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ドアノブの向きを縦にする手順と注意点

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ドアノブの向きを縦にする手順と注意点

説明 子供やペットが部屋のドアノブを開けてしまってお困りではありませんか?知らないうちに部屋を出て行って、けがをしたり大切なものを壊されないように、なんとか対策をしたいですよね。そんなときは、ドアノブを縦向きにする方法がおすすめです。今回は、ドアノブの向きを縦にする手順と注意点をご紹介いたします。

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子供や猫が部屋のドアノブを勝手に開けてしまってお困りではありませんか?

ドアノブに手が届くくらいまで成長した赤ちゃんや、好奇心旺盛な性格の飼い猫はドアノブに体重をかけて自分で開けてしまうことがあります。

知らないうちに部屋を出て行って、けがをしたり大切なものを壊されてしまうわけにはいかないので、なんとか対策をしたいですよね。

そんなときは、ドアノブを縦向きにする方法がおすすめです。今回は、ドアノブの向きを縦にする手順と注意点についてご紹介したいと思います。


ドアノブの向きを縦にする手順・やり方

ドアノブの中でもレバータイプのものは、つかんで回す必要がなくレバーに体重をかければ開けられるようになっています。

便利な反面、力が弱い子供やペットでもやり方さえ学習すれば簡単に開けられてしまうため、対策として「ドアノブのレバーを縦向きに改造している」という人は意外と多くいらっしゃいます。

DIYに慣れていないと難しそうに思うかもしれませんが、作業に特別な工具などは必要なく、手順がわかれば改修は可能です。「自分でやってみたい」という人は、これからご紹介する手順を参考にしてみてはいかがでしょうか。

ドアノブの向きを縦にするのに必要な道具

作業に必要な道具は、ドアノブのねじを外すためのドライバーだけです。

プラスドライバーで外せることが多いですが、ねじ・台座の形によっては六角レンチやマイナスドライバーが必要になる場合もあります。

ドアノブの部品についての詳しい情報は、ドアノブのメーカーサイトなどで確認できます。ドアノブの根元や側面の板にメーカー名が表記されているので、ねじのタイプなどを正確に知りたいときはあらかじめ調べておきましょう。

ドライバーはサイズの合う手回しタイプを使う

プラスドライバーは、サイズが合っていないとねじ穴をつぶしてしまうおそれがあるので、ねじ穴に合う大きさのものを用意しましょう。

また、電動ドライバーはドアノブの作業で使うとねじを回しすぎてドアノブやドアを破損させる可能性があるため、ここでは手回しタイプのドライバーを使用します。

ドアノブの向きを縦にするときのやり方

ドアノブを縦にすることでドアノブの位置が少し高くなるため、子供の手が届きにくくなります。また、「ドアノブをつかんで横に動かす」という動作が必要になるので、子供や猫にとって開けづらくすることもできます。

レバータイプのドアを勝手に開けられて困っているときは、ドアノブを縦向きに変えてみましょう。

ここでは、ドアノブを縦向きに取り付け直すときの手順をご紹介いたします。

ドアノブの外し方

ドアノブを縦向きにするときは、まずドアノブを外す必要があります。ドアノブはメーカーや種類によって外し方が異なりますが、主な外し方は下記の通りです。


  • ・ドアノブの側面か底面についているねじを外す
  • ・台座のねじをゆるめて台座ごと外す
  • ・台座の側面か底面に開いている穴にマイナスドライバーを差し込んで押し上げる

ドアノブを外すときは、「ドアノブの根元にねじがあるか」「台座に小さな穴が開いているか」などを確認してみましょう。また、ねじは小さな部品なので、作業中に紛失しないように注意しましょう。

ドアノブの向きを縦にする作業の手順

作業は、必ずドアを開けた状態で行いましょう。

1.上記の外し方を参考に、ドアノブを「内側→外側」の順で取り外します。外側のドアノブは、芯棒ごと抜き取りましょう。

2.両側のドアレバーを90度回転させ、上向きにして「外側→内側」の順で差し込みます。

3.外したねじを取り付けて、ドアノブを縦向きに固定させます。ドアノブを両側から押さえながらねじを締めると、ガタつきにくくなります。

作業完了後は、ドアノブを動かしてラッチ(ドア側面の三角形の部品)が引っ込むかどうかなどの動作確認を行いましょう。動作確認が済むまでは、ドアを開けたままにしておきます。

ドアノブを取り付けるときは室内側・室外側を確認

ドアノブは、鍵が付いていないタイプでも「室内側・室外側」が決まっています。ドアノブを外したときに、四角形の「芯棒」がついている方が室外側、ついていないほうが室内側となります。

取り付ける側が逆転しているとドアを開けることができなくなってしまうため、取り外したドアノブを置いておくときはどちらが室内側・室外側かがわかるようにしておきましょう。

どちら側かがわからなくなったときのために、取り外すまでの工程をスマートフォンなどで撮影しておくと確認がしやすくなります。

うまくいかないときは業者に相談も検討

「DIYでやってみたけどうまくいかない」など作業が難しく感じた場合は、業者に依頼することも検討してみましょう。

また、「取り付け方を間違えてドアノブを動かせなくなってしまった」「うまく固定されずガタつくようになってしまった」といったときに無理に自分で直そうとすることもなるべく避けたほうがいいでしょう。

部品の取り扱いを誤るとドアノブの破損や故障にもつながるおそれがあるため、正しい取り付け方がわからなくなってしまったときは専門の業者に相談することをおすすめいたします。

