ピーピースルーFがつまったときの対処法とは？使ってはいけない場面…

ピーピースルーFを使ったらつまってしまってお困りではありませんか？

ピーピースルーFは排水管を直接触らずに掃除できる便利な洗浄剤ですが、使い方を間違ってしまうと効果が出ない・逆効果になるケースもあります。

ピーピースルーFの洗浄効果を発揮するには、使う場所や使い方について正しく知っておくことが大切です。

そこで今回は、ピーピースルーFがつまったときの対処法や、使ってはいけない場面についてご紹介したいと思います。

ピーピースルーFがつまる・固まる原因とは？

ピーピースルーFは家庭での使用も可能で、お風呂やキッチンの排水口つまりを強力に洗浄することができます。

しかし、使い方を誤ると効果が薄くなったり、逆につまりが悪化する場合もあるので注意が必要です。

まずは、ピーピースルーFがつまる・固まる原因についてご説明したいと思います。

ピーピースルーFが「つまった・固まった」人の使い方

ピーピースルーシリーズはもともと業務用の洗浄剤のため、一般的な排水管洗浄剤（液体パイプクリーナー）とは使い方が少し異なる部分があります。

そのため、通常の洗浄剤と同じ感覚で使ってしまうと失敗してトラブルに発展することがあります。

ここでは、「ピーピースルーFを使ったらつまった・固まった」ケースについてご紹介いたします。

また、今まさに「つまった・固まった」という人は下記で対処法を紹介しております。

>>>ピーピースルーFがつまった・固まったときの対処法

ピーピースルーFを冷水で流したため固まった

ピーピースルーFの粉末は、40℃～50℃のお湯で溶かして使用します。

水や冷水を流した場合、排水管の中で溶け残った粉末が固まって反対につまりの原因になることがあります。

排水管の洗浄剤は、製品によって水・お湯の指定が異なります。ピーピースルーFに限らず、排水管洗浄剤を使用するときは毎回注意書きを呼んで使い方を確認しておくと安心です。

