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説明 庭木の手入れをしていて、ふと葉を見ると虫食いが・・・。植物を育てていると、葉っぱを虫に食われてしまうこともありますよね。では、どんな虫が葉っぱを食べているのでしょうか。今回は、庭木の虫食いと害虫についてご紹介したいと思います。
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虫食いというと、野菜や花壇の花の被害をイメージされる人が多いと思いますが、もちろん庭木についても虫食いの被害にあうことはあります。公園の桜の木などで、葉っぱに穴が空いている姿を見たことがある人も多いでしょう。まずは、庭木の葉っぱを食べてしまう害虫について5種類ご紹介したいと思います。
刺されると痛い毛虫は、庭木の葉っぱを食べて栄養を補給しています。よく、学校やマンションなどの掲示板、地域の回覧板などで毛虫発生時の注意が行われているので知っている人も多いでしょう。そんな毛虫ですが、幼虫のときは集団で行動することがあり、庭木の葉っぱを食い尽くして葉っぱがほとんどなくなってしまった木などもあります。
毛虫対策としては、冬は葉っぱの裏などに卵がついていないか確認、春~秋は葉っぱが食べられていないか確認するようにしましょう。卵や毛虫を見つけたら、枝や葉っぱを切り取ったり、庭木の消毒などを行って早めに駆除をしましょう。
幼虫のときは地中で根っこを食べて、成虫になると外に出て葉っぱや花を食べる虫です。庭木だけでなく、野菜や花壇の花など様々な植物の花や葉っぱを食べてしまいます。野菜や花壇の花だけでなく、樹木もコガネムシの被害で枯れてしまうことがあるため早めに駆除をした方がいいでしょう。
幼虫と成虫で生息している場所が違うため、対処方法が変わります。幼虫は土にいるため、植え付けの際に防除剤を撒いたり、土を掘って見つけ次第駆除していく方法があります。成虫の場合は外にでているため、薬剤散布もしくは、動きが遅いので捕まえて駆除するといった方法もあります。
ヨトウムシというと野菜につくイメージが強いですが、草花や果樹などにもつきます。ヨトウムシは集団で葉っぱを食べるため、気づいたら葉っぱがスカスカになっていたなんてこともあります。
卵や幼虫を見つけたら、取り残しがないように葉っぱごと除去してしまいましょう。葉っぱが食べられていて、ふんが落ちている場合は根元付近に隠れている場合があるので探してみましょう。
葉っぱや根っこを食べる害虫です。成虫は春から秋に発生して、葉っぱを食べてしまいます。また、幼虫はコガネムシと同じように土の中で孵化して葉っぱか根っこのどちらかを食べて土の中でさなぎになって、成虫になると土の中から出てきます。
他の虫と同じように、葉っぱごと処分、薬剤散布といった方法があります。幼虫の場合は、コガネムシのときのように、土に防除剤などを撒いて対策を行います。
虫食いに遭うと、景観を損ねるだけでなく、食べられた部分から病気の原因となる菌が感染したり、葉っぱで光合成ができなくなったり、根っこから栄養が吸収できなくなったりして、枯れてしまうことがあります。また、毛虫などのように人への害があるものもいるため、早めに対処することをおすすめいたします。
今回は、庭木の虫食いと害虫の種類などについてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。今回紹介した害虫以外にも、庭木の葉っぱや根っこを食べる虫はいます。そのため、害虫の種類などが分からず、どんな薬剤や対処法がいいか分からないときは専門の業者に任せることをおすすめいたします。