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説明 折りたたみ窓と聞いて、どんな窓を想像されましたか?リビングの全開口サッシのような珍しいものもあれば、お風呂場のドアのような身近なものもあります。今回は、そんな折りたたみ窓のメリットやデメリットなどについてご紹介いたします。
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折りたたみ窓は、複数枚の窓を折りたたんで開けるタイプの窓です。開口部が大きい、全開口サッシのひとつです。
普通の窓というと、左右に引いて開ける引き違い窓ですが、今回は珍しい折りたたみ窓についてメリットやデメリットなどご紹介したいと思います。
折りたたみ窓を取り付けられる方が一番期待しているメリットを聞くと、開口部が大きいということをよく挙げられます。引き違いの掃き出し窓も開口部が大きな窓ではありますが、片側しか窓を開放できません。
折りたたみ窓であれば、両側の窓を開放することができるので引き違いの掃き出し窓よりも更に開放感が感じられる窓です。また、引き違い窓の場合は2つの窓が重なり合う部分の窓枠が太くなっていますが、折りたたみ窓はそういった部分がないのでより開放感が増しています。
反対に、折りたたみ窓のデメリットは、折りたたんだ窓がかさばることです。よくある4枚の両側に折りたたむタイプであれば気にならないと思いますが、6枚以上のタイプや両側ではなく片側に折りたたむタイプであれば厚みがまして邪魔になることもあります。
また、特殊な構造をしているので、普通の引き違いの掃き出し窓と折りたたみ窓で取り付けの費用などを比較すると同じ大きさでも2倍以上値段が違っているということもあります。窓の中では、高価な部類に入り、購入後のメンテナンスにかかる費用も考えて選ばなければなりません。
新築などで開放感溢れる折りたたみ窓を見ると、自分の家にも取り付けたいと思いますよね。しかし、実際に取り付けた人の使用感としては、必ずしも満足度が高いとはいえないようです。実際に使用した人のなかには、下記のような感想を持つ人もいらっしゃいます。
折りたたみ窓の大きなメリットである、『全開口』。気持ちの良い風を取り入れて、毎日さわやかな空気のなかでゆったりくつろぐ生活を想像している人も多いですよね。
しかし、実際に住んでみると、毎日全開口にすることはなかったという人もいらっしゃいます。折りたたみ窓の開け閉めが面倒だったり、家具の配置の関係から片側は閉じたままだったりということが起こります。また、庭から大きな虫が入ってくるという理由で滅多に開けられないというケースもあります。
ただし、庭でパーティやイベントなどをする場合は、リビングと一体感が出てスペースを有効活用できるといった理由で重宝されているようです。
新築で家を建てる際に、モデルルームなどで実物に触れてみて折りたたみ窓に良い印象を持つ人は多くいます。しかし、実際に家に住んでみるとモデルルームのときと随分印象や使い勝手が違うということが起こります。
というのも、モデルルームは家を綺麗に見せる工夫が施されているからです。小さい家具を置いて部屋を広く見せたり、設備などはオプションの中でもランクの高い物を置いて『この家がほしいな~!』と思ってもらう工夫がされています。
窓についても同じことで、モデルルームには『網戸』がついていないことがあります。一般的な引き違い窓でもそうですが、見た目が重視される折りたたみ窓に網戸がついていると、見栄えが悪くなるので意図的に外されていることがあります。
窓を開けていると色々な虫が入ってくるので、一般の住宅では網戸は必須です。モデルルームなどで折りたたみ窓が気になった場合は、網戸のことについてもしっかりと検討された方がいいでしょう。
折りたたみ窓のように開口部が大きい窓だと、防犯性が心配だと懸念される方もいらっしゃいます。掃き出し窓のような形であれば、補助錠などをレールにはめ込んだりすることもできますが、折りたたみ窓の場合はレール全面に窓枠がはまっているのでそれもできません。
そのため、どういった防犯対策をしたらいいのか迷っている人もいるかと思います。そこで、折りたたみ窓に使われる防犯対策をご紹介したいと思います。
