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説明 鍵屋の選び方について、解説しています。よく言われる「地元の鍵屋」「愛想のいいおじさん」が話さない「仕事を得るために使っているお金のこと」についても、この記事でお話いたします。
「鍵屋を探しているけれど、何を基準にして選べばいいかわからない」
上記のようなことで、悩んでいませんか?
「鍵屋 選び方」で検索すると、色々なサイトが出てきますが、どこも同じようなことを言っているので余計に迷う方が出てくると思います。
そこで今回は、はじめて鍵屋を呼ぶという方に向けて、鍵屋の選び方や注意点などをご紹介します。
鍵屋は「格安でDIYしてくれるいいおじさん」ではなく、「お金をもらって対価として、適切なサービスを施すサービスマン」です。
サービスマンなので、仕事を得るために色んな場所でお金を使っていますが、「DIYおじさん」の方がイメージがいいので、お金のことはめったに話しません。
そこでここでは、一般の人が知らない「仕事を得るための色んな場所とお金」について紹介いたします。
あなたは、口コミサイトを使っていますか?
サイトにもよりますが、口コミサイトのランキングでは、お金を払うと上位表示されるものがあります。
また、一見、第三者の口コミサイトに見えて、アフィリエイト報酬が発生する業者を上位に表示させたサイトも存在しており、「口コミサイトにお金を払った業者」が上位にくるような仕組みになっていたりします。
「でも、口コミサイトは一般の人の口コミもあるでしょ?」と思った方は、自分で試しに口コミを投稿してみましょう。
自分で投稿した口コミがすぐに反映されない場合、サイト側で投稿がコントロールされています。
Googleマップの口コミでさえ、偽アカウントを作って自社の良い口コミを投稿したり、他社の嘘の口コミを投稿する業者もいるので要注意です。
口コミは、「現実の信頼できる知り合い」か「一度使ってよかった口コミサイト」の口コミ以外は信じない方がいいでしょう。
「地元の鍵屋さんが安くて安心」という定番フレーズがありますが、人口が減少している今、「〇〇市のみ対応した鍵屋」というような鍵屋はほとんどありません。
大体が、「〇〇県の〇〇市~〇〇市」や「〇〇県と〇〇府」などのように、広範囲の地域をカバーしています(じゃないと仕事が足りないので)。
そして、広範囲から仕事を取るための「広告費」や「受付・作業員の人件費」が発生しますので、地元の業者なら広告費や人件費がかからないから安いというイメージは捨てたほうがいいでしょう。
最終決定は「見積り書」を確認してからにしましょう。
例えば、地元の小さな鍵屋と全国区の大きな鍵屋で料金が同じということはありえます。
料金が同じであれば、「感じの良さ」「受付や対応時間の長さ」などお金以外のところを比較して自分がいいと思う業者を選べば失敗する可能性は低いでしょう。
下記2つの理由から、電話で「〇〇円です!」といったように、確定料金が出ることはありません。
たとえば、「シリンダー交換」といっても、通常の交換だけの作業で済む場合とストライクの位置調整や取り付け穴の拡張といった追加作業が発生する場合があります。
この追加作業は、現場のドアの状態と交換できる部品の種類によって異なるので、電話や写真では判別することができません。
「鍵屋の選び方」についてですが、実は、やることは2つだけです。
ここでは、上記2つのやり方についてご紹介します。
「見積り書をもらう」ときですが、「見積り無料」であることをはっきりさせておきましょう。
いまどきは、大体の業者が見積り無料でやっていますが、中には見積りだけでお金が発生する業者もあるので上記のように確認しておきましょう。
また、心配な場合は、電話機の録音機能を使って会話を録音しておくと安心です。
見積り書の比較についてですが、一例をご紹介します。
「鍵をなくしただけなので、シリンダーのみを交換すればいい。だから、見積書Aが安くていい!」と思いませんか?
