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カメムシの駆除対策のやり方【図解】?お酢やハーブの使い方も解説

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カメムシの駆除対策のやり方【図解】?お酢やハーブの使い方も解説

説明 網戸や庭にカメムシがいてお困りではありませんか?カメムシは不快なにおいを発するだけではなく、庭の植木や作物を食害するおそれもあるので、見つけたときは早めに駆除や対策を行うと安心です。そこで今回は、カメムシの駆除対策のやり方をご紹介したいと思います。

網戸や庭にカメムシがいてお困りではありませんか?

カメムシは不快なにおいを発するだけではなく、庭の植木や作物を食害するおそれもあるので、見つけたときは早めに駆除や対策を行うと安心です。

そこで今回は、カメムシの駆除対策のやり方をご紹介したいと思います。


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カメムシの駆除対策のやり方

不快なにおいを発するカメムシは、見つけたらすぐに駆除して取り除きたい人がほとんどだと思います。

しかし、カメムシは「叩く」「掃除機で吸う」など外部からの刺激に反応して悪臭を発生させてしまうため、なるべくカメムシににおいを出させずに駆除できる方法が理想的です。

そこでまずは、カメムシを駆除する方法についてご紹介いたします。

カメムシ駆除対策1.殺虫剤の効果的な使い方

カメムシの駆除に効果が期待できるのは、ホームセンターやネットショップなどで販売されている「カメムシ駆除に対応している殺虫剤」や、「カメムシ専用の殺虫剤」です。

ただし、カメムシは甲羅のような外殻があるため殺虫剤の効果がすぐに出ない場合があります。殺虫剤を使うときは、動きが止まるまで噴射を続けるようにしましょう。

また、可能であれば比較的殺虫剤が効きやすい腹側から噴射するのがおすすめです。


カメムシ駆除対策2.凍結スプレーでなるべく臭いを抑える



凍結スプレーとは、強い冷気のスプレーを害虫に吹き付けて駆除する対策グッズです。冷気で害虫の動きを素早く止めて、凍死させます。

使い方は殺虫スプレーと同じで、カメムシが動かなくなるまで噴射し続けます。殺虫成分が入っていないため、室内の床や壁、カーテンなどにスプレーがかかっても安心です。

ただし、植物にかかると枯れてしまうことがあるので、庭木や植え込みについたカメムシは別の方法で駆除したほうがいいでしょう。


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カメムシ駆除対策3.ペットボトル捕獲器の作り方

殺虫スプレーや凍結スプレーなどスプレータイプの駆除剤の場合、スプレーの効きが悪いと噴射の刺激でカメムシが悪臭を発生させることがあります。

できるだけカメムシを刺激せずに駆除したい場合は、ペットボトルで自作する捕獲器を使った方法を試してみてはいかがでしょうか。

