガツン!」と壁を叩いたような音がしていませんか?
これは、ウォーターハンマー現象(水撃現象)といいます。急激な水圧の変化によって、水道管の中の水が暴れて音を出す現象です。
「うぉ・・うぉーたー・・はんまー?すいげき?」
確かに、普段の生活の中では聞きなれない言葉ですよね。そういった場合は、「放っておくと水道管が壊れる可能性がある」程度に覚えておいてください。
ウォーターハンマー現象(水撃現象)の修理方法や業者依頼時の費用などについては、下記のページで紹介していますので心当たりのある人はチェックしてみてください。
>>>ウォーターハンマー現象(水撃現象)の対策や修理費用について
キッチン・台所の蛇口が空回りする故障。これは、蛇口(ハンドル)部分の劣化・損傷が原因で起こります。
蛇口(ハンドル)は、キャップナットやパッキンなどを挟んでスピンドルと呼ばれる部品に繋がっています。
蛇口(ハンドル)部分が経年劣化などで摩耗すると、蛇口を回してもスピンドルが回らなくなり、蛇口が空回りするといったトラブルに繋がります。
「え?す・・・スピンドル?キャップナット・・パッキン?」
初めて聞く単語が多くて、何をしたらいいのかわからないですよね。
部品名に詳しくない人は、「蛇口(ハンドル)を新しいものに交換すれば直る」とだけ覚えておけば大丈夫です。
蛇口(ハンドル)の修理・交換方法については、下記の項目で紹介しております。心当たりがある人は、チェックしてみてください。
蛇口を捻ろうとしても、固くて開けられないという場合。これは、下記の4つの原因が考えられます。
パッキンには、グリスとよばれる滑りをよくする潤滑油が塗られています。
このグリスが切れると、蛇口の動きが悪くなって固くて開けにくくなるといったトラブルが起こります。
パッキンのグリス切れが起こっている場合は、新しいグリスを塗ると直ります。
グリス切れではなく、ゴムパッキン本体が劣化して蛇口が固くなっていることもあります。
ゴムパッキンは消耗品で、使う度・時間が経過するたびに劣化して固くなっていきます。
蛇口を分解して、パッキンを触って見て指が黒くなったり、パッキンが固くなっている場合はゴムパッキンを新しいものに交換するといいでしょう。
蛇口は錆びにくい素材で作られていますが、やはり金属なので錆びることはあります。
特に、蛇口のネジ部分が錆びてしまうと蛇口が固くなってしまうという不具合が起こります。
もしも、蛇口が錆びてしまったという場合は、新しい蛇口に交換するといいでしょう。
「自分で蛇口を交換したんだけど、固くて開け閉めがしづらいんだけど・・・」
こういった場合は、袋ナットを強く締めすぎていないか確認しましょう。
蛇口を固定している袋ナットを強く締めすぎると、蛇口も強く固定されて動きづらくなります。新品に交換したのに蛇口が固いという場合は、少し緩めてみてください。
「キッチン(台所)の蛇口から、ポタポタ水漏れしてるんだけど・・・」
「蛇口を閉めているのに、結構な勢いでチョロチョロ水が漏れてるんだけど~!」
キッチン(台所)の蛇口からの水漏れの場合、主に下記の2つの原因が考えられます。
「蛇口からの水漏れっていったら、パッキンの劣化でしょ?」
と思う人が多いですよね。必ずというわけではありませんが、確かにパッキンの劣化による水漏れは非常に多いトラブルです。
ただ、パッキン以外にもケレップ(コマ)と呼ばれる部品の劣化や破損が原因の可能性もあります。
簡単な見分け方としては、「蛇口(ハンドル)のナットの下から水が漏れている」場合はゴムパッキンの劣化で、「吐水口(蛇口の水が出るところ)から水が漏れる」という場合はケレップ(コマ)の劣化・破損だと考えられます。
ゴムパッキンについては、業者に頼むと大体8,000~10,000円(税抜き)くらいかかりますが自分で交換すれば部品代だけで1,000円くらいあれば修理できることが多いです。
修理用のレンチやプライヤーなどの工具を買い揃えると、5,000円くらいになることもありますがゴムパッキンの劣化はよくあることなので今後のために買っておくという考えもあります。
蛇口のパッキンの修理交換方法については、下記の項目で説明しております。心当たりのある人は、チェックしてみてください。
「吐水口(蛇口の水が出るところ)から水が漏れる」という場合はケレップ(コマ)の劣化・破損が考えられます。
こういった場合は、ケレップ(コマ)を新しいものに交換することで修理が可能です。
「け・・・けれっぷ?こま?・・・ってなんなの?」
ケレップ(コマ)とは、ゴムパッキンがついたコマの形をした金属の部品です。
