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キッチン水栓・蛇口の交換は自分でできる?水道業者が教える取り付け…

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キッチン水栓・蛇口の交換は自分でできる?水道業者が教える取り付け手順

説明 キッチンの蛇口を交換する際にかかる費用について、工事費込みの料金相場がわかるように実際の事例を掲載しながら解説しています。また、自分で蛇口を交換したいという方向けに、部品の選び方や交換手順もご紹介いたします。

※当サイトは、アフィリエイト広告を掲載しています。

キッチン水栓・蛇口の交換方法がわからなくて困っていませんか?

『蛇口の交換をしたいけど業者に依頼すると高そうだし、自分で挑戦してみようかな』という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただDIYに初めて挑戦する場合は、何から始めたらいいのかわからず失敗してしまうこともあります。

そこで今回は、キッチン水栓・蛇口の交換方法をご紹介します。


自分でできるキッチン水栓・蛇口の交換手順

キッチン水栓・蛇口の交換は、手順に沿って行えば自分で交換することもできます。

ただ、新しく用意する部品のサイズや蛇口の種類が違っていると取付できないこともあるため、部品選びは慎重に行う必要があります。

ここではまず、自分でできるキッチン水栓・蛇口の交換方法や新しい蛇口の選び方をご紹介します。

蛇口の種類と選び方

蛇口の種類と選び方

新しい蛇口を選ぶときは『蛇口の種類』、『蛇口のサイズ』を確認する必要があります。

既存の蛇口と異なるものを購入してしまうと取り付け穴の加工が必要となり、個人での作業は難しくなるので注意しましょう。

まずは、蛇口の種類を下記の表を参考に確認してみてください。


【キッチン水栓の種類一覧】

 
蛇口の種類 ワンホール混合水栓 ツーホール混合水栓 壁付混合水栓
画像

説明 天板に穴が1個だけ空いて、そこに蛇口がはめ込まれているタイプの蛇口です。ワンホール→ツーホールへの交換はできないので注意しましょう。 天板に穴が2個空いて、2つの穴に蛇口本体をはめ込むタイプの蛇口です。ツーホール・シングルレバー混合水栓とは異なる種類の蛇口のため、ツーホール→ツーホール・シングルレバーへの交換はできません。 壁に穴が2つ空いて、そこに蛇口が取り付けられているタイプの蛇口です。『壁付単水栓』の場合は、穴が1つだけ空いています。

蛇口の種類が確認できたら、取り付け穴の大きさを確認します。

大きさの測り方は『ワンホール』と『ツーホール』、取り付け穴の数によって異なるためそれぞれご紹介します。


  • 【ワンホール(取り付け穴が1つ)の蛇口のサイズ確認方法】
  • ・取り付け穴の直径

ワンホールタイプは、取り付け穴の直径を測ります。

サイズは33㎜~39㎜が一般的で、既存の蛇口がTOTO・LIXIL・KVK・SANEIなどの大手メーカーの製品なら、取り付け穴のサイズが共通となっているためそのまま交換することが可能です。

ただ、その他のメーカーの蛇口が取り付けられているときは、あらかじめサイズを測る必要があります。

また、希望の蛇口とサイズが合わない場合は、取り付け穴の加工を行う必要があるため蛇口交換業者への依頼をおすすめします。


  • 【ツーホールタイプ(取り付け穴が2つ)の蛇口のサイズ確認方法】
  • ・取り付け穴の直径
  • ・取り付け穴心間(2つの取り付け穴の中心同士の距離)

一方でツーホールタイプの蛇口は取り付け穴の直径のサイズに加えて、2つの取り付け穴の中心同士の距離も確認する必要があります。

取り付け穴同士の距離は各メーカー共通で203㎜となっていますが、コンパクトなシンクに取り付けられている場合は別のサイズとなっていることもあるので確認しておくと安心です。

