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説明 窓ガラス用フィルムはたくさんの種類があるため、どれを買ったらいいのかわからなくて困っている方もいらっしゃると思います。最近ではさまざまな効果を1枚のフィルムで対策できるものも増えていますが、目的に特化したフィルムを選ぶことでより効果を上げることができます。今回は、窓ガラス用フィルムの種類や貼り方・選び方をご紹介したいと思います。
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窓ガラス用フィルムはたくさんの種類があるため、どれを買ったらいいのかわからなくて困っている方もいらっしゃると思います。
最近ではさまざまな効果を1枚のフィルムで対策できるものも増えていますが、目的に特化したフィルムを選ぶことでより効果を上げることができます。
また、フィルムの効果だけでなく施工方法もチェックしてから購入すると失敗しにくくなるのでおすすめです。
今回は、窓ガラス用フィルムの種類や貼り方・選び方をご紹介したいと思います。
窓用のガラスフィルムを貼ろうと思ったときに、種類が多くてどれを選んだらいいのかわからないという方もいらっしゃると思います。
さまざまな効果を併せ持ったフィルムもあれば、目的に特化したフィルムもあるためまずはどんな対策を行いたいかを明確にしておくと選びやすいと思います。
そこでまずは、窓用ガラスフィルムにどんな効果があるのかをご紹介します。
窓用ガラスフィルムの主な効果は下記のようなものがあります。
窓用ガラスフィルムの詳しい効果については、ここからそれぞれご紹介していきたいと思います。
冬の寒さ対策や夏の暑さ対策におすすめなのが、断熱・遮熱効果のあるガラスフィルムです。フィルムを貼ることで外気温の影響を受けにくくなり、快適な温度で過ごすことができます。
遮熱フィルムは暑さ対策、断熱フィルムは寒さ対策にそれぞれ特化したガラスフィルムです。どちらも冷暖房の効率を上げることができるため、電気代の節約にもつながります。
また、室内外の温度差で発生しがちな結露を防ぐ効果もあるため、カビの発生などを抑えることができます。
断熱・遮熱フィルムにはオールシーズン用も販売されているため、どちらの効果もほしいという方は兼用タイプを貼ることがおすすめです。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
空き巣などの不審者が侵入する経路で、最も多いといわれているのが『窓』です。窓からの侵入方法は無施錠でない限りガラスを割って入る手口が用いられますが、これを防ぐ効果ががあるのがガラス破り防止フィルム(防犯フィルム)です。
防犯フィルムは外部からの衝撃に強いという特徴があるため、通常のガラスより割れにくくなります。
完全にガラスが割れるのを防ぐことはできませんが、家に侵入するまでの所要時間を稼ぐことにより異変に気づきやすくなったり、諦めさせるといった効果が期待できます。
防犯フィルムには窓全体に貼るタイプと、鍵の周辺にのみ貼るタイプの2種類が販売されています。
部分タイプはDIYでも簡単に貼ることができるというメリットがありますが、防犯効果は低くなるためできるだけ全体に貼るタイプがおすすめです。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ガラス破り防止フィルムの中には『CP認定品』というものがあります。CP認定品とは定められた試験に合格した防犯効果の高い製品です。
最近ではネットショップやホームセンター、100円均一などで手ごろにガラス破り防止フィルムを購入することができますが、CP認定品に比べると防犯効果が低い物もあるためより高い効果を得たい場合はCP認定品を検討してみましょう。
ただ、CPマークの付いたガラス破り防止フィルムは業者による施工が必要なため、市販品に比べると費用が高額になります。
できるだけコストを抑えつつ対策を行いたいという方は、市販品でもフィルムの厚さ200ミクロン以上の製品を選ぶことがおすすめです。
歩道沿いに窓がある、真正面に隣の建物の窓があるという場合、外から見られているか不安になることもあると思います。
また外から部屋の中が見えてしまうと『どんな人が住んでいるか』や、『生活リズム』が他人に知られてしまうため、空き巣などの犯罪に巻き込まれてしまう可能性が高くなります。そんな時におすすめなのが目隠しフィルムです。
目隠しフィルムにはさまざまな種類やデザインがあり、シンプルなすりガラスタイプからステンドグラスなどのおしゃれなデザイン、中からは外の様子を見ることができるミラータイプなど自分の好みに合ったものを選ぶことができます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
台風などの災害対策などで用いられるのが飛散防止フィルムです。万が一ガラスに飛来物が当たったときに、割れたガラスが飛び散るとケガをする恐れがあります。
