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説明 ブロック塀などよりも、庭木で生垣を作ってみたいと思ったことはありませんか?実際の作業は業者に任せるとしても、どんな庭木がいいのか分からないという人もいますよね。そこで、今回は庭木で生垣を作る際に参考にしたいことについてご紹介したいと思います。
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地域によって植えられる庭木が変わったり、初心者の人や毎日の手入れが苦手といった人による条件などによって生垣に適した庭木は変わってきます。そこでまずは、初心者の人でも管理できるような生垣に適した庭木の条件についてご紹介したいと思います。
常緑樹は、一年中葉っぱがついているため生垣に最適です。もしも、落葉樹を生垣に使ってしまうと、冬などの寒い時期に木が寒さや乾燥から身を守ろうとして葉っぱを落としてしまい、風や音、視界を遮ることができなくなってしまいます。
剪定は枝を切って形を整えたり、風通しをよくしたりといった作業ですが、刈り込みとは単純に形を整える作業です。生垣は一般的に風や音、視界を遮る目的で植えているため、剪定ではなく刈り込みで形を整えます。ただし、一度に強く刈り込むため、刈り込みに強い品種の方が生垣に適しています。
生垣の場合、枝や葉っぱが密集していて風を通しにくくなっています。風通しが悪いと、病気や湿ったところを好む害虫が発生することが多くなります。そのため、病害虫に強い品種の方が生垣に向いているのです。
生垣に適した条件をご紹介いたしましたが、次は実際に先ほどの条件に当てはまって、生垣として人気のある庭木をご紹介したいと思います。
赤い葉っぱの生垣といえば、レッドロビンです。育て安く、刈り込みにも強いため庭木の生垣が始めての人にもおすすめです。刈り込みで形を作るのに失敗しても、しばらくしたら仕立て直せるくらい葉が生い茂るので、自分で刈り込みなどをしたい人の最初の1本におすすめです。
ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹、サザンカ。公園や川沿いに植えられていることもあるため、見たことがある人も多いと思います。ピンクの花びらと黄色い蕾が特徴的で、花を楽しみたい人におすすめです。注意点としては、枝が伸びやすい、花が落ちた後の掃除が大変といったことがあります。しかし、その落ちた花の景色を楽しむ人も多いため、興味がある人は育ててみてはいかがでしょうか。
暑さ、寒さ、病気に強いキンメツゲも、初めて庭木で生垣を作る人におすすめです。光沢のある楕円形の葉っぱが特徴的です。新芽は出ますが、枝が伸びるスピードが遅いので生垣に適しています。
生垣に適した庭木などをご紹介いたしましたが、気に入ったものは見つかりましたでしょうか?主に育てやすいものをご紹介いたしましたが、きちんと手入れをしないとどんな植物も枯れてしまいます。基本的に、水やり、肥料の管理、病害虫の管理、剪定・刈り込みといった手入れが必要になります。品種によって管理の頻度や注意点が違ってきますので、自分が植えたいと思った庭木の手入れ方法などについてはしっかりと調べるように注意しましょう。
住んでいる自治体によっては、生垣を設置する費用に助成金を出しているところもあります。ブロック塀の撤去費用や基盤整備などの工事費、庭木の購入費の補助などをしてくれるところがあります。そのため、新しく生垣を作ろうと思っている人は、一度お住まいの自治体で補助が出ていないか調べてみることをおすすめいたします。
今回は、生垣に適した庭木の条件、実際に植えるのに適した庭木の種類などについてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。庭木の種類によって、花がついたり、葉っぱの形や色が特徴的だったり、手入れの方法、注意点など色々変わってきます。実際に、庭木を購入する前に、しっかりと下調べを行うようにしましょう。