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説明 鍵が錆びてしまって困っていませんか?錆びた状態の鍵をそのまま使っていると鍵の操作が行いにくくなってしまうため、メンテナンスを行うことがおすすめです。そこで今回は、鍵の錆を落とす方法をご紹介します。
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鍵が錆びて困っていませんか?
錆びた状態の鍵をそのまま使っていると鍵の操作が行いにくくなってしまうため、メンテナンスを行うことがおすすめです。
ただしメンテナンス方法を間違えてしまうと、さらに悪化させてしまうこともあるのでNG方法も一緒にチェックしておきましょう。
そこで今回は、鍵の錆を落とす方法をご紹介します。
鍵の種類によって異なりますが、鍵はほとんどが洋白・黄銅(真鍮)・ステンレス鋼など錆びにくい素材でできているので、本来は『錆びにくい』性質を持っています。
このように錆びにくい素材にもかかわらず錆びが発生してしまう原因には、下記のようなものがあります。
ここでは、鍵が錆びてしまう原因についてご紹介します。
鍵が錆びてしまう主な原因は『もらい錆』と『間違ったメンテナンス方法』です。
まずは1つ目の原因であるもらい錆は、他の金属に発生している錆が移ってしまう現象です。
鍵にはさびにくい素材を使用していますが、錆びた金属のそばに置いておくと伝染してしまう場合があるので注意しましょう。
2つ目の原因は間違ったメンテナンス方法です。鍵は使っているうちに操作が行いにくくなったり汚れがついてしまうことがあるので、定期的に手入れを行っている方も多いと思います。
最近ナチュラルクリーニングとしてさまざまな場面で使用されている重曹は錆落としには効果的ではありますが、鍵に使用すると不具合が起こることもあります。
鍵のメンテナンスを行うときは正しい方法で行うことが大切です。錆落としを行う前にNG対処法も確認しておくことをおすすめします。
鍵に発生する青緑色の錆は『緑青』と呼ばれる錆です。これは空気中の硫黄と銅が化学反応を起こすことで発生する錆です。また水分や塩分が付着することでも発生することがあります。
この緑青は金属の腐食を防ぐ役割もあり、素材によっては重宝されていることもありますが、鍵にとっては不具合を起こす原因になるので放置するのはおすすめしません。
緑青が発生した場合は早めに落とすようにしましょう。
鍵が錆びていると思ったら『実はゴミがついているだけだった』ということもあります。鍵は精密機器のためちょっとしたゴミでも操作が行いにくくなります。
鍵に汚れが付いたまま操作を行うとシリンダー(鍵穴)の内部にもゴミがたまってしまい、さらに操作が行いにくいという悪循環が発生するので定期的なメンテナンスが必要です。
また鍵は消耗品のため、長年使っていると傷が付いたりして不具合が起こることもあります。鍵の寿命が来ている場合は交換も視野に入れることをおすすめします。
鍵は精密機器のため少しでもズレが生じると差し込みにくい、回らないことがあります。使いにくい鍵を無理やり使うと鍵穴に傷がつき、開かなくなってしまうこともあるので注意しましょう。
また、無理やり操作を行うと鍵が中で折れてしまうこともあります。鍵が折れてしまったとき、鍵穴から飛び出た範囲が多い場合は自分で取り出すこともできますが、完全に中でつまってしまうと業者への依頼が必要です。
万が一鍵が中で折れてしまった場合は、こちらのページで対処法や業者対応時の料金についてご紹介しているのでぜひご覧ください。
鍵の錆は自分でも落とすことができます。万が一のトラブルを防ぐためにも、錆が発生してしまったら取り除くようにしましょう。
しかし間違った対処法を使うと、錆を悪化させてしまうこともあるため注意が必要です。
ここでは、鍵の錆を落とす方法をご紹介します。
間違った錆の落とし方を使ってしまうと、新たに不具合が生じることもあるので注意が必要です。
ここでは、錆を落とす際にやってしまいがちなNG対処法をご紹介したいと思います。
鍵の錆を落とす方法で『重曹』を使った方法が紹介されていることもありますが、使い方によっては故障の原因になるためあまりおすすめしません。
鍵の表面はでこぼこしているため見えない部分に重曹が残ってしまい、そのまま使用すると鍵穴につまって不具合が生じる可能性があります。
重曹を使用すると実際に鍵の錆を落とすことはできますが、きちんと薬品を落とせていないとこのようなトラブルに発展することがあるため他の方法を使うようにしましょう。
鍵のメンテナンスを行うときに潤滑油を用いて行おうと思う方もいらっしゃいますが、鍵に潤滑油を使うことは故障の原因となるためNGです。