しかし、「錠前丸ごと交換して、シリンダーのみの交換と5,000円しか変わらないなら、10年以上前のものだし見積書Bで交換しておこうかな?」という人もいます。
金額が似ていても、「作業内容」が違うということはよくあることですので、見積書をもらったら作業内容も確認しておいたほうがいいでしょう。
見積り書に書かれた作業内容の意味がわからなければ、「見積りを出した業者」に直接聞いてみましょう。
ネットで単語の意味を調べてもいいですが、見積りを出した人によって単語の使い方が異なることもあるので、見積りを出した人に直接聞くのが安心です。
また、業者Aが出した見積もりを業者Bに「業者Aの見積りの、”ここ”ってどういう意味ですか?」と聞いても業者Bには分からないので、業者Aに直接聞きましょう。
大体、3社見積り書を取れば、自分が依頼している作業の料金相場がわかるようになります。
「鍵を紛失して、夜遅い時間だし・・」というような場合でも、見積り無料の業者を3社同時に呼んでも業者側は気にしません。
たとえ、断った2社がムスッとしても、選んでくれた1社は味方をしてくれますので、急いでいる場合でも複数の見積り書を取って確認されることをおすすめします。
ぼったくり鍵屋の回避テクニックを生活救急車スタッフの玉置恭一が動画で解説します。
これを見ていただいて、このテクニックを実行していただくことで、ご依頼した時にぼったくりに遭う被害が軽減されると思いますので、実践していただけたら幸いです。
私でもこういったお仕事をさせてもらってますので、実際にぼったくり被害の実例を色々と相談を受けていますので、その実例についてお話しさせていただきます。
2つ目は具体的な回避方法6つということになります。
これを実行していただくことによって、しっかりとぼったくりに遭わないように対策をしていただく、というヒントをお伝えしたいと思います。
この3つに提示させていただきました。
これはサービス前に提示したら5,000円だとして、作業終了は20,000円になりますと急に値段が上がっているように、サービス後上乗せされてしまっているっていうケースですね。
作業前に「保証料込みですよ」と話していたのに、作業終了後に何かトラブルがあった際に問い合わせたら、「いやそれは入ってませんよ。それは別料金になります」って言われてしまうようなケースです。
ぼったくり鍵屋をこの3つに定義してお話をさせていただきたいと思います。
これは事前に何も言われていないのに現場まで行って断ったら、「キャンセル料・出張料が発生します」ということで取られてしまうというケースで、これは非常に多いですね。
現場調査というのは大いにあり得る話です。見てみないと金額が確定できないということがありますが、現場調査をもう通り越して作業にかかってしまって後々確認したら、「終わりました。いくらいくらです。」と高額請求をされてしまうケースで、これも多いです。
「5,000円で大丈夫です。」ということで作業にかかってもらったら、終わったら「こういうのが発生したので15,000円なります」と急に料金がかかってしまうケースですね。
これに関しては料金表とかそういったものを元に説明するのではなくて、業者さんの口頭だけの料金説明で作業をしてもらった後、念の為、調べたら会社が提示している料金と全然違ってたり、同じサービスなのに金額が違うということに気づく、そういったケースです。
これに関しても、この料金に保証が含まれていると思って納得したのに、後々聞いてみたら、「そんなの入ってませんよ、別料金で発生しますよ」という風に言われてしまうケースになります。
それは、家に来た後、作業に入った後、もう何もかもが、後手後手に回ってしまっているというところにポイントがあります。
大事なのは回避するタイミングを後後から前前にするということになります。家に来る前、作業に入る前にしっかりと回避するということが重要になっています。
では、そのタイミングに合わせた回避方法をこれから説明させていただきたいと思います。
サイトに書いてあることもあると思うんですけども、字が小さかったリ、わかりにくかったりしますので、電話の段階でしっかり確認をしておきましょう。
その会社に料金表が存在するのかどうなのか、これも電話の段階になると思うんですけどもしっかりと確認する。そして、作業前に料金表をもとに説明をしてもらえるのかどうかっていうところを確認しましょう。
そもそも、そこで渋ったり、「料金表はないですね」っていうようなお答えがある鍵屋は避けましょう。
口頭だけではなく、書面に起こすことによって、勝手に違う作業をされてしまうということも防ぎますので、しっかり作業前に見積書をもらうということを確認しましょう。
「これも発生しました、あれも発生しました」ということで、どんどん料金に加算されていってしまうということを防ぐためにも、この約束をしっかりしてもらいましょう。
状況を見て料金が変わるということはありえるのですが、事前に「こういった場合はこれぐらいかかりますよ」という概算料金を確認してから判断をしましょう。
これは、「これがついてたと思っていたのに」というトラブルを防ぐために書面でしっかりと記してもらって、それを渡していただくということで、このトラブルを防ぐということになりますのでこれは確認しておきましょう。
以上が6つの回避方法になります。では、おさらいしておきましょう。
こういったケースがあった前は実際にやってみてください。これで大分変わってくると思います。
見積りを取ったけれど、「え!こんなにするの!」というような見積りばかり集まった場合、「自分が呼んだ業者は全部ぼったくりだ!」と思うかもしれません。
鍵のトラブルは頻繁に遭遇するものではないので、料金を聞いて驚く人はたくさんいますが、その中でも高額になりやすい作業があります。
ここでは、鍵屋の作業で高額になりやすいものの一例をご紹介します。