ペットボトルの捕獲器の作り方・捕獲方法

ここでは、カメムシ用のペットボトル捕獲器の作り方と使い方をご紹介いたします。

1.空のペットボトル容器(大きさ・形は自由)の上から3分の1くらいをハサミやカッターで切り取ります。

2.切り離した部分をひっくり返して、ペットボトルにはめ込みます。

3.はめ込んだ部分をテープで固定します。

4.ペットボトルの底1~2cmくらいまで、食器用洗剤を入れておきます。

カメムシは「外敵から逃げるときに下へ落ちる習性」があります。そのため、捕獲器をカメムシの真下に近づけると、逃げようとした場合そのまま捕獲器へ落ちていきます。

捕獲が成功したら、ラップと輪ゴムで密閉して臭いが漏れないようにしておきましょう。底に入れた洗剤に浸かると、カメムシは溺れてしまいます。


カメムシの駆除対策で気になる『臭い』の対処法

カメムシを駆除する場合、「退治したときに悪臭を発生させるかもしれない」ことを心配する人は多いと思います。

カメムシの臭いは強烈で、手や衣服につくと水やせっけんで洗ってもなかなか取れずに苦労した、という話もよく聞きます。

そこでここからは、カメムシの駆除対策での「臭い」の対処法をご紹介いたします。

掃除機を使ったカメムシ駆除は悪臭が広がる

カメムシを掃除機で吸い込んで駆除すると、室内に悪臭が広がるおそれがあります。

掃除機には「排気口」があるため、掃除機で吸われたことに驚いたカメムシが悪臭を出すと、排気口から部屋中に臭いが広がってしまいます。

臭いが取れなくて掃除機を買い替える結果にもなりかねないので、掃除機でカメムシを吸い込むのはやめておきましょう。

雑誌で叩いてもカメムシの悪臭は飛び散る

カメムシを雑誌などで叩くと、叩いた刺激によりカメムシが悪臭を出します。

また、叩いてつぶすとカメムシの体内にある分泌液(悪臭のもと)が飛び散ることがあるため、臭いによる被害の範囲が広がってしまう可能性もあります。

カメムシはなるべく直接触らず、駆除剤やトラップを使った方法で退治することをおすすめいたします。

>>>殺虫剤の効果的な使い方

>>>ペットボトル捕獲器の作り方

カメムシ駆除でついた『臭い』の落とし方

カメムシの臭いは水に溶けにくいため、水洗いやせっけん、ハンドソープではなかなか落とせないことが多いです。

カメムシの臭いを落とす場合は、下記の方法が効果的です。

  • ・サラダ油やオリーブオイルで臭い成分を溶かす
  • ・食器用洗剤、洗濯洗剤などに含まれる「界面活性剤」で落とす
  • ・日光やドライヤー、アイロン(スチーム)の熱で揮発(蒸発)させる

手についた場合は、油でこすり洗いをしてから、キッチンペーパーなどで油を拭き取ってせっけんで手を洗いましょう。手荒れに注意する必要がありますが、食器用洗剤で洗うとより効果的です。

衣服や布についた場合は油を使えないので、そのまま洗濯用洗剤でつけ置き洗いやもみ洗いをしましょう。その後、日干しやドライヤー、アイロンの熱で臭いの成分を揮発させます。


