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説明 出入口や窓のシャッターに蜂の巣ができてお困りではありませんか?シャッターの蜂の巣は、戸袋や高所など巣がある場所によっては駆除が大変になるケースもあります。そこで今回は、シャッターの蜂の巣駆除の方法や、自分で駆除するときの対処法についてご紹介いたします。
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出入口や窓のシャッターに蜂の巣ができてお困りではありませんか?
蜂は屋根のある場所や閉鎖空間を好んで巣作りするため、しばらく使っていないシャッターなどに巣を作ることがあります。
蜂の巣は大きくならない初期のうちに駆除をすると安心ですが、シャッターの蜂の巣は、巣がある場所によっては駆除が大変になるケースもあります。
そこで今回は、シャッターの蜂の巣駆除の方法や、自分で駆除するときの対処法についてご紹介いたします。
シャッターの蜂の巣駆除を自分でやる場合は、巣の位置や規模を確認したり、必要な道具を用意するといった事前の準備が重要になります。
シャッターに向かって、いきなり殺虫剤を使うと薬剤が効いていない蜂が飛び出て刺されることもあるので、できるだけリスクを避けて駆除できる状態に整えておきましょう。
まずは、シャッターの蜂の巣駆除を行う前にやっておくことについてご紹介したいと思います。
最初に、蜂の巣の位置や状態を確認しましょう。3m以上離れた距離からシャッターの周囲を目視して、蜂の巣の位置を特定します。
スマホカメラのズーム機能(ライトは消しておきましょう)や双眼鏡を使用すると、離れた位置からでも比較的確認しやすくなります。
外から見ても巣が確認できないときは、シャッターの戸袋(シャッターボックス)の中に巣が作られている可能性が考えられます。
戸袋から蜂が出入りしていないかどうかを観察してみましょう。
蜂の巣がシャッターの戸袋の中にできていた場合、自力で駆除をするのはかなり大変な作業になります。
戸袋の奥は目視しにくいため、殺虫剤が届きにくかったり、想定より蜂の量が多かった場合は刺されるリスクも高くなります。
なるべく危険性を低くするには、蜂の数や巣の大きさを事前に確認しておくことが大切です。
しかし、戸袋の巣を確認する場合は、「巣にかなり近づく」「巣をライトで照らす」など、蜂を刺激する行為をすることになり危険が伴います。自分で巣を確認するときは、必ず防護服など肌を露出しない服装で行いましょう。
巣の位置が確認出来たら、次は巣にいる蜂の種類を特定しましょう。
シャッターに巣を作ることが多いのはアシナガバチやスズメバチですが、まれにミツバチが巣を作ることもあります。
下記の表を参考に、外見の特徴などから種類を確認しておきましょう。
種類 | スズメバチ | アシナガバチ | ミツバチ |
---|---|---|---|
蜂の外見 | 腹部が大きくて太く、オレンジ系の色 |
後ろ足が長く、腹部が黄色っぽい |
丸い形の体で、細かい毛が生えている |
巣の外見 | 円・楕円形やとっくりのような形。40cm~80cmくらいの大きさで、薄茶色のマーブル模様 |
お椀を逆さにしたような形。15cmくらいの大きさで、灰色 |
平たい形で、複数重なっていることもある。巣の色は白やクリーム色 |
巣作りの時期 | 4月~7月前後 |
4月~6月前後 |
6月~8月前後 |
上記の中でもスズメバチはとくに攻撃性が高く危険なため、専門の業者に駆除の依頼をすることをおすすめいたします。
シャッターの蜂の巣を駆除するときに必要な道具は、下記の通りです。
※自治体によっては、防護服の貸し出しがされていることがあります。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
駆除をするときの服装は防護服が望ましいですが、どうしても用意できないときは下記のような肌を露出しない服装で代用することもできます。
※自治体によっては、防護服の貸し出しが行われていることもあります。「住んでいる自治体 防護服 貸し出し」で検索して調べてみましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
シャッターの外側にできた蜂の巣に使う場合は、離れた位置からでも殺虫成分が届く、噴射力の強いタイプがおすすめです。
