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説明 「洗濯を自分で設置しなければならなくなった!」 「洗濯機を自分で取り付けたいけど手順がよくわからない!」 このような状況でお困りではありませんか?家電もネット通販で簡単に購入でき、更に店舗で買うよりも安いことが多いですので、即決で購入してしまいこのようなお悩みを抱えることも少なくはありません。洗濯機の設置であれば意外と簡単ですので、業者を呼ばずに自分で設置する方法をご紹介します。
洗濯機の設置方法や取り外し方などがわからなくて困っていませんか?
新しい洗濯機を購入したときや、引っ越しで洗濯機の取り外し・設置が必要なことってありますよね。一番楽なのは、引っ越し業者さんや電気屋さんのオプションで取り付けを依頼することですが日時の調整ができなくて自分で設置しなければならないこともあると思います。
ある程度手順が分かっていれば設置できますが、はじめて設置作業を行う人にとっては何をどうしたらいいのかわかりませんよね。そこで今回は、自分で洗濯機の設置方法や取り外しをするという人に向けて、その方法などについてご紹介したいと思います。
洗濯機の設置は引っ越し業者さんや電気屋さんのオプションを使うのが、費用的にも手続きの手間的にも一番コストがかからない方法です。しかし、もっともコストがかからないのは「自分で設置する」方法ですよね。通常のよくある洗濯機であれば、次の3つのポイントをおさえておけば意外と簡単に洗濯機を設置することができます。
上記の3つのポイントをおさえておけば、はじめての人でも洗濯機を設置できます。それでは、それぞれのポイントについてご説明したいと思います。
洗濯機の設置作業をする際は、安全上の理由から2人以上で作業をするようにしましょう。設置作業中に点灯して怪我をする人もいるので、かならず2以上で作業をしましょう。
洗濯機の設置作業の中で、一番重要なのが「排水ホース」の取り付けです。きちんと手順どおりに設置できていれば問題ありませんが、取り付けがしっかりできていないと洗濯機を動かしているときに排水ホースが外れて水漏れトラブルに発展することもあります。
ざっとした流れが上記になりますが、それぞれの中で覚えて起きたいことがあるのでご紹介します。
1.ダンボールから洗濯機を取り出す
洗濯機で床を傷つけないようにダンボールをクッション代わりに使うのがオススメです。ただ、ダンボールだけでは心配という人は下に滑り止め付き養生シート(ホームセンターなどで買えます)を敷いておくとより安全に設置作業ができます。
2.ホースを通すキャップを取り外す
洗濯機の下左右もしくは前後のフチにキャップのようなものがあると思います。これが、洗濯機と排水ホースを繋ぐ箇所になります。床の排水溝とキャップの位置・向きに気をつけてキャップを取り外すようにしましょう。洗濯機の種類によってはこのキャップがないものもありますので、キャップがない場合は次のステップに進みましょう。
3.洗濯機と排水ホースを繋いで設置する
取り付けた排水ホースが洗濯機でつぶされていないかを確認するようにしましょう。
4.排水ホースを排水エルボと接続してから排水溝に取り付ける
排水溝と排水ホースを直接つなぐのではなく「排水エルボ」と排水ホースをつなぐことに注意しましょう。
排水エルボとは、洗濯機の排水溝についているL字型の部品のことです。賃貸マンションなどの場合、排水エルボが備え付けられている場合と自分で用意しないといけない場合があります。排水エルボは、ホームセンターや大型の家電量販店で購入することができるので備え付けられていない場合は洗濯機の設置をする前に排水エルボを買いにいきましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
排水ホースを取付ける際には家の作りによっては取付け方も複雑になっている場合がありますので、中には取付けづらいという方もいると思います。