蛇口のサイズを選ぶ自信がない場合は、既存の蛇口と全く同じ製品を選ぶことで確実に交換することができます。

メーカーや製品番号は蛇口の根元に貼られているラベルに印字されていることが多いので確認し、ネット通販やホームセンターなどで購入しましょう。

ただ、取付から10年以上経っている蛇口は、廃盤となっている可能性もある点に注意が必要です。

蛇口を交換する前の共通の準備

新しい蛇口が準備できたら実際に作業に入りますが、作業の前に下準備を行っておくとスムーズです。

蛇口交換にはいくつかの工具が必要となりますので、蛇口と一緒に準備しておきましょう。


手順1:交換に必要な道具を準備する

手順1:交換に必要な道具を準備する

あらかじめ蛇口交換に必要な道具を準備しておくと、スムーズに作業を行うことができます。


  • 【蛇口交換に必要な道具一覧】
  • ・モンキーレンチ
  • ・ウォーターポンププライヤー
  • ・プラスドライバー
  • ・マイナスドライバー
  • ・タオル、雑巾
  • ・新聞紙、ダンボール

手順2:周辺を整理・養生する

手順2:周辺を整理・養生する

交換を行う際に水が漏れたり汚れが落ちる可能性があるため、新聞紙やダンボールなどを床に敷いて養生します。

また、シンク下の収納棚に物が入っている場合は、すべて出して空にしておきましょう。


手順4:止水栓を止める

手順4:止水栓を止める

シンク下の給水管に設置されている、止水栓を時計回りに回して閉めます。

ハンドルが付いている場合は手で、ついていないときはマイナスドライバーを使用して回しましょう。

止水栓が見当たらない場合は、壁の裏(点検口の中)に設置されていることもあるので、点検口を開けて確認してみてください。

また、長らく止水栓を操作していないと固くて回らなかったり、止水栓自体がついていないこともあります。

この場合は、屋外に設置されている『水道の元栓』を閉めることで水を止めることが可能です。

※水道の元栓を閉めるとキッチン以外の水回りの水も止まります。

ワンホール混合水栓を自分で交換する手順

ここでは、ワンホール混合水栓の交換方法をご紹介します。


手順1.止水栓を閉めておく

止水栓を閉めておく

キッチンのシンク下の収納棚の中に設置されている止水栓を、時計回りに回して閉めます。

ハンドルが付いているタイプは手で回し、ついていない場合はマイナスドライバーを使用しましょう。

止水栓を閉めずに作業を行うと、途中で水が噴き出して周りが水浸しになり、床材を傷めたり階下への漏水被害につながる恐れもあるので必ず忘れずに閉めましょう。


手順2.給水栓を接続している左右のナットをレンチで取り外す

給水栓を接続している左右のナットをレンチで取り外す

シンク下の収納棚の中に設置されている給水ホースのナットを、水・お湯の両方ともレンチで反時計回りに回して取り外します。

給水管を取り外す際は残留水がこぼれてくることがあるので、バケツで水を受ける、タオルなどを敷いておくことをおすすめします。

止水栓に取り付けられている逆流防止弁も、古くなっている場合は交換しておくといいでしょう。


手順3.カウンター下で水栓を固定しているナットをレンチで取り外す

カウンター下で水栓を固定しているナットをレンチで取り外す

キッチンカウンターに水栓を固定しているナットを、レンチで反時計回りに回し、ある程度緩んだら手で回して取り外します。

一般的なレンチでは回しにくく感じるときは、立水栓取り付けレンチを使用するのもおすすめです。


手順4.カウンターの上から水栓を持ち上げて外す