カメムシを近寄らせないための予防対策一覧

カメムシは餌となる植物を求めて庭に侵入してきたり、秋ごろになると越冬場所を探して家の中に入ってくることもあります。

悪臭を発するカメムシに入ってこられると駆除や追い払うのも一苦労なので、初めからカメムシを寄せ付けない対策があると安心できると思います。

そこでここからは、カメムシの侵入を防ぐ対策方法についてご紹介いたします。

カメムシが好む植物を育てているときは注意

カメムシはさまざまな植物を食害しますが、その中でも特に食べられやすい植物は、トマトやピーマン、インゲンなどナス科やマメ科の作物です。

カメムシの発生が気になるときは、「食害されやすい作物を植えないようにする」といった対策も検討してみましょう。

カメムシ予防対策1.隙間テープで侵入経路をふさぐ

カメムシは、約2mmの隙間があれば入って来られると言われています。

そのため、網戸の穴や窓のわずかなすき間から家の中へ侵入してくる可能性があります。

窓やサッシにできる隙間は、隙間テープを貼り付けて対策しましょう。

窓や網戸と窓枠が当たる部分や、召し合わせ(窓・網戸どうしが重なる部分)に貼り付けて、カメムシなど虫の侵入を防止します。


カメムシ予防対策2.庭の雑草を刈る

カメムシは植物が密生している部分を移動したり、雑草に卵を産み付けることもあります。

庭に雑草が生えているとカメムシが寄り付く・繁殖する原因になるため、こまめに刈り取っておきましょう。

また、雑草が少ない方がカメムシを見つけやすいというメリットもあります。

庭木・植え込みの剪定でカメムシ対策

雑草ではなく観賞用などで植えている庭の植物も、余分な葉や枝は剪定しておくとカメムシの発生を抑える効果が期待できます。

カメムシなどの害虫は葉や枝が密集している場所を好むため、こまめな剪定で風通しを良くして害虫の付きやすい環境を作らないことが大切です。

カメムシ予防対策3.市販の忌避剤を使う

殺虫剤と同様に、カメムシ用の忌避剤も市販されています。忌避剤は、下記のように製品によって様々なタイプがあります。


  • ・本体をそのままつるして設置する
  • ・忌避効果つきの殺虫スプレーを散布
  • ・液体状の忌避剤をハケなどで塗る

洗濯物につくのを防ぎたいときは設置タイプ、網戸に止まるのを防ぎたいときはスプレーや液体タイプなど、対策場所ごとに製品を選ぶと効果的です。



カメムシ予防対策4.お酢のスプレーを散布

お酢のにおいは害虫を寄せ付けにくくする効果があるので、「庭木のカメムシ予防」など薬剤を使わずにカメムシ対策がしたい場合におすすめの方法です。

やり方は、酢を水で3倍にうすめたものをスプレーボトルに入れて散布するだけです。

ただし、お酢が効きにくい種類(または個体)のカメムシもいるので注意が必要です。お酢のスプレーを散布しても効果が得られないときは、ほかの方法を試してみることをおすすめいたします。

カメムシ予防対策5.ハーブやハッカを使って虫よけ

カメムシはハーブやミントなどのスッキリとした香りが苦手です。

そのため、庭にハーブを植えたりハッカ油を散布することで、カメムシを寄せ付けにくくすることができます。また、ゴキブリや蚊の対策にも使えます。

ただし、ハーブを植える場合は「繁殖力の強い種類」に注意しましょう。たとえばミントは非常に増えやすい植物なので、庭に直接植えずに鉢植えなどで育てるのがおすすめです。


ハッカ油スプレーでカメムシ除けをするやり方

ハッカ油と水・エタノールを混ぜたスプレーを散布しても、ハーブと同様の虫よけ効果が期待できます。また、お酢と同じように植物にも使えます。

ハッカ油スプレーの作り方は、下記の通りです。


  • ・ハッカ油20~30滴
  • ・無水エタノール10ml
  • ・水90ml

上記3つを、スプレーボトル(ポリプロピレンまたはポリエチレン製)に入れてよく混ぜ合わせれば完成です。

庭木や窓、換気口などカメムシが侵入しそうな場所に定期的に散布しましょう。

カメムシ予防対策6.防虫ネットで侵入防止


「マンションのベランダで干している洗濯物にカメムシがついている」といった場合は、防虫ネットを設置して対策してみましょう。

カメムシは2mm程度の小さい種類もいるため、なるべく目の細かいものを選ぶと安心です。

また、防虫ネット自体にカメムシがつくのを防ぐために、防虫ネットにハッカ油スプレーをまく、防虫ネット付近に忌避剤を置くなど、ほかの対策も併せて使うとより効果的です。


カメムシの駆除対策のやり方まとめ

今回は、カメムシの駆除対策のやり方についてご紹介いたしました。

カメムシが家や庭に入ってきたときは、駆除剤や捕獲器など、悪臭を発生させにくい駆除方法がおすすめです。

また、忌避剤やハーブなどを使ってカメムシを近寄らせない対策も行っておくといいでしょう。

効果的なやり方は対策場所やカメムシの種類によって異なる場合があるので、いくつか方法を試して自分に合った対策を見つけてみてはいかがでしょうか。


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生活救急車 編集部
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とてもわかりやすいないようでたいさくほうがわかりました。さっそくやってみます!

ペットボトルが良いですね!

10月に旅行先の宿にカメムシがいっぱいいるとの口コミがあるので、ペットボトルと洗剤持参で対応してみたいと思います。昨年のお宿でもカメムシが大量発生で、お部屋にはガムテープがおいてあり、それで対応しました。

ペットボトルとミントで対策したいと思っています。 ありがとうございました。

ありがとうございます! 今度使ってみます!

早速ハッカ油等を購入して試そうと思います。