外開き・内開き窓ガラス修理交換！割れ換え料金網戸虫防犯

外開き窓とは、外側に押して開くような窓のことです。また、内開き窓とは外開き窓と反対に内側に引いて開けるタイプの窓です。外に押すか、内に引くかだけの違いに見えますよね。

しかし、実際に使ってみるとそれぞれの特徴の違いに気づくかと思います。新築やリフォーム、リノベーションを考えられている人にとっては、外開きか内開きかで迷っている方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、外開き窓と内開き窓のメリットやデメリットなどについてご紹介したいと思います。

外開き窓と内開き窓のメリットとデメリットとは

外開き窓と内開き窓は、共通したメリットとデメリットに加えて、それぞれ比較した場合のメリットとデメリットが存在します。それぞれの場合に分けて、ご紹介したいと思います。

気密性や防犯性は外開き窓も内開き窓も高いのがメリット

外開き窓も内開き窓も、両方とも引き違い窓と比べると高い気密性と防犯性を持っています。採光性や換気目的で窓を追加する場合に、気密性や防犯性はあまり落としたくないといった場合におすすめの窓です。

最近は、エコリフォームや高断熱仕様住宅が人気になっており、断熱材などと一緒に窓についても気を遣われる方が増えています。そのため、リフォームや新築で引き違い窓をやめて外開き窓や内開き窓を選ばれる方もいらっしゃいます。

窓のストッパー（あおり止め）が防犯対策に繋がる？

外開き窓も内開き窓も、窓枠の下に開閉範囲が調整できるストッパー（あおり止め）がついています。このストッパーがあることで、窓が完全に開かないので防犯対策になると思われている方がいらっしゃいます。

しかし、ストッパー（あおり止め）部分は工具があれば壊すことも可能なので絶対安全とはいえません。開口部が小さい開き窓であれば、換気や採光には問題なく、人が通れないため防犯性が高いといえるでしょう。

開放感や内側と外側のスペース占領がデメリット

内開き窓の場合は、窓の内側の部分のスペースが占領されます。また、外開き窓であれば家の外側のスペースが占領されます。これだけ聞くと、あまりピンと来ないですよね。もっと具体的に説明すると、下記のような状態が起こります。

• ・窓を内側に開くと手前部分に窓枠が来るので部屋が狭く感じる
• ・内開き窓の換気をしていると、子供が窓枠にぶつかりそうで不安
• ・外開き窓を開くと窓がお隣の家に近づいてしまう
• ・外開き窓を開けていると窓の側を通るときにかがまないといけない

窓の内側と外側のスペースが充分に取れている場合は問題ありませんが、住宅街で家が密集している地域で、この内と外のスペースが充分に取れない場合はスペースの占領で使いづらいと感じることもあります。

気密性の高さやストッパーがデメリットになる？

外開き窓も内開き窓も、気密性が高く、ストッパーがついているという特徴がありました。これは大半の場合はメリットになりますが、家族構成によってはデメリットにもなります。

例えば、高齢の方が一緒に住んでいる場合に、その方が外開き窓や内開き窓を開け閉めしようとした場合に気密性が高くて窓の開け閉めをするのに力が足りない、ストッパーの安全装置を解除しながら窓を閉められないといったことが起こります。

外開き窓の場合は開けるときに虫が入ってくる

外開き窓特有のデメリットとしては、窓を開けるときに虫が入ってくるというデメリットがあります。外開き窓の場合は、内開き窓と違って内側に横に引くロール式網戸や上下に動かすロールアップ式の網戸、内開きにする網戸などを取り付けることになります。

しかし、外開き窓を開閉するときは、どうしても網戸も開閉しなければならないので一度は網戸ができない状態で窓を開閉することになります。そのため、窓付近に虫が着いていたり、網戸に虫が着いている状態で開閉を行うと家の中に虫が入ってくることになります。

反対に、内開き窓の場合は、外側に固定式の網戸を取り付けることができるので窓の開閉時に虫が入ってくることはほとんどありません。ただし、強風や接触で網戸が破れたり、網目の荒い網戸を使っている場合は蚊などが入ってくることもあるので注意しましょう。

内開き窓はカーテンやシェードが設置しづらい

内開き窓特有のデメリットとしては、カーテンやシェードなどを設置しづらい、使いづらいといったデメリットがあります。内側に窓を開くので、カーテンレールの取り付け位置の調整などが必要になります。

また、内開き窓の場合は換気中にカーテンなどを閉められなくなってしまうので、換気目的で内開き窓を設置しようと考えている人は、内倒し窓などを検討した方がいいでしょう。

外開き窓に取り付けられる網戸の種類

外開き窓を開放している間に、虫などが入ってこないように網戸を取り付けたいと考えられている場合、どんな網戸が取り付けられるのか知らないという人がいらっしゃいます。そこで、外開き窓に取り付けられる網戸の種類についてご紹介しておきたいと思います。