その理由として防水パンの高さが関係しています。最近の新築マンションなどであれば、防水パンのカサが上がっていて洗濯機が設置してあっても排水口が簡単に目視できる状態ですが、多くの家では洗濯機を置いてしまうと、手が入らないくらいの隙間しかなく取付けしづらいことがあると思います。そこで防水パンの種類別に排水ホースをスムーズに取付けるコツをご紹介します。
築年数の古い住宅に多く利用されているのが長方形の形をしたフラットタイプ(起伏がなく平ら)の防水パンです。長方形の理由として、昔よく使われていた二層式洗濯機を置くための造りになっているため横に長い長方形の形をしています。
このタイプの防水パンは比較的作業はしやすいです。新しい洗濯機は正方形の形をしていることが多いですので、洗濯機を置いたときに排水口が横に来るように設置すれば大丈夫です。(排水口が丸見えの状態)手を洗濯機の下に潜りこませなくても接続できますので簡単に取り付けることができます。
恐らく多くの住宅で使用されているケースが正方形の防水パンだと思われます。四隅が少し高くなっているのも特徴です。
洗濯機を防水パンの上に一度設置した状態で排水口に手が届くか試してみましょう。もし届くようであれば、そのまま取付けることができますが、難しいようでしたら一度洗濯機をどかして排水ホースを排水口に取り付けてから再度洗濯機を定位置に戻すことになります。
このとき注意しなければならないのが、下が狭い状態で排水ホースを無理に繋いでしまうと排水ホースが潰れたり、モーターとホースが干渉して穴が空いたりすることがあります。もしそのような状態なのであれば、かさ上げ台を設置してから排水ホースを取付ける必要があります。かさ上げ台は家電量販店で購入することができますので探してみましょう。
最近の新築住宅や築浅の住宅で多いのが、すでに防水パンがかさ上げされているタイプです。四隅が高くなっていて手を簡単に潜りこませやすく、取付けや掃除がしやすくなっているのが特徴です。防水パンの上に洗濯機を置いても排水口の位置が簡単にわかり手も届くと思いますので、特にコツなどいらずに簡単に取り付けることができると思います。
洗濯機には緑色と黄色が混ざった線、もしくは緑色だけの線が付いていますがこれがアース線です。
※注意点:アース線の取り付けを行う際は、必ずコンセントを抜いた状態で作業をしましょう。
1.アース線のカバーを開ける
コンセントを差し込む穴のすぐ下にアース線用のカバーがあるのでそこをマイナスドライバーなどを使って開けましょう。
2.取り付けネジを緩める
アース線の取り付けを行うネジがカバーの下にあるのでそれを少し緩めましょう。ネジの頭がなめる(つぶれる)と使えなくなるので、適切なサイズのドライバーを使うようにします。
3.アース線をネジに絡ませる
洗濯機のアース線の皮を向いて銅線をむき出しにした状態で金属板の隙間に差し込みましょう。アース線を差し込んだら、ネジを閉めてアース線の取り付けは完了です。ネジをきつく閉めすぎるとアース線が千切れるのでほどほどにするようにしましょう。
ところでアース線の役割は何かご存知でしょうか?簡単で説明すると、あなたを感電から守ったり火災を防ぐための大切な線です。洗濯機は家電の中でも水に触れる機会の多い製品です。もし洗濯機が故障により漏電していた場合、手が水で濡れやすい洗濯機で作業していると感電してしまう恐れがあります。
そこでアース線の出番です。アース線は大地と繋がっています。もし漏電していた場合、電気はアース線を伝って大地へと逃がす仕組みになっていますので、漏電による感電や火災から守ってくれます。安全のためにも、アース線の設置は必ず行いましょう。
排水ホースを取付けた後、次は洗濯機と水栓を繋ぐために給水ホースを取付けます。
1.給水ホースと水栓(蛇口)を繋ぐ
給水ホースの先端を蛇口に取り付けます。給水ホース先端にレバーがついていて、蛇口がワンタッチ水栓の場合は”カチッ”とレバーを引っ掛けるだけで取り付けができます。万能ホーム水栓を使っている場合は、4つネジ式のニップルを別途蛇口に取り付けてから給水ホースを取り付けましょう。
2.給水ホースと洗濯機を繋ぐ
樹脂性のナットが給水ホースについているかと思いますので、給水ホースを洗濯機本体に取り付けてナットをしっかりと締めるようにしましょう。ここまでできたら、作業を完了ですが念のため実際に洗濯機を使ってみて水漏れなどがしないか確認しておくと安心です。