カウンターの上から水栓を持ち上げて外す

カウンターの上から水栓を持ち上げ、給水栓なども一緒に引き抜きます。

蛇口が取り外せたら、取り付け穴の周辺に付着している汚れを掃除しておきます。

主に水垢が原因となっている汚れなので、酸性の洗剤を使用することできれいに落とすことができます。


手順5.台座が設置されているときは固定ねじをプラスドライバーで緩めて取り外す

台座が設置されているときは固定ねじをプラスドライバーで緩めて取り外す

蛇口の種類によっては台座が設置されていて、カウンターの上から固定されているタイプもあります。

台座が設置されているときは、固定されているネジをプラスドライバーや六角レンチを使用して取り外します。


手順6.新しい台座をカウンターに設置し、プラスドライバーでネジを取り付ける

新しい台座をカウンターに設置し、プラスドライバーでネジを取り付ける

取り付け穴に新しい台座を差し込み、蛇口の設置向きを取扱説明書を見ながら確認してからネジで固定します。

ネジの締めが甘いと蛇口がぐらつく原因となってしまうため、しっかり締めましょう。


手順7.シャワー付きの場合は取り付ける前にホースをすべて引き抜いておく

シャワー付きの場合は取り付ける前にホースをすべて引き抜いておく

シャワーホース付きの混合水栓に交換する場合は、取り付ける前にホースを引き出し、逆止弁が付いている場合は取り外しておきます。

そのまま取り付けるとホースが絡まって取り付けにくいので、あらかじめ出しておくことをおすすめします。

ただ、強く引きすぎてしまうと、本体の中に入り込んでしまうので注意しましょう。


手順8.台座に給水ホース・シャワーホースを通して水栓を設置し、引き抜いたシャワーホースを元に戻す

台座に給水ホース・シャワーホースを通して水栓を設置し、引き抜いたシャワーホースを元に戻す

台座の穴に給水ホースを1本ずつ差し込んで、本体を台座の上に下ろしたら、引き出したシャワーホースを元に戻します。


手順9.水栓の根元にあるネジをプラスドライバーで閉めて本体を固定する

水栓の根元にあるネジをプラスドライバーで閉めて本体を固定する

止めビスを使って台座に蛇口を固定したら、ビスキャップをはめてビスを隠します。

固定が緩いと蛇口がぐらつく原因となってしまうため、しっかり最後まで締めましょう。

また、ネジの形状は蛇口の種類によって異なり、専用の工具が必要となる場合もあります。


手順10.カウンター下の2本の給水ホースを、アダプターを使って止水栓とつなげる

カウンター下の2本の給水ホースを、アダプターを使って止水栓とつなげる

止水栓に新しい逆流防止弁を取り付けて、給水ホース・給湯ホースを接続します。

逆流防止弁を取り付けるときは止水栓が回ってしまわないように、しっかり固定した状態で行いましょう。

給水ホースの接続は『カチッ』と音がするまで差し込むワンタッチタイプと、ホースを差し込んでからクリップを取り付けるタイプの2種類があります。


手順11.シャワーホースをシャワーホースソケットに取り付ける

シャワーホースをシャワーホースソケットに取り付ける

シャワーホースに、手順7で取りはずした逆止弁を時計回りに手で回して取り付けます。

逆止弁を取り付けたら、シャワーホースソケットに接続してクリップ・キャップを取り付けます。

クリップは、ホースと逆止弁のつなぎ目を挟むように取り付けましょう。


手順12.止水栓を開けて水を流し、水漏れが起こっていないか確認して完了

止水栓を開けて水を流し、水漏れが起こっていないか確認して完了

