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説明 立水栓・散水栓から水漏れが起こって困っていませんか?原因によっては自分で解決できる場合もあるので、コストをできるだけ抑えたいという方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。そこで今回は、立水栓・散水栓の水漏れ原因と修理方法をご紹介します。
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立水栓・散水栓から水漏れが起こって困っていませんか?
なかなか使う機会がないためトラブルに気が付きにくいですが、放っておくと水道代の高騰に繋がりかねないため見つけたら修理するのがおすすめです。
原因によっては自分で解決できる場合もあるので、コストをできるだけ抑えたいという方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、立水栓・散水栓の水漏れ原因と修理方法をご紹介します。
一戸建ての住宅にはほとんど設置されている屋外の水栓は、主に立水栓と散水栓の2種類があります。
外で使うという共通点はあるもののこれらは別物なのか、同じものなのか疑問に思っている方も多いと思います。
そこでここでは、立水栓・散水栓の違いについてご紹介します。
立水栓と散水栓の大きな違いは設置方法です。立水栓はその名の通り柱に蛇口がついていて、そこにホースなどを取り付けて使用します。
主に広めの庭がある家に取り付けられることが多いのが特徴です。
散水栓は地面に埋められたボックスの中に、蛇口tが設置されているタイプです。場所を取らずに設置できるため、庭がなかったり狭い場合に用いられることが多いです。
ここでは、立水栓の水漏れが起こる原因をご紹介します。
立水栓の水漏れ原因か所は下記の4つです。
これらの原因について、下記の項目で詳しくご紹介します。
一般的に柱と蛇口の設置面の隙間を埋めるためにシールテープを使いいます。
このシールテープは長く使い続けることで劣化したり、もともと施工不良でテープの巻き方が悪いと蛇口の根元から水漏れが起こる原因となります。
シールテープが原因の場合は自分で巻き直すことで水漏れを直すこともできますが、いくつか注意点があるので確認したうえで交換するようにしましょう。
蛇口を長年使い続けているとだんだん中のパッキンが劣化してきます。立水栓の水漏れはほとんどがパッキンの劣化が原因です。
【水漏れ箇所別のパッキンの種類】
水漏れ箇所 | パッキンの種類 |
---|---|
蛇口先端からの水漏れ | コマパッキン |
ハンドル付け根からの水漏れ | 三角パッキン |
パイプの付け根からの水漏れ | Uパッキン |
このように蛇口にはさまざまなパッキンが取り付けられており、劣化したパッキンの種類によって水漏れが起こる場所が異なります。
水漏れ箇所を特定しパッキンを交換することで修理することが可能です。
立水栓のパイプの付け根から水漏れが起こっている原因はパッキンの劣化ではなく、ナットの緩みである可能性もあります。
この場合は、レンチを使ってナットを締め直すことで水漏れを修理することが可能です。パッキンを交換しても直らない場合はナットの緩みも疑ってみましょう。
ただしこのナットは締めすぎると破損してしまいます。少し締めて水を出して確認を繰り返し行い、必要以上に固く締めないように気を付けましょう。
ここでは、散水栓の水漏れ原因についてご紹介します。
散水栓の水漏れ原因箇所は下記の4つです。
これらの原因について、下記の項目で詳しくご紹介します。
立水栓同様、散水栓もパッキンの劣化により水漏れが起こる場合があります。原因となるパッキンによって、水漏れが起こる場所が異なります。
【水漏れ箇所別のパッキンの種類】
水漏れ箇所 | パッキンの種類 |
---|---|
蛇口先端からの水漏れ | コマパッキン |
ハンドル付け根からの水漏れ | 三角パッキン |
パイプの付け根からの水漏れ | Uパッキン |
原因箇所に応じてパッキンを交換することで水漏れを止めることができます。交換作業は比較的簡単なため、自分で挑戦してみてもいいでしょう。
散水栓は地面に埋まっているため、地震やいつの間にか車で踏んでしまっていたなどの外部からの衝撃で破損してしまった可能性もあります。
パッキンの交換をしても水漏れが止まらない場合は、散水栓自体をしっかり観察してみましょう。本体にヒビが入っていてそこから水漏れしているときは全体の交換をしなければなりません。
また、寒い地域で起こりやすいのが『凍結』です。内部の水が凍って膨張すると配管や本体を破損させてしまうことがあります。
凍結による破損の修理は、完全に溶けてからしか行えないので注意しましょう。
本体同様、地震や外部からの衝撃で地中の配管が破損して水漏れが起こることがあります。しかし配管からの水漏れは、土に埋められているためなかなか気づくことができません。
水道代が急に高騰した、配管付近がいつも濡れているという場合は、配管が破損している可能性も考えられます。
配管からの水漏れは自分で修理することができないため、早めに業者に調査・修理を依頼することをおすすめします。
被害を大きくしないためにも定期的に観察しておくといいでしょう。
立水栓・散水栓それぞれの水漏れの原因が分かったら修理を行いましょう。パッキンが原因の水漏れなら、自分で交換することで水漏れを止めることができます。