アコーディオン式の網戸

窓以外にも勝手口などでも見かけるのが、アコーディオン式の網戸です。プリーツ網戸などとも呼ばれています。横に引くことで、網戸を折りたためるようになっています。網戸を使うときは、横に開くだけの網戸です。

コンパクトに収納できる一方で、耐久性が低く、隙間から虫などが入ってきやすいというデメリットがあります。

横引ロール式の網戸

横に引いて開け閉めするタイプの網戸です。アコーディオンと同じ動きをしますが、サランラップやトイレットペーパーのように網戸が『ロール式』になっているので折り目などがなく、虫の防除力が上がっています。

虫の防除力が高い一方で、窓の開閉時は網戸を全開にする必要があったり、ボックスを取り付けなければならない場合は邪魔になるといったデメリットがあります。また、虫がいることに気づかずに網戸を閉めようとすると巻き込んで虫がつぶれるという大惨事に繋がります。カメムシなどに気づかなかった場合は、後始末が大変です。

上下に開閉するロールアップ式網戸

横引ロール式の網戸の縦版の網戸です。横引ロール式の網戸と同じように虫の防除力が高いメリットがありますが、ボックスを窓上部に取り付けるので景観が悪くなるといったデメリットや、虫の巻き込み事故が起こったりします。

外開き窓と内開き窓の疑問・質問

外開き窓や内開き窓で、少し特殊な対策や悩みをお持ちの方もいらっしゃいます。そこで、ちょっと特殊な疑問や質問について紹介したいと思います。

外開き窓に内窓（2重窓）を取り付けられる？

外開き窓にピアノや外の騒音対策として、内窓（2重窓）を取り付けられるかという質問がよくあります。外開き窓であれば、窓の内側に内窓（2重窓）を取り付けることは可能です。

製品にもよりますが、窓枠に後付けできる内窓（2重窓）もネットなどで購入でき、最短で1時間ほどで取り付けが可能です。外開き窓自体が、気密性の高い窓ですが内窓（2重窓）を取り付けることで更に気密性も高くなるので、防音対策だけでなく断熱対策や結露防止対策にも繋がります。

外開き窓や内開き窓のレバーハンドルが壊れてしまった

経年劣化や部品の破損によって、窓のレバーハンドルが壊れてしまうことがあります。レバーハンドルが壊れてしまった場合は、自分でメーカーから部品を取り寄せて取り付けるといったことも可能です。

外開き窓・内開き窓に、メーカーの名前や製品の型番などが書かれたシールが貼っている場合。そのシールに書かれているメーカーの公式サイトにいって、型番で製品に適したレバーハンドルを取り寄せて交換するのが費用がかからなくて済みます。

もしも、型番などが分からなくてレバーハンドルが見つからない、部品が廃盤になっている、特殊なレバーハンドルを使っていたという場合は、出張修理の業者に問い合わせて代替品を探して取り付けてもらうことになります。

外開き窓や内開き窓に鍵を取り付けたい

外開き窓や内開き窓は、レバーハンドルを回すことで窓の開閉ができます。しかし、防犯面が不安ということで鍵を取り付けたいという人もいらっしゃいます。そういった場合は、専用の補助錠を後付けするといった方法があります。

後付できる補助錠は、ネットやホームセンターで売られているので窓の形状に適した錠前を選ぶようにしましょう。取り付け位置の調整などが必要ですが、DIYが得意な人であれば問題ないかと思います。自信がない人などは、業者に依頼されるといいでしょう。

防犯面格子の取り付けも可能

外開き窓でも、内開き窓でも、防犯用の面格子を取り付けることは可能です。外開き窓の場合は窓の内側、打ち開き窓の場合は窓の外側にといった具合です。ただ、面格子を取り付けることによって景観が悪くなったり、採光性が落ちるといったことが気になる場合は、防犯合わせガラスなどの割れにくいガラスへの交換を検討されるといいでしょう。

引き違い窓と片開き窓比較時のメリット・デメリット

一般的な窓と言うと、左右に開閉する引き違い窓ですが、最近は注文住宅やリフォーム、リノベーションで外開きや内開きなどの片開き窓を選択できるようになり、どちらにしようか悩むことも増えました。

そのため、それぞれを比較した場合のメリットやデメリットが気になっている人もいらっしゃいます。そこで、引き違い窓と片開き窓を比較した場合のメリットやデメリットについてご紹介したいと思います。

開放感は引き違い窓が有利

引き違い窓の方がガラス面積、開口部が大きくなりがちですので、開放感という場合は引き違い窓の方が有利でしょう。特に内開き窓の場合は、家の中に窓が入ってきてスペースを占領するため引き違い窓と比べたら邪魔に感じることもあります。

気密性・断熱性に関しては片開き窓が有利

窓の気密性に関しては、外開き窓と内開き窓の方が上です。引き違い窓の場合は、どうしてもレールに窓サッシを乗せて引き違いにしているのでサッシが重なる部分や窓枠の下などに隙間ができてしまいます。