粉末を溶かすお湯が少なすぎて溶け切らなかったのでつまった

ピーピースルーFの粉末を溶かすお湯の適量は、500ml～600mlです。

粉末の量に対してお湯が少なすぎると、粉末が溶け切らないまま排水管へ流れていって、排水管の温度で冷やされて固まってしまう可能性があります。

お湯の量、ピーピースルーＦの使用量については、説明書を確認して適量を使うように注意しましょう。

ピーピースルーFの正しい使い方とは

ピーピースルーFは強力な薬剤のため、適切な道具を用意して正しい手順で使用することが大切です。

ここでは、ピーピースルーFの使い方についてご紹介いたします。

必要な道具

• ・ピーピースルーF
• ・ゴム手袋
• ・マスク
• ・ゴーグルまたはメガネ

注意点ですが、粉末は水と混ざると刺激臭がする、粉末をまくときに粉が目や口に入る、などの危険性があります。

ピーピースルーFの使用中は、必ず皮膚や顔を保護するものを着用しましょう。

ピーピースルーFの使用手順

ここでは、ピーピースルーFの使用手順をご紹介します。

ピーピースルーFがつまった・固まったときの対処法

使用法を誤ってピーピースルーFをつまらせてしまった場合でも、すぐに対処すればつまりを自分で解消できる場合があります。

そこでここからは、ピーピースルーFがつまった・固まったときの対処法についてご紹介したいと思います。

お湯でピーピースルーFの粉末を溶かす

粉末を水で流したことが原因でピーピースルーFがつまってしまった場合は、固まった粉末をお湯で溶かせば解消できる可能性があります。

40℃～50℃のお湯を多めに用意し、排水管に流し入れてから30分ほど時間をおいて、水をたくさん使って洗い流してみましょう。

熱湯は排水管が傷む原因になるので使わない

ピーピースルーFを溶かすときのお湯は、沸かしすぎないように注意しましょう。

排水管の耐熱温度は約60～70度ですので、それ以上の熱湯を使うと排水管の寿命を縮めることになります。

また、ピーピースルーF自体も発熱するため、ピーピースルーFは必ず適温の「40℃～50℃」のお湯を使用しましょう。

ピーピースルーFのつまり対策では「お湯で溶かしながら流し込む」

ピーピースルーF自体がつまってしまうトラブルは、粉末をお湯でしっかり溶かせば対策できます。

排水口から粉末を流し込むときは、「粉末全体に、お湯をまんべんなく」かけて、溶け残りがないようにするとつまりを防止できます。

お湯の適量は500ml～600mlですが、固まるのが心配なときはお湯を多めに（1L程度）用意しておくといいでしょう。

ピーピースルーFを使ってはいけない場面とは？

ピーピースルーFはおもに「排水管のつまり解消」の目的で使用しますが、つまりの種類や場所などによっては「使ってはいけない場面」もあります。

本来の洗浄効果を発揮するために、使用前にピーピースルーFが適している場所かどうかもチェックしておくことをおすすめいたします。

ここでは、ピーピースルーFの使用が向いていないケースについてご紹介したいと思います。

異物のつまりには使えない

ピーピースルーFで溶かすことができる汚れは、髪の毛や油汚れのヌメリなどです。

プラスチックのキャップやおもちゃなどの固形物を溶かすことはできないため、異物のつまりを解消する目的では使えない点に注意しましょう。

手で取り除けない位置にある異物は、専門業者に複数見積りを取って納得できるところにつまり除去を依頼しましょう。

ピーピースルーFは「トイレへの使用には適していない」

メーカーによるピーピースルーFの製品紹介ページでは、「トイレへの使用には適しておりません」という記載があります。

これは、「ピーピースルーFの薬剤がトイレの汚れの種類に合わない」ことがおもな理由です。

トイレの汚れに多い尿石などは、酸性洗剤が効果的です。しかし、ピーピースルーFはアルカリ性の薬剤なので、トイレに使ってもあまり効果が得られません。

トイレの尿石汚れには、同じメーカーが販売している「デオライトL」が適しています。

排水口つまりの費用について紹介

異物のつまりや排水管奥のつまりなど、ピーピースルーFで対処できないつまりの場合は専門の業者に相談することをおすすめします。

しかし、業者に依頼する場合は費用がいくらかかるのかが気になると思います。

そこでここからは、排水口つまりの除去を業者に依頼した場合の費用についてご紹介いたします。

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

生活救急車で排水口つまりの除去作業を行った場合の料金事例

業者による排水口つまり除去にかかる費用は、つまりの場所や状態など、作業内容によって異なります。

正確な料金を知りたいときは、業者に連絡して現地での見積もりを依頼することをおすすめいたします。

ここでは費用をイメージしやすいように、生活救急車で排水口つまりの除去作業を行った場合の料金事例をご紹介したいと思います。

洗面台のつまり除去

洗面台の水の流れが悪いとのご相談をいただきました。節水仕様の水栓のため、元から水の流れる量が少ないこともあり、洗剤を使用した際に排水管の中に残留してしまうことが原因でつまっていました。配管を分解し、物理的に付着物を取り除きました。

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

キッチンの排水つまり除去

キッチン排水つまりでお困りでした。配管内に油等が蓄積して詰まりが発生しておりました。高圧ポンプと薬剤を使用して除去しました。

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

浴室の排水つまり除去

浴槽の排水溝がつまり、流れないとのご相談をいただきました。経年使用により髪の毛などの汚れが排水管内に蓄積したことがつまりの原因であると考えられます。配管のつまりを取り除く専用の道具を使用し、排水路にふたをしている髪の毛などの汚れを貫通させることで不具合の症状を解消しました。

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

ピーピースルーFがつまったときの対処法まとめ

今回は、ピーピースルーFがつまったときの対処法についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

ピーピースルーFは、水で溶かしたり、お湯の量が少なすぎると排水管の中でつまったり固まってしまうことがあります。また、トイレの汚れや異物のつまりには適していない点にも注意しましょう。

ピーピースルーFを使ってもつまりが解消しない場合は、業者に相談することをおすすめいたします。

生活救急車では排水口つまりの除去作業を承っておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。まずは、現地見積もりからご対応させていただきます。

生活救急車 編集部

生活救急車が運営するレスキューなびでは、暮らしのお困り事に役立つ情報として、トラブル解決に導くノウハウや当社の事例をお届けいたします。
株式会社小学館が発信するライフハックサイト「@DIME」でレスキューなびのお役立ち記事が紹介されました。
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