折りたたみ窓に限らず、窓ガラスの防犯対策というと『防犯合わせガラス』への交換が一般的です。よく使われるフロートガラスや安全対策の強化ガラス、断熱仕様の複層ガラスなど色々ありますが、そういったガラスはバールや石などを使えば簡単に割ることができます。
そのため、防犯対策が必要な1階の窓ガラスなどにはバールなどでも簡単に割れない防犯合わせガラスの取り付けがよく対策として採用されています。泥棒は侵入に5分以上かかると諦めるという調査結果がありますので、その時間を稼げるガラス・環境にすることを目標にするといいでしょう。
ただし、折りたたみ窓はガラス面が複数枚あり、面積も大きいため交換にかかるコスト・費用は高くなります。保険の盗難補償などに入っていればガラスが割られた際に費用の一部を保険でカバーすることは可能ですが、最初の取り付けの際や自分の不注意でガラスを割ってしまった際の修繕費などは高くなるといったデメリットもあります。
ガラスが割られた際や不在時に窓が開いた場合に、アラームが鳴る防犯センサーを窓に取り付けることも可能です。音が鳴るだけのものから、ホームセキュリティーサービスで人が駆けつけてくれるものまでさまざまあります。
簡易的なものであればネットなどで購入して、自分でテープなどを使って取り付けられるので、防犯合わせガラスやホームセキュリティーサービスよりも費用は抑えられます。ただ、しっかり対策をしたいという場合は防犯合わせガラスやホームセキュリティーサービスへの加入を検討された方がいいでしょう。
窓選びのときは忘れがちですが、いざお気に入りの窓で生活をしていると困るのが『虫の侵入』です。折りたたみ窓のような特殊な窓だと、引き違い窓のようなよく見かける網戸が取り付けられず困っている人がいらっしゃいます。
そこで、折りたたみ窓に取り付けられる網戸についてご紹介いたします。
窓以外にも勝手口などでも見かけるのが、アコーディオン式の網戸です。プリーツ網戸などとも呼ばれています。横に引くことで、網戸を折りたためるようになっています。網戸を使うときは、横に開くだけの網戸です。
コンパクトに収納できる一方で、耐久性が低く、隙間から虫などが入ってきやすいというデメリットがあります。
全開口サッシには、折りたたみ窓以外に『引き戸式(スライド式)』のものがあります。折りたたみ窓と比べた場合のメリットは、『場所をとらない』ことです。
折りたたみ窓は、部屋の内側もしくは外側に折りたたんだ窓が大きくスペースを占領しますが、引き戸式のものは窓1枚分もしくは2枚分のスペースで収まるので窓の近くに家具などを配置することも可能です。
また、引き戸式の全開口サッシのデメリットとしては、折りたたみ窓と同様に開口時は網戸の取り付けが必要、値段が通常のサッシの倍以上かかるといったものがあります。
折りたたみ窓は珍しい構造の窓ですが、国内のメーカーでも製造・販売されています。使える窓の選択肢は多いほど、良いと思いますのでご紹介したいと思います。
YKKap:『ワイドオープン』
YKKapの折りたたみ窓に、『ワイドオープン』があります。『カラーバリエーションが豊富』『YKKapの横引き収納網戸が使える』『セーフティーストッパー事故防止』といった特徴があります。
YKKapの折りたたみ窓『ワイドオープン』には、外観と内観で複数のカラーバリエーションが選択できます。
見た目の良い折りたたみ窓だからこそ、カラーバリエーションも好きなものを選べるというのは大きなメリットですよね。
最初は取り付けるつもりはなかったけれど、住んでみたら網戸を取り付けないと虫が入ってしまうという場合。後付けできる網戸が分からなくて、苦労することもあります。
YKKapの折りたたみ窓『ワイドオープン』であれば、同じYKKapの『横引き収納網戸 フラットタイプXMA』を取り付けることができます。窓と同じメーカーの網戸なので、安心できますよね。
また、この網戸自体も戸先にマグネットがついていて固定しやすい、プリーツ加工をしたネットのレール外れを防止するフックがついているといったアコーディオン(プリーツ)式網戸のデメリットに対する対策が施されています。網戸自体の質が高いというのは、大きなメリットでしょう。