引き違い窓のサッシを樹脂製や木製、または複合製のサッシにすることで気密性や断熱性を上げることはできますが、外開き窓や内開き窓のようにピッタリ閉めることができないので、気密性や断熱性に関しては片開き窓が有利です。

場所や目的によって使い分けるのが一番

引き違い窓と外開き・内開き窓を比較した場合のメリットやデメリットをご紹介しましたが、それぞれに適した場所・目的によって使い分けるのがオススメです。リビングなどで採光性や換気時の使いやすさを重視するなら引き違い窓を選んだり、寝室などで外の騒音などへの対策を考えられている場合は外開き・内開き窓を選ぶといった具合です。

外開き・内開きのデザインがオシャレという理由で取り替えられるのもいいですが、長く住む家であれば断熱性や防音性などの機能面も重視されるのがオススメです。

外開き窓と内開き窓と相性のいい窓ガラス

窓の形状も悩みますが、窓ガラスの種類もどんなものを取り付けるか悩みますよね。そこで、外開き窓や内開き窓と相性の良い窓ガラスについてご紹介したいと思います。

複層ガラス（ペアガラス）

外開き・内開き窓も両方とも、断熱性・気密性の高い構造をもっています。しかし、ガラス部分が通常のフロートガラスだとガラス面が結露したり、熱が逃げてしまうといったことが起こります。

そのため、窓の高い断熱性や気密性を最大限活かしたいという場合は、複層ガラス（ペアガラス）などの断熱性の高いガラスがオススメです。一般的な空気が入っているものとアルゴンガスなどのガスが入っているタイプがありますが、より高い断熱性を求める場合はガス入りのものが選ばれています。

防犯合わせガラス

人が通れるほど開口部が広くて、人目につかない場所に窓が設置されている場合。そういった場合は、防犯合わせガラスを使うのがオススメです。通常のガラスだとバールや石などで簡単に割れてしまいますが、ポリカーボネート板や特殊な中間膜を使った防犯合わせガラスの場合は割れるまでの時間を長く稼ぐことができます。

合わせて補助錠やホームセキュリティーサービスなどに入っておくと、防犯性はかなり高くなります。

西日対策で遮熱ガラス

外開きや内開き窓から西日が入ってくる場合。通常のガラスだと、日射熱の影響を受けてしまうので室内の温度が上がるなど、夏場は暑苦しくなりますよね。

そういった場合は、Low-eコーティングされた遮熱ガラスを使うことで光は取り入れたまま、日射熱による室内の温度上昇を抑えることがでるのでおすすめです。

外開き・内開き窓のガラス交換の料金相場

もし、外開き・内開き窓のガラス割れや断熱ガラスや防犯合わせガラスへの交換を検討されているのであれば、生活救急車にお見積りのお電話をください。有料道路を通らなければならない場合（橋や通行料のいる道）は有料ですが、それ以外は出張・見積り料無料でご対応しております。

お電話やメールでは、受付のみさせていただき、見積りは現地でガラスと窓を確認させていただいてお出しさせていただいております。企業さまであっても、個人さまであっても、この対応に変わりはありません。

大体の料金が知りたいという場合は、当サイトの『事例を見る』のページに実例と実際にかかった料金を掲載しておりますのでご確認いただければと思います。下記は、その実例の一部です。

• ・割れてしまったトイレの窓ガラスの交換→16,686円
• ・児童館の窓ガラス（縦25センチ×横80センチの透明ガラス）の割れ替え→35,000円
• ・誤って転んだ際に割ってしまった浴室の窓ガラス割れ替え→20,628円
• ・割ってしまった窓ガラスの交換→29,592円
• ・玄関のガラス割れ替え→18,000円
• ・空巣被害で割られた窓ガラスの修理→56,522円
• ・空巣被害で割られてしまった掃き出し窓の型板ガラスの割れ替え修理→30,000円
• ・割れてしまった掃き出し窓のガラス修理→73,000円

出張料、見積り料、キャンセル料は無料ですので、お気軽にお電話ください。ご予約優先で、承っております。

まとめ

今回は、外開き窓と内開き窓のメリットやデメリットなどについてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。どちらも気密性や断熱性、防犯性は高いとされていますが、虫が入ってくる、窓周りのスペースを占領するといったデメリットもあります。

引き違い窓と比較した際も、それぞれメリットデメリットがあります。デザイン性で窓を選ばれるのも良いと思いますが、機能性なども考慮されるといいかと思います。もしも、外開き窓や内開き窓の窓ガラスが割れてしまい、交換が必要になった場合は生活救急車の無料見積りを使っていただければと思います。

生活救急車 編集部

生活救急車が運営するレスキューなびでは、暮らしのお困り事に役立つ情報として、トラブル解決に導くノウハウや当社の事例をお届けいたします。
株式会社小学館が発信するライフハックサイト「@DIME」でレスキューなびのお役立ち記事が紹介されました。
生活救急車はフジテレビの「世界の何だコレ！？ミステリー」「林修のニッポンドリル」「おたすけJAPAN」など、数々の"開かずの金庫"のテレビ番組でも取り上げられたことのある会社です。

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