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説明 一人暮らしの金庫の選び方が分からなくて困っていませんか?ランキング上位の商品だからといって、自分がほしい機能が備わっているとは限りません。そこで今回は、一人暮らしの金庫の選び方をご紹介します。
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一人暮らしの金庫の選び方が分からなくて困っていませんか?
金庫を選ぶときに種類が多すぎて分からなくなると、ランキングを見て上位のものを購入しよう!と考える人もいると思います。
しかし、ランキング上位の商品だからといって、自分がほしい機能が備わっているとは限りません。
買ったあとに「これちょっと違ったな・・・」とならないためにも、しっかり検討することが大切です。
そこで今回は、一人暮らしの金庫の選び方をご紹介します。
はじめて金庫を買うとき、ネットでおすすめの金庫を調べていると色々なサイトでたくさんの金庫が紹介されています。
正直、たくさん紹介されていて「どれが一番いいのかわからない」と感じて、おすすめランキング1~3位くらいの金庫を買う人が多いと思います。
ただ、そのおすすめランキング上位の金庫を買って「失敗した!」という人から、金庫トラブルの依頼をいただくこともあります。
そこでここでは、おすすめランキング上位の金庫を買ったときによくある「失敗例」をご紹介します。
一人暮らし向け金庫のおすすめランキングでは、「持ち運びやすい金庫」が必ずといっていいほど紹介されています。
1K、1Rのような賃貸物件に住んでいる一人暮らしの人にとっては、スペースを取らない・移動がしやすい金庫は魅力的に見えます。
しかし、「防盗(盗まれないようにする)目的」であれば、小型の持ち運びやすい手提げ金庫は不向きです。
泥棒に鍵を壊された方の依頼受付時に「手提げ金庫に貴重品を入れていたら、丸ごと盗まれてて、、、」という話も聞きますので、注意しましょう。
手提げ金庫を使うときは、現金・キャッシュカードや宝飾品のような「お金、すぐお金に変えられるもの」は保管しないのがおすすめです。
マイナンバーカードや印鑑など、「すぐお金にならないけど、失くすと困るもの」であれば、防火・防水タイプの手提げ金庫に保管するのもいいでしょう。
ただ、盗まれないように手提げ金庫本体はすぐには見つからない場所に隠しておくことをおすすめします。
これは一人暮らしでない人にもよくある失敗例ですが、「ボルトで固定するタイプの金庫を買ったけど、賃貸だから固定できない」という失敗です。
金庫の防盗対策には、主に2種類あります。
このうち「ボルトで固定する」タイプは、床や壁に穴を空けないと「貴重品がたくさん入った箱」になってしまいます。
金庫を購入する前には、必ず設置方法や重量を確認しておきましょう。
重量が軽いのに「防犯対策」を謳っている金庫があったら、ボルトで固定するタイプの可能性があります(実際は、防盗対策が施されていない金庫もあります)。
また、重量が50kgを超える金庫だと、自分で移動するのが大変ですので、金庫販売業者が運搬までやってくれるのかも購入前に確認しておいたほうがいいでしょう。
ネットショップには、1万円くらいの金庫がたくさん売られています。なかには、1万円を切るような金庫もあります。
値段については、「金庫の種類や大きさ」によって異なるので、「安いから悪い」というわけではありません。
ただし、「今日ネットで金庫を買ったんですけど、試しに通帳を入れたら開かなくなって・・・」というトラブルもあるので注意が必要です。
「大手・有名メーカーの金庫は高い!」というイメージを持っている人もいるかと思いますが、実際は大手・有名メーカーでも1万円前後で買える金庫があります。
金庫を取り扱っているメーカーで、大手・有名どころというと上記のような会社があります。
ネットショップで「この金庫、安いけど大丈夫かな?」と思ったときは、メーカー名を確認するといいでしょう。
ここでは、一人暮らしの家におすすめの火災に強い金庫をご紹介します。
耐火金庫はたくさんあり、庫内のサイズ、重さ、施錠方法は金庫によってさまざまです。
耐火金庫を選ぶときは、自分の部屋のサイズや保管しておきたいもののサイズと比較しておくと安心です。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
30分~1時間の耐火性能を備えておりA4サイズもしっかり入るので、書類など燃えたら困るものを保管するのに安心です。また、シリンダーとダイヤルの二重ロックで防犯性も優れています。
耐火金庫となるとコストがかかるというイメージですが、この金庫は比較的安価なためそこまで高いのは予算的に買えないという方にもおすすめです。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
耐火性能1時間で約20年の耐用年数がある金庫です。A4 サイズがピッタリ入るので、書類の保管にも適しています。
鍵のみで開閉できるため、頻繁に出し入れする方もストレスなく使うことができます。また、本体の重量が50㎏あり簡単に持ち去ることができないため、防犯性も備えたいという方におすすめです。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
