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虫食い栗の見分け方とは?下処理や保存方法も解説

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虫食い栗の見分け方とは?下処理や保存方法も解説

説明 虫に食べられた栗の見分け方を探していませんか?虫食い栗は、皮をむいて直に虫と対面しなくても見分けることができます。そこで今回は、虫食い栗の見分け方や下処理・保存方法をご紹介します。

虫に食べられた栗の見分け方を探していませんか?

栗の処理をしようとしたら中から虫が出てきた!という話を聞いて栗の下処理を踏みとどまってしまう方もいらっしゃると思います。

しかし虫食い栗は、皮をむいて直に虫と対面しなくても見分けることができます。

そこで今回は、虫食い栗の見分け方や下処理・保存方法をご紹介します。


虫食い栗の見分け方とは

栗は非常に虫がつきやすいので、無農薬栽培や山に自然になっている栗には高確率で虫が入っています。

見た目で判別できればいいのですが、「見た目がきれいだったのに虫がいた・・」ということもあるように、見た目だけで判別できないものもあります。

調理しようとしたときに中から虫が出てきたら気持ちが悪いから、『なんとか皮をむく前に見分けたい』と思う方は多いと思います。

そこでここでは、虫食い栗の見分け方をいくつかご紹介します。


虫食い栗の見分け方3ステップ

山で拾う栗の7~8割は、虫が卵を産みつけているといわれています。拾ってきた時点でふ化してしまっている場合は、下記の方法で見分けることが可能です。



栗に生息する虫は食べても問題ないですが、あまり積極的に虫を食べたいという方はいないと思います。

虫を見るのは嫌だな・・・という方は、下記の項目で詳しくご紹介しているのでこれらの方法を試してみてください。


虫食い栗の見分け方1.栗の表面を観察してみる

拾ってきた栗の表面に、小さな穴が開いているものはありませんか?穴が開いている栗は『中に虫がいる』または『虫が栗を食べつくした』証拠です。

栗の中でふ化した虫は、栗を食べながら生息します。穴が開いている栗はすでに食害に遭っているので、先に処分してしまいましょう。

もし自分で栗拾いをするときは、穴が開いているものは避けるようにすると『中から虫が出てきた!気持ち悪い!』という思いをすることが少なくなるのでおすすめです。


虫食い栗の見分け方2.栗を水に浮かべてみる

穴が開いていないのに皮をむいたら、中から虫が出てきたという話をよく耳にします。こうならないためにも穴の開いた栗を取り除いたら、今度は水に浮かべて虫がいないか確認します。

バケツにたっぷり水を張って、その中に栗を入れて半日程放置しておきます。虫が入っている栗は、表面に浮かんでくるので処分しましょう。

栗の中で暮らす虫は栗を食べてしまうため、実がなくなり軽くなります。これが水に浮かぶ理由です。

しかし、虫の食害がまだ浅い場合は、浮かんできていないのに虫が出てくることもあります。すべての虫食い栗を見分けることはできないので注意しましょう。


穴が開いていないのに虫が入っているのはなぜ?

栗に侵入している虫は果実になる前の花の状態のときに卵を産みつけるため、穴を開けずに中に生息することができます。

たとえ実になってから卵を産んだとしても、まだ青い状態の栗が成長する段階で穴がふさがってしまうため、中に虫が入っていることに気が付きません。

やがて成長した虫は、栗を食べつくすと穴を開けて外に出ていきます。これが穴の開いた栗となります。


虫食い栗の見分け方3.中から粉が出る

穴が開いた栗を取り除いてから、その他の栗を重ならないように紙の上に並べて置いて1日程度放置します。

放置した栗の下に白い粉が落ちていたら、中にいる虫が活動している証拠です。粉が出てきた栗は処分しておきましょう。

また、皮が黒い栗も食害が進んでいる目印です。並べた栗の中に皮が黒いものが混ざっていたら、腐っているので捨てましょう。


虫食い栗を見分けたらすぐに『下処理を行う』

既に虫に食べられている栗を処分したら、早めに下処理を行うようにしましょう。ここでは、栗の下処理を行う手順をご紹介します。


下処理をしないと虫に食べられる?