蛇口(ハンドル)を回すと、ケレップ(コマ)が水圧で持ち上げられて水道管から蛇口内部に水が入るようになります。
説明が難しいかもしれませんが、「蛇口内への水をせき止めている部品」とだけ覚えておいてください。
このケレップ(コマ)が劣化・破損すると、蛇口を閉めているのに蛇口内に水が浸入するようになり、蛇口の吐水口から水がポタポタもしくはチョロチョロ漏れるようになります。
ケレップ(コマ)の修理・交換方法については下記の項目で説明しております。心当たりのある人は、チェックしてみてください。
「原因はわかってるの!蛇口が折れちゃったの~!」
「蛇口が折れて水が噴き出してるんだけど、どうしたらいいの~!」
原因を調べる間でもなく、蛇口が折れてしまっているという場合。
そういった場合は、最初に止水栓を止めるようにしましょう。
キッチン・台所のシンクの下には、給水管にマイナスドライバーを入れられる溝もしくはハンドルが取り付けられています。それを閉めることで、一時的に水を止めることができます。
もし、給水管に止水栓が見当たらないという場合は、マンションの人は部屋の外のガス給湯器が入っている扉、戸建ての人は庭にある大元の止水栓を閉めましょう。
家全体の水が止まってしまいますが、水漏れによる床材の劣化などを防ぐことができます。
蛇口が折れてしまった場合は、新しい蛇口に交換することで直すことができます。止水栓を閉めたまま、折れた蛇口を持ってホームセンターなどで新しい蛇口を購入してきましょう。
蛇口の交換方法については、下記の項目で説明しています。困っている人は、チェックしてみてください。
キッチン・台所の蛇口の修理交換方法について紹介します。
蛇口のパッキン交換は、よくある修理方法です。
交換するパッキン、ドライバー(プラス・マイナス蛇口にあったもの)、ウォーターポンププライヤー。
ハンドル部分のネジをドライバーを使って分解し、カバーやハンドルを取り外します。
ウォーターポンプフライヤーを使って、蛇口の根元のカバーナットを取り外します。
パッキンなど、交換したい箇所の部品を交換します。
部品の交換が完了したら、分解と逆の手順で組み立て直します。
水道の止水栓を開いて、きちんと水が出るか、蛇口を締めて水が漏れないか確認して完了です。
ケレップ(コマ)の交換も、パッキンの交換と同じ手順で行うことができます。
交換するケレップ(コマ)、ドライバー(プラス・マイナス蛇口にあったもの)、ウォーターポンププライヤー。
ハンドル部分のネジをドライバーを使って分解し、カバーやハンドルを取り外します。
ウォーターポンプフライヤーを使って、蛇口の根元のカバーナットを取り外します。
ケレップ(コマ)など、交換したい箇所の部品を交換します。
部品の交換が完了したら、分解と逆の手順で組み立て直します。
水道の止水栓を開いて、きちんと水が出るか、蛇口を締めて水が漏れないか確認して完了です。
キッチン・台所の蛇口といっても複数の種類があります。
ここでは、よく使われている「シングルレバー」タイプの蛇口交換方法についてご紹介します。
新しく交換する蛇口、モンキーレンチ、雑巾など。
ざっくり簡単に説明すると、古い蛇口を外して、給水管と給湯管に正しくホースを接続するだけの作業です。
作業前に、シンク下の給水管・給湯管についている止水栓を締めて水が出ないようにしましょう。止水栓が見つからない場合は、家の外にある大元の止水栓を締めると家全体の水が止まります。
キッチンのシンク下にある給水管・給湯管と蛇口のホースが繋がっているナットを、モンキーレンチを使って取り外します。錆びて取り外せない場合は、錆び取りスプレーを使うと外しやすくなります。取り外せないからといって力を入れすぎると、給水管や給湯管が折れてしまうこともあるので注意してください。
古い蛇口本体は、シンク下の大きなナットで固定されています。このナットをモンキーレンチを使って取り外しましょう。このナットを外して、本体を上から引き抜くと蛇口の取り外しができます。
古い蛇口を取り外すことができたら、逆の手順で新しい蛇口を取り付け直していきます。取り外し時と違って、本体の設置部品が付属している場合は説明書に従って取り付けていきます。
部品を取り付けることができたら、止水栓を開けてお湯や水が問題なくでるか、水漏れがしていないかなどを確認して完了です。
下記のページで詳しく説明しておりますので、気になる人はチェックしてみてください。
>>>キッチンの蛇口水栓を自分で交換する方法!料金相場はいくら?