飛散防止フィルムを貼っておくことでガラスが割れてもガラスが飛び散ったり、枠から外れることを防ぐことができます。
飛散防止フィルムはホームセンターやネットショップなどでも購入することができますが、より効果的に対策を行いたいという方は『JIS規格適合品』の設置を検討してみてはいかがでしょうか。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ガラスフィルムは効果以外に、貼り方も確認しておくとDIYに失敗しにくいのでおすすめです。
また、ガラスの種類によってはフィルムを貼ると熱割れを起こす危険性もあるので、事前に確認しておく必要があります。
そこでここでは、失敗しないガラスフィルムの選び方と貼り方をご紹介します。
ガラスフィルムは貼り方も製品によって異なります。購入前に確認しておくと作業が行いやすくなるのでおすすめです。
DIYで貼るガラスフィルムは水を吹きかけて貼るタイプと、既存の接着面を貼り付けるタイプの主に2種類です。
水貼りタイプは窓に霧吹きでたっぷり水をかけてシートを貼ります。貼り直しできるタイプも販売されているため、失敗しないか心配な方は水貼りタイプを選ぶといいでしょう。
一方シールタイプはもともと接着剤がついているので、保護シートをはがしたらそのまま窓に貼り付けることができます。水貼りタイプより粘着力が強いため、できるだけ長持ちさせたい方におすすめです。
フィルムを貼りたい場所のガラスの種類も、事前に確認しておきましょう。ガラスの種類によってはフィルムを貼ることで熱割れを起こしてしまったり、フィルムとの相性が悪くてうまく貼り付けができないことがあります。
これらのガラスに窓用のフィルムを貼ると熱割れを起こす可能性があるため、できるだけ貼らないことをおすすめします。
しかし中には熱割れ防止加工が施されているフィルムも販売されているため、どうしても貼りたいという場合はこのようなタイプの使用を検討しましょう。
上記のガラスはフィルムがうまく貼り付かなかったり、ガラスの装飾がはがれてしまう可能性があります。
これらのガラスにもフィルムを貼りたいという場合は、対応しているフィルムを選ぶようにしましょう。
ガラスフィルムは種類によって貼り方が異なるため、それぞれ手順を確認してから行いましょう。
またフィルムを貼る前に窓の掃除を行うようにしましょう。汚れが付いたままになっているとフィルムがうまく貼りつかなかったり、すぐにはがれてきてしまう原因になります。
シールタイプは貼り直ししてしまうと、粘着成分が弱まり貼れなくなってしまうことがあります。DIYが初めてで不安な方は、貼り直し可能な水貼りタイプを使用することがおすすめです。
ガラスフィルムをはがしたくなったとき、特にシールタイプは接着剤が窓に残ってしまう可能性が高くなります。そのままにしておくと見栄えが悪いうえに、放置すると固まって余計に取れにくくなるので注意が必要です。
粘着成分が残ってしまったときはドライヤーなどで温めたり、洗浄液を作って使用すると取れやすくなるのでおすすめです。
窓ガラスフィルムの詳しいはがし方は、こちらのページでご紹介しているのでぜひご覧ください。
賃貸にお住まいの方は、ガラスにフィルムを貼ってもいいのか迷ってしまうと思います。結論から申し上げますと、賃貸でも窓ガラスフィルムを貼ることは可能です。
ただし、業者に依頼するような本格的な施工を施したい場合は、事前管理会社や大家さんへ相談して許可を得る必要があります。場合によっては退去時にはがさなくても大丈夫と言われることもあるため、必ず相談するようにしましょう。
また、市販品で簡易的な窓ガラスフィルムを貼る場合は、退去時にきれいにはがしておけば貼っても大丈夫です。
はがしたときに粘着成分が残っていたり傷がついてしまった場合は、修繕費を請求される可能性もあるため、はがすときは注意しましょう。
窓ガラスフィルムは本格的なものであっても、耐用年数は10年程度となっています。また、屋外に貼り付けている場合は紫外線や雨など、環境の影響を受けて5~7年で寿命がきてしまうのが一般的です。
フィルムは劣化するとはがれてきたり、変色したりと見栄えも悪くなるため定期的な交換が必要になる場合もあります。
このようなデメリットを踏まえてもっと本格的に長持ちする対策を行いたいという方は、思い切ってガラスの交換を行うことがおすすめです。
そこでここでは、目的に合ったガラス交換を用いた対策方法をご紹介します。
ガラス交換で冷暖房の効率を上げたいという方におすすめなのが、断熱・遮熱ガラスです。どちらのガラスも2枚以上の複数のガラスの間に中間層を設け、熱の移動を抑える効果があります。
【断熱・遮熱のそれぞれの効果】
ガラスの種類 | 特徴 |
---|---|
断熱ガラス |
|
遮熱ガラス |
|
断熱ガラスは冬の寒さ対策、遮熱ガラスは夏の暑さ対策に用いられています。室外の空気の影響を防ぐことで冷暖房の効果を上げ、省エネ対策にも効果的です。
