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ディンプルキーの仕組み!空き巣・泥棒・ピッキング対策の鍵

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ディンプルキーの仕組み!空き巣・泥棒・ピッキング対策の鍵

説明 簡単に開けられない鍵にしたい!というニーズに応えられる、玄関ドアの鍵の防犯性の高い鍵といえばディンプルキーです。空き巣などの泥棒・ピッキング対策に効果的です。鍵交換する前に、どういうメカニズムなのか知りたいという方へ、このディンプルキーの構造や仕組みについて解説します。

ディンプルキーってどういう鍵

泥棒に入られたり、鍵を預けた相手に勝手に合鍵を作られてしまったとき、今使っている鍵よりも防犯性の高い鍵に交換したいと思いますよね。そして、泥棒による不正解錠対策で用いられているのが「ディンプルキー」ですがこのディンプルキーについてあまりどういうものか知らないまま鍵を交換するのは不安だと思います。

実は、ディンプルキーといっても普通の防犯対策に使う鍵と合鍵の複製防止対策で使うものとがあり価格や性能などが製品によって異なります。しかし、どの鍵がどういった性能か調べるのは大変ですよね。そこで今回は、ディンプルキーの基本的な仕組みやメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。

>>>関連記事:ディンプルキーシリンダー鍵交換料金費用!賃貸マンションも対応

>>>玄関ドアの鍵交換!業者の料金相場はいくら?ディンプルキー等

ディンプルキーの仕組み


引用:『GOAL|新技術紹介シリーズより』

一般的なギザギザした鍵に使われているピンシリンダーの内部構造は鍵を差し込むことにより、中に入っているピンが鍵の段差によってそれぞれ押し上げられ、正しい鍵であればシャーラインという部分が一直線に揃うことにより鍵が回るしくみになっています。

ディンプルキーに使われているディンプルシリンダーの内部構造も、鍵を差し込んでピンが押し上げられるところは同じですが、内部のピンの本数が増えています。キザギザした鍵で使われているピンシリンダーでは1列6本だったのが、ディンプルキーだと3列18本になっています。内部のピンの本数だけみても、3倍複雑になっていることになります。ピンの数が増え、立体的に配置されることでピッキングには10倍以上もの手間と時間が必要になると言われています。この、複雑な内部構造によって防犯性能が高められています。非常に高度なディンプルキーの場合、複雑に絡み合うピンをピッキングで解除するのは空き巣だけではなく、鍵屋さんでさえも難しい場合があります。

ディンプルキーと刻み(ギザギザキー)の違い

ディンプルキーの仕組みについてご紹介しましたが、普通の刻み(ギザギザキー)との違いがいまいち分かりませんよね。簡単にまとめると、下記のような違いがあります。

  • 【主な違い】
  • ・ディンプルキーの方が内部構造が複雑
  • ・鍵違い数がディンプルキーの方が多い(ピッキングが難しい)
  • ・ベースがあっても合鍵の作製が困難

現在、防犯性の面から新築の住宅には主にディンプルキーが使われているため刻み(ギザギザキー)を使われている方は年々減少しています。もし、刻み(ギザギザキー)を使っているのであればディンプルキーへの交換を検討してみるのもいいかもしれません。

CPマーク(防犯マーク)がついた鍵


引用:『日本ロック工業会|CPマークとは』

「CPマーク」が何か知っていますか?CPマークとは、泥棒などの侵入者が侵入するのを5分以上防ぐことができる製品・部品に使用することが許されるマークのことです。警察と民間団体が基準を決めているため、防犯対策を検討している場合はこのCPマークがついている鍵などを検討するといいでしょう。

  • 【CPマークが取り付けられている主な製品】
  • ・鍵(ディンプルキー)
  • ・ガラス(防犯ガラス)
  • ・防犯フィルム

ディンプルキーに交換するメリット・デメリット

鍵を交換しようと思っているけれど、安い刻みキーにするか高いけど防犯性の高いディンプルキーに交換するかで迷っている人もいると思います。そこで、ディンプルキーに交換するメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