止水栓を反時計回りに回して開き、蛇口のレバーを持ち上げて水を流します。

万が一水漏れが発生している場合はナットが緩んでいたり、接続部分に取り付けるはずのパッキンを入れ忘れている可能性があります。

水漏れしている原因がわからない場合は、蛇口交換業者に依頼して取り付け直すことも検討してみてください。

>>>蛇口交換業者に依頼した場合の料金はこちら

ツーホール混合水栓を自分で交換する手順

ここでは、ツーホール混合水栓の交換方法をご紹介します。


手順1.止水栓を閉めておく

止水栓を閉めておく

キッチンのシンク下の収納棚の中に設置されている止水栓を、時計回りに回して閉めます。

ハンドルが付いているタイプは手で回し、ついていない場合はマイナスドライバーを使用しましょう。

止水栓を閉めずに作業を行うと、途中で水が噴き出して周りが水浸しになり、床材を傷めたり階下への漏水被害につながる恐れもあるので必ず忘れずに閉めましょう。


手順2.カウンター下の、左右の給水栓接続ナットをレンチで外す

カウンター下の、左右の給水栓接続ナットをレンチで外す

カウンター下に取り付けられている、給水管・給湯管と接続しているナットを反時計回りに回して取り外します。

モンキーレンチではナットが回しにくいときは、立水栓取り付けレンチを使用することがおすすめです。


手順3.蛇口本体を外す

蛇口本体を外す

カウンター下の水栓本体を固定しているナットを、時計回りに回して取り外します。

給水栓接続ナット同様に、一般的なレンチでは取り外しにくいときは立水栓取り付けレンチを使用しましょう。

ナットが取り外せたら、カウンターの上から蛇口本体を持ち上げて引き抜きます。


手順4.新しい水栓を穴に合わせて設置する

新しい水栓を穴に合わせて設置する

新しい水栓を取り付け穴に合わせて差し込み、カウンターの下からパッキン→座金の順に取り付け、ナットを時計回りに回して締めます。

このときもレンチが使いにくい場合は、立水栓取り付けレンチを使用しましょう。

パッキンは取り付け忘れたり、古いものをそのまま使用すると水漏れが発生する原因となるため注意が必要です。


手順5.給水管を接続する

給水管を接続する

給水管・給湯管の接続部分にパッキンを入れ、それぞれ蛇口と接続し、ナットを時計回りに回して固定します。

ここでもパッキンを入れ忘れてしまうと、水漏れが発生する原因となるため注意しましょう。


手順6.水漏れがないか確認して交換完了

水漏れがないか確認して交換完了

止水栓を反時計回りに回して開き、水漏れがないか確認します。

万が一水漏れが発生している場合はナットにゆるみがないか、パッキンを入れ忘れている箇所がないかをチェックしましょう。

水漏れの原因がわからない場合は、蛇口交換業者に依頼して取り付け直してもらうことをおすすめします。

>>>蛇口交換業者に依頼した場合の料金はこちら

壁付け混合水栓を自分で交換する手順

ここでは、壁付け混合水栓を自分で交換する方法をご紹介します。


手順1.止水栓を閉めておく

止水栓を閉めておく

キッチンのシンク下の収納棚の中に設置されている止水栓を、時計回りに回して閉めます。

ハンドルが付いているタイプは手で回し、ついていない場合はマイナスドライバーを使用しましょう。

止水栓を閉めずに作業を行うと、途中で水が噴き出して周りが水浸しになり、床材を傷めたり階下への漏水被害につながる恐れもあるので必ず忘れずに閉めましょう。


手順2.水栓をクランクから取り外す

水栓をクランクから取り外す

