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説明 効果的な空き巣対策方法を探していませんか?空き巣に入られないためには、空き巣がどんな家を狙うか・避けるかを知っておくと対策が行いやすくなります。そこで今回は、空き巣対策を行うときの重要なポイントをご紹介したいと思います。
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効果的な空き巣対策方法を探していませんか?
家の防犯性を上げるために対策しようと思っているけど結局どこに注意したらいいのか、何から始めたらいいのかわからない方もいらっしゃると思います。
空き巣に入られないためには、空き巣がどんな家を狙うか・避けるかを知っておくと対策が行いやすくなります。
そこで今回は、空き巣対策を行うときの重要なポイントをご紹介したいと思います。
空き巣が家に侵入してくる経路は窓や玄関といった人が出入りしやすい場所を思い浮かべる方も多いですが、実はそれだけではなくベランダや小さな窓も狙われてしまう可能性があります。
空き巣の侵入経路を知っておくことでどこの対策を行っておけばいいのかや、強化したい場所も明確になると思います。
ここではまず、空き巣が家に侵入してくる経路をご紹介します。
空き巣は犯行に及ぶまでに場所の偵察を行い、目を付けた住宅や建物に『マーキング』を残していることがあるので定期的にチェックしておきましょう。
マーキングは家族構成や家を空けている時間などの情報を残しておくためのものです。身に覚えのない落書きや暗号・記号・アルファベットなどが記載されていた場合は狙われている可能性があります。
ただ目につかない場所に記載されていることも多く、意識しないとなかなか見つけられないこともあるので、定期的に下記のような場所にマーキングされていないか確認しておくと安心です。
マーキングはペンで書かれている場合もあれば、シールやテープが貼られていることもあります。
マーキングの示す情報は他の空き巣犯にもわかってしまうことがあるため、できるだけ早く消すことが大切です。
万が一マーキングを発見したときは何か起こったときの証拠にもなるので、写真を撮った後にきれいに消しておきましょう。
鉛筆の場合は消しゴムで消し、油性ペンなどは除光液を染み込ませたティッシュで拭き取るときれいに消すことができます。
万が一消えないときや傷がつけられているときは塗りつぶす、補修材で埋めておきましょう。
窓についているクレセント錠はほとんど防犯効果がなく、ガラスを割ればすぐに解錠できてしまいます。そのため空き巣が侵入する経路で最も被害が多いのが窓といわれています。
ガラスを割れば音が出て気が付くのでは?と思う方が多いですが、最近は音をほとんど立てずにガラスを割る方法も増えているのでより注意が必要です。
中には傷が小さすぎてガラスを割られていることにも気が付かず、数日経ってようやく被害に気付くこともあります。
このように窓からは意外と簡単に侵入することができてしまうため、対策を行っておくことが大切です。窓から侵入する手口についてはこちらのページで詳しくご紹介しているため、合わせてぜひご覧ください。
>>>窓の防犯対策は自分でできる?手軽なものから本格的な対策まで紹介!