先ほども記述しましたが、天然のほとんどの栗には虫の卵が産みつけられています。スーパーなどで売っている栗は殺虫処理されているものがほとんどですが、山で拾ってきた栗や無農薬栽培の栗にはこの処理が行われていません。

そのため、拾ったまま何もせずに放置しておくとどんどん虫が卵からふ化して中身を食べてしまいます。下処理を行わずに冷蔵庫などに入れてしまうと、虫が大量発生するので注意しましょう。

下処理を行っておけば卵がふ化することを防げますし、一度に使い切る必要はないので安心です。次の項目で下処理の手順をご紹介します。


栗についている虫は食べても平気

ほとんどの栗には虫がいると何度もご紹介しましたが、気づかないうちに虫を食べてしまうことはないの?と疑問に思う方もいらっしゃると思います。

栗に生息する虫は主に『クリシギゾウムシ』や『クリミガ』などです。毒はなく、タンパク質が豊富な虫なので食べても問題ないとされています。

万が一『食べてしまった!』という方も心配ありません。できれば食べたくないと思うので、早めに虫止めをしておくのがおすすめです。


虫食い栗を見分けたあとに行う下処理方法

ここでは、虫止めのための下処理手順をご紹介します。この処理を行うことで、栗に産みつけられた卵を死滅させることができます。

ポイントは『低温でゆでること』です。お湯を沸騰させないように気を付けながら行いましょう。


  • 【準備するもの】
  • ・栗
  • ・水
  • ・野菜用の穴あきビニール袋
  • ・温度計
  • ・鍋

  • 【栗の下処理手順】
  • 1.栗についた汚れを流水で洗う。
  • 2.大きめの鍋に、栗がしっかり浸かるくらいの量の水を入れて80度まで沸かす。
  • 3.栗を鍋に入れて弱火にかけ、お湯の温度を80度にキープしたまま1分煮る。
  • 4.水を切って栗の表面が乾くまで陰干しする。
  • 5.乾いたら穴を開けたビニール袋に入れて冷蔵庫で保管する。
  • ※栗にカビが生えるのを防ぐため、必ず穴をあけたビニールを使う。




虫食い栗にしないための適切な保存方法

栗は常温保存だと持って数日ほどです。そのため、冷蔵・冷凍保存を行うのがおすすめです。

ここでは、栗の適切な保存方法をご紹介します。


虫食い栗にしないための適切な保存方法【冷蔵保存】

栗は0度に近い温度で保存すると、甘味が増すといわれています。4~5週間冷蔵しておくことで、栗の糖度を3倍程増やすことが可能です。

下記の手順で保存しておきましょう。


  • 【栗を冷蔵保存する方法】
  • 1.下処理を済ませた栗をチルドスペースに入れておく。
  • 2.3日程度は一晩置くと袋の内側に水滴が出てくるため、1つずつ栗の水分をふき取って冷蔵庫に戻す。(カビの発生を防ぐため)
  • 3.4~5週間冷蔵する。

保存可能期間は3ヶ月程ですがだんだん味が落ちてくるので、できるだけ早めに食べるか加工しておくようにしましょう。

※ここでご紹介しているのは皮をむかずに保存する方法です。皮をむいて保存した場合は、数日中に食べきるのがおすすめです。


虫食い栗にしないための適切な保存方法【冷凍保存】

栗をできるだけ長期間長持ちさせたい方は、冷凍保存がおすすめです。下処理の方法は冷蔵の場合と同じなので、下処理を済ませたら下記の方法で保存しましょう。

冷凍の場合は、皮付き・皮なしどちらも保存期間は6か月程度です。冷蔵保存同様あまり長く保存しておくと味が落ちるため、なるべく早めに食べるのをおすすめします。

冷凍保存するときは下処理をしたら粗熱を取り、冷凍バックに入れて冷凍庫で保存します。皮をむいて保存したいという方は、粗熱が取れた段階でむいてから入れましょう。

冷凍保存した栗は、解凍してそのまま使うことができます。




虫食い栗の見分け方まとめ

今回は、虫食い栗の見分け方をご紹介しました。

栗の中に入っている虫は、皮をむく前に見分けることが可能です。まだ卵がふ化する前に下処理を行えば虫の発生を抑えることができます。

処理を行った後は冷蔵・冷凍保存をすることで、長期間保存することができるのでおすすめです。

栗を拾ってきたら、できるだけ早めに下処理を行うようにしましょう。

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