戸袋の中にできた蜂の巣に使う場合は、狭い隙間から殺虫スプレーを噴射できる、ノズルの細いタイプを選ぶといいでしょう。
ここからは、シャッターの蜂の巣を自分で駆除する方法についてご紹介いたします。
駆除を始める時間は、働き蜂が巣に戻ってくる日没後2~3時間後を目安にしましょう。
シャッターの蜂の巣は、「シャッターの外側か、戸袋の中か」「巣の位置が手の届く範囲にあるか、届かない高所にあるか」で駆除の手順が異なるため、それぞれケース別にご紹介したいと思います。
※蜂の巣が15cm以上のときや殺虫剤が届かないような位置にあるときは、業者依頼されることをおすすめします。
店舗入り口のシャッターなど、外側で手が届く範囲に蜂の巣ができたときは、庭木や軒先に巣ができたときと同様の対処法で駆除を行います。
駆除の手順は、下記の通りです。
1.赤いセロハンを貼った懐中電灯をつけて、巣から2~3mの位置まで近づき巣の位置を確認します。
2.風上(または無風状態)から、巣に向かって殺虫スプレーを10秒~20秒程度噴射します。
殺虫剤に驚いた蜂が巣から飛び出してくることがありますが、慌てずに飛んできた蜂にもしばらく吹き付けましょう(近づかれすぎて危険だと感じたらすぐに駆除を中止し、避難します)。
3.巣の周りにいる蜂を駆除したら、巣穴の中に殺虫スプレーを散布して巣の中にいる蜂を駆除します。
4.棒か剪定ばさみを使って蜂の巣を落とし、ゴミ袋に入れます。
5.念のため、ゴミ袋の中に殺虫スプレーを噴射します。
6.地面に落ちている蜂の死骸をトングでつかんでゴミ袋に入れます。死骸をつかんだときに反射で毒針が飛び出ることがあるため、必ずトングを使用しましょう。
7.ゴミ袋を可燃ごみとして処分します。
8.巣があった場所に殺虫スプレーをまいて防除をしたら完了です。
シャッターの外側に蜂の巣ができているけれど、2階など高い位置にあるため手が届かない場合は、少し工夫が必要です。
殺虫スプレーが巣や蜂に届かないと駆除ができないため、高所用のスプレー噴射器具を用意しましょう。
※高所での作業は危険を伴います。個人での作業は推奨しておらず、業者の予約がどうしても間に合わない場合の最終手段としてご紹介しております。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
1.赤いセロハンを貼った懐中電灯をつけて、巣から2~3mの位置まで近づき巣の位置を確認します。
2.スプレー噴射器に殺虫剤をセットして、風上(または無風状態)から巣に向かってスプレーを噴射します。
殺虫剤に驚いた蜂が巣から飛び出してきたら、出てきた蜂にも殺虫剤を吹き付けましょう(近づかれすぎて危険だと感じたらすぐに駆除を中止し、避難します)。
3.蜂が巣から蜂が出てこなくなったら、棒か剪定ばさみで巣を落とします。高さが足りないときは、脚立を用意しましょう。
4.落とした巣をゴミ袋の中に入れてから、ゴミ袋の中に殺虫スプレーを噴射します。
5.地面に落ちている蜂の死骸をトングでつかんでゴミ袋に入れます。死骸をつかんだときに反射で毒針が飛び出ることがあるため、必ずトングを使用しましょう。
6.ゴミ袋を可燃ごみとして処分します。
7.巣があった場所に殺虫スプレーをまいて防除をしたら完了です。
シャッターの戸袋の中に巣ができていたときは、戸袋の中に殺虫剤を充填する方法で駆除します。
駆除の手順は、下記の通りです。
1.戸袋の穴(開口部)や隙間を養生テープやビニールでふさいでおきます。ただし、完全に密封はせず、殺虫スプレーのノズルを差し込む隙間を残しておきましょう。
2.戸袋の隙間から殺虫スプレーのノズルを差し込んで、殺虫剤を噴射して戸袋全体に充填させます。
戸袋の隙間から蜂が逃げ出してきたときは、その都度直接殺虫剤を噴射して駆除します。
3.殺虫剤1~2本分を戸袋に充填したら、蜂の羽音がしなくなるまで様子を見ます。逃げ出してきた蜂がいたら、都度殺虫剤で駆除していきます。
4.完全に蜂の反応がなくなったら、密封を解いて巣の撤去を行います。戸袋の中に巣がある場合は、シャッターを分解する必要があります。
シャッター上部にある戸袋のネジを、ドライバーか電動ドリルで外すと戸袋の底板を外すことができます。戸袋の位置が高くて手が届かないときは、脚立を用意しましょう。
5.分解したシャッターから巣を取り外して、ゴミ袋に入れます。その後、ゴミ袋の中に殺虫スプレーを噴射します。