台風や地震などが起こった際に飛来物が飛んできたり、物が倒れることによってガラスが割れてケガをするというケースがあります。
このような被害を防ぐためにも、災害対策に特化した下記のようなガラスへの交換がおすすめです。
【災害対策におすすめのガラス】
種類 | 効果 |
---|---|
強化ガラス |
|
合わせガラス | ・2枚のガラスが特殊なフィルムでくっついていて、ガラスが割れた場合でも飛散しにくい |
網入りガラス |
|
『物がぶつかっても絶対に割れない』というガラスはないため、万が一割れたときにできるだけ危険を回避できるガラスを選びましょう。
万が一ガラスが割れてしまったときは、ケガの恐れがあるため基本的にはガラス交換を行ってもらう業者に掃除もお任せすることがおすすめです。
しかし、災害が起こった場合などはすぐに対応してもらえないこともあるため、その場合は応急処置を行うといいでしょう。
応急処置を行うときは身を守るために、安全な服装をして作業を行うようにしましょう。詳しい応急処置方法は下記のページでご紹介しています。
窓の防犯対策を行うときは『防犯ガラス』への交換がおすすめです。防犯ガラスは2枚のガラスの間に特殊な中間膜(合成樹脂膜)を設け、ガラスが衝撃によって割れても破片が脱落することを防ぐ効果があります。
防犯ガラスの中間膜は厚さによって強度が異なり、比例して費用も前後します。
【中間膜の厚さと強度】
中間膜の厚さ | 強度 |
---|---|
30mil(0.8㎜) |
|
60mil(1.6㎜) |
|
90mil(2.3㎜) |
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構造としては合わせガラスと同じですが、合わせガラスの中間膜は15mil(0.38㎜)しかないため防犯性能はほとんどありません。
業者に依頼するときは『防犯ガラスにしたい』と、しっかりと伝えることが大切です。
窓ガラスの交換を行う場合は業者に依頼が必要ですが、どのくらいの費用がかかるのか事前にある程度知っておきたいという方もいらっしゃると思います。
そこで、ここではガラス交換を業者に依頼した時の費用相場をご紹介します。
ここでは、生活救急車で実際に対応した窓ガラス交換の費用事例をご紹介します。
※作業当時の料金のため、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
空き巣に窓ガラスを割られてしまったとのご相談をいただきました。網入型ガラス(サイズ0.6㎡)の交換作業にて対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
網入型ガラス 約0.6㎡ | 12,100円 |
掃き出し窓ガラス交換施工料 約0.6㎡ | 13,200円 |
重量費 10kg | 11,000円 |
グレチャン | 1,980円 |
合計 | 38,280円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
分譲マンションの窓ガラスが割れてしまったとのご相談をいただきました。ペアガラス(サイズ0.8㎡、重さ20㎏)の交換作業にて対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
ペアガラス 0.8㎡ 20kg | 27,060円 |
ガラス割替施工費 0.8㎡ | 17,600円 |
重量費 20kg | 22,000円 |
アタッチ付 シーリング除去・施工 0.8㎡ | 4,840円 |
合計 | 71,500円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
窓ガラスが割れてしまったとのご相談をいただきました。物がぶつかって割れてしまったとのことです。同等のペアガラス(サイズ2㎡、重さ15㎏)の交換作業にて対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
ペアガラス 2㎡ 15kg | 10,300円 |
施工費 2㎡ | 44,000円 |
重量費 15kg | 15,700円 |
合計 | 70,000円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
今回は、窓ガラス用フィルムの種類をご紹介しました。
窓ガラス用のフィルムにはさまざまな効果があるため、目的に合わせたものを選ぶことができます。フィルムを貼る作業は比較的簡単なため、市販品を使ってDIYすることも可能です。
しかしより本格的な対策を行いたい場合は、専門の業者に依頼してフィルムを貼る・ガラス交換をするのがおすすめです。
生活救急車でも窓ガラスの交換作業を承っております。断熱・防犯・災害への対策のためにガラス交換を考えている場合は、お気軽にご相談ください。