クランクと水栓を固定しているナットを反時計回りに回してゆるめ、本体を取り外します。

水栓から残留水がこぼれることがあるので、移動させる場合はタオルなどで受けておくことがおすすめです。


手順3.両側のクランクを取り外す

両側のクランクを取り外す

クランクを、手で反時計回りに回して左右両方とも取りはずします。

このとき固くて取り外せない場合は、無理に回してしまうと配管に傷が付いたり破損する恐れがあるので注意しましょう。

また、蛇口本体が古い場合は配管に取り出し金具がついておらず直接配管に接続されていることもあり、無理に回すと配管が共回りして変形してしまう事もあります。

配管が変形してしまうと壁を開口する大きな工事が必要となるため、古い蛇口で取り外しにくいい場合は蛇口交換業者に依頼することをおすすめします。


手順4.配管内の汚れを掃除する

配管内の汚れを掃除する

クランクが取り外せたら、配管内のゴミを歯ブラシなどを使ってきれいに掃除します。

特に既存蛇口のシールテープのかすなどは配管内に残りやすいので、完全に取り除きましょう。

ただ、こびり付いた錆などの頑固な汚れを無理に除去しようとすると配管に穴が開いてしまう事もあるため、どうしても取れない汚れはそのままにしておくのが無難です。


手順5.クランクの取り付け回転数を確認する

クランクの取り付け回転数を確認する

クランクにシールテープを巻く前に、実際に取り付け穴にクランクを差し込み、取り付け穴に何回転で設置できるかを確認します。

左右両方とも取り付けできたら、物差しを使用して左右のクランクの高さが壁と平行になっているかもチェックしましょう。

取り付け回転数が確認できたら、再度クランクを取り外しておきます。


手順6.クランクにシールテープを巻き付ける

クランクにシールテープを巻き付ける

取りはずしたクランクの2つ目のネジ穴から、シールテープを6~7回転を目安に時計回りに巻き付けます。

巻き付け終わったら、ネジ山に沿って指でしっかりシールテープをなじませましょう。

万が一逆向きに巻いてしまうと、水漏れが発生する原因となるため注意が必要です。

シールテープの詳しい撒き方はこちらの『洗濯機蛇口の水漏れ原因と直し方』のページ下部でご紹介しているので、参考にしてみてください。


手順7.取り付け穴にクランクを設置する

取り付け穴にクランクを設置する

手順5で数えた回転数から『-1回転』した回数時、計回りに回してクランクを取り付けます。

(確認した数ときの回転数が5回転なら、取り付けは4回転で行う)

左のクランクから取り付け、右のクランクは最後まで回転させず、『への字』 になる位置で止めておくのがポイントです。

万が一回転させ過ぎてしまった場合など、クランクを逆回転させてしまったときはシールテープを巻く作業からやり直しになるので注意しましょう。


手順8.クランクに水栓本体を取り付ける

クランクに水栓本体を取り付ける

クランクと水栓本体の間に、パッキンを入れます。入れ忘れると、水漏れの原因となるので注意しましょう。

クランクはへの字の状態のまま左のクランクから水栓を仮止めし、右のクランクに取り付け穴が届く位置に調節します。

この時右のクランクの位置は触らずに、水栓を取り付けた左のクランクのみ右に動かして位置調節を行いましょう。

右のクランクまで届いたら、こちらもナットで仮止めします。


手順9.水栓の角度を調節する

水栓の角度を調節する

仮止めした水栓を時計回りにゆっくり動かして、水栓が水平になるように角度を調整します。(クランクの向きが『ハの字』になるように)