鍵穴の内部は普段目にすることがないためわかりにくいですが、ホコリや小さなごみが溜まっています。
そんな鍵穴に潤滑油を用いた鍵を差し込んでしまうと、鍵に付着した油分がホコリを吸着して塊となり、操作不良を起こすことがあります。
鍵に使用できるのは『鍵穴専用の潤滑剤』であり、こちらは錆を落とす効果は得られません。錆を落とすときに潤滑油を使用するのはやめましょう。
鍵の錆を落とすには、錆落とし専用の薬品を使う方法と酢やクエン酸など家にあるものを使う方法があります。
錆落とし剤は錆の掃除に特化した薬剤なので、効果的にピカピカにしたい方におすすめです。
ただし少々強い薬剤になるので使用するのが不安という方は、扱いやすい酢やクエン酸を用いた方法を取り入れてみましょう。
ここからは、それぞれの錆落とし方法をご紹介します。
鍵の錆を落とすには市販の錆落とし剤を使う方法が簡単です。錆落とし剤は比較的リーズナブルな価格で購入することができ、鍵以外の場所でも使うことができるため、家に一本置いておくこともおすすめです。
ここでは、錆落とし剤を使った方法をご紹介します。
クエン酸は食品にも含まれている成分なので、小さなお子さんやペットがいる部屋でも安心して使うことができます。トイレやキッチン回りなど他の場所の掃除にも使用することができるので、1つ用意しておくと便利です。
クエン酸は100均やネットショップ、ホームセンターなどさまざまな場所で購入することができます。
錆落としに比べて弱い成分なので放置時間が長めですが、できるだけ安全にきれいにしたい方におすすめです。
ここでは、クエン酸を使用した錆落とし方法をご紹介します。
強い薬品を使用することに不安がある方は、酢と塩を混ぜた方法を使うといいでしょう。家に常備している方なら、新たにグッズを購入する必要もないのでコストを抑えることができます。
ここでは、酢と塩を使った錆落とし方法をご紹介します。
鍵の不具合は錆だけでなく、ちょっとした汚れでも起こることがあるため定期的にきれいにメンテナンスしておくことがおすすめです。
鍵は歯ブラシなどを使って軽くブラッシングするだけでも、ある程度はきれいにすることができます。『最近差し込みにくくなった』など操作しにくく感じたら、軽くブラシで汚れをかき出しましょう。
ただ、汚れが落ちないからといって無理やり掃除すると、鍵に傷ができてピンがかみ合わないこともあるのであくまで優しく行うことが大切です。
また鍵だけでなくシリンダー(鍵穴)の掃除も定期的に行っておくといいでしょう。鍵穴は専用の潤滑剤やエアダスターを使用することで簡単に行うことができます。
詳しい掃除方法は、こちらの記事でご紹介しているのでぜひご覧ください。
>>>鍵穴に使ってもいいスプレーとは?知っておきたい『鍵穴に入れてはいけないもの』
鍵の錆を落とすときは市販のグッズを使用するのが楽ちんです。
ここでは、鍵の錆を落とす便利グッズをご紹介します。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
掃除道具を幅広く展開するレックのクエン酸です。粉末タイプになっているので粉のまま、水に溶かす、ペーパーに含ませてパックなどさまざまな使い方ができます。
クエン酸は食品にも入っている安全な成分のため、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して取り入れることができます。
できるだけ安全性にこだわった錆落としをお探しの方におすすめです。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
同じくレックのクエン酸ですが、こちらはスプレータイプとなっています。1回1回水に溶かす必要がなく、吹きかけるだけで簡単に使える点が魅力です。
こちらは漬け置きができないので、キッチンペーパーなどに含ませてパックする形で放置する方法を使うとより効果的です。
ただしクエン酸の濃度が調節できないため、錆の程度によっては落としにくく感じる場合もあります。錆の程度がひどいときは粉末タイプを使用することがおすすめです。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
さまざまな場所に付着したサビを分解・除去することができる錆落とし剤です。業務用ということもあり効果的に錆を落とすことができます。
環境対応型修復洗浄剤のため素材を痛めずに錆だけ除去できる点が魅力です。錆が分解されると薬剤が紫色に変色するため、落ち具合がわかりやすくなっています。
