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庭木・植木の移植について

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庭木・植木の移植について

説明 庭木や植木が大きくなりすぎて、困っていませんか?そのまま放っておくと、根が成長して周りに迷惑をかけたり、鉢で育てるのに限界が来た場合は移植をした方がいいかもしれません。ここでは、そんな庭木・植木の移植についてご紹介いたします。

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庭木・植木の移植とは

新しい木を植え替えたり、鉢植えで育てていた木がおおきくなって地面に植え替るというのが、移植です。「なんだ、植え替えるだけか、簡単だな」と思った人は注意が必要です。簡単だと思っていても、移植の際には色々とやっておかないといけないことがあります。例えば、移植の際には根回しや堀り上げ・根巻きといった作業があります。

根回しとは

根の一部を切って、切り口から細い根っこをださせて、養分や水分の吸収をよくする方法です。この根回しをきちんと行っていないと、栄養が足りなくなって枯れてしまうことがあります。

また、根回しは移植の適期にあわせられるように、木の大きさや種類によって、数ヶ月~1年ぐらい前に逆算して行う必要があります。どれくらい根を切るのか、この種類の木でこの大きさの場合は、いつごろから根回しをするのかなど、細やかな気配りが必要です。

堀り上げ・根巻き

堀り上げについても、ただ単に穴を掘るでけでは不十分です。根回しで出てきた新しい根っこが傷まないように、また、根っこについている土を崩さないような調度いい大きさの穴を掘る必要があります。

堀り上げが終わったあとには、根巻きが待っています。この作業も堀り上げた根っこと土が崩れないように、固定させる技術が必要です。

移植(植え付け)の時期はいつごろ

先ほども紹介いたしましたが、移植はいつでも出来るわけではなく、時期が重要です。庭木・植木の種類にもよりますが、一般的な目安(※植え付け)をご紹介いたします。

常緑樹

常緑樹は、もとは湿った地域に多い木です。そのため、梅雨の時期の6月~7月あたりが植え付けにいいとされています。「日本なら夏でもじめじめしているから大丈夫でしょ?」と思うかもしれませんが、夏になると高温と土の乾燥で根っこが十分に伸びなくなる可能性があるため、避けたほうがいいでしょう。

例:ツバキ、クスノキ、シャクナゲ、ツツジなど

針葉樹

葉が細い針葉樹は、気候の影響を受けにくいといわれています。そのため、気温が高くなる夏や、寒くなる冬を避ければいいとされています。適期は、3月~4月と言われています。

例:マツ、スギなど

落葉樹

冬になると、葉を落として休眠状態になる落葉樹は、冬に移植をするのが良いといわれています。特に、春の開花時期に合わせようと思うと、葉が落ちた早い時期にした方が良い場合もあります。

例:イチョウ、メタセコイア、ザクロ、サルスベリ、サクラ、ウメなど

地域によって適期は変わる

木の種類や大きさだけでなく、地域によっても適期が変わることに注意しましょう。極端な例ですと、北海道と沖縄では気候が違うので植え替えの適期が変わりますよね(植えられる植物の種類は別としてですが)。そろそろ植え替えたいな、と思っている木があれば、早めに準備されることをおすすめいたします。

まとめ

今回は、庭木・植木の移植についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。ただ植え替えるだけでいいように見える移植ですが、実際は根回しや堀り上げ、根巻きなど、さまざまな作業が必要になります。また、植える時期についても、木の種類や大きさによって適期が変わり、根回しなどの準備のために適期の数ヶ月~1年くらい前からの準備が必要でしたよね。もしも、自分でやるのが不安な場合は、専門の業者に相談してみてはいかがでしょうか。

生活救急車 編集部
生活救急車 編集部
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