キッチン・台所蛇口故障の症状や原因、自分でできる修理・交換方法をご紹介しましたが、輸入品やアンティーク、古い規格の蛇口を使っていると自分で修理・交換できないこともあります。そういったときは水道業者に修理を依頼しますよね。
しかし、業者によって料金体系が大きく異なるだけでなく、現地見積りが基本になるので料金がどれくらいかかるのかわからなくて不安になると思います。
そこで今回は、ホームページ上である程度料金の比較ができるように生活救急車の蛇口修理の料金表をご紹介したいと思います。生活救急車でも正確な料金は現地見積りになるので、ホームページ上での比較程度にお使いください。
キッチン・台所の作業料金表 | |||
---|---|---|---|
種類 | 作業内容 | 作業料金 (税込み10%) |
|
蛇口修理・交換 | 調整作業など |
8,800円 |
|
パッキン・スピンドル・スパウトなど部品交換 |
11,000円+部品・材料費 | ||
単水栓(壁付/デッキ式)交換 |
13,200円+部品・材料費 | ||
分岐水栓取り付け(食洗機・浄水器など) |
現場見積 | ||
混合水栓(壁付/デッキ式/ワンホール)交換 |
16,500円+部品・材料費 | ||
その他 | 排水栓交換/排水ホース交換 |
22,000円+部品・材料費 | |
フレキ管交換 |
11,000円+部品・材料費 | ||
漏水調査 |
現場見積 | ||
基本料金 | 出張・見積り・キャンセル料 |
無料 |
|
時間外料金 | 夜間・早朝(※20:00~07:59) |
8,800円 |
先ほど、生活救急車のキッチン・台所の蛇口の修理・交換の料金表をご紹介しましたが、料金については作業の内容によって変わります。そこで、イメージしやすいように生活救急車で行った作業料金事例をご紹介します。
正確な見積りは現地見積りになりますが、複数の事例をホームページに載せておりますので不安な場合はそちらも参考にしていただければと思います。
※料金事例は、作業当時の料金をそのまま掲載しております。料金体系・税率が現在と異なることもございますので予めご了承ください。
水栓から出る水がきちんと止まらなくなったとのご相談をいただきました。内部のカートリッジの経年劣化が水漏れの原因でしたので、純正品カートリッジの交換で対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
台所 水栓カートリッジ交換 | 11,000円 |
TOTO 水栓カートリッジ 部品代 | 8,470円 |
合計 | 19,470円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
キッチンの水栓の水を出すとハンドルの下から大量に水漏れする状態でした。経年による内部部品の劣化が原因です。部品交換と水栓全体交換の2パターンをご提案し、ご相談の結果水栓全体交換にて対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
台所 ワンホール混合水栓交換 | 16,500円 |
LIXIL 部品代 | 35,750円 |
合計 | 52,250円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
キッチンの水栓から水が漏れている状況でした。経年劣化により水栓本体の複数箇所から水が漏れていました。修理と全体交換をご提案し、既存よりも使用しやすいレバー式の水栓に交換致しました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
台所 混合水栓交換 | 16,500円 |
台所 防水処理 軽作業 | 8,800円 |
LIXIL レバー式混合水栓 部品代 | 29,700円 |
合計 | 55,000円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
キッチン水栓スパウトの根元がひび割れして水が漏れる状況でご相談をいただきました。経年劣化によってサビや腐食が発生している状態で使用されており、フライパンが当たったことがひび割れの決定的な原因でした。修理不可のため新しい水栓に交換致しました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
台所 混合水栓交換 | 16,500円 |
台所 修理加工 軽作業 | 8,800円 |
LIXIL 部品代 | 36,300円 |
合計 | 61,600円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。