放置時間が長すぎると紫色の成分が移ってしまうこともあるため、注意書きをよく読み放置時間を守って使いましょう。
鍵の錆を落としても症状が良くならないときは、鍵穴の内部にも錆やその他の不具合が発生している可能性も考えられます。
原因がわからなくて対処のしようがないときは、業者に依頼して原因の調査や修理を行うことが安心です。
ここでは鍵の症状が良くならないときの対処法や、業者に依頼した場合の料金についてご紹介します。
鍵の錆を除去しても回らない、差し込みにくい、開かないといった場合は鍵穴にも問題がある可能性が考えられます。
鍵穴にゴミがたまっているだけの場合は掃除を行えば解決することができますが、長年使っていて鍵自体が経年劣化している場合は交換がおすすめです。
鍵の掃除方法はこちらのページでご紹介しているため一度試してみて、それでも解決しないときは業者への依頼を検討しましょう。
>>>鍵穴に使ってもいいスプレーとは?知っておきたい『鍵穴に入れてはいけないもの』
鍵の不具合が掃除で改善されないときは経年劣化の可能性が考えられるため、交換を検討しましょう。
鍵の交換は自分でも行うことができますが、DIYを行ったことがなくて不安な方は業者に依頼すると安心です。
ただし業者に依頼するとどのくらいの費用がかかるのかわからなくて不安という方もいらっしゃると思います。
そこでここでは、鍵の修理や交換を生活救急車で対応した際の費用事例を用いてご紹介します。
※作業当時の料金のため、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
ヘアサロンのガラス戸の鍵が調子悪いとのご依頼をいただきました。摩耗や汚れなどが原因の不具合と考えられたため、分解、洗浄、注油などのメンテナンスにて対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関ドア錠前・シリンダーメンテナンス(分解、洗浄、注油) 中作業 | 22,000円 |
合計 | 22,000円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
玄関の子鍵がささりづらいとのことでした。シリンダーの経年劣化に加えて錠前にも錆が発生している状態でした。ご相談の上、シリンダーをカバスターに交換致しました。
項目内容 | 料金(税込) |
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玄関 シリンダー交換 | 11,000円 |
KABA 部品代 | 22,000円 |
合計 | 33,000円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
門扉鍵が回りづらいとのことで修理のご依頼でした。両面シリンダーになっており、錆びついていたため両方交換にて対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
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門扉シリンダー交換 2か所 | 22,000円 |
MIWA 部品代 数量2 | 13,200円 |
合計 | 35,200円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
玄関ドアの面付錠が壊れたとのご依頼をいただきました。KABAの面付錠がついており、使用年数は10年ほどとのことです。サムターンがかたくオイルを注しても変わらず、中には錆が発生している状態でした。また、サムターンもかたく、本体のネジが緩んで外れかかっている状態でした。ご相談のうえKABAの6503Eに交換いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関ドア面付錠交換 | 22,000円 |
KABA 部品代 | 44,000円 |
合計 | 66,000円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
今回は、鍵の錆を落とす方法をご紹介しました。
鍵には洋白・黄銅(真鍮)・ステンレス鋼など錆びにくい素材を使用していますが、場合によっては錆びてしまうこともあります。
錆を落とすときは錆落としやクエン酸などを用いた方法が効果的です。比較的リーズナブルな価格で手に入るものばかりなので、試してみてはいかがでしょうか。
万が一錆が落ちなかったり症状が改善されない場合は業者に修理を依頼することも検討してみましょう。生活救急車でも鍵の修理や交換作業を承っているので、お困りの場合はお気軽にご相談ください。