また、窓の防犯対策方法はこちらの項目で詳しくご紹介します。
最近では防犯性の高いディンプルキーの普及により、玄関の鍵の防犯性が上がっているためピッキング被害は減少傾向にありますが、それでもまだ完全にはなくなっていません。
また、鍵の防犯性が上がったことによって新たな手口である『サムターン回し』を使った被害も増えており、防犯性の高い鍵を設置していても必ず安心とは限りません。
さらに少々手間のかかるピッキングやサムターン回しを用いず、ドアの隙間にバールなどを差し込んで無理やり鍵を壊すこじ開け被害も発生しているため、玄関の防犯性を上げるには鍵の交換だけでは不十分といえます。
玄関の防犯性を上げるにはさまざまな対策方法を組み合わせることがおすすめです。対策方法は下記の項目で詳しくご紹介します。
最近では鍵の表面にくぼみがついた防犯性の高いディンプルキーが主流となっていますが、古い建物には安易にピッキングできてしまう鍵が使用されていることも少なくありません。
下記の鍵はピッキング被害が多い鍵となっているため、使っている場合は早めに交換もしくは他の対策を検討することをおすすめします。
【防犯性の低い鍵リスト】
名称 | 特徴 |
---|---|
ピンシリンダー(旧型) |
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ディスクシリンダー |
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ロータリーディスクシリンダー(旧型) |
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勝手口は玄関に比べて防犯性の低い鍵が取り付けられていることが多い上に、設置場所も普段周りの人から目につきにくいので狙われやすくなっています。
またドアの種類によってはガラス張りになっていることもあり、割られてしまえば簡単に侵入されてしまうので対策を行っておくことが大切です。
勝手口の防犯対策方法は下記の項目で詳しくご紹介します。
戸建ての2階の窓やマンション・アパートの高層階などは、ここまで上がってこられないだろうと安心して無施錠にしてしまいがちです。
そんな油断に付け込んで上の階の窓から侵入する空き巣が増えているため、きちんと対策を行っておくようにしましょう。
ベランダは近くにブロック塀や配管・雨どいなどがあれば、伝って簡単に上ることができてしまいます。
また、死角となる場所が多いため周りに危険を察知されにくく、じっくり侵入に時間をかけられるという犯人にとって好都合な場所となります。
そんなベランダの防犯対策方法は、下記のようなものがあるのでぜひチェックしてみてください。
ここまで空き巣が家に侵入する経路をご紹介しましたが、狙われやすい場所は特に対策を行っておく必要があります。
空き巣は侵入までに5分以上かかる場合はあきらめるという傾向にあるため、できるだけ時間をかけさせるような対策を意識しましょう。
また、周りに気づかれるのを警戒している犯人がほとんどです。周囲に異常を知らせる対策も効果的といえます。
ここでは、空き巣が侵入したくない家にするポイントをご紹介します。
防犯性の低い鍵が設置してある場合、なるべく不正解錠を防ぐことができる鍵へ交換しておくのが安心です。
【場所別鍵の防犯性を上げる方法】
場所 | 防犯性の上げ方 |
---|---|
玄関・勝手口 |
|
窓 | ・鍵付きのクレセント錠へ交換 |
防犯性の高い鍵というと『ディンプルキー』ですが、たとえディンプルキーでも製品によって防犯性能が異なるため、交換する際は性能やどんな解錠手口に対する耐性が備わっているのかをきちんとチェックしましょう。
また鍵穴がない電子錠や電気錠などを設置するのもおすすめです。一般的な鍵と異なりオートロックなどの便利な機能も搭載されているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
一方で窓についているクレセント錠はダイヤルやシリンダーがついているタイプが販売されています。鍵がついているタイプなら万が一ガラスが破られてしまっても窓を開けられることがないので安心です。
クレセント錠の交換は自分でも行うことができるため、挑戦してみたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
>>>窓の防犯対策は自分でできる?手軽なものから本格的な対策まで紹介!