6.戸袋に残った蜂の死骸をトングでつかんで回収します。蜂の死骸は素手で触ると反射で毒針が出ることがあるため、必ずトングを使いましょう。
7.ゴミ袋を可燃ごみとして処分します。
8.巣があった場所に殺虫スプレーをまいて防除をしたら完了です。
シャッターが分解できない場合は、戸袋の隙間に長い棒などを差し込んで巣を細かくしてかき出す方法もあります。
巣を撤去した後は、戸袋の隙間からトングなどで蜂の死骸(幼虫も)を回収するのを忘れないように注意しましょう。
手の届かない高い位置のシャッターで、戸袋の中に蜂の巣ができた場合は自力での駆除作業は避けたほうがいいでしょう。
このケースでは基本的に脚立に上った状態での作業が必要になるため、もし蜂に襲われてもすぐに逃げることができません。
また、蜂の駆除作業に慣れていない人だと、襲ってきた蜂に驚いた拍子に脚立から落ちてけがを負ってしまうおそれもあります。
蜂による被害や転落事故のリスクが高いため、高所のシャッターの戸袋に蜂の巣ができたときは、蜂の巣の駆除業者に作業を依頼することをおすすめいたします。
自力での駆除が難しいと感じたときは、無理をせず専門の業者に駆除を依頼することをおすすめいたします。
しかし、業者に依頼する場合は料金がいくらかかるのかが気になると思います。
そこでここからは、蜂の巣駆除を害虫駆除業者に依頼した場合の費用についてご紹介いたします。
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
蜂の巣の駆除作業にかかる料金は、蜂の巣の大きさや蜂の種類などによって異なります。
ここでは費用をイメージしやすいように、生活救急車で蜂の巣駆除を行った場合の料金事例をご紹介したいと思います。
ハチの調査依頼で訪問しました。ハチが家の窓に向かって何度も突進しているのを見たため調査をしてほしいとのことでした。ハチの調査と駆除、再発を防ぐ予防用のスプレー散布にて対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
ハチ駆除 基本料 | 4,400円 |
出張料 | 4,400円 |
繁忙期(5~12月) | 3,300円 |
予防用スプレー(1ヵ月保証) 3㎡ | 13,200円 |
合計 | 25,300円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
ハチの巣の駆除依頼で訪問しました。アシナガバチの駆除と窓のシャッターの間にできた大きさ5~10㎝ほどの巣の処分を行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
ハチ駆除 基本料 | 4,400円 |
繁忙期(5~12月) | 3,300円 |
アシナガバチ | 10,450円 |
巣の大きさ 5~10cm | 3,300円 |
巣の処分(簡易清掃含む) | 5,500円 |
合計 | 26,950円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
ハチの巣の駆除依頼で訪問しました。シャッターにできた大きさ5~10㎝ほどのアシナガバチの巣の処分を行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
ハチ駆除 基本料 | 4,400円 |
繁忙期(5~12月) | 3,300円 |
アシナガバチ | 10,450円 |
巣の大きさ 5~10cm | 3,300円 |
巣の処分(簡易清掃含む) | 2,750円 |
後日作業代 | 13,200円 |
合計 | 37,400円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
今回は、シャッターの蜂の巣駆除を自分でやる方法についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
シャッターに蜂の巣ができた場合、戸袋の中や高所など作られた場所によっては駆除が難しくなることがあります。
防護服や高所用のスプレー噴射器を使って対処できる可能性もありますが、自力での駆除が大変と感じたときは無理をせず専門の業者に相談することをおすすめいたします。
生活救急車では蜂の巣の駆除を承っておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。まずは、現地見積もりからご対応させていただきます。