右に動かしすぎて再度左側に戻してしまうとシールテープが千切れて水漏れが発生する原因となるため、位置調整は慎重に行いましょう。

万が一逆方向に動かしてしまったときは、再度手順6のシールテープを巻くところからやり直します。

位置が決まったら、レンチでナットをしっかり固定します。


手順10.水漏れがないか確認する

水漏れがないか確認する

水栓本体が取り付けられたら止水栓を反時計回りに回して開き、水漏れがないか確認します。

万が一水漏れが発生している場合は、シールテープが千切れている、パッキンの入れ忘れ、ナットがきちんと固定されていない場合が考えられます。

水漏れの原因がわからないときは、蛇口交換業者に依頼して再度取り付け直しを行うことも検討してみてください。

>>>蛇口交換業者に依頼した場合の料金はこちら


メーカー別の蛇口交換の施工説明書が調べられるサイト

蛇口の交換方法は、メーカー・製品によって細かい手順などが異なる場合があります。

そのため、作業を行う場合は蛇口に付属している取扱説明書を確認しながら行うのが安心です。

取扱説明書を紛失してしまったという場合は各メーカーが公式ホームページで公開している施工説明書を参考にしてみてください。



自分でキッチン水栓交換をDIYするときの注意点

手順に沿って行えば、キッチンの水栓交換はDIYでも行うことができます。

ただ、初めて交換作業を行う場合、部品を間違えてしまったり、作業の途中で別のトラブルが発生したりする可能性があるため注意が必要です。

そこでここでは、自分でキッチン水栓交換をDIYするときの注意点やよくある失敗例をご紹介します。

購入した水栓・蛇口が物理的に取り付けられない失敗例

購入した水栓・蛇口が物理的に取り付けられない失敗例

初めてDIYに挑戦する方に多いのが、取付できない蛇口を間違えて購入してしまったという失敗です。


  • 【蛇口交換でよくある失敗例】
  • ・蛇口の口径を間違えて購入してしまった
  • ・既存の蛇口がツーホールタイプなのにワンホールタイプを購入してしまった
  • ・タッチレス水栓を購入してしまった

蛇口の取り付け穴のサイズは、大手メーカーの場合共通サイズとなっている場合もありますが、物によってはサイズが異なっている可能性もあります。

インターネットでノーブランドの蛇口を購入した、共通サイズ以外の蛇口メーカーから購入した場合はそのまま取り付けられないこともあるので注意しましょう。

また、『既存の蛇口はワンホールタイプタイプだけどツーホールに交換したい』というときも、既存の取り付け穴では設置することができません。

新しい取り付け穴を開ける作業が必要となるため、個人での作業は難しくなります。

さらに、キッチンの蛇口で人気のタッチレス水栓への交換は製品によっては電気工事が必要となるため、限られた業者でしか行うことはできません。

タッチレス水栓への交換を検討している場合は水道業者やメーカー、リフォーム業者などに相談しましょう。

壁付き蛇口の固着は給水管破損に要注意

壁付き蛇口の固着は給水管破損に要注意

長年使用している壁付混合水栓は、給水湯管とクランクが固着してしまっている可能性があります。

固着している状態で無理に回そうとすると給水湯管が共回りして傷が付いたり、変形・破損してしまう原因となります。

万が一無理に回してしまい給水管に破損が見られる場合は、壁を開口して給水管の交換作業が必要となるため水道業者に依頼して修理を行いましょう。

水栓ホースは切断加工が必要なこともある

水栓ホースは切断加工が必要なこともある

水栓ホースと止水栓までの距離は300㎜程度が一般的となっていますが、まれに短い・長いなど長さが合わないことがあります。

ホースの長さが長すぎてしまう場合はパイプカッターで長さの調節をするか、パイプがやわらかく曲がるタイプなら曲げて取り付けましょう。

一方で短すぎて止水栓まで届かない場合は、ホームセンターやネットショップなどで長さのあるフレキシブル管を購入するか、継ぎ足しソケットを使用して対応しましょう。


生活救急車にキッチン水栓交換を依頼した場合の費用相場




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生活救急車のキッチン水栓・蛇口交換の料金表

生活救急車でキッチン水栓・蛇口交換を行った場合の基本料金をご紹介します。

使用する蛇口の種類や取付状況によって料金が異なるため、正確な料金に関しては現地でのお見積りにてご案内しております。


【生活救急車で蛇口交換を行う場合の基本料金一覧】

料金項目 作業料金(税込)
調整作業等 ¥8,800~
パッキン・スピンドル・スパウト等部品交換 ¥11,000₊部品代~
単水栓(壁付/デッキ式)交換 ¥13,200+部品代~
混合水栓(壁付/デッキ式/ワンホール) ¥16,500₊部品代~
分岐水栓取付(食洗器・浄水器等) 現場お見積り