ただし本体や配管の破損は自分で修理することは困難です。水漏れがひどくなる前に業者に依頼して修理してもらうようにしましょう。
ここでは、立水栓・散水栓の水漏れ修理を行う方法をご紹介します。
立水栓・散水栓どちらも蛇口の先端から水漏れが起こっている場合は、『コマパッキン』の交換をしましょう。
コマパッキンはさまざまなサイズが販売されていますが、サイズを間違えてしまうと水漏れを止めることができないので注意しましょう。
コマパッキンのサイズは蛇口のメーカー・製品によって異なります。製品番号を確認してインターネットで検索するとサイズを調べることができるので正しいサイズのパッキンを用意しましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ハンドルの付け根から水漏れが起こっているときは、『三角パッキン』の交換を行いましょう。
コマパッキン同様サイズを間違えないように、既存のパッキンと同じものを用意するようにします。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
パイプの付け根から水漏れが起こっている場合はUパッキンの交換を行います。
他のパッキン同様、パッキンの大きさを間違えてしまうと水漏れを止めることができないので気を付けましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
地中の配管から水漏れが起こっているときは業者に依頼する必要がありますが、修理するまで時間が空いてしまうという場合は応急処置を行っておくのもおすすめです。
配管の応急処置は、ホームセンターやネットショップなどで販売されている『水漏れ補修テープ』を巻きつけておくだけです。
あくまで一時的に水を止める方法なので注意しましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
立水栓の場合シールテープの劣化により、柱と蛇口の設置面から水漏れが起こることがあります。
このようなときは、シールテープを巻き直すことで水漏れを解消することができます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
シールテープはただ巻くだけで簡単な作業に思えますが、いくつか注意点があるので覚えておきましょう。
適当に巻いてしまうと水漏れが起こる原因になるため、シールテープを巻くときは上記の注意点を踏まえて行ってみてください。
パッキンの交換など挑戦してみたけど水漏れが止まらなかったときや、DIYに地震がないときは業者に依頼して修理を行うのがおすすめです。
しか、し業者に依頼するときに『どのくらいの費用が必要なのか全く見当が付かなくて依頼しにくい』という方もいらっしゃると思います。
そこでここでは、立水栓・散水栓の修理費用目安をご紹介したいと思います。業者に依頼する際のご参考になれば幸いです。
ここでは、生活救急車で立水栓・散水栓の水漏れ修理を行った際の費用事例をご紹介します。
※作業当時の料金のため、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
庭の散水栓から水漏れしているのを修理してほしいとのご依頼をいただきました。散水栓の取り付け部より水漏れしていることが判明し、止水栓の交換で対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
屋外散水栓交換 単水栓 | 13,200円 |
LIXIL 部品代 | 1,290円 |
防水処理 軽作業 | 3,000円 |
合計 | 17,490円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
お庭の散水栓より水が漏れて止まらないとの状況でご相談をいただきました。蛇口が経年劣化により故障しており、蛇口内部の金属がしっかりかみ合わず水が止まらない状態になっていました。単水栓の交換にて対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
庭 散水栓交換 単水栓 | 13,200円 |
KAKUDAI 部品代 | 3,740円 |
散水栓取付に伴う防水処理 軽作業 | 8,800円 |
合計 | 25,740円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
屋外散水栓より水漏れがあるとのご相談をいただきました。経年劣化により単水栓の脇から水漏れしている状態でした。錆による水栓劣化が原因と考えられました。使用年数25年以上とのことでしたので、単水栓の交換にて対応致しました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
屋外単水栓交換 | 13,200円 |
交換に伴う防水処理 軽作業 | 8,800円 |
LIXIL 部品代 | 4,290円 |
合計 | 26,290円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
今回は、立水栓・散水栓の水漏れ原因と修理方法についてご紹介しました。
屋外に設置されている立水栓や散水栓は劣化していることに気づかず、いつの間にか水漏れが起こっていることがよくあります。
ほとんどがパッキンやシールテープの劣化が原因のため、自分で交換することで改善することが可能です。
作業自体は簡単に行うことができるので、挑戦してみてはいかがでしょうか。