1時間で927度まで加熱しても内部の温度は177度以下を保つことができる金庫の証である、UL1時間耐火テストに合格した優れた耐火性能がある金庫です。
熱に弱いDVDなどのデジタルメディアも安心して保管することができます。また、耐火性能だけでなく極太カンヌキによるロックでこじ開け対策も万全です。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
耐火性能1時間の暗証番号や指紋認証で解錠するタイプの金庫です。イタズラ防止機能や2本のカンヌキで、不正開錠を防ぐことができます。
また内蔵シリンダーが備わっているため、電池切れなどの万が一の際も解錠することが可能です。
インテリアになじむおしゃれなデザインなので、見た目もこだわりたいという方におすすめです。
ここでは、一人暮らしにおすすめの水害に強い金庫をご紹介します。
耐水金庫を選ぶときは、「どのくらいの時間、浸水に耐えられるのか」「どの程度の浸水(水の量)に耐えられるのか」を確認しながら選ぶのがおすすめです。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
大雨や台風にによる20㎝未満の浸水被害に対して、24時間の耐水性能があります。重要な書類やDVD、USBなどのデジタルメディアの保管に適しています。
また、太い4本のカンヌキでこじ開けなどの破壊解錠にも強い、優れた防犯性能が備わっています。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
防水性能の金庫は1~2時間の耐性が一般的ですが、この金庫は24時間の防水が可能です。また。水深も1.5mまで耐えられることができるため、川や海の近くに住んでいるから水害に備えたいという方におすすめです。
ここでは、一人暮らしにおすすめの防犯性能の高い金庫をご紹介します。
泥棒に盗まれるのを防ぎたいという人に注目してほしいのが、金庫の質量と大きさです。どれだけ鍵が高性能な金庫でも簡単に持ち運べてしまえば、金庫ごと持ち去られてしまう可能性が高いです。
そのため、40㎏以上の片手で持ち運ぶのが困難な重さ、大きさの金庫を柄選ぶようにしましょう。
金庫の重量をチェックしたら次は鍵の種類です。不正開錠を防ぐためには、シリンダーとダイヤルがついているものなど2重ロックになっていると安心です。
また、無理やり解錠しようとすると警報音がなる金庫も、防犯対策にはおすすめです。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
シリンダーキー+ダイヤル錠の2重ロックで、すぐに解錠されるのを防ぐことができます。万が一片方が解錠できてしまっても、両方の鍵を解錠しない限りとびらを開けることは不可能です。
また、本体重量が40㎏あり、持ち運ぶ際に両手がふさがるため、簡単に持ち去ることができません。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
金庫質量が39㎏あるため、簡単に持ち去ることができません。
また補助キーとテンキーの2重ロックで、片方だけでは解錠することができなくなっています。そのため補助キーを紛失してしまうと解錠できなくなるので、鍵の管理に十分注意しましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
4~20桁の暗証番号を登録することができるため、番号の桁数が多いほど防犯性を高めることができます。また、暗証番号を5回続けて間違えると、イタズラ防止機能で3分間操作ができなくなります。
さらに警報機を設定している最中に金庫を移動したり衝撃を加えると、警報音が鳴るように設定できるため持ち去りも困難です。
金庫はさまざまな種類があり、どれを選んだらいいか迷ってしまう人も多いと思います。
そこでここでは、主な金庫の種類をご紹介したいと思います。
金庫は見た目が似ていても防犯に特化したもの、火災・水害被害防止に特化したものなどさまざまな種類があります。
金庫を選ぶときは、目的や場所、保管するもののによって選ぶようにすると失敗が少なくなります。
そこまでかっちりした金庫は手が出しづらい・・・貴重品は入れる予定ないしな・・・という方におすすめなのが簡易的金庫です。
自宅に誰かを招いたときに触られたくない物や、印鑑などのちょっとした大事なものを保管するには最適です。また、手提げタイプなら緊急時に急いで持ち出すこともできます。
下記で紹介している防火金庫や防盗金庫は性能が優れている分費用がかかってしまうのがデメリットですが、簡易的金庫の場合は比較的安価で購入することができます。
しかしその名の通り簡易的な金庫のため軽いものが多く、金庫ごと持ち去られる可能性もあるので貴重品を保管するのには向いていません。
火事が起こったときに中身を確実に守りたいという方におすすめなのが、耐火性能が付いた金庫です。
耐火金庫を名乗れるのは、「JIS規格(日本工業規格)」という厳しい審査をクリアした商品のみです。金庫の中の温度が177度以下に保たれることを基準とし、この時間が長いほど性能が高いといえます。