ディンプルキーのメリット

ディンプルキーは、防犯性が高いだけの鍵だと思っていませんか?実は、防犯性以外にもいろいろなメリットを持った鍵なんです。あまり意識されていませんが、下記のようなメリットがあります。
  • 【メリット】
  • ・ピッキングされにくい
  • ・ドリリング(ドリルで壊す)耐性が強い
  • ・鍵の抜き差しがしやすい
  • ・合鍵の複製が困難

いろいろなメリットがありますが、気になるのが「合鍵の複製が困難」ではないでしょうか?実は、ディンプルキーの複製は元の鍵がなければ鍵穴を見ての複製は非常に困難になるだけでなく、元の鍵があっても複製ができないディンプルキーもあります。有名なものでいうと、カバスター社のカバスターネオなどは登録制のディンプルキーなので本人がメーカーに直接作成依頼をしなければ合鍵を複製することはできません。

鍵を誰かに渡す機会がある人は、カバスターネオなどの登録制のディンプルキーへの交換を検討されてみるのもいいかと思います。

>>>防犯性の高い鍵比較!玄関ドア鍵交換おすすめはディンプルキー!

ディンプルキーのデメリット

ディンプルキーは防犯性が高いなどのメリットがある一方で、その防犯性の高さから不便に感じる点もありますのでご紹介したいと思います。

  • 【デメリット】
  • ・こまめなメンテナンスが必要
  • ・合鍵の複製が困難

ディンプルキーはシリンダー内部の構造が非常に複雑になっているため、ホコリやゴミなどがつまって鍵が動かしにくくなることがあります。そのため、定期的に専用の潤滑スプレーを使ってシリンダー内を掃除する必要があります。また、合鍵を複製したいときはメーカーに依頼しなければならないので手間と時間がかかります。

シリンダー内の掃除は専用の潤滑剤スプレーを鍵穴にたっぷり吹きかける、合鍵がほしいときは早めにメーカーに依頼しておくようにすれば問題ありませんがそういったことが面倒だと思われる場合はやめておいた方がいいかもしれません。

ディンプルキーに交換する人が注意したいこと

ディンプルキーのメリットやデメリットについてご紹介しましたが、これからディンプルキーに交換しようと思っている人が注意しておいたほうがいいことについてもご紹介したいと思います。

全部が登録制シリンダーじゃない

最初に覚えておいてほしいのが、「ディンプルキーならなんでも登録制シリンダー」ではないということです。カバスターネオなどは登録制シリンダーで合鍵の複製がメーカーにしかできませんが、登録制シリンダーでないディンプルキーであればベースとなる鍵があれば鍵屋で作成することも可能なものがあります。

そのため、合鍵の複製が困難なディンプルキーに交換したい場合は交換する鍵が「登録制シリンダー」かどうかを必ず確認するようにしましょう。

鍵を紛失したら基本破壊開錠

鍵は「紛失したときのことを想定して」作られてはいません。そのため、ディンプルキーのような防犯性の高い鍵を紛失してしまった場合は錠前を破壊してドアを開けるのが一般的です。ディンプルキーを非破壊で開けるのは鍵屋でも非常に困難なため、鍵は絶対になくさないようにしましょう。よく鍵をなくすというのであれば、電子錠やキーレス錠のほうがおすすめです。

>>>電子錠後付け!玄関ドアの鍵キーレスタッチキー料金相場

ディンプルキーの仕組みまとめ

今回は、ディンプルキーの仕組みやメリット・デメリットなどについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。ディンプルキーは防犯性の高い鍵ではありますが、製品によって細かい機能などが違ってきます。

人によっては、ディンプルキーよりも電子錠やキーレス錠の方が目的にあっているということもあるため鍵を交換する際はじっくりと色々な鍵を検討してみるといいでしょう。