もし引越しなどであれば洗濯機は置いていないと思いますので必要ありませんが、洗濯機の交換ということであれば先に古い洗濯機を取り外さなければいけません。
洗濯機の取り外し方は設置方法よりも簡単ですので安心してもらえればと思います。基本的には上記でご紹介した設置方法とは逆の手順で進めましょう。
最初に洗濯機のコンセントを外し、必ず蛇口が閉まっていることを確認してから給水ホースを取り外します。このとき給水ホースの中に残った水がこぼれることがありますので、床にタオルや雑巾、バケツなどを置いておきましょう。給水ホースが取り外せたら、アース線をドライバーを使って外します。
排水口の排水エルボについている排水ホースを取り外す際は、排水エルボの取り扱いに注意しましょう。賃貸マンションなどで最初から備え付けられている場合は、必ず置いておきましょう。自分が購入した場合は、念のため次の引っ越し先にも排水エルボを持っていくようにしましょう。賃貸マンションで引っ越し後に排水エルボがなくなっていたら、敷金が引かれることもあるので注意が必要です。
古い洗濯機はまだ使用できるのであれば、知人やリサイクルショップで引き取ってもらう事が可能ですが、使用できなくなった洗濯機の処分方法は廃棄処分です。その場合の処分方法は「家電リサイクル法」で決められていますので正しい処分方法で処分しなければなりません。
簡単に説明すると、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機はリサイクルしなければならないという法律です。処分する際は、これらを購入した店舗や住んでいる市区町村役所に連絡するか、自分で指定引取り場所に持ち込むという方法があります。
家電販売店で購入した場合、買い換えであれば古い洗濯機を引き取ってくれるサービスがあります。通常、家電販売店で購入した場合はこの処分方法になることが多いと思います。ネット通販で購入した場合もオプションとして予め依頼しておくことで引き取ってもらえる場合があります。
家電リサイクル券を購入して指定引き取り場所に持っていくと処分してもらえます。自分の車などで搬送できる場合は、この方法が早くて運搬量も発生しないのでオススメです。先に郵便局でリサイクル料金を支払ってから、近くの指定引取場所へ運搬します。
リサイクル料+運搬料がかかりますが、馴染みの家電販売店に直接依頼するのもおすすめです。煩わしい手続きなどが必要ないので、ご高齢の方はいつも使っている家電販売店に連絡される方が多いようです。
不用品回収業者に依頼する人もいますが、「無料で回収」という言葉には注意しましょう。正しく廃棄処分をする際には、必ず「お金」が発生します。お金が発生しないのは、人気機種で再販が可能な場合くらいです。不用品回収業者に依頼したら、「無料と聞いたのに何十万円もの高額請求をされた」というトラブルもあるので注意しましょう。
費用面からみると、「買い換え時の店舗引取り(下取りなど)」<「指定引取り場所への持ち込み」<「家電量販店の引き取りサービス」<「不用品回収業者」の順にかかる費用が多くなるのを覚えておきましょう。
今回は洗濯機の設置方法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。意外と簡単かも?と思っていただけたら幸いです。洗濯機は非常に重い家電ですので、運ぶ際には十分に注意して挑戦してみて下さい。もし重くて持ち運べない、挑戦したけれど難しいと思った場合は作業をやめて業者へ相談することをオススメします。
無理に作業を進めると水漏れなど重大なトラブルに繋がる可能性があります。もし水漏れトラブルが起きてしまった際は、生活救急車でも水漏れトラブルを解決しております。ホースから水が漏れてくるといった水漏れトラブルが起きてしまった場合はお気軽に生活救急車にご相談下さい。
分かりやすかった
引っ越し直前で洗濯機の外し方を調べていましたが、ポイントが分かりやすく助かりました。ありがとうございました。
よくわかりました
分かりやすかったです。
分かりやすく素人でも理解出来ました。有難うございます。
分かりやすくて、助かりました。