燃えては困る書類などを保管するのに適しています。
水害などの際に、金庫の中身が水没するのを防ぐ防水性の金庫もあります。濡れると困る書類や、USBなどのデジタルメディアを保管するのに最適です。
自ら守る性能は「耐水性能」と「防水性能」があります。「耐水性能」は金庫が水没しない深さの水に浸った場合どの程度耐えられるか、「防水性能」は完全に水に浸かった状態でどの程度耐えられるかです。
「完全に浸かってしまったときも中身を守りたい」という場合は耐水性能が優れたものでは不十分なため、よく確認してから購入するようにしましょう。
防盗性能がある金庫は、泥棒などから金庫を守る性能に特化した金庫です。一昔前までは「ピッキング」で鍵を開けて中身を取り出すという方法が主流でした。
しかし最近では、ピッキングが難しいディンプルキーや電子錠などを使用する金庫が増えたためほとんど使われなくなり、「こじ開け」や「持ち去り」による被害が増えるようになりました。
そのため、ドリルやバール、のこぎりなどの工具での破壊に耐えられる性能や、一人で持ち上げられない質量にすることにより持ち去りを防ぐ性能が備わっているものもあります。
金庫の種類によってこれらの手口に何分間耐えられるか異なるため、確認して購入することをおすすめします。
金庫の性能だけでなく鍵もさまざまな種類があるため、目的や使いやすさに応じて選ぶことができます。
ここでは、金庫の鍵の種類をいくつかご紹介します。
金庫に付いたダイヤルを、設定した番号の位置まで回して解錠するタイプの鍵です。ダイヤルを合わせる番号の数によって防犯性が変わってきます。
業務用などの防犯性に特化した金庫の場合は百万変換(4回番号を合わせるもの)が用いられることが多く、反対にホームセンターで購入できるような金庫の場合は1~2回合わせるだけで解錠できるものもあります。
電池を使用しないため、暗証番号さえ忘れなければ電池切れや基盤故障で開かなくなるといったトラブルが起こりません。万が一錠が壊れてしまったときは、ダイヤルのみ交換できる場合があります。
解錠に時間がかかるなどのデメリットもありますが、防犯性や機能性を見てダイヤルを選ばれる方も多いです。
鍵を差し込んで開閉するタイプの金庫です。鍵は使い慣れているうえに簡単に解錠できるため、頻繁に開け閉めする方にはシリンダー式がおすすめです。
シリンダーだけでは少々防犯的に不安という場合は、ダイヤル錠やテンキーと合わせたタイプもあります。
また鍵のタイプが古い場合はピッキングされる恐れがあるため、ディンプルキーなどの防犯性が高い鍵を使用したものを選ぶのがおすすめです。
また、鍵を紛失してしまったから開けてほしいというご依頼もよくあります。よく失くしものをしてしまうという方は、シリンダー式は避けた方がトラブルを防ぐことができます。
暗証番号を入力して解錠するタイプの鍵です。定期的に番号の変更が簡単に行えるため、防犯性を維持することができます。
また、何度も番号を間違えると一定時間入力ができなくなるイタズラ防止機能がついているものもあり、不正開錠を防ぐことが可能です。
鍵を持ち歩く必要がないので、紛失を防ぐことができます。定期的な電池交換が必要で電池が切れると開かなくなることもあるので、金庫の外に電池がついているタイプを使うのがおすすめです。
ICチップが中に入ったカードをかざすことで解錠できる金庫です。財布などに入れて鍵を管理できるのでかさばらず、紛失も防ぐことができます。
解錠に時間もかからないため、中身を頻繁に出し入れしたいという方にもおすすめです。
解錠に必要なカードキーは製造メーカーに依頼して取り寄せる必要があるため、第三者に中身を開けられることはほとんど不可能です。(こじ開けられた場合を除く)。
金庫についている錠前に、マグネットタイプの鍵をあてることで解錠できるタイプの鍵です。カードキー同様解錠に時間がかからないため、解錠頻度が高い方におすすめです。
鍵を複製する際もメーカーに取り寄せる必要があり、第三者に勝手に鍵を作られるのを防ぐことができます。しかし、他の鍵と比べてマグネットのみで開錠できてしまうため、防犯性はそれほど期待できないので注意しましょう。
使用者の指紋を登録して解錠を行うタイプの金庫です。鍵の紛失や、複製の恐れがないというメリットがあります。
しかしこの指紋認証式の鍵は、認証精度が悪くて鍵が開かないというトラブルをよく耳にします。
指紋が薄かったり、読み取り部分にホコリや汚れがついていると思うように操作できない場合もあるため、使用頻度が多い人にとってはストレスとなってしまう可能性もあります。
今回は、一人暮らしの金庫の選び方をご紹介しました。
金庫は種類が多すぎておすすめの中から選んでしまいがちですが、後々この機能がほしかったのについていなかったということもあります。
金庫を選ぶときは自分が防犯・災害対策などどんな目的で使いたいのか、金庫で保管したいものは何かをしっかり明確にすると失敗を防ぐことができます。
性能が高くなる分値段も上がってしまいがちですが、大手メーカーの製品でも価格が比較的安価でしっかりしているものもあります。
最近はネットショップなどでさまざまな金庫が販売されているため、自分で比較検討をして購入することがおすすめです。
大変良かった
選ぶ指針になりました。