玄関や窓の鍵の交換は『ちょっと本格的過ぎてすぐには決められない』という方もいらっしゃると思います。そんなときは補助錠の取り付けがおすすめです。
本格的なシリンダーやクレセント錠に比べて価格がリーズナブルなうえに取り付けも簡単に行えるものも多く販売されています。
ネット通販などでも購入することができるので、手軽に防犯対策を始めたいという方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
補助錠の選び方は下記の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
>>>【補助錠のオススメ11選】選び方 窓 玄関ドア 賃貸 引き戸
窓ガラスは意外と簡単に割ることができてしまうため対策を行っておくことが大切です。特に勝手口やベランダ、庭につながる掃き出し窓など、周りから危険を察知しにくい死角となる場所は注意が必要です。
窓ガラスのいちばん簡単で手軽にできる対策は、防犯フィルムを貼る方法です。防犯フィルムはホームセンターやネット通販でも購入が可能です。
また、市販の防犯フィルムは基本的に小さいサイズの物が多く、クレセント錠の周りに貼るタイプなので誰でも簡単に貼ることができます。
一方本格的な対策としては、防犯ガラスへの交換や小窓に面格子をつける方法があります。一般的なガラスに比べて強度があるガラスで割れにくくすることができます。
ただ絶対に割れないわけではないので、他の対策方法もあわせて行うことがおすすめです。
戸建ての場合どうしても家の周りに死角となる場所ができてしまうことがあると思います。人目につかない場所は侵入犯にとって恰好の隠れ場所となってしまうため、防犯砂利などを敷いて対策を行うことがおすすめです。
防犯砂利は踏むと大きな音が鳴るのが特徴で、侵入者の存在にいち早く気付くことができます。
また砂利が敷いてあることによって犯人へ『防犯対策をきちんと行っている家』ということをアピールすることもできるので、抑止効果も期待できます。
防犯砂利にもさまざまな種類があるため、選び方を知りたいという方は下記の記事をチェックしてみてください。
>>>【防犯砂利おすすめ10選】選び方 やりかた 庭 メーカー別効果
防犯砂利同様、家の死角となる部分への設置がおすすめなのがセンサーライトや防犯カメラです。
夜間は特に室内や近所の方から家の周りの様子が伺いにくくなり、侵入犯が隠れる場所が増えてしまいます。
センサーライトや防犯カメラを設置しておけば怪しい動きを素早く感知して周囲に異常を知らせる、記録することができるので安心です。
センサーライトや防犯カメラの選び方は下記の記事でご紹介しています。
>>>【家庭用防犯カメラのおすすめ10選】 選び方 屋外 工事不要
>>>【センサーライトおすすめ9選】選び方 屋外 防水 ソーラー
防犯性の高い鍵といっても実際にどれを選んだらいいのかわからない方もいらっしゃると思います。そんなときはぜひ下記を参考に選んでみてください。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
150年以上の歴史を持つ高性能・高品質の鍵を製造するメーカーです。その中でもこちらのkaba star neoはピッキング耐久性能10分以上、耐鍵穴壊し性能10分以上と防犯性が非常に高いのが魅力です。
また登録制シリンダーとなり、他者による合鍵の作成が行えない点もポイントです。合鍵を作成する際は購入時に登録した人の個人情報やパスワードが必要になり、専用の窓口のみで作成が可能です。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
日本の鍵メーカーであるGOALのシリンダーです。鍵違い数は1,000兆2,800億通りと膨大な数があるため不正解錠を行うことは困難で、非常に高い防犯性が魅力です。
また、ピンはすべてステンレス鋼製で強度・耐久性が高く、ドリリング対策もばっちり行うことができます。
さらに鍵穴はディンプルキーではあまり見られない複雑な形状をしているため、ピッキング道具などが差し込みにくくなっている点も魅力です。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
日本の鍵メーカーであるMIWAのシリンダーです。全てのタンブラーが同時にそろうことで解錠することができる複雑な形状のアンチピッキングタンブラーを搭載していて、ピッキング耐性が非常に高くなっています。
また優れた耐摩耗性能で耐久性も高いため、長く使い続けることができます。
耐鍵穴壊し性能は3グレードが展開されていて、設置したい環境に合わせて選べる点も魅力です。
より防犯性の高い鍵やグッズを選びたいという方は『CPマーク』がついているかを判断基準にすることがおすすめです。
【CPマークとは】
防犯性能が高いと認められた建物部品に付けられるマークの名称。
これは警視庁・国土交通省・経済産業省と民間団体で構成される『官民合同会議』が行う厳しい試験にクリアしたものだけが付けられるマークです。
そのためCPマークがついている鍵や防犯グッズは防犯性が高いという証拠にもなるので、本格的な対策を行いたい方はCPマークがついているものを選ぶといいでしょう。
今回は、空き巣対策を行うときのポイントをご紹介しました。
空き巣は侵入までに時間がかかったり周囲に気づかれることを警戒していることが多いため、『しっかり防犯対策を行っている家』というのをアピールすることが大切です。
防犯対策は本格的なものを行うに越したことはありませんが、市販のグッズを使うだけでも強化することができます。
何から対策をしたらいいか迷ってしまったときは、今回ご紹介した方法をぜひ参考にしてみてください。