ドアノブの向きを縦にしても安全とは限らない

ここまで、ドアノブをDIYで縦向きにするときのやり方をご紹介させていただきました。

しかし、「ドアノブの向きを縦にしても必ずしも安全とは限らない」という点に注意が必要です。次からは、この理由についてご説明いたします。

もしドアノブを縦向きにしても思ったような効果が得られなかったときは、別の方法を行う、ほかの対策と合わせてみる、などを試してみましょう。

ドアノブの向きを縦にするのは本来の使用方法とは異なる

ドアノブの向きを縦にすることで、子供や猫などが勝手にドアノブを開けることを防ぐことが可能になります(状況によっては開けられることもあります)。

しかし、ドアノブの向きを縦にする行為はメーカーが推奨する本来の使用方法とは異なり、故障の原因になることもあります(レバーの中の部品が折れた、反対側に回して取っ手が折れたなど)。

最近では、こういったニーズに答えるように「縦付き(向き)のドアノブ」も販売されていますので、ドアノブの向きを縦にして使いたい人はそういった部品への交換も検討されてみてはいかがでしょうか。

装飾性の高いものは縦にできないものもある

ドアノブの中には、座に複雑な模様があったり、ハンドル部分の形状がまっすぐになっていない装飾性の高いものがあります。

そういった装飾性の高いドアノブは、ハンドルを縦にすることができないものがあります。

また、縦に取り付け直して動作確認で扉を閉めたら、「開けるときに取っ手が引っかかってドアが開けられなくなる」というトラブルに繋がることもあるため注意しましょう。

※動作確認は、扉の内側と外側の両方に人がいる状態で行うのが安心です。

握り玉に交換するという方法もある

握り玉のドアノブとは、昔からよくあるタイプの丸い形をしたドアノブのことです。体重をかけるだけではドアノブが動かず、つかんで回す動作が必要になるため小さい子供や猫に開けられにくくなります。

購入した一戸建てに住んでいて家の設備は自由に変更できる、という場合はドアノブを開けられにくい種類に交換する方法も検討してみましょう。

ドアノブ交換の手順は、ドアノブを縦にするときとほとんど同じです。既存のドアノブを外した後、台座も取り外して交換用のドアノブを取り付けましょう。

ドアノブ交換の詳しいやり方はこちら
>>>ドアノブの種類と名前一覧~レバー・握り玉の外し方・交換方法も紹介~

※交換後は、ドアを閉める前に動作確認を行いましょう。

ドアノブを交換するときの注意点

ドアノブ交換を行う場合、交換用の新しいドアノブを用意する必要があります。

ホームセンターなどでドアノブを新しく購入するときは、ドアノブのサイズをよく確認しておくことをおすすめいたします。

ドアノブの規格やねじ穴の位置がずれていると「せっかく購入したのに取り付けられない」ということになる可能性もあるので、交換用ドアノブを用意する前に、下記のサイズをあらかじめ正確に測っておきましょう。


  • ・ドアの厚み
  • ・バックセット(ドアノブの中心からドアの端までの長さ)
  • ・フロントプレート(ドア側面の金属板)の長さ・幅
  • ・ビスピッチ(フロントについている、上下ビスの中心どうしの長さ)

成長の早い子だとドアノブの向きが縦でも開けられる

ドアノブの高さは、一般的なもので約80cmです。ドアノブを縦にすることで、ドアノブの位置はおよそ10cmほど高くなります。

そのため、手を伸ばしたときの高さが90cmより低いお子さんであれば、ドアノブを縦向きにすることでの対策が可能です。

しかし、反対にいうと、縦にしたドアノブの高さまで子供が成長したときはドアノブの対策効果がなくなってしまうということになります。その場合は、新しく別の対策を行った方がいいでしょう。

踏み台になりそうなものがないかも確認

また、せっかくドアノブが高くて届かない状態でも、近くに段ボールなど踏み台になるようなものがあると、そこに上ってドアノブに手をかけてしまうことも考えられます。

不安定な台に上ると落ちてけがをするおそれもあるため、ドアノブの近くはできるだけ整頓しておきましょう。

確実性を高めたいなら扉上部にチャイルドロックが安心

より確実にドアを開けられないようにしたいときは、チャイルドロックを設置するのがおすすめです。

チャイルドロックとは、簡易的なチェーンロックのような道具です。粘着剤などでロックしたい箇所に貼り付けて、部屋や冷蔵庫などの扉を開けられないようにできます。「ベビーガード」などの名称で販売されていることもあります。

「ボタンを押しながらベルトを抜き取る」など、赤ちゃんや動物には難しい操作をしないとロックが外れないため、子供が大きくなるまでの効果的な対策になります。

また、子供の手が届かない扉の上部にチャイルドロックを取り付けておけば、「子供が触っていたら偶然開いてしまった」といったトラブルも防止できます。

ドアノブの向きを縦にする手順と注意点まとめ

今回は、ドアノブの向きを縦にする手順と注意点についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

レバータイプのドアノブは子供やペットでも簡単に開けられる構造なので、勝手にドアを開けられたくないときは、ドアノブの向きを縦に変えてみましょう。ドアノブの対策に加え、チャイルドロックなどほかの対策と併用するとより効果的です。

ドアノブの改修はDIYでも可能ですが、作業が難しく感じたり、ドアノブの交換で対策したいときは、専門の業者に相談することも検討してみてはいかがでしょうか。

生活救急車ではドアノブの修理や交換を承っておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。まずは、現地見積もりからご対応させていただきます。


生活救急車 編集部
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