YKKapの折りたたみ窓『ワイドオープン』には、急激な窓の開閉を防ぐためにセーフティストッパーがついてあります。開閉途中で自動的にストップするので、事故防止に役立ちます。
YKKap:『ワイドオープン』
三協アルミ:『全開放型アコーディオン網戸一体折りたたみ窓 レポルテⅡ』
三協アルミの折りたたみ窓に、『全開放型アコーディオン網戸一体折りたたみ窓 レポルテⅡ』があります。『アコーディオン網戸内蔵』『防犯建物部品の対象商品』といった特徴があります。
折りたたみ窓のような開口部の大きい窓の場合、換気のときなどは網戸を付けていないと色々な虫が入ってくるので困りますよね。とはいえ、網戸を後付しようと思うと使っている折りたたみ窓と相性が悪かったり、手間がかかったりすることもあると思います。
三協アルミの『全開放型アコーディオン網戸一体折りたたみ窓 レポルテⅡ』であれば、名前通り最初からアコーディオン網戸が折りたたみ窓と一緒になっているのでそういった手間などがかかりません。
また、この折りたたみ窓に合わせて作られているので収納時も窓サッシに合わせてコンパクトに収納できるようになっています。
折りたたみ窓のような大きな窓で懸念される「防犯性・防犯対策」。
『全開放型アコーディオン網戸一体折りたたみ窓 レポルテⅡ』では、面付本締まり鎌錠とサブロック付グレモンハンドル錠とガラス(ガラス5mm+ウィンドウフィルム350μm以上もしくは、合わせガラス(3mm+30mil+3mm以上))かかり代10mm以上という組み合わせで、防犯仕様にすることができます。
三協アルミ:『全開放型アコーディオン網戸一体折りたたみ窓 レポルテⅡ』
リクシルの折りたたみ窓に、『全開口サッシ オープンウィン(OPEN WIN Folding)』があります。折りたたみ窓の『開閉がしづらい』『ハンドル・取っ手が使いづらい』『指詰めが心配』といったデメリットに対して色々な対策がされています。
折りたたみ窓のように、開口部が大きくなるガラス窓はガラスの重さやサッシの重みなどによって開閉がしづらくなることがあります。
リクシルのオープンウィン(OPEN WIN Folding)は、そういった不具合に対して「上吊方式の吊車」を使うことによってスムーズに開閉ができるような対策が取られています。
オープンウィン(OPEN WIN Folding)では、ハンドルを下げるだけでロックができる使い勝手のいいグレモンハンドルやオプションで室外側に取り付けられる引き手セットなどがあります。中からも外からも使いやすい対策が取られています。
うっかりやってしまうと痛い『指詰め』。通常の引き違い窓でも指詰めをしてしまうことはありますが、折りたたみ窓だと余計に指を挟みそうで怖いですよね。
オープンウィン(OPEN WIN Folding)には、指を挟んだときの対策として緩衝用パッキンが装着されており、怪我をしにくい安全対策が施されています。
リクシル:『オープンウィン(OPEN WIN Folding)』
もし、折りたたみ窓のガラス割れや断熱・遮熱ガラス、型板ガラスへの交換を検討されているのであれば、生活救急車にお見積りのお電話をください。有料道路を通らなければならない場合(橋や通行料のいる道)は有料ですが、それ以外は出張・見積り料無料でご対応しております。
お電話やメールでは、受付のみさせていただき、見積りは現地でガラスと窓を確認させていただいてお出しさせていただいております。企業さまであっても、個人さまであっても、この対応に変わりはありません。
大体の料金が知りたいという場合は、当サイトの『事例を見る』のページに実例と実際にかかった料金を掲載しておりますのでご確認いただければと思います。下記は、その実例の一部です。
ご予約優先で、承っております。出張料、見積り料、キャンセル料は無料ですので、お気軽にお電話ください。
今回は、折りたたみ窓についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。見た目がよく、開放感溢れる素敵な窓ですが、ずっと使うとなるとよく検討しなければならない窓です。
もし、折りたたみ窓を使っていてガラスが割れてしまった場合などは、お気軽に生活救急車にご連絡ください。