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キッチン水栓・蛇口交換の作業・料金事例

キッチン水栓、蛇口交換を水道業者に依頼するとき、どのくらいの費用がかかるのか大体でも知っていると安心できると思います。

ここでは、生活救急車で実際に対応したキッチン水栓・蛇口交換の作業・料金事例をご紹介します。


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水漏れする台所の単水栓交換

水漏れする台所の単水栓交換

台所の水栓から、水が漏れているとのことで訪問しました。

蛇口を閉めても、ポタポタと水が漏れる状況でした。

蛇口内部品の交換と水栓本体の交換を提示し、長期的に安心して使用できる本体交換をさせていただきました。


項目内容 料金(税込)
台所の単水栓交換 13,200円
LIXIL 部品代 4,180円
合計 17,380円

水漏れに伴う台所水栓の交換

水漏れに伴う台所水栓の交換

キッチンにある、2ハンドル混合水栓の吐水口から水漏れが発生していました。

ハンドルによる止水が行えず、また他の接続部からも水漏れが起きている状況でした。

経年劣化による各パーツの故障、破損が原因となっていたため2ハンドル混合水栓の本体交換を行いました。


項目内容 料金(税込)
台所 混合水栓交換 16,500円
LIXIL 部品代 15,620円
防さび処理 5,500円
合計 37,620円

不具合による台所の混合水栓交換

不具合による台所の混合水栓交換

台所の水栓金具が、左右に振ると固いとのことで現場に訪問しました。

長年使用による経年劣化が原因となっていたため、LIXILの水栓に交換いたしました。


項目内容 料金(税込)
台所混合水栓交換 16,500円
LIXIL 部品代 34,100円
合計 50,600円

破損したキッチンの混合水栓交換

破損したキッチンの混合水栓交換

キッチン水栓のレバーが、物理的に破損している状況でした。

経年劣化のためレバー上部パーツのみ取り寄せ交換もできましたが、日数がかかること、他のところも青さびが付着するなど経年劣化していたこともあり、新しい水栓に交換させていただきました。


項目内容 料金(税込)
台所 混合水栓交換 16,500円
LIXIL 部品代 35,750円
合計 52,250円

根本から水漏れする台付き水栓を交換

根本から水漏れする台付き水栓を交換

キッチン水栓の根元からジンワリ水が漏れており、悪化して噴き出さないか不安になられていました。

水栓を9年から10年使用しているとのこと、カートリッジの破損でジンワリ水が漏れ出ている状態でした。

カートリッジ交換の場合と、水栓一式交換の場合の見積もりを2種類提示して水栓交換を選択されました。

配管も古いため、接合には防水処理を施しました。


項目内容 料金(税込)
台所 ツーホール混合水栓交換 16,500円
LIXIL 部品代 34,100円
台所 防水処理 軽作業 8,800円
合計 59,400円

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キッチン水栓・蛇口交換は自分でできる?まとめ

今回は、キッチン水栓・蛇口交換を自分で行う方法をご紹介しました。

キッチンの蛇口を交換したいけどできるだけ費用を抑えたいという場合は、自分で行う方法があります。

正しい部品を準備して手順に沿って行えば、DIY初心者の方でも行うことができるため挑戦してみてはいかがでしょうか。

ただ、取り付けられる蛇口が間違っていたり手順が抜けたりすると水漏れなどのトラブルが発生することもあるので、不安な場合は専門の業者に依頼することも検討してみてください。

生活救急車でも、キッチンの蛇口交換作業を承っております。現地でのお見積りから対応しておりますので、お困りの場合はお気軽にお問い合わせください。


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生活救急車 編集部
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生活救急車が運営するレスキューなびでは、暮らしのお困り事に役立つ情報として、トラブル解決に導くノウハウや当社の事例をお届けいたします。
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業者に頼む前に見ておけばよかった。シールテープの必要を知らずに自分で交換したところ継手部分から水漏れが生じてしまいました。一万円以上の無駄遣いになりました。

排水ますから、台所、洗面台、お風呂場まで。配管匂い消しまで、出来ました。大変参考になりました。これから蛇口の交換を順番にしていこうと思います。大変助かりました。

安心して作業が出来ます。 ありがとうございます。

良心的なサイトだと思いました 物によっては依頼した方が安くすみそう

解り易くて、自分で出来そうな気がしました。

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