車のイモビライザーキー(合鍵ではエンジンがかからない鍵)の作成は、鍵屋の作業の中でもとくに高額になりやすい作業です。
というのも、イモビライザーキーを作るための機械が『車種ごとに』数十万~数百万円かかるためです。
よっぽど急いでいない限り、メーカーやディーラーに純正キーを注文されることをおすすめします。
会社で使っている大型の業務用金庫や「いろはに」が刻印された古い金庫など、特殊な金庫の鍵開け(ダイヤル開錠)は通常の金庫の鍵開けよりも高額になります。
また、ベンツ・フェラーリ・アウディ・レクサスなど、高級車の鍵開けも「一般車よりも難しい鍵」が使われているので高額になります。
これらは、金額が高くなるだけでなく、「作業できる作業員」も限られてくるので、見積り時点で「私の技術力ではできません」と断られる可能性もあります。
鍵屋を選んで依頼をするとき、消費者が現場でできることを解説するため、実際に弊社スタッフが、鍵屋への電話問い合わせから作業完了までを撮影しました。
そして、生活救急車スタッフの玉置恭一がその映像を見て、鍵屋を選ぶ際にどんなところをチェックするべきか動画で解説しています。業者選びで参考にしていただけたらと思っておりますので是非ご覧ください。
最近ネットとかニュースで鍵屋さんを呼んだら、すごい高額を請求されてしまった、というようなケースが色々取り沙汰されております。
そこで今回は、業界の実態がどういうものなのか調査をしていきたいと思っております。実際に業者さんを呼んでみて、どういった対応するのか見ていきたいと考えております。
これはどういった鍵かといいますと、10年、15年ぐらい前に窃盗団に非常に狙われたという防犯性のあまりよくないシリンダー(鍵穴)になります。
開錠作業としてはあまり高度な技術を要さない、時間を要さず開けるという鍵穴になりますので、これを業者さんにお願いしてもらい、その時の対応を見ていきたいと思っております。
この鍵屋さん、インターネットで検索すると、結構上位に表示されまして、多くの依頼を対応しているんじゃないかなと思われる鍵屋さんですので、実際どういった対応しているのか、というのを見ていきたいと思っております。早速依頼してみましょう。
~住所確認中~
あと、作業料2,200円と技術料46,000円の違いというのがどこで区別しているのか、なかなか理解できない部分ではありますね。
お客様にとってみれば、どういった方法であれ言い訳なので、「違うやり方するとお値引きできます」とかっていうのも困る部分ではあるのかなっていう感じがしますね。
~作業員、扉の様子を確認中~
緊急性の高い状況で、疑問が残る状態で誤った判断をしないために、数社(他社)見積りを取れるように、この段階でキャンセルできるのか確認しながら、キャンセル料がかからないのであればもう一社他社の料金を確認するとか、相場観を確認することができれば被害には遭いにくいと考えます。
ただ、「防犯性に問題があるので鍵を交換した方がいいですよ」と、一番最初に言った「この鍵ちょっと高いんですよね」っていうのは矛盾してくるかなと思います。
見積もりとして作業前に提示して、そこでお値引き提案だったりというのをしっかりした上で最終的に22,000円という金額で確定させてお客様も納得しての対応というところで行くと問題はないかなと思います。一連の最終確認とか、提案とかっていう所の部分も何も問題なく、非常に良い対応ができているのではないかなと思います。
今回のとこで少し引っかかるとすれば、金額の相場がないので難しいですけど、ディスクシリンダーっていうタイプが技術料46,000円っていうのは、少し高額かなっていう感じはします。ただ、これは企業によっての料金設定ということになりますので、それが高い低いっていうのがどうこうっていうのは言えないと思います。
一つ言えるとすれば、その価格を提示された時にそれで納得してしまうのではなくて、他に比較するというような選択肢を持つ、それを持つがために一旦キャンセルするっていうところで、料金が発生するのかしないのか、今回の検証でそこは触れてないんですけども、キャンセルが発生するっていうような業者さんはできるだけ選ばない方がいいと思います。
後々比較できるようにキャンセル料がかからない業者さん、キャンセル料無料・見積り無料っていうような形で広告を出してる業者さんを選ぶことは重要なポイントになるかもしれません。待てないっていう状況であったとしても、比較する、見積もりをもらって他社も検討してみる、みたいな余裕をもって判断をするという事が一つ重要なポイントになるかなと思います。
でも、それはごく一部の業者であってしっかりと健全に経営をやっているっていう会社がほとんどだと思いますので、悪徳業者の評判なり、ニュースを鵜呑みにして、全てがそういう業者だと考えないで頂けたらありがたいと思います。
我々も引き続きしっかりと社員教育も行って、お客様に満足して頂ける対応をしっかり行なっていきたいと思っておりますので、その辺りは安心してご依頼していただけたらと思っております。
鍵屋を選ぶときは、「複数の鍵屋から見積り書をもらう→見積り書の内容を比較する」のがおすすめです。
業者によって料金体系は異なるので、納得がいくまで色んな業者の見積りを見比べてみましょう。
生活救急車でも、お見積りは無料で対応していますので、料金をお知りになりたい場合は、無料の現地見積もりをご利用ください。
※自己修理のレクチャーや、他社作業の金額に関するお問合せは承っておりません。
鍵屋さんを探していたので参考になりました
正に鍵の紛失でネットから業者を探している時に夫がこの記事を見つけた。そして役に立った。
痒いところに手が届く内容で、鍵業界に疎い素人にも分かりやすく親切。
勉強になった。
先に読めばよかった
玄関ドアをみてもらおうと業者を探していたので、助かりました。